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英語の歴史と今後の位置づけ
英語の歴史と今後の位置づけ 2015年度シニアサマーカレッジ 2015/07/24 西南女学院大学人文学部英語学科 大谷 浩 皆さんで軽く自己紹介(英語で?!) Hello / Good morning, everyone! ハロー/グッドモーニング エブリワン My name is マイ ネーム イズ I am from アイアム フロム Nice to meet you! ナイス トゥ ミーチュー イギリス人のルーツはデンマーク England の語源 Engla land (アングル人の土地) England 先住民族 ジュリアス・シーザー 全ての道はローマに続く ブリタニア(ローマ人がブリテン島の帝国領土を呼んだ名称 イギリス人のルーツはデンマーク 英語の歴史は侵略の繰り返しの歴史 ∗ 紀元前100年位まで ケルト人が使うケルト語 ∗ ローマ帝国の襲来・統治(紀元前55年~紀元後410年) ラテン語 ∗ (元々ブリトン人王の招聘でやってきた)アングロ・サクソン人 が使っていたアングロ・サクソン語(英語の元) ∗ 8世紀後半 ヴァイキング襲来(スカンジナビア語) ∗ ノルマン征服 フランス語 ∗ 英語の復権 ロンドンの方言が中心、その後文学などを通じ 語彙が増えていく。 各時代の英語の名称 文献は700年頃から 1900? 各時代の英語の名称 激動・ 変革期 発展・ 成熟期 百年戦争(黒死病)労働者の価値増 欽定訳聖書、 Shakespeare、文法書、辞書 英語の歴史は侵略の繰り返しの歴史 ∗ ケルト語 London, Dover, Thames Mac- McDonald ∗ スカンジナビア語 sky, skirt, get, take, want, egg, sister 単語の語形変化でなく、語順で文を作り出すように なっていった。 英語の歴史は侵略の繰り返しの歴史 ∗ ラテン語 street, wall, ∗ フランス語 peace, tax, easy, hour, river ※ house --- mansion, ox(cow) --- beef pig --- pork, sheep --- mutton 17世紀以降、国際語・地球語へと 向かい始める ∗ 17世紀 アメリカ・カナダなどへの植民地化政策推進 アフリカからの黒人奴隷輸入、カリブ海域 アメリカ大陸進出は世界英語への大きなステップ ∗ 18世紀 大航海時代後、 オーストラリア・ニュージーランド 南半球でも英語の地盤を固めてゆく ∗ 19世紀 インド・アジアを含む強大な植民地支配で アジアにも英語が広がる 20世紀以降はアメリカの台頭 ∗ 強大な政治・経済・軍事力 ますます英語の世界拡大が進む 大航海時代には ∗ オランダ語 clock ∗ ドイツ語 staff, focus ∗ イタリア語 design, balcony ∗ スペイン語 guitar アメリカに渡った後 ∗ アメリカ先住民諸語 raccoon, totem ∗ アフリカ諸語 jazz, jumbo 世界の地域別言語数 母語人口 外国語としての学習者数 出典、参考資料 ∗ 信州大学起縁言語学サイト ∗ http://zen.shinshuu.ac.jp/index.php?main_page=index&cPath=10 ∗ The world’s languages, in 7 maps and charts https://www.washingtonpost.com/blogs/worldviews/wp/20 15/04/23/the-worlds-languages-in-7-maps-andcharts/?tid=sm_fb ∗ 文部科学省サイト http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/015 /siryo/05120501/s003.pdf 英語の歴史と今後の位置づけ 2015年度シニアサマーカレッジ 2015/07/24 西南女学院大学人文学部英語学科 大谷 浩