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市町村財政比較分析表(平成17年度普通会計決算)

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市町村財政比較分析表(平成17年度普通会計決算)
市町村財政比較分析表(平成17年度普通会計決算)
財政力
将来負担の健全度
[0.77]
財政力指数
人
口
面
積
歳入総額
歳出総額
実質収支
大阪府 堺市
2.00
類似団体内最大値
1.57
830,175
149.99
270,647,119
268,866,385
483,463
人(H18.3.31現在)
k㎡
千円
千円
千円
1.50
(円)
169,758
200,000
378,069
400,000
堺市の比率
1.00
0.79
類似団体内平均値
0.46
0.00
120
財政構造の弾力性
将来負担の健全度
100
類似団体内順位
[ 19/37 ]
336,901
600,000
140以上
類似団体平均
全国市町村平均
0.52
大阪府市町村平均
0.79
0.50
類似団体内最小値
財政力
0.77
[336,901円]
人口1人当たり地方債現在高
0
全国市町村平均
462,447
大阪府市町村平均
552,984
800,000
830,392
1,000,000
類似団体内順位
[ 10/37 ]
80
60
財政構造の弾力性
経常収支比率
50.0
公債費負担の健全度
40以下
[94.9%]
実質公債費比率
(%)
人件費・物件費等の
適正度
60.0
64.7
公債費負担の健全度
0.0
堺市
5.0
※類似団体平均を100とした
ときの比率で表した。
70.0
5.5
10.0
80.0
86.8
90.0
94.9
100.0
98.6
110.0
全国市町村平均
90.2
大阪府市町村平均
98.3
給与水準の適正度
(国との比較)
定員管理の適正度
13.6
15.0
※類似団体とは、人口および産業構造等により全国の市町村を35のグループに分類した結果、
当該団体と同じグループに属する団体を言う。
21.2
25.0
人口1人当たり人件費・物件費等決算額
給与水準の適正度 (国との比較)
[99,236円]
(円)
ラスパイレス指数
人口1,000人当たり職員数
5.00
95.5
91,467
96.0
97.6
98.0
107,228
7.00
[6.02人]
(人)
5.54
6.00
99,236
110,000
定員管理の適正度
[97.6]
94.0
100,000
全国市町村平均
14.8
大阪府市町村平均
15.2
類似団体内順位
[ 16/37 ]
人件費・物件費等の適正度
90,000
13.6
20.0
類似団体内順位
[ 34/37 ]
80,000
[13.6%]
(%)
6.02
6.97
99.4
100.0
120,000
130,000
128,811
140,000
全国市町村平均
121,478
大阪府市町村平均
122,841
類似団体内順位
[ 7/37 ]
8.00
102.0
102.4
104.0
類似団体内順位
[ 7/37 ]
全国市平均
97.4
全国町村平均
93.5
9.00
9.21
10.00
全国市町村平均
8.00
大阪府市町村平均
8.17
類似団体内順位
[ 5/37 ]
※人件費、物件費及び維持補修費の合計である。ただし
人件費には事業費支弁人件費を含み、退職金は含まない。
分析欄
〔財政力指数〕:
景気回復、税制改正等により8年ぶりに市税収入が増加に転じ(1.5ポイント)、また行財政改革の推進による人件費(▲2.9ポイント)等
の削減を進めたものの、少子高齢化社会の進展に伴い扶助費(3.1ポイント)が増加しており、前年度と同じ0.77を維持している。
〔経常収支比率〕:
全国的に悪化傾向にある中、平成15年2月に策定した「行財政改革計画」の推進により平成14年度からの4年間で約569億円の効果
をあげ、平成14年度から3年連続で改善している。しかしながら依然として高い水準で推移しており、平成18年3月に策定した「新行
財政改革計画」等に基づく経常経費の更なる削減に加え、税源涵養策の推進による財政基盤の強化を図る等、一層の改善を目指し
ていく。
〔人口1人当たり人件費・物件費等決算額〕:
「行財政改革計画」の推進により、人件費は平成14年度比で▲14.7ポイント(572億→488億。比較のため旧美原町分は除く)となって
おり、類似団体の平均を下回っている。これは政令市平均(125,693)と比べても良好であり、今後「新行財政改革計画」を推進し、アウ
トソーシング等、一層のコスト低減を図っていく。
〔ラスパイレス指数〕:平成14年度から続く課長以上の職員給料3∼5%カット及び、平成17年度においては12ヶ月の昇給延伸を実施し
たため、16年より更に1ポイント改善し、類似団体中でも好数値を維持している。
〔人口1人あたりの地方債現在高〕:
行財政改革の推進により効率化・スリム化を進めた結果、「自由都市・堺ルネサンス計画」及び「新市建設計画」に基づく重要施策に予
算を重点的に配分することができたため、必要性の少ないその他の普通建設事業費と、それに伴う新規発行債を抑えることにより、人
口1人あたりの地方債現在高を更に削減することができた。(前年比▲6,770円)。今後は「自由都市・堺ルネサンス計画」及び「新市建設
計画」に基づく事業が本格化するため、新規発行債の額及び内容に注視していく。
〔実質公債費比率〕:
現在のところ類似団体の平均数値と一致しているものの、今後LRT事業、サッカーナショナルトレーニングセンター事業等、活力と魅力
にあふれる「新しい自由都市・堺」を実現する諸事業が本格化するため、より適切な起債管理を行う。
〔人口1000人当たりの職員数〕
他市に先駆けた行財政改革の結果、平成11年から平成16年度までの職員数の削減率は政令指定都市の中でも最も高く、行政のスリ
ム化・効率化を反映した数値となっている。今後は市民サービスや業務の質を低下させないよう、人材育成の推進と人事評価制度の導
入による職員の資質向上と平行して、中長期的な要員管理計画に基づく更なる職員数の削減(平成17年度を起点として平成22年4月1
日までに総正規職員の10%純減)を図る。
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