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感 謝 の 心

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感 謝 の 心
板一小・板八小・板九小・中根橋小・板三中《あい・i
学びのエリア》 板 橋 区 立 中 根 橋 小 学 校
学 校 だ よ り 6 月
平成26年5月30日
校 長 倉 島 民 雄
《教育目標》○健康な子ども ◎深く考える子ども ○最後までがんばる子ども ○心豊かで助け合う子ども
《生活指導重点》 基本的な生活習慣の確立
― 目を見てあいさつ中根の子 ― 〈全児童数配付〉
感 謝 の 心
副校長
近藤
新太郎
「ありがとう」という言葉の響きがとても好きです。英語でいうと「thank you」「私はあなたに感
謝をします」という意味の、相手に感謝の心を伝える温かい言葉です。
先日の休み時間、職員室で仕事をしている私のところへある児童がやってきました。
「副校長先生、私のハンカチを教室に届けてくれてありがとうございました。」と、少し恥ずかしそ
うに、その女の子は私に感謝の心を伝えてくれました。私の心は何ともいえない幸せな気持ちで満た
されました。「ありがとう」の言葉は、相手の心を癒やし、励まし、そして安心させる力があることを
改めて感じることができました。
中根橋小学校の中は、感謝の心で満ちています。その中の3つを紹介します。
① 6年生が当番を決め、毎日毎日1年生のお世話をしてくれています。朝、靴箱のところで登校し
てきた1年生をやさしく迎えてあげたり、休み時間にいっしょに遊んでくれたりしているのです。
中には6年生のそばからずっと離れない1年生もいます。1年生は、やさしい6年生のお姉さんや
お兄さんが大好きです。「いつも遊んでくれてありがとう。」1年生の心の中はきっと感謝の心で
いっぱいのはずです。
②
中根橋小学校の主事さん方は、とても働き者です。校舎内外の掃除や植物の手入れ、お客様の
接待の他に、子どもたちが喜ぶことや子どもたちの安全を守ることを、たくさんしてくれている
のです。4月・5月に校庭の上を泳いでいた鯉のぼりを空にあげてくれたのは主事さんですし、学
校の中で子どもたちがけがをしそうな危険な場所はないかをいつも見てくれているのは主事さん
です。子どもたちも教員も働き者の主事さんたちにいつもいつも感謝をしています。
③
中根橋小学校は、
「学び合い」の学習を何よりも大切にしています。相手の考えにじっくりと耳
を傾けたり、相手に自分の気持ちや考えていることをわかりやすく伝えるための力を育んでいま
す。自分の心が相手になかなかうまく伝わらず、苦労することももちろんあります。それでも、
工夫をし、努力を続けることで、お互いを認め合い、わかり合うことが必ずできます。そして、
その時、感謝の心がまちがいなく芽生えます。
感謝をする心は人間にとって大切な美徳の一つです。感謝の心を胸に生き抜く人は試練や困難があ
ってもそれをバネにして,しなやかな心で乗り越えることができます。
中根橋小学校のどの子にも、感謝の心を大切に生きる子に育ってほしいといつも思っています。
中根橋小学校には、子どもたちの生活や学習を守り、支えてくださる応援団とも言うべき方々がた
くさんいらっしゃいます。
「スクールガード」「いたばし子ども見守り隊」の方々は、登下校時や放課後に地域の中での声かけ
や見守りを通して子どもたちの安全を毎日守ってくださっています。
「読み聞かせボランティア」の方々は、低学年を中心に本の読み聞かせをしてくださっています。子
どもたちは、「今日はどんな本を読んでもらえるのかな」と、毎回の読み聞かせをとても楽しみにして
います。
「図書ボランティア」の方々は、図書室の飾り付けや本の整理をしてくださっています。居心地のい
い使いやすい図書室の環境を整え、本校の読書活動が充実するように力を尽くしてくださっています。
「いきいき寺子屋実行委員会」の方々はサマーキャンプ、野球教室・バレーボール教室、習字教室、
パントマイム教室、バスハイクなどの子どもたちが楽しめる行事を企画してくださいます。
「PTA役員・PTA委員」の方々は、各種の活動の運営を通してPTA活動の活性化を図り、本校の教
育活動をがっちりと支えてくださっています。
中根橋小学校の子どもたちが毎日元気に楽しく学校に通うことができるのは、これらの応援団の皆
様をはじめ、たくさんの保護者の方々や地域の皆様のおかげです。改めて感謝を申し上げます。いつ
も本当にありがとうございます。
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