...

付録-2 各種材料の熱伝導率

by user

on
Category: Documents
25

views

Report

Comments

Transcript

付録-2 各種材料の熱伝導率
付録-2 各種材料の熱伝導率
備考
熱伝導率
[W/(m・K)]
材料名
密度
[kg/㎥]
規格等
セメント
セメント・モルタル
コンクリート
コンクリート
レンガ
軽量骨材コンクリート1種
0.81
1,900
軽量骨材コンクリート2種
0.58
1,600
軽量気泡コンクリートパネル(ALCパネル)
0.17
500~700
普通れんが
0.62
1,700以下
耐火れんが
0.99
1,700~2,000
銅
370
8,300
アルミニウム合金
金属類
1.5
1.6
200
2,700
鋼材
53
7,830
鉛
35
11,400
ステンレス鋼
15
7,400
ガラス
フロートガラス
1.0
2,500
プラスチック
アクリルガラス
0.20
1,050
ゴム
PVC(塩化ビニル)
0.17
1,390
ポリウレタン
0.30
シリコン
0.35
JIS A 5416
ISO/TC163
N293E
1,200
ブチルゴム
0.24
木質系
天然木材1種
木質繊維系
天然木材2種
0.12
0.15
天然木材3種
0.19
合板
0.16
木毛セメント板
0.10
400~600
JIS A 5404
木片セメント板
0.17
1,000以下
JIS A 5404
ハードボード
0.17
950以下
JIS A 5905
パーティクルボード
0.15
400~700
JIS A 5908
せっこうボード
0.22
700~800
JIS A 6901
せっこうプラスター
0.60
漆喰
0.70
1,300
土壁
0.69
1,280
繊維質上塗材
0.12
500
畳床
0.11
タイル
1.3
2,400
JIS A 5209
0.19
1,500
JIS A 5705
せっこう
壁
床材
プラスチック(P)タイル
アスファルト類
0.11
岩石
岩石(重量)
3.10
土壌
岩石(軽量)
1.40
砂利
土壌(粘土質)
1.50
土壌(砂質)
0.90
土壌(ローム質)
1.00
土壌(火山灰質)
0.50
砂利
0.60
※この表に無い材料は、学会の文献等の数値を用いること
51
1,200
桧、杉、えぞ松等
松、ラワン等
ナラ、サクラ、ブナ等
420~660
JIS A 6904
JIS A 6909
JIS A 5901
付録-3 断熱材の区分と熱伝導率
断熱材区分
A-1
λ =0.052~0.051
A-2
λ =0.050~0.046
B
λ =0.045~0.041
C
λ =0.040~0.035
D
λ =0.034~0.029
E
λ =0.028~0.023
F
λ =0.022以下
断熱材の種類
吹込み用グラスウール(施工密度13K、18K)
タタミボード(15㎜)
A級インシュレーションボード(9㎜)
シージングボード(9㎜)
住宅用グラスウール断熱材10K相当
吹込み用ロックウール断熱材25K
住宅用グラスウール断熱材16K相当
住宅用グラスウール断熱材20K相当
A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板4号
A種ポリエチリンフォーム保温板1種1号
A種ポリエチリンフォーム保温板1種2号
住宅用グラスウール断熱材24K相当
住宅用グラスウール断熱材32K相当
高性能グラスウール断熱材16K相当
高性能グラスウール断熱材24K相当
高性能グラスウール断熱材32K相当
吹込用グラスウール断熱材30K、35K相当
住宅用ロックウール断熱材(マット)
ロックウール断熱材(フェルト)
ロックウール断熱材(ボード)
A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板1号
A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板2号
A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板3号
A種押出法ポリスチレンフォーム保温板1種
建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームA種3
A種ポリエチリンフォーム保温板2種
A種フェノールフォーム保温板2種1号
A種フェノールフォーム保温板3種1号
A種フェノールフォーム保温板3種2号
吹込用セルローズファイバー25K
吹込用セルローズファイバー45K、55K
吹込用ロックウール断熱材65K相当
高性能グラスウール断熱材40K相当
高性能グラスウール断熱材48K相当
A種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板特号
A種押出法ポリスチレンフォーム保温板2種
A種硬質ウレタンフォーム保温板1種
建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームA種1
建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームA種2
A種ポリエチリンフォーム保温板3種
A種フェノールフォーム保温板2種2号
A種押出法ポリスチレンフォーム保温板3種
A種硬質ウレタンフォーム保温板2種1号
A種硬質ウレタンフォーム保温板2種2号
A種硬質ウレタンフォーム保温板2種3号
A種硬質ウレタンフォーム保温板2種4号
A種フェノールフォーム保温板2種3号
建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームB種1
建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームB種2
A種フェノールフォーム保温板1種1号
A種フェノールフォーム保温板1種2号
熱伝導率[W/(m・K)]
0.052
0.052
0.051
0.051
0.050
0.047
0.045
0.042
0.043
0.042
0.042
0.038
0.036
0.038
0.036
0.035
0.040
0.038
0.038
0.036
0.036
0.037
0.040
0.040
0.040
0.038
0.036
0.035
0.035
0.040
0.040
0.039
0.034
0.033
0.034
0.034
0.029
0.032
0.032
0.034
0.034
0.028
0.023
0.024
0.027
0.028
0.028
0.026
0.026
0.022
0.022
※届出書、計算表の図書には、表の断熱材の名称を用いること
※表に該当のないものにおいては、性能値の証明となるものを添付すること。
52
付録-4 開口部の熱貫流率
開口部の熱貫流率は下表から該当する建具とガラスの組み合わせで選択する。
なお、カーテンや雨戸など、夜間に使用される付属品が取り付けられる開口部に対しての
補正値も掲載している。
表に該当がない場合は、試験やプログラムにより求めることもできる。
※届出の際、表に該当のないものにおいては、性能値の証明となるものを添付すること。
※窓に取り付けられた付属品(a、b、c、d)により補正された熱貫流率の値は熱損失係数Q値の計算に
おいてのみ許され、各部位の評価での熱貫流率の計算においては認められない。
●建具とガラスの組み合わせで定まる熱貫流率
建具の仕様
木製
又は
プラスチック製
金属・
窓
プラスチック
・
(又は木製)
引
複合構造製
戸 1
・ 重
框
金属製の
ド
熱遮断構造
ア
金属製
金属製+
窓
・ 2 プラスチック製
引重
戸
金属製+金属製
(枠中間部熱遮断構造)
木製断熱積層構造
金属製高断熱構造
ド 扉:断熱フラッシュ構造辺
ア 縁部等熱遮断構造
枠:熱遮断構造
木製扉:木製、枠:金属製
熱貫流率U [W/㎡K]
窓に取り付けられる付属品
なし
a
b
c
d
ガラスの仕様
低放射複層(A12)
三層複層(A12×2)
普通複層(A12)
普通複層(A6)
低放射複層(A12)
低放射複層(A6)
普通複層(A10~12)
普通複層(A6)
低放射複層(A12)
低放射複層(A6)
普通複層(A10~12)
普通複層(A6)
低放射複層(A12)
普通複層(A12)
普通複層(A6)
単板
単板+普通複層(A12)
単板+普通複層(A6) 単板+単板
2.33
2.33
2.91
3.49
2.33
3.49
3.49
4.07
2.91
3.49
3.49
4.07
4.07
4.07
4.65
6.51
2.33
2.57
2.91
2.11
2.11
2.58
3.03
2.11
3.03
3.03
3.47
2.58
3.03
3.03
3.47
3.47
3.47
3.89
5.17
2.11
2.31
2.58
1.92
1.92
2.31
2.68
1.92
2.68
2.68
3.04
2.31
2.68
2.68
3.04
3.04
3.04
3.38
4.40
1.92
2.09
2.31
2.07
2.07
2.52
2.95
2.07
2.95
2.95
3.36
2.52
2.95
2.95
3.36
3.36
3.36
3.76
4.97
2.07
2.26
2.52
2.11
2.11
2.58
3.03
2.11
3.03
3.03
3.47
2.58
3.03
3.03
3.47
3.47
3.47
3.89
5.17
2.11
2.31
2.58
単板+単板
3.49
3.03
2.68
2.95
3.03
低放射複層(A12)
三層複層(A12×2)
普通複層(A12)
低放射複層(A12)
複層(A12)
2.33
2.33
2.91
2.33
2.91
複層(A6)
4.65
4.07
4.65
札幌市取扱
金属製 扉:断熱材充填フラッシュ構造 複層(A6)
金属製 扉:ハニカムフラッシュ構造 複層(A6)
■窓に取り付けられる付属品の仕様
a :外付けのシャッター若しくは雨戸(断熱材なし)
b :障子等(空気層のみで断熱するもの)
c :上下端が密閉されているカーテン
d :上下端どちらかが密閉されているカーテン
c、dにおいて
上端密閉の例: カーテンボックスを取り付ける、
カーテンを天井に取り付ける等
下端密閉の例: カーテンの裾を床まで垂らす
53
付録-5 窓の日射侵入率
開口部の日射侵入率は、ガラスと日射遮蔽用付属品の組み合わせにより下記の表から
選択することができる。表に該当がない場合は、試験やプログラムにより求めることもできる。
※届出の際、表に該当のないものにおいては、性能値の証明となるものを添付すること。
●ガラスと日射遮蔽用付属品の組み合わせで定まる日射侵入率
ガラス面の日射侵入率η
日射遮蔽物等の種類
ガラスの仕様
空気層
内付け
レースカーテン
なし
紙障子
ブラインド
外付け
ブラインド
12mm
0.71
0.50
0.44
0.38
0.16
6、12mm
0.79
0.52
0.44
0.37
0.17
12mm
0.63
0.48
0.43
0.39
0.15
6mm
0.62
0.47
0.42
0.37
0.15
12mm
0.42
0.32
0.29
0.26
0.11
6mm
0.43
0.33
0.30
0.26
0.11
12mm
0.38
0.29
0.27
0.24
0.10
6mm
0.39
0.31
0.28
0.25
0.10
12mm
0.29
0.21
0.20
0.18
0.07
6mm
0.28
0.23
0.21
0.19
0.08
12mm
0.57
0.40
0.35
0.31
0.13
6mm
0.57
0.41
0.36
0.31
0.13
普通単板ガラス
―
0.88
0.56
0.46
0.38
0.19
単板熱線反射ガラス2種
―
0.48
0.38
0.34
0.31
0.12
単板熱線反射ガラス3種
―
0.35
0.31
0.28
0.25
0.10
単板熱線吸収ガラス
―
0.68
0.47
0.41
0.35
0.15
普通三層複層ガラス
普通複層ガラス
低放射複層ガラス
遮熱低放射複層ガラス
遮熱複層熱線反射ガラス2種
遮熱複層熱線反射ガラス3種
遮熱複層熱線吸収ガラス
54
付録-6 ひさし・軒等の日射遮蔽効果の計算
ひさし、バルコニー、軒等(オーバーハング型のもの)の
日除けが、窓上部に窓幅に対して十分長く取り付けられて
いる場合、η値を以下の式により補正できる。
η = fc × η
η o : 補正前の日射侵入率
0
fc : 補正係数
・日除けの張り出し寸法Zが1200[mm]以上のとき
fc=0.7 として計算可能。
・日除けの張り出し寸法Zが1200[mm]未満のときは、
以下の計算を行う。
fc =
f2 × ( y1 + y2 ) - f1 × y1
y2
L1 =
y1
、
Z
L2 =
(y1 + y2)
Z
f1、f2 : 下記の表を参照し、L1,L2より求められる。
y1 : 日除け下端から窓上端までの距離 [mm]
y2 : 窓の開口高さ寸法 [mm]
Z : 日除けの張り出し寸法 [mm]
Z
Y1
Y2
窓
●L1、L2より求められるf1、f2の値
L1
Ⅰ地域(北海道)
又は
南西
西
北西
南
南東
東
北東
L2
0
0.00
0.00
0.00
0.00
0.4
0.08
0.07
0.10
0.13
0.5
0.09
0.09
0.13
0.17
0.6
0.11
0.11
0.17
0.20
0.7
0.13
0.14
0.20
0.24
0.8
0.14
0.16
0.24
0.27
1
0.17
0.21
0.30
0.33
1.2
0.19
0.26
0.36
0.39
1.4
0.21
0.32
0.42
0.43
1.6
0.24
0.37
0.46
0.48
1.8
0.27
0.41
0.51
0.51
2
0.30
0.45
0.54
0.55
2.5
0.37
0.54
0.61
0.61
3
0.44
0.60
0.66
0.66
3.5
0.50
0.65
0.70
0.70
4
0.56
0.69
0.74
0.73
4.5
0.60
0.72
0.76
0.76
5
0.64
0.74
0.78
0.78
6
0.70
0.78
0.82
0.81
8
0.77
0.83
0.86
0.85
10
0.81
0.86
0.89
0.86
20
0.91
0.93
0.94
0.94
∞
1.00
1.00
1.00
1.00
55
北
0.00
0.18
0.22
0.26
0.29
0.33
0.39
0.44
0.49
0.53
0.56
0.59
0.65
0.69
0.73
0.76
0.78
0.80
0.83
0.87
0.89
0.94
1.00
Fly UP