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紀要「政策科学」論文データの機関リポジトリ登録に伴うお知らせとお願い
紀要「政策科学」論文データの機関リポジトリ登録に伴うお知らせとお願い 紀要「政策科学」編集委員会 2010 年 8 月 曾て『政策科学』にご論文を投稿され、Web 公開を許諾頂いた 執筆者各位 立命館大学政策科学会は、2010 年 6 月 25 日の会員総会において、紀要『政策科学』の創 刊号(1993 年)から最新号(2010 年)までに掲載された論文データを立命館大学の機関リ ポジトリ(R-CUBE)に登録していく方針を決定しました。 現在でも、7 巻(1999 年)から、許諾頂いた方の論文の PDF データを政策科学会の HP か ら公表していますが、大学の機関リポジトリにデータ登録するならば、別紙の図のように Cinii などの学術情報データベースの検索結果から本文 PDF データへ直接リンクが貼られ、 論文の閲覧回数を飛躍的に増やすことが可能になります。機関リポジトリへのデータ登録 を通じて、政策科学の発展と普及をはかるというのが今回の提案の趣旨です。 紀要『政策科学』への投稿、既に頂いた Web 公開のご承認の意向は、自己の学術的見解 を広くまた永く世界の人々に伝えることにあること、また今回の機関リポジトリへのデー タ登録事業がその願いをより強い仕方で実現しこそすれ、一切それを損なうものでないこ とは疑いを容れません。 しかし、各論文の著作権は執筆者にしており、機関リポジトリへの論文データ登録は、 著作権法で言うところの「複製」および「公衆通信」にあたり、執筆者が登録を拒絶する 自由を当然に尊重しなければなりません。 そこで今回、編集委員会では、これまで Web 公開を承諾頂いた執筆者に対しても機関リ ポジトリへの論文データ登録の意向確認を次のような手続きで行うことにしました。 1. 7 巻~最新号の著作権者の内、学会 HP での Web 公開を承諾して頂いた方に対して、 可能な限りの方法で、今回、その論文を機関リポジトリに登録する作業を始めるこ と、各著作権者は自己の論文について登録を拒絶する権利を持つことを通知する。 それでも連絡の取れなかった方々に対しては、政策科学会ホームページ上での公告 を以て通知に代えることとする。通知郵便の発送は夏休み中に完了する。 2. 逝去者については、著作権の継承者に意向を尋ねるのが一般的に求められる方法で あるが、①相続人の連絡先の把握が困難であること、②リポジトリへの登録の可否 という権利は、逝去者の一身専属性が強く相続人が正しく被相続人の意思を推し量 ることも困難であるという現実がある。よって逝去者については、Web 公開を許諾 していた場合には、論文をインターネットを通じてできるだけ多くの人に読んでも らいたいという意思を仮定し、機関リポジトリに登録していくという方針を取る。 Web 公開を断っていた方については、機関リポジトリ登録は行わない。 3. 現在も会員である著作権者に対しては政策科学評議会および政策科学会総会にて 通知する。 4. 共著論文については、ファーストオーサーのみにリポジトリ登録の可否を尋ねる連 絡を行い、ファーストオーサーに共著者との意見調整を行ってもらう形を取る。 5. 2010 年 11 月 30 日までに登録拒絶のお申し出があった方々の論文については、機 関リポジトリ登録の対象から外す。お申し出がなかった方々の論文については、黙 示の許諾があったと見なして、機関リポジトリ登録のための具体的作業を進める。 すでに上記の手続きで進めることにつき、連絡先がわかる方については、郵送での通知 を開始しましたが、連絡先がわからない方には、この Web での公示をもって伝達手段に替 えることにさせて頂きます。 そこで、曾て『政策科学』に論文を掲載された執筆者各位に、以下の対処をお願いいた します。 一、自己が著作権を持つ論文について、機関リポジトリ登録を拒絶する方は、2010 年 11 月 30 日までに下記の政策科学会編集委員会事務局宛に、 論文名および掲載巻号を特定の上、 郵便、FAX 又は電子メールにてご連絡を下さい。共著論文については、ファーストオーサー の方が他の共著者と意向調整された上で意思表示ください。なお論文名および掲載巻号等 は、政策科学部の政策科学会のホームページで検索することが可能です。 〒603-8577 京都府京都市北区等持院北 56-1 立命館大学 政策共研内 政策科学会編集事務局 TEL : 075-465-7852 FAX : 075-465-7853 E-mail:[email protected] 二、2010 年 11 月 30 日までに拒絶のお申し出がない論文については、黙示の許諾があっ たものと見なして、データ登録に着手させて頂きます(なお上述したとおり、その後も著 作権者から登録停止のお申し出があればその都度対処をいたします)。 それゆえ特段の拒否のご意志をお持ちでない方、或いは積極的に許諾のご意志をお持ち の方々は、実際には何もする必要はありません。どうぞ沈黙のご支持をお願いいたします。 編集委員会としての希望は、勿論すべての論文が機関リポジトリに登録され、広く世界 の人々によって永く閲覧参照されることにあります。執筆者各位のご理解とご支援を賜れ れば幸いです。