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シングルセル継代法 - Thermo Fisher Scientific
アプリケーションノート Gibco RevitaCell™ Supplement ® シングルセル継代法 イントロダクション 多能性幹細胞(PSC)は、基礎研究および再生医療、創薬お よび 毒 性 評価を含む応用アプリケーションにおける基 本的 なツールです。フィーダーフリー培養系の出現により PSC の スケーラビリティーは大きく改善されましたが、細胞塊の継 代 法(例えば、ディスパーゼ、コラゲナーゼ、または EDTA 等の試薬を使用した方法)は多くの場合、高スループットの スクリーニング、遺伝子 編集および 定 方向性 分 化 等のダウ ンストリーム実験に適合しません。 シングルセル培養は、幹細胞研究において、標準化され広く 利用されている方法です。シングルセル継代方法の使用によ り、ダウンストリームアプリケーション、クローン選択のため の比 較、イメージング、セルソーティング、さらに細胞回収 率と細胞数の同定が重要である浮遊培養が可能となります。 ™ ™ Gibco ® RevitaCell Supplement は、Essential 8 培 地 と の 使 用のために開発された培地添加物であり、シングルセ ル継代において細胞生率を最 大限に高めます。市販の他社 ™ 製 品 と 異 なり、RevitaCell Supplement に は 従 来 の Rho 結 合キナーゼ(ROCK )インヒビター(例えば、Y-27632 お よびチアゾビビン)よりも選択性の高い ROCK インヒビター が、抗酸化作用およびフリーラジカル捕捉作用を有する分子 と共に含まれています。この混合組成によりシングルセル継 代によるストレスの影響を最小限に抑え、細胞生率を大きく 改善します。 材料および方法 PSC の培養および増殖 H9 ヒト胚 性 幹 細 胞(hESC)およびヒト人 工多能 性 幹 細 胞 (hiPSC;エピソーマル ベクターを 使 用して作 製 )をフィー ダーフリーの 条 件下、ビトロネクチン(VTN-N)でコーティ ™ ングした培養プレートにおいて Essential 8 培地中で培養。 約 80% のコンフルエンスに到達するまで、hiPSC を 3 ∼ 5 日間毎に継代。 そ の 後、 細 胞 を Pipetman® P1000 で 5 ∼ 10 回 ピ ペ ッ ティン グ し、 細 胞 を シ ン グ ル セ ル 化しました。 細 胞 懸 濁 ™ 液 を 3 mL の 新 鮮 な Essential 8 培 地 を 含 む コ ニ カ ル チ ュ ーブ に 移 し、200 x g で 4 分 間 遠 心 し ま し た。 細 胞 ペ レ ット に 注 意 し な が ら 培 地 を 吸 引 し、 こ の 継 代 作 業 ™ 後 18 ∼ 24 時 間、 細 胞 を 1X の RevitaCell Supplement ™ を 含 む Essential 8 培 地 中 で 回 復 さ せ( 図 2 お よ び 3 に 示した 細 胞 播 種 密 度 に お いて) 、そ の 後 の 培 養 期 間 ™ に お い て は Essential 8 培 地 の み を 毎 日 フ ィ ー ド し ま した。 表1.本実験に使用した製品 製品名 製品番号 Alexa Fluor® 488 goat anti–mouse lgG (H+L) A11029 Alexa Fluor 594 goat anti–rabbit lgG (H+L) A11012 DPBS, no calcium, no magnesium (10X) 14200-075 Essential 8 Medium A1517001 Gibco RevitaCell Supplement (100X) A2644501 Image-iT Fixation/Permeabilization Kit R37602 Mouse anti-Tra-1-81 (cl.26) 41-1100 ® ™ ® ™ ® TrypLE Select Enzyme ま た は StemPro® Accutase® Cell PSC Cryomedium 研究用にのみ使用できます。診断目的およびその手続上での使用はできません。 販売店 を使用した、 のシングルセル継代 Dissociation Reagent hiPSC 記載の社名および製品名は、弊社または各社の商標または登録商標です。 StemPro® Accutase® Cell Dissociation Reagent 標準販売条件はこちらをご覧ください。www.lifetechnologies.com/TC シングルセル継代実験においては(図 1 のフローチャートを参 For Research Use only.Not for use in diagnostic procedures. © 2015 Thermo Fisher Scientific Inc. All rights reserved.truncated recombinant human Vitronectin, 照) 、細胞をカルシウムおよびマグネシウムを含まない DPBS All trademarks are the property of Thermo Fisher Scientific and its subsidiaries unless otherwise specified. (VTN-N) ™ Essential 8 is a trademark of Cellular Dynamics International, Inc. IncuCyte is a trademark of Essen Biosciences. で洗浄後、 予め加温しておいた TrypLE Select Enzyme (6 ウェ Pipetman is a trademark of Gilson S.A.S. Printed in Japan. GIB060-B1503IH TrypLE™ Select Enzyme, no phenol red (1X) ルプレートの各ウェルに 1 mL)で処理しました。5%CO2 イン サーモフィッシャーサイエンティフィック キュベーター中、 37˚C で 5 分間細胞をインキュベートしました。 ™ ライフテクノロジーズジャパン株式会社 本社:〒108-0023 東京都港区芝浦 4-2-8 [email protected] 0120-477-392 テクニカルサポート TEL:03-6832-6980 FAX:03-6832-9584 オーダーサポート TEL:03-6832-9300 FAX:03-6832-9580 営 業 部 facebook.com/LifeTechnologiesJapan @LifetechJPN www.lifetechnologies.com A2644401 A11105-01 A14700 12563-029 PSC を Geltrex® ま た は ビ トロネクチン プレ ート上 に ™ おいて、Essential 8 培 地 中で約 80% のコンフルエン トまで増殖させます カル シウム および マグ ネ シ ウム を 含 ま な い DPBS で洗浄します PSC が 約 80% のコンフ ルエン スに 達 するま で, ™ 毎 日 Essential 8 培 地 のみを培地に添加します ™ Tr y p L E S e l e c t Enzyme を 添 加 して 37˚C で 5 分 間 イ ン キュベートします 細 胞 懸 濁 液 をピペッ ティン グ し、 新 鮮 な ™ Essential 8 培 地 で 希釈します RevitaCell Supplement を含 む Essential 8 培 地 中の PSC を Geltrex® またはビトロネクチ ™ ™ ン基 質 でコーティングされたプレート上に播 種 し、細胞を 18 ∼ 24 時間回復させます。 細胞を 200 x g で 4 分 間沈降させます 培地を吸引し、細胞ペレット ™ を RevitaCell Supplement ™ を含 む Essential 8 培 地 中 に再懸濁させます。 ダ ウン ストリ ーム ア プ リケ ー ション を 実 行し ます 図1.RevitaCell™ Supplementを含む Essential 8 ™ 培地を使用したシングルセル継代ワークフロー 増殖および形態評価 シングルセル継代後の細胞の増殖および形態変化を評価す ™ るために、IncuCyte ZOOM(EssenBiosciences 社)生 細 胞イメージングプラットフォームを使用した位相差顕微鏡法 により一定間隔で細胞イメージを取得しました。細胞のコン フルエンス割合の経時変化の評価により、継代後の細胞 増 殖を測定することができました。 核型の評価 TrypLE Select Enzyme を 使 用 し て hiPSC お よ び H9 ESC を 継 代し、PSC Cryomedium を 使 用して 凍 結 保 存し ™ ま し た。 融 解 後、1X の RevitaCell Supplement を 含 む ™ Essential 8 培地を使用して細胞を 18 ∼ 24 時間回復させ、 細 胞 が 約 80% のコ ン フルエ ン ス に 達 するま で Essential ™ ™ 8 培地のみをフィードしました。その 後、細 胞を TrypLE Select Enzyme で 合 計 30 回 継 代しました。各 継 代 後には ™ ™ 正常な多能性評価 1X の RevitaCell Supplement を 含 む Essential 8 培 地 ™ TrypLE Select Enzyme を使用して hiPSC および H9 ESC を使 用して 18 ∼ 24 時間回復させ、その後の各培養 期間中 を継代し、PSC Cryomedium を使用して凍結保存しました。 は Essential 8 ™ 培地のみをフィードしました。30 回目の 継 ™ 融 解 後、1X の RevitaCell Supplement を 含 む Essential 代 にお いて、細 胞を G バ ンド 核 型 解 析 のために Cell Line ™ 8 培地を使用して細胞を 18 ∼ 24 時間回復させ、細胞が約 Genetics に送付しました。 ™ 80% のコンフルエンスに達するまで Essential 8 培地のみ ™ ™ を毎日フィードしました。そ の 後、細 胞は TrypLE Select RevitaCell Supplement に含まれる生存 促 進性低 分 子 の Enzyme を 使 用して合 計 10 回シングル セ ル 継 代 さ れ、各 キナーゼプロファイリング ™ ™ 継 代 後 に 1X の RevitaCell Supplement を 含 む Essential RevitaCell Supplement 中に含 まれる低 分 子 化合 物 の 標 ™ 8 培地を使用して 18 ∼ 24 時間回復させ、それ以降の各培 的 とな る重 要 な 経 路 を、従 来 の ROCK インヒビターと 比 ™ 養 期間中は Essential 8 培地のみをフィードしました。10 較して決 定 するために、Select Screen® Kinase Profiling ® 回 目 の 継 代 後、Image-iT Fixation/Permeabilization Kit Services を使 用して以下の濃 度において低 分 子のスクリー ニングを行いました:10 µM Y-27632、2 µM チアゾビビン、 を 使 用して 細 胞 を 固 定 透 過 処 理し(Nanog 染 色 の み に 必 ™ 要) 、ブロッキングしました。続いて細胞を、マウス抗 TRAおよび RevitaCell Supplement 中に含 まれる生 存 促 進 性 1-81(1:100)およびウサ ギ 抗 Nanog(D73G4)(1:400; 低分子の 1X 最終濃度。319 種類のキナーゼの阻害割合を解 Cell Signaling Technology 社)の 一次 抗体溶 液で処 理し、 析し、80% を超える阻害を示すキナーゼを図 6 に示しました。 Alexa Fluor® 488 ヤギ抗マウス IgG(H + L)(1 : 1,000)お よび、 (1 : 1,000) Alexa Fluor® 594 ヤギ抗ウサギ IgG(H + L) を含む蛍光色素をコンジュゲートした二次抗体で染色しまし ™ た。その後 IncuCyte ZOOM プラットフォームを使用してイ メージングを行いました。 ™ Essential 8™ 培地 + RevitaCell™ Supplement コンフルエンス (%) 100 O hours 24 hours 48 hours 72 hours 96 hours 114 hours 80 60 40 20 0 Essential 8™培地のみ 0 20 40 60 80 100 120 140 継代後の時間 (時間) 図 2 .RevitaCell™ Supplement は、TrypLE ™ Select Enzyme を使用し たシングルセル継代に有用性を示します。エピソーマルベクターを使 用 して作製したiPSC を、TrypLE ™ Select Enzyme を使用して継代し、1Xの RevitaCell™ Supplementを含む Essential 8™ 培地中で、ビトロネクチン をコーティングした培養プレート上に 25,000 生 細胞 /cm 2 の密度で播 種 しました。24 時間回復させた後、培養期間中はiPSCにEssential 8 ™ 培地 のみをフィードしました。 図 3.RevitaCell™ Supplementを含む Essential 8 ™ 培地を使用したシ ングルセル継代後において、正常な形態が保持されています。エピソー マルベクターを使用して作製したiPSC を、TrypLE ™ Select Enzyme を 使用して継代し、1Xの RevitaCell™ Supplementを含む Essential 8 ™ 培 地中で、ビトロネクチンをコーティングした培 養プレート上に12,500 生 細胞 /cm 2 の密度で播 種しました。24 時間回復させた後、培 養 期間中は iPSCにEssential 8™ 培地のみをフィードしました。 Nanog/Phase-contrast TRA-1-81 TRA-1-81/Phase-contrast 結果 ™ エピソーマルベクターで作製した iPSC を、TrypLE Select Enzyme を使用してシングルセルとして継代しました。継代 ™ 後、1X の RevitaCell Supplement を含むまたは 含まない ™ Essential 8 培地中において細胞を約 24 時間回復させ、そ ™ の後、Essential 8 培地のみを毎日フィードしました。位相 差顕微鏡法を使用して継代後のコンフルエンスをモニターす ることによって、iPSC の回復を確認しました。継代後 18 ∼ ™ 24 時 間にわたり RevitaCell Supplement を 使 用すること により、iPSC の細胞生率および回復が大きく改善されまし ™ た(図 2 の緑色三角)。反対に、Essential 8 培地のみで培 養した iPSC は良好な回復を示しませんでした(図 2 の赤色 ™ ™ 縁円)。1X の RevitaCell Supplement を含む Essential 8 培地中で約 24 時間培養した iPSC の典型的な形態を図 3 は 示しています。継代 24 時間後、細胞は細長い形態を示しま すが、その 後は正常なコロニー 形態に回復しました。PSC Cryomedium を使 用して凍結保存 後、図 1 に示すワークフ ローに従って培養した iPSC は、正常な形態および多能性を 保持していました(図 3 および図 4)。多能性 細胞マーカー Nanog および TRA-1-81 のいずれの発現も、iPSC は保持し ていました。さらに、図 1 に示したワークフローに従った 30 回のシングルセル継代後において、PSC は正常な核型を維 持していたことから、PSC の長 期間の培養における、本 継 代方法の有用性が示されました(図 5)。 iPSCs H9ESCs Nanog 図 4 .RevitaCell™ Supplementを含む Essential 8 ™ 培地を使用したシ ングルセル 継 代 後において、正常な多能 性が保 持されています。iPSC および H9 ESC を、Tr ypLE ™ Select Enzyme を使 用して継代し、PSC Cryomedium を使 用して凍結保存しました。融 解後、1X の RevitaCell ™ Supplementを含む Essential 8™ 培地を使用して細胞を18 ∼24 時間回復 させ、細胞が約 80% のコンフルエンスに達するまで Essential 8 ™ 培地の みをフィードしました。細胞はTrypLE ™ Select Enzyme を使用して合計 10 回継代し、各継代後1X の RevitaCell ™ Supplementを含む Essential 培養期間中は 8 ™ 培 地 を 使 用して 18 ∼ 2 4 時 間 回 復 さ せ、そ の 後 Caseの name:各 CLG-18273 Case name: CLG-18157 Patient Cell Linename: Name: SCP P32 H9 ESCs 10 p91 回目 Patient Linename: Name: SCP P30 Gepi p30 培地のみをフィードしました。 形態および多能性は Essential 8 ™Cell の継代後に評価しました。 シングルセル継代30世代目の エピソーマルiPSC シングルセル継代30世代目の H9 ESC Result: 46,XX Result: 46,XX Result: Result: Case: CLG-18157 Slide: 1 Cell: 12 Case: CLG-18273 Slide: 3 Cell: 14 図 5.RevitaCell Supplementを含む Essential 8 ™ 培地を使用したシン グルセル継代後において、30 世代の各世代において融解後、正常な核型 が保持されています。iPSC および H9 ESC を、TrypLE ™ Select Enzyme を使用して継代し、PSC Cryomediumを使用して凍結保存しました。融 解後、1X の RevitaCell™ Supplementを含む Essential 8 ™ 培地を使用し て細胞を18 ∼24 時間回復させ、細胞が約 80% のコンフルエンスに達する まで Essential 8 ™ 培地のみをフィードしました。細胞はTrypLE ™ Select Enzyme を 使 用して合 計 30 回 継代され、各 継代 後に 1X の RevitaCell ™ Supplementを含む Essential 8 ™ 培地を使用して18 ∼24 時間回復させ、 その後の各培養期間中は Essential 8 ™ 培地のみをフィードしました。核 型は 30 回目の継代後に評価しました。 ™ RevitaCell Supplement には 細 胞 の 生 存 を 促 進 する低 分 ™ 子 化合 物が、抗酸化およびフリーラジカル捕捉作用を有す ™ る分子と共に含まれています。RevitaCell Supplement の 混 合 組 成 に含 まれて い る細 胞 生 存 促 進 性 低 分 子 に関して SelectScreen® Kinase Profiling を行い、従来の ROCK イ ンヒビター(10 µM Y-27632 および 2 µM チアゾビビン;図 6) ™ と比較しました。RevitaCell Supplement に含まれる細胞 生存促進性低分子は、ROCK インヒビターでもあります。さ ™ らに、RevitaCell Supplement に含まれる本低分子が 7 種 類のキナーゼに対してのみ 80% を超える阻害を示し、その 一方で、80% を超える阻害がチアゾビビンでは 16 種類のキ ナーゼに、Y-27632 では 25 種類のキナーゼに対して示され ™ ることから、RevitaCell Supplement に含まれる本低分子 はより選 択性の高い ROCK インヒビターであることが 明ら かになりました。 CDK8/CycC CSF1R PRKG1 BRSK1 MLCK DYRK3 GSK3a MKNK2 SGK2 GSG2 GSK3b SKG SGKL RPS6KB1 RPS6KA4 STK17L PRKACA RPS6KA5 DMPK PRKG2 ROCK1 ROCK2 PRKX PKN1 PKC eta MKNK2 CLK4 RPS6KA1 2 µM thiazovivin PKC delta LRRK2 RPS6KA2 10 µM Y-27632 図 6 .RevitaCell ™ Supplement 中の細胞生存促 進性低 分子の K i n a s e P r o f i l i n g の 結 果 、従 来 の R O C K イン ヒビタ ー と 比 較 して RevitaCell™ Supplement がより選択的であることが示されました。低 分子化合物の試験は 319 種類のキナーゼのパネルに対して行いました。 80% を超える阻害を示したキナーゼが示されています。 結論 RevitaCell Supplement は、PSC の凍結融解後の回復を改善し、融解後 24 時間におけるアポトーシスおよびネクローシ ™ ™ スを最小限に抑えるために開発されました。RevitaCell Supplement は Essential 8 培地中における PSC のルーチンなシ ™ ングルセル継代にも使用することが可能であり、正常な形態、多能性および核型を維持しながら効率的な回復を提供します。 ™ さらに、RevitaCell Supplement に含まれる細胞生存促進性の低分子化合物は、選択性の高い ROCK インヒビターである ことが示され、標的以外の経路への影響が最小限に抑えられています。このため、本システムは、高スループットスクリーニ ングおよび PSC の様々な細胞型への分化、ならびに遺伝子編集アプリケーションを含む多くのダウンストリーム実験の基 盤となる可能性を有しています。 研究用にのみ使用できます。診断目的およびその手続上での使用はできません。 記載の社名および製品名は、弊社または各社の商標または登録商標です。 標準販売条件はこちらをご覧ください。www.lifetechnologies.com/TC For Research Use only.Not for use in diagnostic procedures. © 2015 Thermo Fisher Scientific Inc. All rights reserved. All trademarks are the property of Thermo Fisher Scientific and its subsidiaries unless otherwise specified. Essential 8 is a trademark of Cellular Dynamics International, Inc. IncuCyte is a trademark of Essen Biosciences. Pipetman is a trademark of Gilson S.A.S. Printed in Japan. GIB060-B1503IH サーモフィッシャーサイエンティフィック ライフテクノロジーズジャパン株式会社 本社:〒108-0023 東京都港区芝浦 4-2-8 [email protected] 0120-477-392 テクニカルサポート TEL:03-6832-6980 FAX:03-6832-9584 オーダーサポート TEL:03-6832-9300 FAX:03-6832-9580 営 業 部 facebook.com/LifeTechnologiesJapan @LifetechJPN www.lifetechnologies.com 販売店