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全ト協発第ー 04号 (輸・環)

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全ト協発第ー 04号 (輸・環)
全 卜協発第 1 0 4号
平 成 21年
5月
(輸 ・環)
14日
都道府県 トラ ック協会長 殿
ネ
コンテナ輸送 を行 う事業用貨物 自動車 における確実な緊締の徹底等について
拝 啓 時 下益 々 ご清祥 の こ ととお 慶 び 申 し上げます。
平 素 は、 当協会 の業務運営 に格別 なる ご高配を賜 り、厚 く御 礼 申 し上 げ ます。
さて 、 5 月 1 2 日
( 火) 午 後 2 時 5 0 分 頃、大 阪府 大阪市 の 阪神 高速 道 路 にお い
て 、 大型 トレー ラが 中央分離帯 に接触 し、 そのはず み で積荷 の コ ンテナ が 分離帯 を
越 えて 反対 車線 に落 下 し、走行 中 の大型 トラ ックや 乗 用車 の 4 台 に衝突す る事 故 が
あ りま した 。
ま た 、翌 1 3 日
( 水) 午 前 1 1 時 4 0 分 頃 には 、愛知県名 古屋 市 の名 古屋環状線
にお い て 、 下 り坂 の カ ー ブ後 の 直線道路 で 大型 トレー ラが横 転 し、乗用車 1 台 が積
荷 の コ ンテ ナ の 下敷 きになる事故があ りま した。
これ らの 事故 を受 け、本 日、国土交通省 よ り、 同種 の事故 の 再発 防 止 の ため、別
紙 の 通達が発 出 され ま した。
つ きま して は 、貴協会 の 関係 会員事業者 に対 し、緊締装置 の ロ ックの確 実な実施
を含 め別紙 の 事項 を至急周知徹底 して頂 き、同種事 故 の再発 防 止 に万全 を期 して頂
くよ うよろ しくお願 い 致 します。
敬具
6
4
日丁 口万 日
4
牛危 貝 1
自白虚
国 国 平
第 1
第 1
年 5月 1
社団法人全 日本 トラック協会会長 殿
コ ン テ ナ 輸 送 を行 う事 業用 貨 物 自動 車 にお け る確 実 な 緊 締 の徹底等 に つ いて
事 業 用 貨 物 自動 車 の 事 故 防 止 に つ い て は、 従 来 か ら機 会 あ る ご とに注 意 喚起 を図 つて き
た とこ ろ で す が 、 去 る 5 月 1 3 日 、名 古屋 市港 区 の県 道 にお い て 、走行 中 の 大型 トレー ラ
が 横 転 し、 左 側 を走行 して い た乗 用 車 が 、落 下 した海 上 コ ン テ ナ の 下敷 きにな り、 2 名 の
方 が 亡 くな られ る とい う悲 惨 な事 故 が 発 生 しま した。 この事 故 の原 因等 に つ い て は、 現在
調 査 中 で あ りま す が 、 当該 トレー ラ の 荷 台 と コ ンテ ナ を固定 す る緊締装 置 の ロ ックが な さ
れ て い な か っ た こ とが 明 らか にな って お ります。
ま た 、 これ に 先 立 ち 5 月 1 2 日 、大 阪 市北 区 の阪神 高速道 路 にお いて 、大型 トレー ラが
左 カ ー ブ を走 行 中 、積 載 して い た海 上 コ ンテ ナ が 反対 車線 の上 り車線 に落 下 し、 走行 して
き た乗 用 車 4 台 が 、落 下 した海 上 コ ンテ ナ に次 々 に衝 突 す る事 故 が発 生 してお り、 これ に
つ きま して も、 当該 トレー ラ の荷 台 と コ ンテ ナ を固定 す る緊 締 装 置 の ロ ック が な され てお
りませ ん で した 。
コ ン テ ナ 輸 送 に 関 し、 この よ うに多数 の 死 傷者 が生 じる事 故 が 連続 して 発 生 して い る こ
と につ い て は 、 誠 に遺 憾 で あ りま す。
今 後 の 同種 事 故 の再発 防 止 のた め、貴会傘 下会員 に対 し、安全 運行 に 関す る下記 の 事項
に つ い て 周 知 徹 底 を図 り、 輸 送 の 安 全 に万全 を期 す る よ うお願 い します。
記
1 . コ ンテナ 輸 送を行 う際 においては、ト レー ラの荷台 とコンテナを固定す る緊締装置の
ロ ック を確 実 に行 うこと。
、坂道等 の道路状況に応 じた運転時 の基本動
2 . 運 転 者 に対 し、最高速度制限及 び力すブ、
作 の遵 守 に つ いて徹底すること。
3 . 運 転 者 に対 し、運行時における トラクタ ・トレー ラの構造上の特性 について指導する
こ と。
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