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2014年度》(PDF
目次
はじめに ................................................................................................................................................................................................. 2
エコチル調査とは.............................................................................................................................................................................. 3
エコチル調査の中心仮説及び概要 ............................................................................................................................................ 4
Ⅰ.主な活動表 ............................................................................................................................................................................... 12
Ⅱ.調査実施体制........................................................................................................................................................................... 13
Ⅲ.広報 .............................................................................................................................................................................................. 19
Ⅳ.調査対象者のリクルート及び登録................................................................................................................................ 22
Ⅴ.調査の実施 ............................................................................................................................................................................... 25
Ⅵ.疾患情報登録調査 ................................................................................................................................................................. 27
Ⅶ.フォローアップ ...................................................................................................................................................................... 28
Ⅷ.データクリーニング ............................................................................................................................................................ 29
Ⅸ.問い合わせへの対応 ............................................................................................................................................................ 29
Ⅹ.リスク管理 ............................................................................................................................................................................... 30
Ⅺ.高知ユニットセンターにおける連携・協力体制の確保 .................................................................................... 32
Ⅻ.その他 ......................................................................................................................................................................................... 32
XⅢ.各種資料................................................................................................................................................................................. 34
1
小児保健・環境医学研究センター
(エコチル調査ユニットセンター)
センター長 菅沼 成文
はじめに
おかげさまで、エコチル調査は平成 27 年 1 月に 5 年目に入りました。最年長のエコチル
キッズたちは 4 歳の誕生日を迎えようとしています。エコチル調査も参加登録の時期から、
本格的な追跡調査の期間へと新たなステージを迎えました。まさに、これからが本番とい
う大事な時期です。
高知ユニットセンターでは、平成 26 年 3 月に 7,094 名のご参加を得て登録期間を終了
し、いよいよエコチルベビーたちが 13 歳までの追跡期間が本格的にスタートしました。
すべての参加者にお願いしている半年おきの郵送での質問紙に加えて、10 月からは、エコ
チル対象者 10 万人の中から 5%を対象に「詳細調査」が開始されました。全国で 5,000 人、
高知県では 344 人にご参加いただき、ご自宅の環境測定とともに医学的検査・精神神経発
達検査を小児科、精神科の協力のもと行っています。
エコチル調査は、参加者とご家族の皆さま、県内外の医療機関、高知県、対象地区であ
る 11 市町村(高知市・南国市・香南市・香美市・四万十市・宿毛市・土佐清水市・梼原町・
黒潮町・大月町・三原村)等多くの方々に支えなくしては成り立ちません。今後、エコチ
ルキッズの成長に伴って、小児科・学校保健の専門家等、さらに多岐にわたる方々のお力
をお借りしながら、エコチルキッズの健康を見守りながら、未来の子ども達のために、子
どもの健康と環境に関する科学的エビデンス(科学的根拠)を提供する責任を果たして参
ります。
10 万人規模の出生コホート調査は、世界中を見渡しても現在のところ、デンマーク、ノ
ルウェーの他には、この エコチル調査しかありません。高知の皆さんと共にこの世界的な
研究に貢献することが出来るのは望外の喜びです。未来の子ども達のために「高知から世
界へ」情報を発信し、そして、世界の成果を高知の子ども達の健康を守る環境の実現に繋
げることができるよう高知ユニットセンター全員が一丸となって邁進いたします。
引き続き皆さまのご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
平成 27 年7月
2
エコチル調査とは
2011 年 1 月、環境省は、日本中で 10 万組の子ども達とそのご両親に参加していただく
大規模な疫学調査「子どもの健康と環境に関する全国調査」を開始しました。
「エコロジー」
と「チルドレン」を組み合わせ、その愛称は「エコチル調査」となりました。
エコチル調査は、近年増加傾向にあるアレルギーや肥満など小児の疾病の増加を背景に、
「胎児期から小児期にかけての化学物質曝露をはじめとする環境因子が、妊娠・生殖、先
天奇形、精神神経発達、免疫・アレルギー、代謝・内分泌系等に影響を与えているのでは
ないか」という中心仮説を解明するため、赤ちゃんがお母さんのお腹にいる時から 13 歳に
なるまで定期的に健康状態を確認させていただき、環境要因が子ども達の成長・発達にど
のような影響を与えるのかを明らかにすることを目的としています。また、 化学物質の曝
露などの環境影響以外にも、遺伝要因、社会要因、生活習慣要因など、さまざまな要因に
ついても幅広く調べていきます。
環境リスクが私たちの健康に与える影響を明らかにするために、従来から動物実験 、基
礎研究を中心としたメカニズムの解明が図られてきました。しかし、動物と人間とでは、
形態学的、生理学的に大きな違いがあることから、動物実験の結果だけから人間の健康影
響を知ることは困難であり、なんらかの影響が生じているのかどうかを、実際に人間の集
団で観察する疫学的なアプローチが重要になります。それがエコチル調査です。北は北海
道から南は沖縄まで、全国 15 カ所の拠点で 10 万組の参加者の追跡調査を実施しています。
エコチル調査によって子ども達の成長・ 発達に影響を与える環境要因が明らかとなれば
化学物質規制の審査基準への反映等を通じ、より適切なリスク管理体制の構築へとつなげ
ることができます。また、この調査を通じて、環境保健の分野における若い研究者を中心
とした人材育成も期待できます。
エコチル調査の結果から、子どもの健康や成長に影響を与える環境要因を明らかにし、
子ども達が健やかに成長できる環境、安心して子育てができる環境の実現を目指していき
ます。
3
エコチル調査の中心仮説及び概要
エコチル調査は、
「胎児期から小児期にかけての化学物質曝露が、子どもの健康に大きな影響を与
えているのではないか」という中心仮説を検証するものです。
この中心仮説に基づく種々の仮説を明らかにするためには、化学物質の曝露以外の要因について
も併せて検討を行う必要があります。解明すべき要因としては遺伝要因、社会要因、生活習慣要因
等が想定されます。
エコチル調査の分野別仮説
・ 環境中の化学物質への母親ならびに父親の曝露が性比に影響を及ぼす。
妊娠・生殖
・ 環境中の化学物質への曝露により、妊娠異常が生じる。
・ 環境中の化学物質への曝露により、胎児・新生児の成長・発達異常が生じる。
・ 環境中の化学物質への曝露が先天奇形の発生に関与する。
先天奇形
・ 先天奇形症候群の発症は、遺伝的感受性と環境中の化学物質への曝露との
複合作用による。
・ 胎児期及び幼少期における環境中の化学物質への曝露が直接もしくは遺伝
的感受性との複合作用により、その後の発達障害及びその他の精神神経障
精神神経発達
害の発症に関与する。
・ 胎児期及び幼少期における環境中の化学物質への曝露が直接もしくは遺伝
的感受性との複合作用により、その後の精神神経発達及び症状に関与する。
免疫・アレルギー
・ 胎児期及び幼少期における化学物質への曝露が、その後のアレルギー疾患
に関与する。
・ 胎児期及び幼少期における環境中の化学物質への曝露が、その後の肥満、
インスリン抵抗性、2 型糖尿病の発生に関与する。
・ 胎児期及び幼少期における環境中の化学物質への曝露が、その後の骨量・
骨密度に影響を及ぼす。
代謝・内分泌
・ 胎児期及び幼少期における環境中の化学物質への曝露が、その後の成長に
影響を及ぼす。
・ 胎児期及び幼少期における環境中の化学物質への曝露が、その後の性成
熟・脳の性分化に影響を及ぼす。
・ 胎児期及び幼少期における環境中の化学物質への曝露が、その後の甲状腺
機能に影響を及ぼす。
出典:子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査) 研究計画書(第 1.43 版) 表1
4
出生前後の環境要因と子どもへの健康影響
出典:エコチル調査 4 周年記念シンポジウム
調査の対象とする環境要因(例示)
○ 化学物質の暴露
残留性有機汚染物質:ダイオキシン類、PCB、有機フッ素化合物、難燃剤等
重金属
:水銀、鉛、ヒ素、カドミウム等
内分泌攪乱物質
:ビスフェノール A、
農薬、VOC
:ベンゼン等
など
○ その他の要因(交絡因子)
◇ 遺伝要因
◇ 社会・生活習慣
地域(住所)、住居(種類、築年数、空調等)、両親の学歴・職業歴・収入、両親の喫
煙 ・飲酒、食事、家庭環境(兄弟の数、ペット等)、遊び場の環境、学校の環境等
5
健康影響の指標(アウトカム・エンドポイント)
(例示)
○
妊
娠
・
生
殖
: 性比の偏り、妊娠異常、流産、死産,早期産、
出生時体重低下、出生後の身体の成長発育状況等
○
先
天
異
常
: 尿道下裂、停留精巣、口唇・口蓋裂、消化管閉鎖症、
心室中隔欠損、染色体異常等
○
精神神経発達障害
: 発達の遅れや偏り(精神遅滞およびその他の認知の障害)、
自閉症スペクトラム障害、LD(学習障害)
、ADHD(注意欠陥・
多動性障害)、性同一性障害等の精神障害等の精神障害および
その他の症状と行動特性等
○
免 疫 系 の 異 常
: アレルギー、アトピー、喘息等
○
代謝・内分泌系の異常
: 耐糖能異常、肥満、生殖器への影響、性器形成障害、
脳の性分化等
出典:2013 年エコチル調査国際シンポジウム in 名古屋
6
出典:エコチル調査 4 周年記念シンポジウム
出典:エコチル調査 4 周年記念シンポジウム
注)
「全体調査」と「詳細調査」は環境省が事業予算として計上し全国で実施。この2種類の調査に加え、
「追加調査」は
各ユニットセンターが独自予算で環境省の承認のもとに本調査参加者に対して実施。
7
出典:エコチル調査 4 周年記念シンポジウム
出典:環境省
8
出典:エコチル調査 4 周年記念シンポジウム
出典:環境省エコチル調査 HP
9
香美市
高知市 南国市
香南市
梼原町
四万十市
黒潮町
宿毛市
三原村
大月町
調査地区
土佐清水
高知大学小児保健・
環境医学研究センター
高知県
母子保健担当
福祉担当
環境担当
教育委員会
保健所
調査対象自治体
高知市 南国市 香南市 香美市
四万十市 宿毛市 土佐清水市
梼原町 黒潮町 大月町 三原村
(高知ユニットセンター)
運営委員会
医学部
センター長(環境医学教授)
医学部長
小児科教授
産科婦人科教授
連携医学部門長
その他必要と認める者
センター長
医療学系教員
他の学系の教員
特任教員
特任研究員
事務・調査員
関係団体
高知県医師会
高知産科婦人科学会
高知県産婦人科医会
日本小児科学会高知地方会
高知県小児科医会
その他
10
協力医療機関
出典:環境省
11
Ⅰ.主な活動表
1.
4 月 14 日 :センター長幡多地区訪問(訪問先:菊地産婦人科・伊藤医院・幡多けんみん病院)
2.
4 月 27 日 :第 1 回 高知ユニットセンターRC研修開催
3.
6 月 22 日 :第 2 回 高知ユニットセンターRC研修開催
4.
7 月 15 日 :エコチル調査研究打ち合わせ(自治医科大学)パイロットスタディ見学
5.
7 月 30 日 :第 1 回 詳細調査WGキックオフミーティング
6.
8 月 20 日 :第 2 回 詳細調査WGミーティング
7.
8 月 26 日 :第 13 回 地域エコチル調査運営協議会開催
8.
9 月 16 日 :甲信サブユニットセンター信州大学来高・情報交換会開催
9.
9 月 26 日 :国立成育医療研究センター 詳細調査の会場見学・研究打ち合わせ
10.
9 月 26 日 :第 2 回 精神神経発達分野プロジェクト会議開催
11.
9 月 27 日 :第 3 回 高知ユニットセンターRC研修開催
12.
10 月
13.
10 月 24 日 :第 1 回 幡多地域エコチル調査運営協議会開催
14.
11 月 28 日 :高知新聞 朝刊(訪問調査について)掲載
15.
12 月
1 日 :訪問調査開始
16.
12 月
4 日 :エコチル調査詳細調査(訪問調査開始)取材・放送
7 日 :詳細調査リクルート開始
( RKC高知放送・KUTV テレビ高知・さんさんテレビ・NHK )
17.
12 月
18.
12 月 20 日 :こうちエコチル調査報告会開催
19.
5 日 :高知新聞 朝刊(詳細調査(エコチル訪問調査開始)
)掲載
1 月 30 日 :
「高知大学医学部附属病院の最新治療がわかる本」
高知大学医学部附属病院(編著)
(2015)掲載
20.
2 月 16 日 :エコチル調査詳細調査新版 K 式発達検査者 認定試験(ビデオを用いた試験)3 名合格
21.
2 月 26 日 :第 14 回 高知地域エコチル調査運営協議会開催
22.
3 月 12 日 :第 14 回 高知地域エコチル調査運営協議会開催(欠席者のため 2 回目を開催)
12
Ⅱ.調査実施体制
地域エコチル調査運営協議会・運営委員会
調 査 対 象 地 区 に お い て 、 地 方 公 共 団 体 、 教 育 委 員 会 及 び 関 連 学 会 と 連 携 ・協 力 体 制 を
維 持 す る た め 地 域 エ コ チ ル 調 査 運 営 協 議 会 を 平 成 22年 に 設 置 し た 。 同 協 議 会 は 今 年 度
も 引 き 続 き 第 13回 : 平 成 26年 8月 26日 、第 14回 : 平 成 27年 2月 26日( 欠 席 者 の た め に 同
じ 議 事 内 容 で 3月 12日 に も 開 催 ) 、 幡 多 会 場 : 平 成 26年 10月 24日 の 4回 開 催 し た 。 ま た
組 織 運 営 に 関 し 、必 要 事 項 を 定 め る 事 を 目 的 と し て 別 途 、運 営 委 員 会( 第 1回 / 平 成 26
年 8月 14日 、 第 2回 / 平 成 27年 2月 25日 ) を 開 催 し た 。
【地域エコチル調査運営協議会】
〇 第 13回 地 域 エ コ チ ル 調 査 運 営 協 議 会 ( 平 成 26年 8月 26日 開 催 )
場所:総合あんしんセンター4階 大会議室
1. 報告事項
 調査の進捗状況
 成果発表等
 全国データを用いた新たな成果発表予定課題募集について
 その他の管理業務について
 予算報告
 詳細調査
 追加調査
2. 意見交換
 フォローアップ率の改善について
 詳細調査(訪問調査・採血・発達検査の返却等、詳細調査特有のリスク管理について)
〇 第 14回 地 域 エ コ チ ル 調 査 運 営 協 議 会 (平 成 27年 2月 26日 開 催 )
場所:総合あんしんセンター4階 大会議室
1. 報告事項
 全体調査の進捗
 詳細調査(リクルート・ 訪問調査)の進捗
 詳細調査(医学・精神神経発達検査)の進捗
 全国データを用いた分析・追加調査の進捗
 広報活動(イベント・広報誌)
 学会発表・執筆履歴
 脳性まひの追跡調査報告(高知該当なし)
 中心仮説解析計画検討ワークショップ参加者の推薦について
2. 審議事項
 児の成長に伴う新たな委員候補ついて
13
〇 第 14回 地 域 エ コ チ ル 調 査 運 営 協 議 会 (平 成 27年 3月 12日 開 催 )
場所:総合あんしんセンター4階 大会議室
平成 27 年 2 月 26 日会合の欠席者のために同議事内容にて開催した
〇 幡 多 地 域 エ コ チ ル 調 査 運 営 協 議 会 ( 平 成 26 年 10 月 24 日 開 催 )
場所:四万十市役所 3 階 防災対策室
1. 報告事項
 エコチル調査の現況と今後展開
 エコチル調査高知ユニットセンターの進捗状況と詳細調査を含む今後予定
2. 意見交換
 フォローアップ率の改善
 詳細調査について
【高知ユニットセンター運営委員会】
〇 第1回運営委員会(平成26年8月14日開催)
場所:高知大学医学部内 管理棟2階 応接室
1. 報告事項
 活動報告
 予算報告
 詳細調査
 追加調査
2. 審議事項
 フォローアップ率の改善について
 詳細調査(発達検査・結果返却等)
〇 第2回運営委員会(平成27年2月25開催)
場所:高知大学医学部内 管理棟2階 応接室
1. 報告事項
 全体調査の進捗
 詳細調査(リクルート・訪問調査)進捗
 詳細調査(医学・精神神経発達検査)進捗
 全国データを用いた分析・追加調査の進捗
 広報活動(イベント・広報誌)
 学会発表・執筆履歴
 脳性まひの追跡調査の報告(高知該当なし)
2. 審議事項
 児の成長に伴う新たな委員候補について
 中心仮説解析計画検討ワークショップ参加者の推薦について
14
協力医療機関の登録
調査地区内の医療機関との協力体制を維持しつつ、必要に応じて協力医療機関の追加、変
更を行った。調査地区に在住する妊婦が受診・出産すると考えられる産科施設(調査地区内
及び近接地域)で、本調査への協力を承諾した協力医療機関において、調査地区内の全出産
の70%以上のカバー率を維持できるような体制を引き続き維持した。
平成27年3月31日時点の協力医療機関
高知医療センター
高知県高知市
国立病院機構高知病院
高知県高知市
高知赤十字病院
高知県高知市
浅井産婦人科・内科
高知県高知市
はまだ産婦人科
高知県高知市
国見産婦人科
高知県高知市
田村産婦人科
高知県高知市
内田産婦人科
高知県高知市
高知ファミリークリニック
高知県高知市
梅原産科婦人科
高知県高知市
にこにこレディースクリニック
高知県高知市
高知大学医学部附属病院
高知県南国市
JA 高知病院
高知県南国市
たにむら産婦人科
高知県香美市
高知県立幡多けんみん病院
高知県宿毛市
菊地産婦人科医院
高知県四万十市
町立国保梼原病院
高知県高岡郡梼原町
市立宇和島病院
愛媛県宇和島市
長野産婦人科
愛媛県宇和島市
萩山医院 寿レディースクリニック
愛媛県宇和島市
かわばた産婦人科
愛媛県大洲市
伊藤医院
愛媛県南宇和郡愛南町
15
調査スタッフに対する教育・研修
調査の実施に際し、参加者のフォローアップ、詳細調査、質問票の配布・回収、データシ
ステムへの入力、問い合わせへの対応等を行うスタッフに対して、コアセンターが指示する
研修に参加した。また、調査実施のために必要な代行研修等の教育・研修を行った。
【コアセンター主催研修】
〇 管理者研修
平成 26 年 7 月 25 日 (フクラシア東京ステーション 5F会議室K)
 今後のリスク管理の課題と対策
 詳細調査の実施体制と地域との連携
〇 平成 26 年度エコチル調査スタッフ研修
東京会場:平成 26 年 8 月 11 日(フクラシア浜松町)
大阪会場:平成 26 年 8 月 25 日(TKP 大阪梅田ビジネスセンター)
 フォローアップ率維持のための UC の活動
 フォローアップ手法の先進事例報告と共有
 電話による対応能力の向上
 督促電話のかけ方、協力取止め依頼の受け方など
 日常的なスタッフのメンタルケア
〇 平成 26 年度エコチル調査詳細調査研修
東京会場:平成 26 年9 月 9 日 、10 日(フクラシア東京ステーション)
大阪会場:平成 26 年9 月 24 日 、25 日(TKP ガーデンシティ大阪梅田)
 詳細調査リクルート及び訪問調査研修
 同意取得手続きの進め方
 環境測定各項目の意義と測定法
〇 平成 26 年度エコチル調査のための新版K式検査 初級研修
平成 26 年 9 月 17~9 月 19 日 (TKP ガーデンシティ大阪梅田)
 新版K式検査の検査手法習得
 エコチル調査としての追加指針の提示
〇 平成 26 年度実施「医学的検査担当者研修」
平成 27 年1月 26 日及び 3 月 16 日(国立成育医療研究センター)
 医学的検査実施に際し、検査の意味(講義)
 子どものケア、採血測定方法について(実習)
〇 平成 26 年度実施「担当医師合同研修」
平成 27 年 2 月 13 日 (国立成育医療研究センター)
 医学的検査のポイント、結果返却の考え方について
〇 エコチル調査新版K式発達検査 認定試験
平成 27 年3 月 9 日 (AP 東京八重洲通り)
平成 27 年3 月 11 日 (TKP ガーデンシティ大阪梅田)
平成 27 年3 月 14 日 (AP 東京八重洲通り)
 実技試験
16
【その他スタッフ研修】
〇 第 1 回高知ユニットセンター主催 RC 研修
平成 26 年 4 月 27 日(高知大学岡豊キャンパス内)開催
 母親リクルート同意保留者の同意受付について
 T1 謝金支払について
 平成 26 年度生体試料回収について
 ドクター調査票の記入について
 同意撤回処理について
 事務局から周知事項
〇 第 2 回高知ユニットセンター主催 RC 研修
平成 26 年 6 月 22 日(高知大学朝倉キャンパス内)開催
 転院の把握について
 広報活動について
 ドクター調査票記入について再確認
 インシデントレポート作成について
 その他周知事項
〇 第 3 回高知ユニットセンター主催 RC 研修
平成 26 年 9 月 27 日(高知大学岡豊キャンパス内)開催
 詳細調査について
 広報活動について
 その他事務局から周知事項
〇 高知ユニットセンター主催代行研修
平成 26 年 9 月 30 日・11 月 20 日(高知大学岡豊キャンパス内)開催
 エコチル調査スタッフ代行研修
〇 高知ユニットセンター主催
 高知大学教育学部 鈴木
(DVD による自習及び試験)
新版K式検査
研修
恵太先生による講義・研修(3 回)
平成 27 年 1 月 9 日・1 月 16 日・2 月 27 日
 模擬時による新版K式検査研修
(6 回)
平成 27 年 1 月 30 日・2 月 18 日・2 月 20 日(2 回)・2 月 26 日・2 月 27 日
17
【他ユニットセンター等との情報交換会】
1. 平成 26 年 5 月 10 日:エコチルやまなし活動報告・フォローアップ・詳細調査について
情報交換会
(甲信ユニットセンター主催)
【環境省・コアセンター・宮城 UC・神奈川 UC・甲信 UC・富山 UC・鳥取 UC・
南九州・沖縄 UC・高知 UC】
2. 平成 26 年 7 月 15 日:自治医科大学訪問:詳細調査(医学的検査)について意見交換
3. 平成 26 年 8 月 23 日:エコチルとやま 3 周年記念感謝フェスタ
広報・フォローアップ・詳細調査について情報交換会
(富山ユニットセンター主催)
【コアセンター・宮城 UC・甲信 UC・甲信サブ UC・
愛知 UC・鳥取 UC・南九州・沖縄 UC・高知 UC】
4. 平成 26 年 9 月 6 日:大阪ユニットセンター3 周年記念講演会
詳細調査について情報交換会
(大阪ユニットセンター主催)
【コアセンター・愛知 UC・大阪 UC・高知 UC】
詳細調査の会場見学
5. 平成 26 年 9 月 16 日:甲信サブユニットセンター 来高
組織体制・広報・フォローアップ・詳細調査について情報交換会
6. 平成 26 年 9 月 26 日:国立成育医療研究センター
訪問
詳細調査の会場見学
7. 平成 26 年11 月 2 日・3 日:エコチル鳥取ふれあいフェスタ
調査票回収・詳細調査(訪問調査)について情報交換会
(鳥取ユニットセンター主催)
【コアセンター・宮城 UC・甲信 UC・富山 UC・愛知 UC・南九州・沖縄 UC・高知 UC】
8. 平成 26 年11 月 21 日:福島ユニットセンター
訪問
詳細調査・フォローアップ・広報について情報交換会
9. 平成 26 年11 月 26 日:南九州・沖縄ユニットセンター
詳細調査訪問調査について情報交換会
【大阪 UC・高知 UC・南九州・沖縄 UC】
訪問
(南九州・沖縄ユニットセンター主催)
10. 平成 26 年12 月 1 日- 2 日:宮城・気仙沼サブユニットセンター
訪問
詳細調査(精神神経発達検査)の見学・研修
詳細調査・広報・フォローアップについて情報交換会
11. 平成 26 年12 月 15 日16 日:甲信サブユニットセンター
訪問
フォローアップ・広報について情報交換会
(甲信サブユニットセンター主催)
【コアセンター・甲信サブ UC・宮城 UC・甲信 UC・鳥取 UC・高知 UC】
12. 平成 27 年 2 月 20 日:鳥取ユニットセンター・京都ユニットセンター
来高
広報・詳細調査・フォローアップについて情報交換会
13. 平成 27 年 2 月 28 日:第 4 回環境と子どもの健康市民フォーラム(愛知ユニットセンター主催)
18
Ⅲ.広報
ホームページの運用、ポスター等広報資材の作成及び掲示、イベント等の開催、地域メディア
の活用、コアセンターから提供される広報資材の配布等を通じて、調査地域における本調査の広
報活動を行った。また、関係地方公共団体の協力を得て、地域広報、赤ちゃん会、母子健康手帳
交付窓口、乳幼児健診会場などでの周知を行った。具体的には以下の広報活動等を行った。
①
調査対象者のさらなる調査参加を目的として、エコチル調査の概要を紹介するリーフレッ
ト兼ポスターを作成し、調査対象者が多く集まりそうな協力医療機関や行政窓口、金融機
関などに掲示し、調査の普及促進につとめた。
②
これからも調査に継続して協力してもらえること等を目的として、こうちエコチル調査会
報誌(ちょるるんNews)を2回発送した。うち1回は身長計ジャバラカードを制作し、会報
誌に同封することで、子どもの成長を残しつつ質問票への記載を促す効果があると判断し、
会報誌発行の時点での参加者を対象に一斉に発送した。
③
フォローアップ活動として、参加者限定イベント『ちょるるんクラブ』をスタートさせる。
高知市、南国市、幡多会場を設定し外国人講師を招き親子で英語にふれあうイベントを 3
回開催した。
 高知会場:平成 26 年 8 月 30 日 (弥右衛門ふれあいセンター)
 南国会場:平成 26 年 9 月 8 日
(南国市保健福祉センター)
 幡多会場:平成 26 年 9 月 21 日 (四万十市防災センター)
④
地元テレビ局(RKC高知放送)、ラジオ局(RKCラジオ・FM高知)を活用した広報活動を
展開し、調査対象地域内のエコチル調査の知名度アップに貢献した。
 RKC 高知放送テレビ CM :平成 26 年 12 月 20 日~平成 27 年 1 月 12 日迄
29 本
 RKC ラジオ CM
:平成 26 年 12 月 20 日~平成 27 年 1 月 12 日迄
36 本
 FM高知ラジオ番組『ちょるるんステーション』放送
:平成26年5月~平成27年3月迄の毎月第1・3水曜日放送22本
⑤
地域情報誌(ほっとこうちママ本)を活用し、調査対象地域内のエコチル調査の知名度ア
ップに貢献した。
⑥
子育てイベントに5回ブース出展し、エコチル調査の知名度アップに貢献すると共に、住所
変更受付窓口開設や、認知度及び今後のイベント企画に関するアンケート調査を実施した。
 高知新聞企業(RKC高知放送)主催
『赤ちゃん会(高知会場)』 平成 26 年 4 月 20 日
(追手前高校)
『赤ちゃん会(幡多会場)』 平成 26 年 4 月 29 日
(幡多看護専門学校)
 RKC 高知放送主催:
『すこやか 2014』平成 26 年7月 26 日・27 日(高知ぢばさんセンター)
 高知県少子対策課主催:
『高知家あったか家族フェア』平成26 年11 月3 日(県立青少年センター)
 高知大学主催:
『第 17 回科学の祭典』平成 26 年 12 月 14 日(高知大学朝倉キャンパス)
⑦
参加者へのフォローアップ率維持や、県内全体への認知度アップを目的とし、エコチル調
査開始4周年記念イベント『ちょるるんフェスタ(音楽コンサート)2015』を開催した。
平成27年2月21日
(高知市文化プラザかるぽーと)
⑧
ホームページにて調査の進捗状況や、イベント開催等の情報発信をより充実させるためス
マートフォンにも対応するホームページリニューアルを実施した。
19
広報評価
実施方法:「すこやか 2013」 エコチルブースでのアンケート ※イベント総集客数 20,353 人
「すこやか 2014」 エコチルブースでのアンケート ※イベント総集客数 29,831 人
調 査 日: 2013 年 7 月 28 日、29 日(すこやか 2013)
2014 年 7 月 26 日、27 日(すこやか 2014)
アンケート回答数 :518 人(すこやか 2013)
550 人(すこやか 2014)
エコチル調査参加率
0%
2013
(518 人)
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
している
していない
153 人(30%)
347 人(67%)
2014
している
(550 人)
80%
90%
無回答
18 人(3%)
無回答
していない
244 人(44%)
296 人(54%)
している
していない
100%
10 人(2%)
無回答
 エコチル調査に参加されていない一般の方の認知度
エコチル調査認知度
0%
10%
20%
30%
2013
40%
50%
60%
70%
80%
知ってる
(347 人)
知らない
知ってる
(296 人)
9 人(2%)
知らない
90 人(30%)
188 人(64%)
知ってる
知らない
100%
無回答
100 人(29%)
238 人(69%)
2014
90%
無回答
18 人(6%)
無回答
キャラクター認知度
0%
10%
20%
2013
知ってる
(347 人)
129 人(37%)
2014
(296 人)
30%
40%
50%
70%
知らない
207 人(60%)
知ってる
知らない
179 人(60%)
106 人(36%)
知ってる
20
60%
知らない
無回答
80%
90%
100%
無回答
11 人(3%)
無回答
11 人(4%)
 2014 年度の回答者のうち、エコチル調査不参加でエコチル調査を知っていると答えた
方の認知経路について
エコチル調査の認知経路
165
テレビCM
医療機関
チラシ・パンフレット
ポスター
人からきいた
テレビ番組
新聞
自治体広報紙
その他
テレビニュース
こうちエコチルHP
雑誌
以前アンケートに回答済
ラジオCM
高知大学広報誌
ラジオ番組
環境省HP
111
36
29
22
22
17
16
15
15
14
13
※エコチル調査不参加で
エコチル調査を知っている人
5
4
3
3
2
0
188 人対象 複数回答可
20
40
60
80
100
120
140
160
180
 今後参加したい企画について
321
子ども向けのコンサートなどのイベント
243
出産・子育ての講演会
離乳食・エコクッキング等料理教室
166
健康づくりの講演会
164
エコチル調査の講演会
54
環境テーマの講演会
54
※アンケート回答者全員
550 人対象 複数回答可
321
その他
0
50
100
150
200
250
300
350
分析結果
平 成 26 年 3 月 に 本 調 査 の 参 加 募 集 が 終 了 し 、 そ の 4 ヶ 月 後 に 開 催 さ れ た 「 す こ や
か 2014」 で は 、 参 加 者 が ち ょ う ど こ の イ ベ ン ト の タ ー ゲ ッ ト で あ る 就 学 前 の 子 育 て
世代ということもあり、アンケート回答者のうち参加者の占める割合は、前年より
14% 増 の 244 人 ( 回 答 者 中 44% ) で あ っ た 。 一 方 、 参 加 者 以 外 の 調 査 認 知 度 は 前 年
比 5% 減 の 188 人 と な り 、 キ ャ ラ ク タ ー 認 知 度 も 1% 減 少 し た 。 テ レ ビ CM が 圧 倒 的
な 認 知 経 路 と な っ て い る が 、参 加 募 集 期 間 終 了 以 降 は テ レ ビ CM を 放 映 し て い な い こ
と が 参 加 者 以 外 の 認 知 度 低 下 の 主 要 因 と 考 え ら れ る 。 平 成 27 年 度 以 降 は 、 参 加 者 の
意 向 や 関 心 に 沿 っ た イ ベ ン ト 開 催 や 調 査 結 果 の 返 却 を 中 心 に 、一 般 に 対 す る 広 報 活 動
を効率的に実施することが課題となる。
21
Ⅳ.調査対象者のリクルート及び登録
出典:エコチル調査 4 周年記念シンポジウム
22
高知の調査対象者のリクルート
インフォームドコンセントを受けた調査参加者(子どもの父親)について、「リクルートマニュ
アル」に基づき、説明文書を用いて、調査に対する説明と参加依頼を協力医療機関で行った。デー
タシステムに登録し、進捗状況を管理するとともに、エコチル調査に対する同意文書は、紙媒体に
てユニットセンターに保管している。
高知の調査対象者の登録
インフォームドコンセントを受けた調査参加者(妊婦及びその出産する子どもの父親、出産した
子ども)についてデータシステムに登録し、2014 年 5 月をもってリクルート登録を終了した。
<調査対象者の登録数>
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
計
450人
1,680人
2,360人
2,564人
7,054人
348人
1,739人
2,324人
2,683人
7,094人
不同意者数
125人
756人
803人
663人
2,347人
達成率
77.3%
103.6%
98.5%
104.6%
100.6%
声掛け数
605人
2,482人
3,118人
3,237人
9,442人
同意率
57.5%
70.1%
74.5%
82.9%
75.1%
70人
599人
640人
837人
2,146人
リクルート
予定者数
リクルート
実績数
<父親同意者数>
父親同意数
<市町村別同意者数> 7,094 名の内訳 平成 27 年 3 月 31 日現在
高知市
南国市
四万十市
梼原町
香南市
香美市
4,990
519
686
31
242
152
宿毛市
土佐清水市
黒潮町
大月町
三原村
その他
242
104
81
31
11
5
23
<月別の同意・分娩者数及び同意者数累計表>
24
Ⅴ.調査の実施
インフォームドコンセントを受領した調査参加者について、以下のとおり調査を実施した。
◆ 本調査(全体調査)
1. 母親
1)診察記録票及び妊婦健診転記票の記入と回収
コアセンターが作成した「アウトカム測定マニュアル」に基づき、診察記録票及び妊婦健診
転記票について、医療機関に対して記入を依頼するか、もしくは RC の採録により、記入し回
収した。その後、記録票及び転記票の内容について、データシステムへの登録を行った。
2)質問票調査の実施
コアセンターが作成した「質問票調査実施マニュアル」に基づき、以下のとおり質問票調査
を行い、その回答内容をデータシステムに登録した。
妊娠前期、妊娠中期、出生後 1 ヶ月:ユニットセンターから調査参加者へ質問票を手
渡し又は郵送し、参加者に記入いただいたうえ、RC が受け取り、もしくはユニット
センターへ返送してもらった。
3)生体試料の採取と受け渡し
コアセンターが作成した「生体試料取り扱いマニュアル」に基づき、以下のとおり血液、尿、
その他の生体試料の採取を行った。採取した生体試料はコアセンターが指定した回収輸送業
者に受け渡した。
妊 娠 前 期:採血、採尿
妊 娠 中 期:採血、採尿
出 産 入 院 時:臍帯血、採血、毛髪採取、ろ紙血(子ども)採取
出生後 1 ヶ月:母乳採取、毛髪(子ども)採取
2. 父親
1)質問票調査の実施
来院の機会を捉えて、コアセンターが作成した「質問票調査実施マニュアル」に基づき、質
問票調査を行い、その回答内容をデータシステムに登録した。
2)生体試料の採取と受け渡し
コアセンターが作成した「生体試料取り扱いマニュアル」に基づき、採血を行った。
3. 子ども(生後 6 ヶ月以降の調査)
1)質問票調査の実施
コアセンターが作成した「質問票調査実施マニュアル」に基づき、以下のとおり質問票調査
を行い、その回答内容をデータシステムに登録した。出生後 6 ヶ月、12 ヶ月、18 ヶ月:調査
参加者への質問票の郵送はコアセンターから行い、参加者に記入いただいたうえ、ユニット
センターへ返送してもらった。
25
◆ 詳細調査
2014 年 10 月より、エコチル調査参加者の中から 5%を無作為に抽出(全国で約 5000 名、高知県
で約 350 名)。対象となるのは、2013 年 4 月~2014 年 12 月生まれの参加児で約 1 年半かけ計 7
回に分けて抽出。本調査の質問票調査とは別に、下記 3 つの分野で更に詳しい調査を実施。
1.訪問調査
2014 年 12 月より実施。調査員が参加者宅を訪問し、参加児の布団や室内のハウスダスト、室内
外の粒子状物質(PM2.5 と PM10-2.5)とガス状物質(揮発性有機化物、アルデヒド類、オゾン、
酸性ガス等)を採取するほか、家庭での化学物質の使用状況等に関する聞き取り調査を行う。こ
の訪問調査は、参加児が 1 歳半、3 歳の時に1回ずつ、その後 13 歳になるまでの間に 1〜2 回行
う予定。
2.医学的検査
2015 年 4 月より実施。小児科医が診察をするほか、血液検査ではアレルギーを起こす物質に対す
る抗体(特異的 IgE 等)を測定。
3.精神神経発達検査
2015 年 4 月より実施。臨床心理士や訓練を受けた検査者が運動・認知・言語などについての発達
検査を実施。この 2 種類の検査は、2 歳時以降は、2 年毎に行う。
市町村別 仮同意数※1
平成 27 年 3 月 31 日現在
高
知
市
南
国
市
香
南
市
香
美
市
土
佐
市
四
万
十
市
宿
毛
市
土
佐
清
水
市
梼
原
町
黒
潮
町
大
月
町
三
原
村
合
計
89
16
9
7
1
15
7
1
0
1
0
1
147
※1 電話で説明し仮同意を取得
市町村別 訪問件数※2 平成 27 年 3 月 31 日現在
高
知
市
南
国
市
香
南
市
香
美
市
土
佐
市
四
万
十
市
宿
毛
市
土
佐
清
水
市
梼
原
町
黒
潮
町
大
月
町
三
原
村
合
計
53
7
5
5
0
4
1
0
0
1
0
0
76
※2 訪問調査時に本同意取得
26
Ⅵ.疾患情報登録調査
先天異常(および代謝・内分泌系疾患)、川崎病、てんかん、小児がんについては、保護者記
入の質問票では把握できない専門的な情報を得るため、二次調査票を用いた疾患情報登録調査
を行う。二次調査票は、それぞれについて作成する。
ユニットセンターは 1 か月に 1 回、データ管理システムを使用し、6 ヵ月以降の調査票で得ら
れた対象疾患該当者を抽出する。該当者のかかりつけ医療機関に対し、二次調査票を用いた疾
患情報登録の概要を説明し、登録方法に関する調整を行い、二次調査票の記入を依頼する。
<疾患情報登録抽出状況>
川崎病
先天異常
心疾患
26 年度
19
49
21
累計
29
72
32
内分泌
てんかん
小児がん※
計
7
4
0
100
9
5
0
147
・代謝異常
※ 小児がんについては平成 27 年 6 月よりデータ登録が開始されたため
平成 26 年度末時点の件数は『 0 件 』となる
27
Ⅶ.フォローアップ
調査参加者から住所変更の連絡を受けた場合には、速やかにデータシステムに入力し、次回質
問票郵送時に備えている。他ユニットセンターが担当していた調査参加者が、高知ユニットセン
ター調査対象地区に転居してきた場合には、調査を引き継いで実施している。
高知ユニットセンターが担当していた調査参加者が、他ユニットセンターに転居した場合には、
連絡を取りあい、調査の引き継ぎを行っている。
同意撤回等の意思表示がない状態で連絡ができなくなった調査対象者に対しては、電話連絡、
行政データへのアクセス等により状況の把握に努め、転居先が判明した場合には、データシステ
ムに入力した。
調査参加者から同意撤回等の意思表示があった場合には、コアセンターが作成した「進行管理
マニュアル」に基づき、意思表示以前に収集したデータや生体試料の取扱いを含めて、その意思
を確認し、請求書類を受領のうえ、データシステムに入力した。
2015 年 3 月末時点
全リクルート数
現参加数
登録件数
人数
登録件数
人数
母親
7,094
6,632
6,787
6,375
父親
2,385
2,276
2,337
2,232
子ども
出生人数 6,916
現参加人数 6,835
【現参加数について】
母親・父親
: リクルート同意数より他ユニットセンターへの転出・協力取止・打切な
どを除き、他ユニットセンターよりの転入を含めた現参加件数と人数
子ども
: 出生人数から他ユニットセンターへの転出・協力取止・打切などを除き、
他ユニットセンターよりの転入を含めた現参加人数
28
Ⅷ.データクリーニング
収集された質問票、診療記録票等の入力済みデータに対して、コアセンターが行ったデータ
クリーニングによって抽出された入力ミスや不整合が疑われたデータの確認を行った。
【第 2 次一部固定データ】
1. 平成 25 年
12 月 4 日 ~ 12 月 27 日 :データクリーニング作業 第 1 弾
2. 平成 26 年
1 月 10 日 ~
1 月 31 日 :データクリーニング作業 第 2 弾
3. 平成 26 年
1 月 15 日 ~
1 月 31 日 :データクリーニング作業 第 3 弾
4. 平成 26 年
3 月 18 日 ~
3 月 28 日 :データクリーニング作業 第 4 弾
5. 平成 26 年
3 月 25 日 ~
4 月 18 日 :データクリーニング作業 第 5 弾
6. 平成 26 年
5 月 13 日 ~
6 月 2 日 :データクリーニング作業 第 6 弾
7. 平成 26 年
10 月 23 日 ~ 11 月 28 日 :データクリーニング作業 第 7 弾
Ⅸ.問い合わせへの対応
参加者からの問い合わせに対する窓口を設置し、コアセンターが作成した「問合せ対応マニ
ュアル」に基づき、コアセンターが設置するコールセンターと連携して対応した。特に、参加
者の個人情報を踏まえた対応が必要な健康相談、謝礼の支払い状況等に関する問い合わせやク
レームについては、ユニットセンターが中心となって対応した。
問い合わせ対応履歴(平成 27 年 3 月末現在)
分類
件数
57
件
1
件
登録内容変更
58
件
詳細調査
16
件
同意撤回
16
件
謝礼
32
件
広報関連
15
件
郵送関連
17
件
他 UC
24
件
参加者以外
26
件
その他
1
件
間違い電話
9
件
268
件
質問票
参加希望
合計
29
Ⅹ.リスク管理
コアセンターが作成した「リスク管理・危機管理マニュアル」に基づき、リスク管理体制を整
備し、各リスクに応じた顕在化防止策、顕在化後の対応策を用意し、適正なリスク管理を行った。
事故等トラブル事例の発生と対応状況(平成 27 年 3 月末現在)
1.リクルート・同意・システム登録に関する事例と対応
事例
件数
ID 重複発行(父親)
1
PDF ドキュメント添付
時のミス
14
謝金の過払い
4
謝金の未払い
2
協力取りやめの作業完了
文書誤発送
同意書(医療機関控え)
の紛失
7
1
対応
❏ 未使用 ID の為、データに重複のないことを確認
❏ OCR 詳細帳票を PDF 化
❏ PDF より確認可能な部分を OCR
❏ 質問票の提出がないのにも関わらず謝金を支払った
❏ 謝金郵送時に過払いがあった
❏ 謝金郵送時に送付漏れがあったが発覚後速やかに
不足分を送付した
❏ 誤って同意撤回(個人情報削除)の完了文書を送付
したが、速やかにお詫び文書と正しい文書を送付した
❏ 医療機関内でスタッフがシュレッダー処理した可
能性が高く取扱いについて再周知を行った
状況
対応終了
対応終了
対応終了
対応終了
対応終了
対応終了
2.生体試料の採取に関する事例と対応
事例
採取キット種類相違
同一ポイントでの複数採
取
生体試料採取ポイント
誤り
参加者以外からの
生体試料採取
参加者(父親)より採血
実施後の痺れについて
訴えあり
30
件数
4
1
1
対応
❏ 回収依頼書へ誤ったキットでの採取と明記し提出した
❏ 採取ポイントの確認の徹底
❏ 回収依頼書へ 2 回目の採取の旨記入し提出した
❏ 管理体制の再確認と参加者への説明・謝罪
❏ インシデントレポートを以って日付修正依頼とする
状況
対応終了
対応終了
対応終了
❏ 参加者への採取は予定通り行った
2
1
❏ 医療機関スタッフの採取ミスであり、当該患者の対
応については医療機関側に一任した
❏ 主治医より採血後の痺れについて説明し、経過観察
をお願いした
対応終了
対応終了
3.生体試料の提出・回収・保管に関する事例と対応
事例
件数
依 頼 書 ID 貼 付 ミ ス
5
対応
❏ インシデントレポートをもってコアセンターへ
ID の修正依頼を行った
状況
対応終了
❏ SRL へ連絡し訂正の依頼を行った
依頼書記入不備
同姓の採取キット
で誤採取
生体試料回収遅延
4
1
❏SRL へ連絡し、不備部分を訂正
❏ 医療機関側と手順の確認徹底
❏ 医療機関スタッフへ確認し速やかにユニットセン
ターへ報告
対応終了
対応終了
❏ コアセンターへ ID の修正を依頼した
3
❏ 病棟に保管されたまま 2 日後に回収された
❏ 依頼書に回収遅延と明記し、提出
対応終了
4.質問票回収・保管に関する事例
事例
質問票重複回収
質問票回収後の督促
件数
1
1
対応
❏ 同時期の質問票を 2 度記入させてしまった
❏ 参加者に説明・謝罪
❏ 質問票回収している参加者へ督促対象者としてデ
ータを抽出。督促ハガキを郵送した
状況
対応終了
対応終了
❏ 参加者に説明・謝罪
生体試料依頼書の
紛失
1
❏ 医療機関内のどこかに紛れていないか数週間様子
を見たが、発見できなかった
対応終了
❏ 検査結果の返却を確認
5.フォローアップに関する事例と対応
事例
件数
郵送した封筒の中に
WAON カードが入って
1
いなかった
対応
❏ 参加者に再度確認し、カードの再交付とポイント再
付与を行った
状況
対応終了
6.疾患情報登録に関するインシデント
事例
疾患情報登録調査票に
同意書を同封し,医療
機関に発送した際に同
意書の ID ラベル削除
をせず発送後気付いた
件数
1
対応
❏ 送付した医療機関に同意書の返却を依頼。全回収を
行った
状況
対応終了
7.詳細調査(訪問調査)関係のインシデント
事例
件数
器材未作動による未捕集
1
対応
❏ 再捕集を行った
状況
対応終了
31
Ⅺ.高知ユニットセンターにおける連携・協力体制の確保
本調査の実施に当たっては、ユニットセンターを代表する研究機関及びその他の共同研究機関
との間で適切な役割分担を行うとともに、相互に十分な連携・協力が確保できる体制を構築し、
高知ユニットセンターとして一体的かつ効率的に調査を実施した。
Ⅻ.その他
平成 26 年 8 月 25 日:こうちエコチル調査
平成 25 年度
活動報告書発刊
【学会、講演会発表】
1. 妊娠中・産後の母親のメンタルヘルスとそのリスクファクター:-高知県における「子どもの
健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」データ分析-,安光 ラヴェル香保子,第 87
回日本産業衛生学会 ポスター発表,平成 26 年 5 月 23 日,岡山市
2. 子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査):高知ユニットセンターにおける母親
の就労状況と授乳状況,南まりな(代理発表 安光ラヴェル香保子),第 87 回日本産業衛生学
会 ポスター発表,平成 26 年 5 月 24 日,岡山市
3. こうちエコチル調査の進捗状況:南まりな,平成 25 年度高知産科婦人科学会及び高知県産婦人
科医会定例総会,平成 26 年 5 月 24 日,高知市
4. Prenatal/postnatal mental health and risk factors: family members and friends' roles in the
cohort of the Japan Environment and Children's Study in Kochi Prefecture:安光ラヴェル香保子
SIGAMA THETA TAU INTERNATIONAL HONOR SOCIETY 2ND EUROPEAN EGIONAL
CONFERENCE 平成 26 年 6 月 17 日,ヨーテボリ
5. 子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査):こうちユニットセンターにおける進
捗状況,南まりな,平成 26 年度高知県小児保健協会学会,平成 26 年 8 月 7 日,高知市
6. 事例報告 3 周年記念イベントちょるるんフェスタ:安光 ラヴェル 香保子,平成 26 年度エコ
チル調査スタッフ研修,平成 26 年 8 月 11 日,東京
7. 事例報告 3 周年記念イベントちょるるんフェスタ:南まりな,平成 26 年度エコチル調査スタ
ッフ研修,平成 26 年 8 月 25 日,大阪市
8. こうちエコチル調査の進捗状況:菅沼 成文,第 86 回日本小児科学会高知地方会,平成 26 年 9
月 28 日,高知市
9. 子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査):高知ユニットセンターにおける進捗報
告・広報及びフォローアップの取り組みについて,安光 ラヴェル 香保子,日本内分泌撹乱科学
物質学会(環境ホルモン学会)第 17 回研究発表,平成 26 年 12 月 9 日,東京
10. こうちエコチル調査のリクルート期間のまとめと今後について:菅沼 成文,第 64 回高知産科
婦人科学会学術集会,平成 26 年 12 月 13 日,高知市
11. 子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査):高知ユニットセンターにおける進捗
の報告,安光 ラヴェル 香保子,第 14 回 KMS Research Meeting ポスター発表,平成 27 年
2 月 18 日,南国市
32
【倫理審査】
1. 新規承認:
① 「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」の詳細調査
平成 24 年 10 月よりリクルートが開始するエコチル調査詳細調査のために新規申請
2. 変更承認:
① 「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査):コホート調査」
② 「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査):遺伝子解析」
残余生体試料保管のため本調査で承認を得た上記2課題について変更
【先端医療学コース(エコチル研究班)
】
最先端医療の開発を目指し、独自性の高いリサーチマインドをもった医師・医学者を育成
するという目的のもと行なわれている教育プログラムに、本学医学部医学科 2 年生4名が出
席。エコチル調査の運営参加を通じて社会医学の教育研究を実践するとともに、学内でのエ
コチル調査の浸透を図った。
平成 27 年 2 月 18~19 日には Kochi Medical School Research Meeting にて、本調査の
進捗率を発表。
【追加調査】
1. 「乳児期の感染症及びアレルギー疾患の防御因子としての母乳栄養
−母乳栄養を促す支援のあり方の検討−」
 妊娠期の母乳育児に関する意識調査
 平成26年4月より開始
 高知県内の協力医療機関にて質問票調査実施(集計数:955)
 単純集計済
 平成 27 年度以降、エコチル調査本調査の固定データと結合後データ解析予定
2. 「残余試料の保管」
 計 4704 検体(母親の血液・尿、臍帯血、父親の血液)を高知ユニットセンターにて
凍結保存開始
3. 「M-CHAT 及び ESSENCE-Q 質問票による ASD 等神経発達障害早期発見および環境化学
物質・社会的科学要因の発達障害への影響解明」
 平成 27 年度より開始予定
【研究打ち合わせ】
1. 平成26年11月19日(於 高知):詳細調査・精神神経発達検査についての研究打ち合わせ
クリストファー・ギルバーグ博士
2. 平成26年11月20日(於 東京):詳細調査・精神神経発達検査についての研究打ち合わせ
クリストファー・ギルバーグ博士
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XⅢ.各種資料
業務担当者 (平成 27 年 3 月 31 日現在)
役 職
氏 名
担 当
教育研究部医療学系連携医学部門 教授
菅沼 成文
ユニットセンター長
医学部医療学(環境医学) 特任准教授
清澤 秀孔
情報管理責任者・調査研究担当
教育研究部医療学系連携医学部門 助教
栄徳 勝光
調査研究担当
医学部医療学(環境医学) 特任研究員
安光 ラヴェル 香保子
調査研究・広報担当
医学部医療学(環境医学) 特任研究員
南 まりな
調査研究担当
医学部医療学(環境医学) 特任研究員
今中 桃
調査研究担当
医学部医療学(環境医学) 特任研究員
野口 修平
リスク管理責任者
医学部医療学(環境医学) 特任研究員
小森 香
調査研究・精神神経発達検査
医学部医療学(環境医学) 特任研究員
満田 直美
調査研究・医学的検査
医学部医療学(環境医学) 事務補佐員
楠瀬 貴子
事務担当
医学部医療学(環境医学) 事務補佐員
西内 由佳
事務担当
医学部医療学(環境医学) 事務補佐員
岡村 ひとみ
事務担当
医学部医療学(環境医学) 事務補佐員
岩村 香織
事務担当
医学部医療学(環境医学) 技術補佐員
マンソンギ・
ビエラ・カリーネ
情報管理補佐担当
教育研究部医療学系臨床医学部門 教授
藤枝 幹也
小児追跡調査・詳細調査
教育研究部医療学系臨床医学部門 助教
松下 憲司
小児追跡調査・詳細調査
教育研究部医療学系臨床医学部門 助教
大石 拓
小児追跡調査・詳細調査
教育研究部医療学系臨床医学部門 助教
三浦 紀子
小児追跡調査・詳細調査
教育研究部医療学系臨床医学部門 教授
前田 長正
調査研究担当
教育研究部医療学系臨床医学部門 講師
池上 信夫
調査研究担当
教育研究部医療学系臨床医学部門 講師
泉谷 知明
調査研究担当
教育研究部医療学系臨床医学部門 助教
松島 幸生
調査研究担当
教育研究部医療学系臨床医学部門 教授
森信 繁
精神神経発達調査
教育研究部人文社会科学系教育学部門 教授
寺田 信一
精神神経発達調査
教育研究部人文社会科学系教育学部門 准教授
是永 かな子
精神神経発達調査
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教育研究部人文社会科学系教育学部門 講師
鈴木 恵太
精神神経発達調査
事務局医学部・病院事務部総務企画課長
高橋 聡
事務担当
事務局医学部・病院事務部総務企画課研究推進室長
正木 博
事務連絡担当
事務局医学部・病院事務部総務企画課研究推進室
水口 知子
事務連絡担当
事務局医学部・病院事務部会計課長
浦田 明宏
事務担当
医学部医療学(環境医学)(RC)
野田 久美
フォローアップ・詳細調査担当
医学部医療学(環境医学)(RC)
野口 由美
詳細調査リクルート・訪問調査
医学部医療学(環境医学)(RC)
矢﨑 なな
フォローアップ担当
医学部医療学(環境医学)(RC)
藤本 雅子
詳細調査(医学・精神神経発達検査)
医学部医療学(環境医学)(RC)
池内 寛子
詳細調査(医学・精神神経発達検査)
医学部医療学(環境医学)(RC)
箭野 美砂
詳細調査リクルート・訪問調査
医学部医療学(環境医学)(RC)
岡本 佳代
詳細調査リクルート・訪問調査
医学部医療学(環境医学)(RC)
橋本 かおり
詳細調査(幡多地区担当)
医学部医療学(環境医学)(RC)
篠原 節江
詳細調査リクルート・訪問調査
医学部医療学(環境医学)(RC)
武市 ゆきの
広報・詳細調査担当
医学部医療学(環境医学)(RC)
岡林 雅代
フォローアップ担当
医学部医療学(環境医学)事務補佐員
大薮 佳代
データシステム操作管理者
医学部医療学(環境医学)事務補佐員
山下 真奈美
データシステム入力担当
医学部医療学(環境医学)事務補佐員
森本 美穂
事務担当
医学部医療学(環境医学)事務補佐員
鴨田 知美
事務担当
医学部医療学(環境医学)事務補佐員
石本 美智子
データシステム入力担当
医学部医療学(環境医学)事務補佐員
上村 恭子
事務担当
医学部医療学(環境医学)事務補佐員
藤本 由佳
事務担当
事務補佐担当(派遣職員)
濵田 世津子
資料作成
データ入力担当(派遣職員)
高橋 智子
データシステム入力担当
データ入力担当(派遣職員)
廣瀬 砂里
データシステム入力担当
データ入力担当(派遣職員)
中岡 桜
OCR読込・郵送業務等
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広報活動 (平成 27 年 3 月末現在)
【広報実績まとめ】
平成 26 年度
備
30 回
TVCM
6回
TVニュース
考
【RKC】29 回、【KUTV】1 回
【RKC】2 回、【さんさんテレビ】2 回、【KUTV】1回、
【NHK】1 回
ラジオCM
36 回
【RKC】36 回
ラジオ番組
25 回
【FM高知 「ちょるるんステーション」
】22 回
【RKCラジオニュース】1 回、
【子育て応援団】2 回
ニュースレター(広報誌)
2回
【ちょるるん News】vol.4、vol.5
新聞記事
3回
【高知新聞】 朝刊 3 回
雑誌
1回
【ほっとこうち「ママの本」
】1 回
大学広報誌
1回
【Lead】1 回
イベント
9回
【主催】4回、
【ブース出展】5 回
報道履歴(詳細)
平成 26 年 4 月 1 日
KUTV テレビ高知『ホット告知板』放送
平成 26 年 4 月 29 日
RKC 高知放送『こうち eye』 第 84 回赤ちゃん会(幡多会場)放送
平成 26 年 4 月 30 日
高知新聞 朝刊 第 84 回赤ちゃん会(幡多会場)掲載
平成 26 年 5 月~平成 27 年 3 月
エフエム高知『ちょるるんステーション』第 1 回~22 回放送
平成 26 年 7 月 26 日
RKC ラジオ『すこやか 2014』取材
平成 26 年 9 月 25 日
ほっとこうち『ママの本』掲載
平成 26 年 11 月 28 日
高知新聞「詳細調査間もなく始まる!」記事掲載
平成 26 年 12 月 4 日
RKC 高知放送、さんさん TV、KUTVテレビ高知、NHK
「詳細調査が始まりました」ニュース放送
平成 26 年 12 月 5 日
高知新聞「詳細調査が始まりました」記事掲載
平成 26 年 12 月 20 日 ~平成 27 年 1 月 12 日
RKC 高知放送、RKC ラジオ
『RKC 子育て応援団』
CM 放送
平成 27 年
1月
高知大学広報誌『Lead』 エコチル特集掲載
平成 27 年
1月 7日
RKC ラジオ『子育て応援団・久保田浩史の気分は上々』エコチル調査とは、
4周年記念イベント「ちょるるんフェスタ」開催告知放送
平成 27 年
1 月 19 日
RKC ラジオ『子育て応援団・久保田浩史の気分は上々』スーパーバンド、
ゴッチ出演。参加者として、こうちエコチルイメージソング
『Gift~ココロをつなぐ愛のウタ~』について放送
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イベント履歴(詳細)
平成 26 年 4 月20 日
高知新聞企業『第 84 回 赤ちゃん会(高知会場)
』ブース出展
(手形・足型スタンプ)
平成 26 年 4 月20 日
高知新聞企業『第 84 回 赤ちゃん会(幡多会場)
』ブース出展
(手形・足型スタンプ)
平成 26 年 7 月26 日 27 日
平成 26 年 8 月30 日
RKC 主催『すこやか 2014』ブース出展 アンケート回収
参加者限定イベント『ちょるるんクラブ』
高知会場;弥右衛門ふれあいセンター
平成 26 年 9 月 8 日
参加者限定イベント『ちょるるんクラブ』
南国会場;南国市保健福祉センター
平成 26 年 9 月21 日
参加者限定イベント『ちょるるんクラブ』
幡多会場;四万十市防災センター
平成 26 年 11 月 3 日
高知県少子対策課主催『高知家あったか家族フェア』
ブース出展 アンケート回収
平成 26 年12 月14 日
高知大学主催『第 17 回 青少年のための科学の祭典』ブース出展
平成 27 年12 月21 日
こうちエコチル調査 4 周年記念イベント『ちょるるんフェスタ』開催
高知市文化プラザ かるぽーと 大ホール 約 800 人動員、アンケート回収
その他
 会報誌「ちょるるん News」vol.4、vol.5(年 2 回発行)
 平成 26 年 1 月 25 日「第 4 回子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)
シンポジウム」日本科学未来館にて高知ユニットセンターパネル展示
 平成 26 年 2 月
ホームページリニューアル
 ホームページ内、オフィシャルブログ 月 1~2 回随時更新
 4 周年記念イベント「ちょるるんフェスタ」パネル展示
「第 4 回子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)シンポジウム」で
公表されたデータ展示
37
【広報資材】
38
こうちエコチル調査 ポスター兼リーフレット
参加者限定イベント 「ちょるるんクラブ」〝英語であそびましょ♪〟
幡多会場
高知会場
南国会場
39
こうちエコチル調査発刊 ニュースレター 「ちょるるん News vol.4」
40
こうちエコチル調査発刊 ニュースレター 「ちょるるん News vol.5」
41
平成 27 年 2 月 21 日 4 周年記念イベント 〝ちょるるんフェスタ〟
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<エコチル調査 4 周年記念 お祝いメッセージ>
こうちエコチル調査の開始から 4 周年を迎えられ、ちょるるんフェスタが開催さ
れますことを、心からお喜び申し上げます。
エコチル調査は、子どもたちの未来の健康を守ることにつながるものです。
私も昨年、サポーターに就任しまして応援していますが、皆さまも 13 年間長く
続く調査ですので、今後ともご理解とご協力をお願いいたします。
高知県では、「日本一の健康長寿県構想」を策定し、保健、医療、福祉の取組を
バージョンアップしながら進めています。
特に、母子保健に関しては、安心して出産していただきますとともにお子さんが
より健やかに育まれますよう、安全・安心な出産環境づくりや健やかな子どもの成
長・発達への支援に重点的に取り組んでいるところです。しかしながら、平成 25
年度の高知県の 1 歳 6 か月児健診の受診率は、89.2%、3 歳児健診の受診率は、85.1%
と、全国でも最下位レベルの状態が続いています。
身体やこころの成長と発達は見た目だけでは分かりません。お子さんの健やかな
成長と発達を守るために、節目の乳幼児健診は大切なものですので、市町村役場か
ら案内がありましたら是非とも受診してください。
高知家の大切な子どもたちの健康を、家族みんなで守っていきましょう。
結びに、会場にお集まりの皆様のご健勝とますますのご活躍をご祈念いたします
とともに、今後も、このエコチル調査へのご協力をお願い申し上げまして、私から
のメッセージとさせていただきます。
平成 27 年 2 月 21 日
高知県知事 尾 﨑 正 直
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