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人と動物関係学
名 人と動物関係学 名 Human-Animal Bond 授 業 時 間 前期(金1) 科 目 責 任 者 松 浦 晶 央 授 業 対 象 3Z 担 松 浦 晶 央 科 目 科 目 英 当 者 2群科目 選択 1単位 教育目標 1)家畜と文化の関係を理解する 2)家畜の行動をヒトの健康や福祉に利用する活動について理解する 3)野生動物と人の関係について自分の意見をもつ 教育内容 人と動物関係学の重要テーマとして、家畜の生態と人の生活の密接な関係、動物介在活動および動物介在療法の現状とその効 果、および野生動物と人間社会の問題について、最近の研究を交えながら基本的な理論を講義する。 教育方法 プリントを中心として講義するが、必要に応じてパワーポイントも併用する。 授業内容(教科書の該当箇所、その他取り組む課題等があれば書き込む) 回 担当者 1回 松 浦 2回 〃 家畜と文化のうち、家畜の生態と宗教の関係(豚肉食のタブーなど)、アメリカ合衆国での牛肉消費量変化を中心に紹介する 3回 〃 家畜と文化のうち、ミルクを消化できる人とできない人について、民族の文化、環境などの違いから考察する 4回 〃 現在の集約的家畜生産における問題点を視聴覚教材を用いて理解する。 5回 〃 動物介在活動・動物介在療法のうち、特にイヌに関して講義する 6回 〃 動物介在活動・動物介在療法のうち、特にウマに関して最新の研究とともに講義する 7回 〃 ヒトと野生動物の関係を病気の観点から考察する 8回 〃 ヒトと野生動物の関係を獣害の観点から考察する 人と動物関係学の学問分野の説明 到達目標 講義を通して、ヒトと動物の関係について多面的に理解できる。さらには、より良いヒトと動物の関係について自分の意見をもてる。 準備学習 (予習・復習) 日頃から本やニュースなどで家畜や野生動物関連の情報を入手しておく。また、配布プリントで復習をしておく。 成績評価の 方法と基準 定期試験の成績(割合:90%)およびレポート(割合:10%)で評価する。 学生へのメッセージ 講義では広い分野を扱う。興味を持った分野について、参考図書等でさらに深く学んでほしい。 教科書および参考図書 書名 教科書・参考書 著者名(共著者含む) 出版社名 定価(円) 参考書 進化と人間行動 長谷川寿一、長谷川眞理子 東京大学出版会 2,625 参考書 家畜行動図説 佐藤衆介、近藤誠司、 田中智夫、楠瀬 良 朝倉書店 4,725 参考書 ウマの動物学 近藤誠司 東京大学出版会 3,360 参考書 ブタの動物学 田中智夫 東京大学出版会 3,360 参考書 哺乳類の生物学⑤ 生態 高槻成紀 東京大学出版会 2,730