...

「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」 調書

by user

on
Category: Documents
8

views

Report

Comments

Transcript

「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」 調書
【16】筑波大学
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」
ユニット1
概要
中 期 目 標 【 3】
調書
国際的互換性・国際的協働性を持った教育システムによるグローバル人材の育成
トランスボーダー連携による国際的互換性・国際的協働性を持った教育システムを構築し、地球規模で活躍できるグローバル人材を育
成する。
国際的に互換性のある教育を実施し、地球的規模で活躍できる人材を育成する。
学生本位の視点に立った教育を提供し関係者に対する教育の質の保証を実現する観点から、既存の学位プログラムの充実、新たな学位プ
中 期 計 画 【 6】
ログラムの開設を含めて教育課程を学位プログラムによるものに移行し、国際的互換性と国際的協働性を持った教育システムを構築す
る。
<KPI:平成 30 年度までにすべての教育課程を学位プログラム制に移行>
(A)すべての教育課程を学位プログラム(教育組織に着目した教育課程ではなく、学習成果の保証を基本とした教育課程)に移行する
戦略性が高く意欲
という点で、教育組織と教員組織が異なる本学の強みを生かした先駆的な取組である。
的だと考える理由
(C)限られた人員の中で戦略的に資源を配分しながら効果的な教育体制を全学的に構築するものであり、また、一部ではなく全ての教
育課程を学位プログラムに移行するという高い水準の達成目標を掲げた取組である。
国際的通用性のある教育システムの構築を目指し、欧米における大学間チューニング(専門分野別に学位の互換性を認め合うための調整)
(参考)平成 27 年度以前
の調査・研究を行うとともに、企業・研究機関やボルドー大学(フランス)等の海外大学と連携した、ライフサイエンス分野における学
位プログラムの平成 29 年度までの導入に向けて制度設計・構築を行う。(平成 26 年度)
中 期 目 標 【 6】
国内外の大学や筑波研究学園都市の研究開発法人とのトランスボーダー連携による教育を推進する。
国内外の国公私立大学と次の方法により、教養教育あるいは専門分野における相補的、互恵的な補完を行う共同学位プログラムを実施す
る。
(1)科目ジュークボックス(パートナー大学と授業科目を相互に提供、共有し合うシステム)の活用
中 期 計 画 【 16】
(2)e-ラーニングの活用
(3)大学間協定による単位互換の利用
(4)学外学修の認定等の利用
(5)教育課程の共同実施
<KPI:平成 32 年度までに(1)~(5)の形態ごとのモデルプログラムを開設し、平成 33 年度以降に拡大実施>
(A)学位プログラムを、国内のみならず海外の大学と共同で構築・実施するという点で全国の国立大学でも先駆的な取組である。
戦略性が高く意欲
(C)限られた人員の中で戦略的に資源を配分しながら、他大学の強み・特色も取り入れた質の高い学位プログラムを構築するものであ
的だと考える理由
り、また、パートナー大学と授業科目を相互に提供・共有し合うシステムなどこれまでにない新しい仕組みを構築するという高い水準の
達成目標を掲げた取組である。
- 1 -
【16】筑波大学
筑波研究学園都市の研究開発法人及び企業の開発研究部門の研究者と筑波大学の関連分野の研究者の協働により、大学院課程を中心によ
中 期 計 画 【 17】
り多くの分野で学位プログラムを実施する。
<KPI:平成 29 年度までにライフイノベーション学位プログラムを実施し、平成 30 年度以降より他分野へ拡大>
(A)国等の研究機関の 3 分の 1 が集積する国内随一の研究開発拠点である筑波研究学園都市において、企業、研究開発法人及び本学の
戦略性が高く意欲
トランスボーダー連携・協働による学位プログラムを構築・実施するという点で本学の強みを生かした先駆的な取組である。
的だと考える理由
(C)限られた人員の中で戦略的に資源を配分しながら質の高い学位プログラムを構築するものであり、また、企業や研究開発法人等と
の協働というこれまでにない新しい枠組みによりプログラムを構築するという高い水準の達成目標を掲げた取組である。
- 2 -
【16】筑波大学
ユニット2
概要
研究システム改革による世界トップレベルの最先端研究の展開
研究センターの改組・再編・集約など既存の研究システムを大胆に改革し、真理を深く探究する研究(基盤研究、学際横断型研究)と
社会還元型研究の両面において、世界トップレベルの最先端研究を展開する。
幅広い学問分野において、真理を深く探究する研究と、研究成果の社会還元を目指す研究の両面において、世界トップレベルの最先端研
中 期 目 標 【 10】
究を展開するため、
◆既存の研究センターシステムの見直し・集約等により、基盤研究を着実に実施するとともに、新たなシステムの導入や国内外の大学等
連携により学際横断型研究を飛躍的に推進する。
国内外の大学等の研究機関との連携の強化、双方向型共同研究、大型国際共同研究の実施や海外研究ユニット招致等を通じて、本学の強
中 期 計 画 【 25】
み、特色のある数理科学、環境エネルギー、情報計算科学、生命・医科学、人文社会科学、スポーツ科学などの分野において国際的な共
同利用・共同研究拠点を形成する。
(A)従来の国内の共同利用・共同研究拠点の仕組みとは異なり、研究者を国際的に広く結集(トランスボーダー化)した国際的な拠点
戦略性が高く意欲
を形成するという点で先駆的な取組である。
的だと考える理由
(C)限られた人員の中で戦略的に資源を配分しながら、海外からの研究ユニットの招致などこれまでにない新しい取組により国際的な
拠点を形成するという高い水準の達成目標を掲げた取組である。
重点的な研究支援を一層加速し、WPI「国際統合睡眠医科学研究機構」や計算科学研究センター、生命領域学際研究センター(TARA)、
中 期 計 画 【 26】
人文社会国際比較研究機構、数理物質融合科学センター、地球・人類共生科学研究機構、遺伝子実験センター、下田臨海実験センター等
を中心に世界トップレベルの研究を推進する。
<KPI:相当数の研究領域において世界 100 位以内を実現>
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
(B,C)評価と重点支援のサイクルの構築・運用により本学の強みのある分野を更に成長させるため、限られた人員の中で戦略的に資源
を配分しながら相当数の研究領域において世界 100 位以内を実現するという高い数値目標、高い水準の達成目標を掲げた取り組みであ
る。
幅広い学問分野において、真理を深く探究する研究と、研究成果の社会還元を目指す研究の両面において、世界トップレベルの最先端研
中 期 目 標 【 11】
究を展開するため、
◆社会還元型研究をオールつくばで推進する。
国際産学連携本部の下に外部資金による新たな開発研究センターシステムを導入し、企業との共同研究、共同出資による研究組織の整
中 期 計 画 【 27】
備、研究施設・設備の学内外の共用化・共有化を通じて社会還元型研究を積極的に推進する。
<KPI:平成 29 年度までに藻類バイオマス・エネルギーシステム開発研究センターの活動と関連システムを確立し、平成 30 年度以降順
次他分野へ拡大>
戦略性が高く意欲
(A)開発研究に特化したセンターの設置や「特別共同研究事業制度」など本学独自の新たな仕組みを活用しながら、社会還元のための
的だと考える理由
研究をオールつくばで推進するという点で本学の強みを生かした先駆的な取組である。
- 3 -
【16】筑波大学
筑波研究学園都市内の大学、研究開発法人、企業研究所、その他の研究機関と協働し、TIA-nano 方式を一層発展させた連携形態として、
中 期 計 画 【 28】
省庁や企業組織などの壁を越えて人材を結集することのできるイノベーション研究プラットフォームを構築することによって、新たなデ
バイス・機器や機能性植物の開発やサイバニクスを含む新規医療の研究など社会還元型研究を推進する。
(A)既にナノテクノロジー分野で実施している筑波研究学園都市内の関係機関との連携(トランスボーダー連携)による研究活動を他
戦略性が高く意欲
分野にも拡大し、新規分野を含めた社会還元型研究を推進するという点で本学の強みを生かした先駆的な取組である。
的だと考える理由
(C)限られた人員の中で戦略的に資源を配分しながら本学が中核となってプラットフォームを構築するものであり、また、新たなデバ
イスや重介護ゼロ社会を実現する革新的サイバニックシステムの構築など高い水準の達成目標を掲げた取組である。
幅広い学問分野において、真理を深く探究する研究と、研究成果の社会還元を目指す研究の両面において、世界トップレベルの最先端研
中 期 目 標 【 12】
究を展開するため、
◆学内の研究システムを大胆に改革する。
基幹研究組織(WPI「国際統合睡眠医科学研究機構」、計算科学研究センター、生命領域学際研究センター(TARA)など)を中核として
中 期 計 画 【 29】
研究センターの改組・再編・集約を進める。
<KPI:平成 28 年度までにすべての研究センターの改組・再編・集約計画を策定し、当該計画に基づき改組再編集約を順次実施>
(A)学内の全ての研究センターを機能別に改組・再編・集約するという大胆な改革により本学の強みのある分野を更に成長させ、世界
戦略性が高く意欲
トップレベルの最先端研究拠点を形成するという点で全国の国立大学でも先駆的な取組である。
的だと考える理由
(C)限られた人員の中で戦略的に資源を配分しながら研究センターを機能別に改組・再編・集約するものであり、また、一部ではなく
全ての研究センターを対象に行うという高い水準の達成目標を掲げた取組である。
- 4 -
【16】筑波大学
ユニット3
概要
中 期 目 標 【 16】
イノベーション創出拠点 TSUKUBA を中核としたイノベーションエコシステム形成による産業競争力の強化
科学技術が集積しイノベーション創出環境として高いポテンシャルを有する TSUKUBA(筑波研究学園都市)を中核としたイノベーショ
ンエコシステムを形成し、我が国のグローバルな産業競争力の強化に貢献する。
筑波研究学園都市を中核とする産学連携機能を強化する。
筑波研究学園都市内の大学、研究開発法人、企業研究所、その他の研究機関との一体的なエコシステムによるイノベーション研究プラッ
トホームとして ALL TSUKUBA イノベーション推進機構(仮称)を形成(つくば、秋葉原など)し、基礎研究と開発研究の橋渡し、大学と研
究所間・プラットホームを構成する研究所間の研究活動の協調を図り、大学院教育と研究活動の一体化等を推進する。また、附属病院と
中 期 計 画 【 38】
筑波研究学園都市内の関係医療機関、関係企業等との医工連携による臨床研究を一体的に推進する仕組みを整える。
<KPI:平成 28 年度にイノベーション創出のための一体的・一元的な基盤整備に関する筑波研究学園都市内関係機関等の協議組織(ALL
TSUKUBA イノベーション推進機構(仮称))を立ち上げ、平成 31 年度にイノベーション創出・事業化を促進する「つくばイノベーション
センター(仮称)」及び「つくば医工連携臨床研究開発センター(仮称)」を設置>
(A)国内随一の研究開発拠点である筑波研究学園都市において、企業、研究開発法人及び本学の連携によるイノベーションエコシステ
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
ム(イノベーション研究プラットフォーム)を本学が中核となって形成するという点で本学の強みを生かした先駆的な取組である。
(C)限られた人員の中で戦略的に資源を配分しながら本学が中核となってプラットフォームを構築するものであり、また、イノベーシ
ョンの創出が、筑波研究学園都市のみならず我が国全体のグローバルな産業競争力強化につなげるという高い水準の達成目標を掲げた取
組である。
筑波研究学園都市内の研究開発法人、企業、研究所との連携により、例えば、知的財産権に関する事務などを共同で処理したり、研究倫
中 期 計 画 【 39】
理や起業に関する研究者や職員の研修を共同で実施するなど、イノベーション創出のための一体的・一元的な基盤整備を順次進める。
<KPI:平成 31 年度に「つくば知的財産活用センター(仮称)」を設置>
戦略性が高く意欲
(A)筑波研究学園都市内の関係機関によるイノベーション研究プラットフォームの構築のみならず、知的財産権の処理や倫理等研修の
的だと考える理由
共同実施など必要な基盤を一体的・一元的に、かつ本学が中核となって整備するという点で本学の強みを生かした先駆的な取組である。
注
1.
2.
3.
4.
5.
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」を設定することを希望する場合、その中期目標・中期計画について記載してください。(平成 27 年度以前に設定された中期
目標・中期計画と継続性を持つ中期目標・中期計画を、平成 28 年度以降も設定することを希望する場合も記載してください。なお、平成 27 年度以前に認定されてい
たことを以て第3期も自動的に認定がされるというものではありません。)
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」に設定することを希望する複数の中期目標・中期計画が相互に関連している場合については、まとめて記載してください。こ
のような中期目標・中期計画のまとまりを「ユニット」とします。(中期目標・中期計画が1件の場合も「ユニット」とします。)
中期目標と中期計画には、それぞれ中期目標原案または中期計画案と同じ整理番号を付し、対応関係が分かるようにしてください。
行数、行の高さ、中期目標・中期計画の数は、コピー&ペーストするなどして適宜変更願います。
必要に応じて「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」の概要を示す補足資料を各ユニット単位で提出願います。(1~2枚程度)
- 5 -
改革のビジョンとその戦略
本学のビジョン
本学のミッションである「地球規模課題の解決に向けた知の創造とこれを牽引するグローバ
ル人材の創出」を目指す世界的な教育研究の拠点としての機能を充実・強化するため、第3
期中期目標期間においては、教育・研究・イノベーションの各分野における以下の戦略に基づ
き、世界トップクラスの大学を実現!
①教育関係
②研究関係
【戦略1】国際的互換性・協働性を
持った教育システムを構築するた
め、すべての教育課程を学位プロ
グラムに移行し、地球規模で活躍
できるグローバル人材を育成
【戦略2】トランスボーダー連携によ
り教育課程を共同(協働)で実施し、
世界的な人材育成拠点として質の
高い教育を提供
など
【戦略3】研究センターを改組・
再編し、基盤研究、従来の枠組
みを超えた学際横断型研究を
推進
【戦略4】外部機関との連携強化
による社会還元型研究の推進
③イノベーション関係
【戦略5】筑波研究学園都市を中
核としたイノベーションエコシス
テムを形成し、我が国のグロー
バルな産業競争力強化に貢献
①教育関係戦略
国際的互換性・協働性を持った教育システムを構築するため、
すべての教育課程を学位プログラムに移行し、地球規模で活躍
できるグローバル人材を育成
◆地球規模課題解決に向けた知の創造とこれを牽引するグローバル人材を創出するためには、学生の個性と能力を
開花させることができる教育システムを「学位プログラム」により構築することが必要。
◆このため、平成30年度までに全ての教育課程を学位プログラム制へ移行(トランスボーダー連携による国際的
互換性・国際的協働性を持った教育システムを構築)し、地球規模で活躍できるグローバル人材を育成。
◆学位プログラム制への移行を踏まえ、平成32年度までに教育組織等を見直し。
戦略1(1)学位プログラム制への全学的な移行
<取組>学位プログラム制への移行を踏まえた教育組織、教員組織の再編
世界トップクラスの大学
など
(2)分野横断型学位プログラムの実施
<取組>オールラウンド型学位プログラムの実施
◆独自指標
○平成30年度までにすべての教
育課程を学位プログラム制に移行
国際的互換性
国際的協働性
など
◆文部科学省が提示する指標
○外国人留学生数の割合
○日本人学生の海外留学経験者数
の割合
※具体的な数字は様式〔総表1〕に記載
◆独自指標
○平成33年度までに大括り入学者選
抜に対応できる教養教育プログラムを
開設
○平成33年度までに国際共同学位プ
ログラムを開設
(1)国公私立大学との教養教育課程等の共同実施
<取組>ICUとの教養教育課程の共同実施 など
(2)海外パートナー大学との国際共同学位プログラムの実施
<取組>マレーシア日本工科院との国際共同学位プログラム など
(3)研究学園都市の研究開発法人等との協働学位プログラムの実施
戦略2
<取組>TIA連携大学院 など
トランスボーダー連携により教育課程を共同(協働)で実施し、世界的な人材育成拠点
として質の高い教育を提供
教育
改革
■取り組みが決まっている又は既に実施している学位プログラムの例
○ヒューマンバイオロジー学位プログラム(5年DC)H24〜
○エンパワーメント情報学プログラム(5年DC)H25〜
○鹿屋体育大学との共同専攻(MC、DC)H28〜
○次世代健康スポーツ科学学位プログラム(DC)H27〜
○スポーツ・オリンピック学位プログラム(MC)H27〜
○ライフイノベーション学位プログラム(MC、DC)H27〜
○グローバルイノベーション学位プログラム(MC,DC)H30〜
○IB教員養成学位プログラム(MC)H31〜
①教育関係戦略の工程表
年度
平成28年度
平成29年度
平成30年度
平成31年度
平成32年度
平成33年度
トランスボーダー連携による国際的互換性と国際的協働性を持った教育システムの構築などにより、地球規模で活躍できるグローバル人
材を育成
【戦略1】
国際的互換性・
協働性を持った
教育システムを
構築するため、す
べての教育課程
を学位プログラム
に移行し、地球規
模で活躍できる
グローバル人材
を育成
◆学位プログラム制への全学的な移行
国際的通用性のある教育システムの構築(国立大学機能強化:チューニング等の仕組みの開発)
国際バカロレア教育研究システム開発
ヒューマンハイパフォーマンス学位プログラム
スポーツウェルネス学位プログラム(DC)
JAPAN・Expert 学士学位プログラム開設
学位プログラム制への全面移行
全学の教育組織の再編
◆分野横断型学位プログラムの実施
継続事業
新規要求(予定)
事業
国際的通用性のある教育システムの構築(国立大学機能強化:ライフイノベーション学位プログラム)
国際的通用性のある教育システムの構築(国立大学機能強化:グローバルイノベーション学位プログラム)
他の財源で実施
予定の事業
グローバル教育院(学士・大学院)の設置/オールラウンド型学位プログラム(学士)の開設
①教育関係戦略の工程表
年度
平成28年度
平成29年度
平成30年度
平成31年度
平成32年度
平成33年度
トランスボーダー連携による国際的互換性と国際的協働性を持った教育システムの構築などにより、地球規模で活躍できるグローバル人
材を育成
【戦略2】
トランスボーダー
連携により教育
課程を共同(協
働)で実施し、世
界的な人材育成
拠点として質の
高い教育を提供
◆国公私立大学との教養教育課程等の共同実施
山岳科学共同学位プログラム
鹿屋体育大学との共同専攻の設置
教養教育改革(ICUとの教育課程の共同実施)/大学院総合智教育改革
◆海外パートナー大学との国際共同学位プログラムの実施
マレーシア日本工科院との国際共同学位プログラム (ボルドー大学、国立台湾大学、モンペリエ大学)
ラフバラ大学との科目ジュークボックス履修モデルの開発
国際的通用性のある教育システムの構築(国立大学機能強化:グローバルイノベーション学位プログラム)(再掲)
◆研究学園都市の研究開発法人等との協働学位プログラムの実施
国際的通用性のある教育システムの構築(国立大学機能強化:ライフイノベーション学位プログラム)(再掲)
PBL教育を活用した総合レジリエンス学位プログラム
継続事業
新規要求(予定)
事業
他の財源で実施
予定の事業
TIA連携大学院の設置
◆その他(教育の質の向上に資する事業)
次世代型3D-CG手術テキストを活用した
革新的外科学教育システムの構築
発達障害学生に対する高等教育における支援モデルの構築
改革のビジョンとその戦略
本学のビジョン
本学のミッションである「地球規模課題の解決に向けた知の創造とこれを牽引するグローバ
ル人材の創出」を目指す世界的な教育研究の拠点としての機能を充実・強化するため、第3
期中期目標期間においては、教育・研究・イノベーションの各分野における以下の戦略に基づ
き、世界トップクラスの大学を実現!
①教育関係
②研究関係
【戦略1】国際的互換性・協働性を
持った教育システムを構築するた
め、すべての教育課程を学位プロ
グラムに移行し、地球規模で活躍
できるグローバル人材を育成
【戦略2】トランスボーダー連携によ
り教育課程を共同(協働)で実施し、
世界的な人材育成拠点として質の
高い教育を提供
など
【戦略3】研究センターを改組・
再編し、基盤研究、従来の枠組
みを超えた学際横断型研究を
推進
【戦略4】外部機関との連携強化
による社会還元型研究の推進
③イノベーション関係
【戦略5】筑波研究学園都市を中
核としたイノベーションエコシス
テムを形成し、我が国のグロー
バルな産業競争力強化に貢献
②研究関係戦略
◆「地球規模課題解決に向けた知を創造」するためには、幅広い学問分野における深い専門性を追求するとともに、
分野融合型の領域を開拓し、研究機能の再編成と国際性の強化により、卓越した知の創造拠点として世界トップレ
ベルの研究を展開することが必要。
◆このため、研究センターの改組・再編など既存の研究システムを大胆に改革し、真理を深く探求する研究(基盤研
究、学際横断型研究)と、成果の社会還元を目指す研究(社会還元型研究)の両面において最先端研究を展開。
外部機関との連携強化による
社会還元型研究の推進
戦略4
世界トップレベルの
研究大学
新たな協働システムによる
研究組織の整備と事業化の推進
国際統合睡眠医科学研究機構
<取組>バイオ健康イニシアティブ拠点形成に向けた
トランスボーダー医学研究拠点形成 など
◆独自指標
○平成29年度までに藻類バイオマ
ス開発研究センターの活動と関連
システムを確立し、平成30年度以
降順次他分野へ拡大
高い目標
世界大学ランキング
学長のリーダーシップの下で
100位以内(10年後)
研究戦略イニシアティブ推進機構による
重点研究センター
の集中管理
生命学際領域研究センター
学術センター
地球人類共生科学研究機構
数理物質融合科学センター
◆文部科学省が提示する指標
○論文数の割合
○論文の被引用数の割合
○国際共著論文数の割合
※具体的な数字は様式〔総表1〕に記載
◆独自指標
○相当数の研究領域において世界100位
以内を実現
○平成28年度までにすべての研究セン
ターの改組・再編・集約計画を策定し、当該
計画に基づき改組再編集約を順次実施
(1)基盤研究の着実な実施
<取組>宇宙史国際研究拠点(朝永拠点)の整備
既存の
センター群
研究力
強化
など
(2)国内外の大学等との連携による学際横断型研究の推進
<取組>次世代計算技術の開拓による学際計算科学連携拠点の構築 など
研究センターを改組・再編し、基盤研究、
従来の枠組みを超えた学際横断型研究を推進
戦略3
②研究関係戦略の工程表
年度
【戦略3】
研究センターを
改組・再編し、
基盤研究、従来
の枠組みを超え
た学際横断型
研究を推進
平成28年度
平成29年度
平成30年度
平成31年度
平成32年度
平成33年度
部局名
◆基盤研究の着実な実施
「生命の樹」研究機能の充実
地球人類共生科学
研究機構
ヒューマン・ハイ・パフォーマンス国際研究教育拠点
体育系
宇宙史の暗黒を照らす国際研究拠点形成
数理物質融合科学センター
計算科学研究センター
ヒューマン・ハイ・パフォーマンス先端研究拠点 (共同利用・共同研究拠点)
体育系
最先端共同HPC基盤施設(東大との共同研究)
計算科学研究センター
次世代遺伝子解析コアの構築
IIIS
地球未来価値創成研究拠点の形成(ICR)(人社・図情・ビジネス)
人文社会国際比較
研究機構
研究美術館(芸術科学・デザイン・人間))
芸術系
◆国内外の大学等との連携による学際横断型研究の推進
継続事業
新規要求(予定)
事業
共通課題分要求
他の財源で実施
予定の事業
トランスファクトーム研究推進事業
革新的代謝疾患治療技術開発・再生医療・創薬への展開「バイオ創薬拠点」
TARAセンター
北アフリカ学術イノベーション拠点
地中海食薬資源を対象とした国際ネットワーク研究拠点の構築
北アフリカ研究センター
バイオ健康イニシアティブ拠点形成に向けたトランスボーダー医学研究拠点形成
医学医療系
・TARAセンター
先端学際計算科学の開拓・推進・展開事業 (共同利用・共同研究拠点)
計算科学研究センター
ケミカルマリンバイオロジー研究拠点の形成(海洋科学共同利用研+JAMBIO)(共同利用・共同研究拠点)
下田臨海実験センター
形質転換植物デザイン研究拠点形成 (共同利用・共同研究拠点)
遺伝子実験センター
次世代計算技術開拓による学際計算科学連携拠点の創出 (拠点プロジェクト)
計算科学研究センター
サービス開発・改善のためのビッグデータ利活用
生命圏科学拠点(生命原理 非モデル)
システム情報系
図情メディア系
地球人類共生科学
研究機構
②研究関係戦略の工程表
年度
【戦略4】
外部機関との連
携強化による社
会還元型研究
の推進
平成28年度
平成29年度
平成30年度
平成31年度
平成32年度
平成33年度
部局名
◆新たな協働システムによる研究組織の整備と事業化の推進
サイバニクス医療開発研究(世界トップレベル研究拠点形成に向けた研究センターの再編)
サイバニクス研究
センター
つくばスポーツ医学・健康科学センター
開設による高度教育・研究・診療システ
ムの構築(収益型)
附属病院
フードセキュリティー実現のための循環型研究拠点の構築
地球人類共生科学研究機構
遺伝子実験センター
藻類バイオマスR&D(外部資金による運営)
国際産学連携本部
次世代社会システムR&D(外部資金による運営)
国際産学連携本部
マルチサポートR&D(外部資金による運営)
国際産学連携本部
放射能環境動態の総合共同研究拠点 (共同利用・共同研究拠点)
アイソトープ環境動
態研究センター
白川エネルギー変換R&D(外部資金による運営)
国際産学連携本部
TIA拠点形成
数理物質系
多機能加速器・共用設備分析センター(収益型)
研究基盤総合
センター
継続事業
新規要求(予定)
事業
共通課題分要求
他の財源で実施
予定の事業
改革のビジョンとその戦略
本学のビジョン
本学のミッションである「地球規模課題の解決に向けた知の創造とこれを牽引するグローバ
ル人材の創出」を目指す世界的な教育研究の拠点としての機能を充実・強化するため、第3
期中期目標期間においては、教育・研究・イノベーションの各分野における以下の戦略に基づ
き、世界トップクラスの大学を実現!
①教育関係
②研究関係
【戦略1】国際的互換性・協働性を
持った教育システムを構築するた
め、すべての教育課程を学位プロ
グラムに移行し、地球規模で活躍
できるグローバル人材を育成
【戦略2】トランスボーダー連携によ
り教育課程を共同(協働)で実施し、
世界的な人材育成拠点として質の
高い教育を提供
など
【戦略3】研究センターを改組・
再編し、基盤研究、従来の枠組
みを超えた学際横断型研究を
推進
【戦略4】外部機関との連携強化
による社会還元型研究の推進
③イノベーション関係
【戦略5】筑波研究学園都市を中
核としたイノベーションエコシス
テムを形成し、我が国のグロー
バルな産業競争力強化に貢献
③イノベーション戦略
◆「地球規模課題解決に向けた知の創造」に向けた最先端研究を展開していく中で、社会還元型研究により得られた成果
については、教育研究諸機関及び産業界との連携を強化し、これを事業化するスキーム、体制を構築することが必要。
◆このため本学が、科学技術が集積するイノベーション拠点TSUKUBAにおける中核的役割を担い、産学協働を実践するこ
とにより我が国のグローバルな産業競争力強化に貢献。
イ
ノ
ベ
つくばグローバル・イノベーション推進機構
ー
つくば国際戦略総合特区における実績を活用
All Tsukubaイノベーション機構の設置
管理:知的財産活用センター
病院:医工連携臨床研究開発センター
教育:アントレプレナー教育センター
研究:つくばイノベーションセンター
戦略5
◆独自指標
○平成28年度に筑波研究学園都市
内関係機関等の協議組織(ALL
TSUKUBAイノベーション推進機構)
を立ち上げ、平成31年度に「つくばイ
ノベーションセンター」及び「医工連携
臨床研究開発センター(仮称)」を設置
○平成31年度に知的財産活用セン
ター、アントレプレナー教育センターを
設置
○平成33年度までに予防・診断・治療
法に関する医師主導の治験を6件以
上着手
つくば医療イノベーション推進事業
(T‐CREDO)(医学領域産学本部)
ー
シ
ョ
ン
プ
ラ
ッ
ト
フ
ォ
ム
の
構
築
イノベー
ション創出
日本版シリ
コンバレー
への変革
◆シーズの融合による付加価値の創出
◆最先端医療イノベーションの創出、メディカルツーリ
ズムの実現
◆つくば地域における起業家人材の育成支援
◆つくばの技術シーズの事業プロモーション
シーズを活用した産学協働の実践
◆文部科学省提示指標
○共同研究件数
○国内外の大学とのアントレプレナー
教育に係る連携
○本学と筑波研究学園都市内の研究
機関との連携による共同研究の件数
※具体的な数字は様式〔総表1〕に記載
③イノベーション戦略の工程表
年度
平成28年度
平成29年度
平成30年度
平成31年度
平成32年度
平成33年度
部局名
【戦略5】
筑波研究学園
都市を中核とし
たイノベーション
エコシステム
を形成し、我が
国のグローバル
な産業競争力
強化に貢献
つくば医療イノベーション推進事業(T‐CREDO)(医学領域産学本部)
附属病院
革新的がん診断・治療・創薬開発のための基礎探索研究拠
点の構築
医学医療系
新規高性能ベクターを用いた血友病遺伝子治療
筑波大学の新たな産学連携を支える機能の強化
附属病院
国際産学連携本部
医工連携臨床研究開発センター
国際産学連携本部
アントレプレナー教育センター
国際産学連携本部
知的財産活用センター
国際産学連携本部
つくばイノベーションセンター
国際産学連携本部
藻類バイオマスR&D(外部資金による運営) (再掲)
国際産学連携本部
継続事業
次世代社会システムR&D(外部資金による運営) (再掲)
国際産学連携本部
新規要求(予定)
事業
マルチサポートR&D(外部資金による運営) (再掲)
国際産学連携本部
他の財源で実施
予定の事業
白川エネルギー変換R&D(外部資金による運営) (再掲)
国際産学連携本部
【18】宇都宮大学
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」
ユニット
調書
「地域デザイン科学部」を起点とする人材育成・イノベーション・共創機能の強化による“知”の拠点形成
全国に先駆けて設置した文理融合型の「地域デザイン科学部」(平成 28 年度)を起点として、重層的・複合的な地域課題を解決する専門職業人を育成
概要
するとともに、地域志向研究の拡充によるイノベーションの創出、地域との共創機能を強化する。さらに、これらの高度化をめざして文理融合型の新
しい大学院組織を立ち上げることによって、地域のまちづくり・イノベーションをリードする“知”の拠点形成を実現する。
中 期 目 標 【 Ⅰ -1(1)① 】
中 期 計 画 【 ① -2】
地域の新しい複合的な課題を解決し、地域の持続的な発展を支えるために、学士課程を通じて、行動的知性と実践的専門性を兼ね備え、3C 精神
(Challenge、Change、Contribution)を持った創造的人材を育成する。
まちづくりを支える専門職業人を育成するため、「地域デザイン科学部」(平成 28 年度設置)を核として、地域フィールドの課題解決型演習(地
域デザイン科学部では全員必修)などの実践的な科目の充実により、地域で実践できる専門力と技術力を養成する。
【 ① -1】
基盤教育で進めてきた「知」と「行動力」を統合した行動的知性の養成をさらに推進するために、大学教育再生加速プログラム事業を活用して教養
科目における課題解決型アクティブ・ラーニング授業の充実強化を図り、全学生に行動的知性を養成する教育を実施するとともに、専門科目において
もアクティブ・ラーニングを積極的に導入して学びを定着させ実践力を向上させる。
(A)学長の強力なリーダーシップの下で、全学的に資源の選択と集中の観点から全部局からの学生定員や教員の拠出を実現して創設し
た「地域デザイン科学部」は、文理融合して総合的に地域を教育研究の対象とする全国に先駆けた取組である。そこでは、地域を対
象に異分野の学生・教員が参加する「地域フィールド演習」の必修化、全専門科目のアクティブ・ラーニング化など、地域資源や学
内資源を活用し文理融合を実質化するための全国でも先導的な取組を取り入れている。この実績を活かし、地域と連携した実践的な
学びを進めて、文理融合を含め、幅広い分野を融合した新しい大学院組織を設置予定である。これらの取組には、「機能強化の方向
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
性に応じた重点配分」による予算措置を財源としている。
(B)地域での実践力養成のために地域に密着して行う「とちぎ終章学総論」や「とちぎ学」、アクティブ・ラーニング(AL)科目群を
全ての学生が受講すると共に、独自の AL 研修プログラムの開発・実施により全教員が AL 指導能力を修得するという、高い数値を目
指す取組である。なお、アクティブ・ラーニングの拡充は「大学教育再生加速プログラム事業」による予算措置、「とちぎ終章学総
論」は「地(知)の拠点整備事業(COC)」、「とちぎ学」は「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」による予算措
置を財源としている。
*【指標:
「とちぎ終章学総論」を平成 30 年度までに全学生が履修】
【指標:基盤教育(教養科目)におけるアクティブ・ラーニング授業受講者を 100%】
【指標:アクティブ・ラーニング指導法の研修を受講した教員数 100%】
(参考)平成 27 年度以前
- 1 -
【18】宇都宮大学
中 期 目 標 【 Ⅰ -2(1)① 】
中 期 計 画 【 ① -1】
世界に通じる先端的研究の開発・推進、及び、基礎的研究を基盤とした地域イノベーション創出の知の拠点として、独創的で学際的、分野融合的な研
究を進展させる。
農学及び工学、そして融合分野における特色ある研究を推進することにより、地域ニーズにマッチしたトップレベルの研究を発展、推進する。
(A)パデュー大学、アリゾナ大学のような大学ランキング 100 クラスの大学との部局間協定に基づき分子農学や光工学の分野における最
先端の教育研究体制を確立し、グローバルな共同研究の成果を地域に還元しようとする全国でも数少ない取組である。
(C)イチゴの機能性発現や体系的な栽培技術・収穫ロボット・輸送技術の開発などの総合的研究を始め、農と工を中心に異分野が融合し
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
た先端的な研究を推進することにより、栃木県の“明日を拓く成長戦略”であるフードバレーとちぎやものづくりとちぎの構想と連
動し、産官学金の連携を強化して地域にイノベーションを創出する、という高い目標を掲げる取組である。こうした分野融合的な研
究創出を推進するために教教分離の組織改革を進め、学内資源の重点的配分を行っていく。なお、本取組は「地域イノベーション戦
略支援プログラム」による予算措置を財源としている。
*【指標:国際的に著名な学術誌への 1 人当たり掲載件数を第 2 期中期目標計画期間中の年平均と比較して 10%UP】
【指標:産官学金を含めた地域との連携プロジェクト数を第 2 期中期目標計画期間中の年平均と比較して 10%UP】
(参考)平成 27 年度以前
中 期 目 標 【 Ⅰ -3(2)① 】
「地域に学び、地域に返す」をモットーに、地域における「知の拠点」として社会的ニーズに応え、地域社会の発展に貢献する。
企業や自治体等との交流を通じて地域のニーズを把握し、本学のシーズ(人的・知的資産)を活用した地域連携事業を栃木県内全市町と連携して推進
中 期 計 画 【 ① -1】
する。そのために、現在ある複数の地域関連センターを統合して「地域連携センター」(仮称)を設置する。これを平成 32 年には、研究面でのシンクタ
ンク機能を併せ持つ「新・地域連携戦略機構」(仮称)に発展させる。
(C)地域との共創機能を強化するために学内組織を再編して新組織を設置することにより、地域を支える次世代育成から地域志向研究・
教育の拡充、人材育成地元定着推進まで、幅広な地域課題に対応できるトータルコーディネート機能やシンクタンク機能、地域調査
力の強化を図り、地域イノベーション創出までを視野に入れた高い目標を掲げる取組である。なお、次世代育成は、「グローバルサ
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
イエンスキャンパス事業」、地域志向研究・教育の拡充は「地(知)の拠点整備事業(COC)」、人材育成地元定着推進は「地(知)
の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」、地域イノベーション創出は、「地域イノベーション戦略支援プログラム」による予
算措置を財源としている。
*【指標:基盤プラン 60 名、才能育成プラン 10 名を育成】(グローバルサイエンスキャンパス事業)
【指標:地域に関する研究を行う教員数を平成 29 年度までに全教員の 50%】【指標:「とちぎ終章学総論」を平成 30 年度までに全学生が履修する。】
【指標:産官学金を含めた地域との連携プロジェクト数を第2期中期計画期間中の年平均と比較して 10%UP】
(参考)平成 27 年度以前
- 2 -
戦略性が高く、意欲的な
目標計画 ユニット
「地域デザイン科学部」を起点とする
人材育成・イノベーション・共創機能の強化による“知”の拠点形成
概 要:全国に先駆けて設置した文理融合型の「地域デザイン科学部」(平成28年度)を起点として、重層的・複合的な地域課題を解決する専門職業人を
育成するとともに、地域志向研究の拡充によるイノベーションの創出、地域との共創機能を強化する。さらに、これらの高度化をめざして文理融合型の新し
い大学院組織を立ち上げることによって、地域のまちづくり・イノベーションをリードする“知”の拠点形成を実現する。
学長の強いリーダーシップによる学内資源の選択と集中&地域連携の実績
「地域デザイン科学部」による地域人材の育成と地域に密着した実践的教育の推進
●全国に先駆けて設置する文理融合型の「地域デザイン科学部」(平成28年度)を核として、本学の強み(立地特性やCOC、APなどの事業実績)を活かして、社会制度、まちづくり、
防災・減災などの重層的・複合的な地域課題を解決する人材育成を推進する。なお、「機能強化の方向性に応じた重点配分」による予算措置を財源とする。
●地域での実践力(地域対応力)を養成する観点から、地域をフィールドに文系理系の異分野の学生・教員が参加する「地域フィールド演習」を必修化する。
●「大学教育再生加速プログラム事業」( AP事業)の成果を活用して、全ての専門科目をアクティブ・ラーニングで実施することによって、3C精神(Challenge, Change,
Contribution)を持った創造的人材を育成する。
● 「地(知)の拠点整備事業(COC)」、「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」を活用して、地域課題の共有化を実現するために、「とちぎ終章学総論」、「とちぎ学」
を開設し必修化する。
【指標】
○新学部「地域デザイン科学部」を設置(平成28年度)し、地域課題を解決する人材育成を推進する
○アクティブ・ラーニング指導法の研修を受講した教員数100%
地域志向研究の拡充によるイノベーションの創出
●農学部とパデュー大学、オプティクス教育研究センターとアリゾナ大学のよう
に大学ランキング100クラスの大学と部局間協定を締結しており、分子農学や光
工学の分野における最先端の教育研究体制を確立し、グローバルな共同研究
の成果を地域に還元する。
●「地域イノベーション戦略支援プログラム」によって、フードバレーやものづくりに関
連する先端的な地域イノベーションを創出する。
●「地(知)の拠点整備事業(COC)」、「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業
(COC+)」に関連して学内研究助成によって地域志向研究を拡充する。
【指標】
○地域に関する研究を行う教員数を平成29年度までに全教員の50%
○産官学金を含めた地域との連携プロジェクト数を第2期中期計画期間中の年平均と比
較して10%UP
○国際的に著名な学術誌への1人当たり掲載件数を第2期中期目標計画期間中の年平
均と比較して10%UP
○基盤教育におけるアクティブ・ラーニング授業受講者を100%
○「とちぎ終章学総論」を平成30年度までに全学生が履修
地域との共創機能の強化
● COCとCOC+ の事業を基盤として、地域ニーズと大学シーズのマッチング機能とシンクタ
ンク機能を強化して、地域との共創を推進するために「地域連携戦略機構」を設置する。
●地域人材の育成と地域志向研究の拡充から、地域課題を解決するためのトータル
コーディネート力、地域調査力(ビックデータの解析など)、シンクタンク機能と戦略的
共創力を強化する。
●COC+事業から、育成した人材の地元定着を推進する。
●「グローバルサイエンスキャンパス事業」(GSC)を起点として、地域との高大連携の強化
を実現する。
●地域連携強化の観点から実務家を積極的に登用する。このために、学長裁量による教
員ポイント制度を整備している。
【指標】
○地域に関する研究を行う教員数を平成29年度までに全教員の50%
○産官学金を含めた地域との連携プロジェクト数を第2期中期計画期間中の年平均と比較して
10%UP
○GSCで基盤プラン60名、才能育成プラン10名を育成(グローバルサイエンスキャンパス事業)
地域の発展を支える「地域活性化の中核的拠点」の高度化
新しい大学院組織の設置(平成32年度予定)
「地域デザイン科学部」を起点とする
人材育成・イノベーション・共創機能の強化による“知”の拠点形成
戦略性が高く、意欲的な
目標計画 ユニット
改革工程表
「地域デザイン科学部」による地域人材の育成と地域に密着した実践的教育の推進
新学部申請・審査
「地域デザイン科学部」(平成28年度設置、平成31年度完成予定) 「機能強化の方向性に応じた重点配分」の予算措置
新大学院:申請(H30年
度末予定)&準備
新大学院:構想の確立、地域連携の強化など
「大学教育再生加速プログラム事業」を基盤とするアクティブ・ラーニングの充実強化
新大学院設置(平成32年度予定)
アクティブ・ラーニングの全学展開
地域志向研究の拡充によるイノベーションの創出
国際研究ネットワークの形成(分子農学&オプト分野:パデュー大学やアリゾナ大学など)
「地域イノベーション戦略支援プログラム」
フードバレーやものづくりに関連する先端的な地域イノベーションの創出
「地(知)の拠点整備事業」
⇒
「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」
地 域 志 向 研 究 の 推 進 & 育成人材の地元定着の推進
“宇都宮大学研究拠点創生ユニット事業”(学内事業:UU-COE) 学内資源の再配分によって地域イノベーションをリードする先端的研究(農工連携など)を推進
地域との共創機能の強化
「地域デザインセンター」の
設置(平成28年度予定)
「地(知)の拠点整備事業」
⇒
「地域連携センター」への統合(平成29年度予定)
「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」 シンクタンク機能・トータルコーディネート力・地域調査力等の強化
高大連携による地域の次世代育成機能を強化
「グローバルサイエンスキャンパス事業」
平成27年度まで
第二期中期目標期間
「新・地域連携戦略機構」の設置(平成32年度予定)
平成28年度
平成29年度
平成30年度
平成31年度
第三期中期目標期間
平成32年度
平成33年度
平成34年度
第四期中期目標期間
Utsunomiya University
【19】群馬大学
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」
ユニット1
概要
調書
重粒子線治療の教育・研究の推進
重粒子線医学推進機構を中心に、重粒子線照射技術の高度化を行い、先進的がん治療施設としての拠点を目指すとともに、重粒子線治
療を牽引する優れたリーダーの育成を行うもの。
再定義された各学部のミッションに基づき、未来先端研究機構を研究の全学的展開のプラットホームとして活用し、統合腫瘍学や内分
泌代謝・シグナル学などの本学の重点領域分野を先頭に、重粒子線治療などの先進医療の研究開発や低炭素化材料の開発などの各専門
中期目標
分野の最先端分野を切り開く独創的な研究を国内外の研究者・研究機関と連携して推進する。国際的な研究・人材育成のネットワーク
【 Ⅰ -2-(1)-① 】
を構築し、未来先端研究機構を国際的な研究機関のハブ、研究拠点としての地位へと高めていく。基礎研究と応用的、実践的研究との
融合を図り、産業界や自治体等との共同研究・共同事業を推進する。研究成果に関わる報告会を学外者も招いて開催するとともに、研
究状況についての評価を行うことにより、研究水準の向上につなげる。
重粒子線治療対象疾患の拡大と治療の高度化・効率化を目指した、治療照射技術等の高度化研究、並びに治療効果拡大のための治療メ
中期計画
カニズム等の解明に向けた臨床的放射線生物学研究を行う。研究推進に際しては、国内においては放射線医学総合研究所等、国外にお
【 Ⅰ -2-(1)-① -3】
いてはドイツハイデルベルグ大学等の他機関との間での活発な人事交流のもとで、共同研究を行う。特に治療照射技術の高度化に関連
する機器開発においては、地域産業界等との連携の下で研究開発を行う。
(A)
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
重粒子線がん治療法は、現在最も優れた低侵襲癌治療法の一つであり、国際的にも我が国が世界をリードする数少ない革新的がん治療
法である。群馬大学は、日本の大学の中で唯一重粒子線治療装置を所有し、重粒子線治療の研究教育を遂行できるオンリーワンの大学
であり、更なる治療技術の高度化、メディカル・イノベーションの創出、国内はもとより世界を牽引するリーダーの育成など、国際競
争に打ち勝つための計画であるため。
(参考)
専門分野の最先端までの知識と技能を修得させるとともに、課題探求・問題解決能力等の高度な研究能力を養成する教育を展開する。
平 成 2 7 年 度 以 前 高度専門職業人を目指す者は、修得した能力を実践に活かせるよう、研究者を目指す者は、自立して創造的研究活動ができるよう指導
中期計画
する。(平成 23 年度)
【Ⅰ-1-(1)-(ⅱ)-②】
(参考)
本学の特色を活かし、優れた研究教育拠点の形成を見込むことのできる研究をプロジェクト型研究として設定し、重点的に推進する。
平 成 2 7 年 度 以 前 (平成 23 年度)
中期計画
【Ⅰ-2-(1)-①-2)】
- 1 -
【19】群馬大学
(参考)
大学院医学系研究科、生体調節研究所、重粒子線医学研究センター等との共同研究により、先進医療及び医療機器等の研究開発を推進
平 成 2 7 年 度 以 前 する。(平成 23 年度)
中期計画
【Ⅰ-3-(3)-②】
- 2 -
【19】群馬大学
ユニット2
概要
未来先端研究機構における世界水準の研究力の強化
群馬大学版 WPI ともいえる研究組織である未来先端研究機構において、世界的研究機関や研究者との共同研究等の取組みを推進し、本
学の強みを有する統合腫瘍学や内分泌代謝・シグナル学等の先端研究分野による世界水準の研究力を強化するもの。
再定義された各学部のミッションに基づき、未来先端研究機構を研究の全学的展開のプラットホームとして活用し、統合腫瘍学や内分
泌代謝・シグナル学などの本学の重点領域分野を先頭に、重粒子線治療などの先進医療の研究開発や低炭素化材料の開発などの各専門
中期目標
分野の最先端分野を切り開く独創的な研究を国内外の研究者・研究機関と連携して推進する。国際的な研究・人材育成のネットワーク
【 Ⅰ -2-(1)-① 】
を構築し、未来先端研究機構を国際的な研究機関のハブ、研究拠点としての地位へと高めていく。基礎研究と応用的、実践的研究との
融合を図り、産業界や自治体等との共同研究・共同事業を推進する。研究成果に関わる報告会を学外者も招いて開催するとともに、研
究状況についての評価を行うことにより、研究水準の向上につなげる。
未来先端研究機構において、世界的研究機関や研究者との共同研究等を積極的に実施するなど、本学の強みを有する統合腫瘍学、内分
中期計画
【 Ⅰ -2-(1)-① -4】
泌代謝・シグナル学を始めとした世界水準の研究を実施する。この取り組みを具体化するため、外国人研究者や海外において研究業績
をあげた研究者を積極的に招聘し、同機構の専任教員の 30%以上を外国人研究者等とする。また、若手研究者の交流を積極的に進め、
派遣及び受入れ期間を 1 週間以上とする研究者の国際交流を年間 3 件以上行う。これらの成果として、外国人研究者との共著論文を年
間 10 本以上発表するとともに、国際的なシンポジウム、ワークショップ等を年間 2 件以上開催する。
(C)
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
全学の教員を一元管理し、再配置を可能とする組織「学術研究院」の特性を活かし、部局横断的な組織として設置した「未来先端研究
機構」において、本学の強みである統合腫瘍学及び内分泌代謝・シグナル学等に関する世界レベルの研究拠点を形成し、海外研究機関
から研究者を招へいするなどにより本学の強みをさらに大きく伸ばし、世界のトップと伍していくための計画である。また、論文や国
際交流において、高い数値目標を設定した計画であるため。
(参考)
強みを有する統合腫瘍学や内分泌代謝学等の先端研究分野において、世界水準の研究力を強化するため、先端的な研究組織(未来先端
平 成 2 7 年 度 以 前 研究イニシアティブ)を設置し、ハーバード大学マサチューセッツ総合病院等海外からも優秀な外国人研究者を招へいし、国際共同研
中期計画
究を推進する。(平成 25 年度)
【Ⅰ-2-(2)-①-2)】
(参考)
学長のリーダーシップの下、教育、研究、診療、社会貢献、国際交流等の分野について重点とすべき内容を精選の上、教育研究組織等
平成 27 年度以前
の見直しや整備等を含め、適切な学内資源の配分を行う。特に、機動的・戦略的な法人運営を行うため、教員を全学的に一元管理する
中期計画
「学術研究院」を設置する。(平成 25 年度)
【Ⅱ-1-①】
- 3 -
【20】埼玉大学
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」
ユニット1
調書
イノベーション創出と地域活性を目指した融合科学研究・開発の推進と人材育成
イノベーションの創出に資する地域企業等との双方向コミットメントを密にした学内外協働教育により理工系人材育成の質的強化を
図り、学内組織の連携による文理融合研究プロジェクト等の構築を通じて学際領域研究を促進する。さらに、新たな組織として「先端
概要
産業国際ラボ(仮称)」を設置し、産学官金の連携による共創スペース等の導入により、地域活性化中核拠点としての役割を果たす。
その際に、混合給与(クロスアポイントメント)等に基づく地域企業人の登用により教育研究の活性化を図るとともに、学長のリー
ダーシップのもとで、学内資源を安定的に確保し、戦略的・重点的な配分を行う。
文科系・理科系の学術分野を融合した教育プログラムを学士課程4年又は学士課程・修士課程6年一貫教育において実施するととも
中期目標【1】
に、大学院課程を中心とした人材育成の質的強化を図り、幅広い視野と学術の専門基礎、専攻分野の専門性、優れた思考力・行動力等
確かな教養を有する人材を社会に送り出す。
理工系人材育成の質的強化を図り、新たな価値を創造し社会変革(イノベーション)を起こし得る力を養成するため、理工学研究科
中 期 計 画 【 1 -2 】
では、大学と地域企業等との双方向コミットメントを密にした学内外協働教育により、実務教育を実施するとともに、社会人の大学院
進学に繋がるノンディグリープログラムの拡充など、社会人の学び直しの場を整備する。
(C)平成 27 年度特別経費として採択された「学内外協働による、社会で活躍する理工系博士人材の育成機能強化―自立する博士人材
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
育成プロフェッショナル・プログラムの構築と実践―」による取組を継続し、地域企業人の実務家教員としての登用や産学協働による
PBL型教育プログラムの導入等を通じて、学内外の枠を越えた連携体制の更なる強化と、双方向コミットメントを密にした実務教育
に重点的に取り組むことで、本学の理工系人材育成の質的強化と、イノベーションの創出に資する先導的な役割を果たすことを可能と
するものであるため。なお、運営費交付金「機能強化経費(機能強化促進分)」による予算措置を財源としている。
(参考)平成 27 年度以前
中 期 目 標 【 13】
中 期 計 画 【 13-2 】
強みや特色のある研究成果を生むための効果的な研究実施体制の整備を行う。
文理融合など学際領域研究を促進するために、人文社会科学研究科及び理工学研究科等の連携による融合研究プロジェクト等を構築
する。
(C)「文系と理系の研究科等が一つのキャンパスに集約されている」という特徴を最大限に活用し、新たに文理融合型の研究を担う
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
「先端産業国際ラボ(仮称)」を設置するなどにより、これまで以上に学内組織の連携による文理融合研究プロジェクト等を構築する
ことで、学際領域研究の促進を可能とするものであるため。さらに、文理融合した新たな教育研究組織の設置構想も視野に入れ、本学
の更なる機能強化を目指すものである。なお、運営費交付金「機能強化経費(機能強化促進分)」による予算措置(平成 29 年度要求予
定)を財源としている。
- 1 -
【20】埼玉大学
(参考)平成 27 年度以前
中 期 目 標 【 18】
中 期 計 画 【 18-2 】
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
強みや特色のある研究力の強化と、自治体・企業・地域社会との連携による、事業化・起業等を見据えた応用研究・開発力の強化を
一層推進し、首都圏地域社会の活性化に資する。
先端産業国際ラボ(仮称)を設置し、事業化・起業等を見据えた産学官金の連携による共創スペース等の導入により、地域活性化中
核拠点としての役割を果たす。
(A)設置する「先端産業国際ラボ(仮称)」は、専任教員・コーディネータ等を配置し、関係諸団体等との人的交流・物的連携を通
じて、学内外連携による共創スペースとなる。これにより、基本的な目標に掲げる広域地域の活性化中核拠点としての先導的な役割を
担うことを可能とするものであるため。なお、運営費交付金「機能強化経費(機能強化促進分)」による予算措置を財源としている。
(参考)平成 27 年度以前
中 期 目 標 【 27】
中 期 計 画 【 27-1 】
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
学長がリーダーシップを発揮しながら、学長のビジョンに基づく、学内資源を戦略・重点的に配分し、一層の機能強化を推進するた
めの仕組みを構築する。
一層の機能強化を推進するため、IRを活用した財務分析に基づき、学長のリーダーシップのもとで、学内資源を安定的に確保し、
学部事務の一元化など、戦略・重点的かつ弾力的に学内資源の再配分等を行う。
(C)学長のリーダーシップをより一層発揮できるよう、IRの分析機能を活用しつつ、学長裁量経費の拡大や、部局予算も含めた全
学での一元的な予算編成プロセスの構築等を通じて、各計画の実行に必要な資源を今まで以上に戦略的・重点的に配分することで、本
学の更なる機能強化を実現可能とするものであるため。
(参考)平成 27 年度以前
中 期 目 標 【 28】
中 期 計 画 【 28-3 】
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
優秀な若手教員の増員や教員の流動性向上などにより教育研究の活性化を図るため、適切な業績評価体制に基づく年俸制の積極的な
導入及び混合給与(クロスアポイントメント)の導入等を推進する。
大学と地域企業等との双方向コミットメントを密にした学内外協働教育研究の実施のため、混合給与(クロスアポイントメント)等
による地域企業人の登用など、人事・給与システムの弾力化を促進し、教育研究の活性化を図る。
(C)人事給与システムの弾力化による地域企業人の登用など教員の流動性向上を図ることで、社会で活躍する理工系博士人材の育成
機能強化など、本学の更なる機能強化を実現可能とするものであるため。なお、運営費交付金「機能強化経費(機能強化促進分)」に
よる予算措置を財源としている。
(参考)平成 27 年度以前
- 2 -
【20】埼玉大学
ユニット2
地域ニーズに則した人材育成と教員養成
地域志向科目の創設や県内インターンシップの拡充など地域を志向した教育環境を充実させ多様な人材を養成し輩出する。また、実
践的なカリキュラムの充実や総合大学の特性を活かした学部・研究科間の連携強化、さらに、教育委員会との連携強化によって、質の
概要
高い教員養成を推進する。
これらの取組を実施するため、学生のキャリア形成を総合的に支援する「統合キャリアセンターSU(仮称)」を設置するとともに、
学長のリーダーシップのもとで、学内資源を安定的に確保し、学生定員の見直しなど戦略的・重点的な配分を行う。
文科系・理科系の学術分野を融合した教育プログラムを学士課程4年又は学士課程・修士課程6年一貫教育において実施するととも
中期目標【1】
に、大学院課程を中心とした人材育成の質的強化を図り、幅広い視野と学術の専門基礎、専攻分野の専門性、優れた思考力・行動力等
確かな教養を有する人材を社会に送り出す。
教員養成の質的強化のため、教育学部及び教育学研究科では、学校現場での経験者教員による授業の実施など小学校教員養成を重視
中 期 計 画 【 1 -4 】
した実践的なカリキュラムの下に、質の高い小学校教員を養成するとともに、総合大学の特性・専門性を活かし他学部・研究科との連
携を強化して、質の高い中学校教員等を養成する。
(C)平成 28 年度の専門職学位課程(教職大学院)の設置を契機として、修士課程と専門職学位課程の相互に連携した教育体制の構築、
戦略性が高く意欲
経験者教員による授業や教育現場での学びを重視したフィールドワーク科目等により、実践的なカリキュラムを充実させるとともに、
的だと考える理由
学部・研究科の枠を越えた大学総体で重点的に取り組む教員養成により、質の高い教員養成を可能とするものであるため。なお、運営
費交付金「機能強化経費(機能強化促進分)」による予算措置を財源としている。
(参考)平成 27 年度以前
中期目標【6】
教員養成の質的強化に向けて、教育学部の入学定員を縮減し、小学校教員養成に特化したコースを平成 27 年度までに編成するととも
に、教職大学院の平成 28 年度の設置に向けて、実践型カリキュラムの充実等の体制整備を行う。(Ⅰ-1-(2)-○:平成 25 年度)
今後の社会の形成者として必要な態度・素養と主体性・協働性等の行動性向を身に付けられるように、学生の実態を把握しつつ、体
制を整備し適切な支援活動を行う。
教育機構、学部・研究科が連携して、全学生を対象に修学や生活に関する意識・ニーズ調査を実施し、実情を把握・分析する。その
中 期 計 画 【 6 -1 】
調査・分析結果及び支援分野別の満足度調査の結果を踏まえて、体制を充実させ新たに設置する統合キャリアセンターSU(仮称)に
おいて、支援活動を改善させていくとともに、満足度を向上させる。
(C)設置する「統合キャリアセンターSU(仮称)」は、学生の入学から社会的自立までを総合的に支援する組織として、これまで
戦略性が高く意欲
分散していた機能を統一する新たな試みである。これにより、これまで以上に学生に対する支援活動の改善や満足度の向上を可能とす
的だと考える理由
るものであり、また、当該センターは、ユニット内の各計画を遂行するための組織としても機能させ、各取組を実現可能とするもので
あるため。なお、運営費交付金「機能強化経費(機能強化促進分)」による予算措置を財源としている。
- 3 -
【20】埼玉大学
(参考)平成 27 年度以前
中 期 目 標 【 17】
地域社会との連携を一層推進し、本学の教育により養成する多様な人材を、埼玉県をはじめとする首都圏地域社会に輩出する。
大学と地域企業等との双方向コミットメントを密にした学内外協働による実務教育の実施、地域志向科目の創設、県内インターンシ
中 期 計 画 【 17-1 】
ップの充実など、地域を志向した教育環境を充実させ、首都圏地域社会にイノベーション人材、グローバル人材等の多様な人材を輩出
する。また、大学と教育委員会との連携により、一貫した教員養成・研修による教員の資質向上を図る。
(C)県内唯一の国立大学という特性を最大限に活かし、学内外の枠を越えた教育の連携体制をより一層強化し、具体的には、地域志
戦略性が高く意欲
向科目の創設や産学協働によるPBL型教育プログラムの導入等を通じて、地域企業等のニーズに沿った多様な人材の輩出や教員の資
的だと考える理由
質向上を可能とする重点的な取組であるため。なお、運営費交付金「機能強化経費(機能強化促進分)」による予算措置を財源として
いる。
(参考)平成 27 年度以前
平成 28 年度の教育学研究科専門職学位課程の設置に伴い、平成 33 年度末には、修了者の教員就職率を 90%とし、また、専門職学位
中 期 計 画 【 17-2 】
課程の設置と連動させて、教育学部では、県内における小学校教員養成の拠点機能を果たすべく実践的な教育を充実させ、平成 33 年度
末には、小学校教員採用の県内占有率 35%を確保する。
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
(参考)平成 27 年度以前
中 期 目 標 【 27】
中 期 計 画 【 27-1 】
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
(B)教員養成における数値目標は、教育学研究科修了者の教員就職率では現在の 52%から 90%へ、小学校教員採用の県内占有率では
現在の 11%から 35%へと飛躍的に増加させるものであるため。なお、運営費交付金「機能強化経費(機能強化促進分)」による予算措
置を財源としている。
教員養成の質的強化に向けて、教育学部の入学定員を縮減し、小学校教員養成に特化したコースを平成 27 年度までに編成するととも
に、教職大学院の平成 28 年度の設置に向けて、実践型カリキュラムの充実等の体制整備を行う。(Ⅰ-1-(2)-○:平成 25 年度)
学長がリーダーシップを発揮しながら、学長のビジョンに基づく、学内資源を戦略・重点的に配分し、一層の機能強化を推進するた
めの仕組みを構築する。
一層の機能強化を推進するため、IRを活用した財務分析に基づき、学長のリーダーシップのもとで、学内資源を安定的に確保し、
学部事務の一元化など、戦略・重点的かつ弾力的に学内資源の再配分等を行う。
(C)学長のリーダーシップをより一層発揮できるよう、IRの分析機能を活用しつつ、学長裁量経費の拡大や、部局予算も含めた全
学での一元的な予算編成プロセスの構築等を通じて、各計画の実行に必要な資源を今まで以上に戦略的・重点的に配分することで、本
学の更なる機能強化を実現可能とするものであるため。
(参考)平成 27 年度以前
中 期 目 標 【 30】
人材育成の量的・質的強化を図るため、大学院課程を中心とした教育組織の見直しを行う。
- 4 -
【20】埼玉大学
中 期 計 画 【 30-2 】
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
(参考)平成 27 年度以前
教育学部及び教育学研究科では、教員養成の質的強化のため、平成 28 年度の専門職学位課程の設置に伴い、既存の修士課程を段階的
に縮小するとともに、学士課程では 50 名減の学生定員の見直しを行う。
(C)平成 25 年度に採択された「国立大学経営力強化促進事業(国立大学改革強化推進補助金)」による取組を継続し、本学の機能強
化の一つである教員養成の質的強化を、新たな教育研究組織の設置や大胆な学生定員の見直しなど、学内資源の再配分等により重点的
に取り組むものであるため。なお、運営費交付金「機能強化経費(機能強化促進分)」による予算措置を財源としている。
教員養成の質的強化に向けて、教育学部の入学定員を縮減し、小学校教員養成に特化したコースを平成 27 年度までに編成するととも
に、教職大学院の平成 28 年度の設置に向けて、実践型カリキュラムの充実等の体制整備を行う。(Ⅰ-1-(2)-○:平成 25 年度)
- 5 -
【20】埼玉大学
ユニット3
文理融合の実践と強みを有する分野の国際教育研究拠点化
多様な授業科目を4年又は6年間で年次を追って配置し、大学総体で文理融合教育を実践する。また、研究面において、強みを有す
る研究領域を特定した理工学研究科戦略的研究部門を中心に世界水準の研究を推進するとともに、URAオフィスの機能を活用して新
たな強みや特色のある研究分野を特定し、教育研究拠点化を促進する。
概要
また、グローバルな視点での教育研究拠点化として、学事暦の柔軟化等により学修環境を整えるとともに、キャンパスのグローバル
化を促進して、留学生の受入と派遣の数を飛躍的に増加させる。
これらの取組を実施するため、学長のリーダーシップのもとで、学内資源を安定的に確保し、学生定員の見直しなど戦略的・重点的
な配分を行う。
文科系・理科系の学術分野を融合した教育プログラムを学士課程4年又は学士課程・修士課程6年一貫教育において実施するととも
中期目標【1】
に、大学院課程を中心とした人材育成の質的強化を図り、幅広い視野と学術の専門基礎、専攻分野の専門性、優れた思考力・行動力等
確かな教養を有する人材を社会に送り出す。
文理融合教育を実践するため、教養・専門基礎・専門・異分野専門基礎科目、グローバル・地域連携関連科目等の多様な授業科目を
中 期 計 画 【 1 -1 】
4年又は6年の間で年次を追って配置する。
その際に、本学に対するステークホルダー(在学生、卒業生、地域産業界等)のニーズを恒常的に把握するとともに、進路状況等の
客観的データに基づき、カリキュラム・ポリシー及びディプロマ・ポリシーの妥当性を常に検証する。
(C)「全ての学部・研究科が一つのキャンパスに集約されている」という特徴を最大限に活用して、文理融合教育に大学総体で取り
戦略性が高く意欲
組むもので、具体的には、「全学の教育に係る事項についての企画・立案」を担う教育企画室の機能強化、多様性のある教養教育の「テ
的だと考える理由
ーマ科目群」の充実や産学協働によるPBL型教育プログラムの導入等を通じて、本学が進めている人材育成機能の強化を更に高め、
教育拠点としての先導的な役割を果たすことを可能とするものであるため。
(参考)平成 27 年度以前
中 期 目 標 【 11】
大学として強みや特色のある研究分野について、全国的な研究拠点として推進し、世界水準の研究分野へダイナミックに展開すると
ともに、学際領域をはじめとする多様性のある学術研究を推進する。
大学院理工学研究科に設置した戦略的研究部門(ライフ・ナノバイオ領域、グリーン・環境領域、感性認知支援領域)において、国
中 期 計 画 【 11-1 】
際共同研究を進め、高水準の学術論文等その成果を発信するとともに、国際共著論文の割合を増やし、強みのある先端的研究分野とし
て世界水準の研究を推進する。
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
(A)平成 25 年度に採択された「国立大学経営力強化促進事業(国立大学改革強化推進補助金)」による研究力強化の取組を継続し、
国際共同研究の充実などにより特定した強みのある研究領域を更に強化することで、研究拠点としての先導的な役割を果たすことを可
能とするものであるため。なお、運営費交付金「機能強化経費(機能強化促進分)」による予算措置を財源としている。
- 6 -
【20】埼玉大学
(参考)平成 27 年度以前
重点研究拠点として理工学研究科に戦略的研究部門を設置し、強みを有するライフ・ナノバイオ、グリーン・環境、感性認知支援領
域への資源集中、ダイナミックな研究の展開により、学術研究の発展に貢献する研究を推進する。(Ⅰ-2-(1)-○:平成 25 年度)
リサーチ・アドミニストレーター(URA)オフィスを中心としたインスティテューショナル・リサーチ(IR)による本学研究活
中 期 計 画 【 11-2 】
動の状況分析等により、新たな強みや特色のある研究分野を特定し、全国的な研究拠点化を図るとともに、さらには世界水準の研究分
野へ推進する。
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
(A)中期計画【11-1】に関連して、URAオフィスの研究企画力とIRによる状況分析等を駆使し、現状に止まることなく本学の
強みや特色を新たに特定することで、研究拠点としての先導的な役割を果たすことを可能とするものであるため。なお、運営費交付金
「機能強化経費(機能強化促進分)」による予算措置を財源としている。
(参考)平成 27 年度以前
中 期 目 標 【 20】
専門分野に応じた有能なグローバル人材を育成するため、研究を通じた普遍的な国際教育プログラムを国際連携により深化させると
ともに、戦略的に留学生の受入、派遣人数の飛躍的増加を図るため、地域活性化にも着目したキャンパスのグローバル化を促進する。
4学期制(クォーター制)の導入による留学しやすい環境・条件の整備とともに、外国人教員の教員数比率を約 10%まで増加、英語
中 期 計 画 【 20-1 】
による授業の拡大、留学生と日本人学生が共に履修するアクティブ・ラーニング授業科目の開設、アカデミック・アドバイジング、カ
リキュラムの国際通用性向上等を通じ、留学生支援体制の強化・充実を図り、さらに、混住型の国際学生寮を整備するなど、グローバ
ル・キャンパス構築のための学内環境を整え、留学生の受入数が 800 名程度(学生数比率約9%)となるよう促進する。
(B)留学生の受入の数値目標は、現状から 200 名程度増加させるという高い目標を掲げている。
戦略性が高く意欲
(C)一般的な学内環境の充実・強化に加え、4学期制の導入という学修環境整備はグローバル人材育成おいて重要であり、本学にお
的だと考える理由
いて大きな転換である。さらに、埼玉大学基金の特定重点事業として位置付ける混住型の国際学生寮の整備により、本学のグローバル・
キャンパス化を実現可能とするものであるため。
(参考)平成 27 年度以前
短期海外研修プログラム、協定校との交換留学プログラム(国際本部)をはじめ、各学部・研究科で実施する海外派遣プログラムな
中 期 計 画 【 20-2 】
どの拡充により、海外派遣促進及び研究交流実績の活性化を図り、海外派遣学生数が 300 名程度(学生数比率約3%)となるよう促進
する。
戦略性が高く意欲
(B)派遣留学生の数値目標は、現状から 100 名程度増加させるという高い目標を掲げている。
的だと考える理由
(参考)平成 27 年度以前
中 期 目 標 【 27】
学長がリーダーシップを発揮しながら、学長のビジョンに基づく、学内資源を戦略・重点的に配分し、一層の機能強化を推進するた
めの仕組みを構築する。
- 7 -
【20】埼玉大学
中 期 計 画 【 27-1 】
一層の機能強化を推進するため、IRを活用した財務分析に基づき、学長のリーダーシップのもとで、学内資源を安定的に確保し、
学部事務の一元化など、戦略・重点的かつ弾力的に学内資源の再配分等を行う。
戦略性が高く意欲
(C)IRによる分析機能を活用することにより、学長のリーダーシップをより一層発揮し、各計画の実行に必要な資源を今まで以上
的だと考える理由
に戦略的・重点的に配分することで、本学の更なる機能強化を実現可能とするものであるため。
(参考)平成 27 年度以前
中 期 目 標 【 30】
中 期 計 画 【 30-1 】
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
人材育成の量的・質的強化を図るため、大学院課程を中心とした教育組織の見直しを行う。
理学部、工学部及び理工学研究科では、理工系人材育成の量的・質的強化のため、学士課程における学科の大括り化を図るとともに、
博士前期課程では 100 名増の学生定員の見直しを行う。
(C)平成 25 年度に採択された「国立大学経営力強化促進事業(国立大学改革強化推進補助金)」による取組を継続し、教育研究組織
の再編や大胆な学生定員の見直しを通じて、人材育成機能強化の一つである理工系人材育成の量的・質的強化をより強固なものとする
ものであるため。なお、運営費交付金「機能強化経費(機能強化促進分)」による予算措置を財源としている。
・理工系人材育成の量的・質的強化に向けて、学科の大括り化など理工系人材育成に必要な教育組織の再編に向け、理学部、工学部に
(参考)平成 27 年度以前
おいて学部修士6年一貫教育を基本としたカリキュラムの導入等を行う。(Ⅰ-1-(2)-○:平成 25 年度)
・学長のリーダーシップのもと、学内資源の再配分により、修士課程の学生を増員し、学部修士6年一貫教育を基本としたカリキュラ
ムの導入等理工系人材育成の質的強化を図る。(Ⅰ-1-(2)-○:平成 25 年度)
- 8 -
【21】千葉大学
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」調書
ユニット1
グローバルプロミネント研究基幹による独創的な次世代研究の創出と戦略的推進
グローバルプロミネント研究基幹(基幹長:学長)を創設することにより、学長の新しいガバナンスを確立し、国際競争力強化のた
概要
め研究資源の集中的・重点的な投入を行い、本学が有するシーズのうち世界水準で進展が期待できる研究を組織的かつ戦略的に強化す
る。
◇
ミッションの再定義で明らかになった先端・先駆的分野及び特色ある分野の戦略的な強化を行うため、各種資源(資金、人材、設
備、時間等)の戦略的な活用を行うための全学的な研究強化体制を整備する。また、研究の持続的な強化・質の向上のための研究人
中 期 目 標 【 13】
材の多様性の向上、融合型研究の推進、研究組織の流動性の向上、研究支援人材の確保・育成、適切な研究業績の評価等のためのシ
ステムを整備する。
◆
中 期 計 画 【 41】
免疫システム調節治療学、キラリティー物質科学分野をはじめとする先端・先駆的分野及び特色ある分野の研究を戦略的に強化す
るため、学長主導の重点研究分野強化システム及び次世代イノベーション育成システムを整備することにより、人材の集中・増強、
研究環境の整備・強化等、研究資源の戦略的活用を進める。
(A)・(C)学長のリーダーシップの下、大学のビジョンに基づき、先端・先駆的分野による国際的に卓越した研究の推進、適切な
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
研究評価、先進科学プログラムと連携した若手研究者の育成、研究 IR や「目利き」による戦略的研究分野の選定を行う新たな戦略的研
究マネジメント体制(グローバルプロミネント研究基幹)を構築することは全国的に数が少なく先駆的・先導的であり、人材の集中・
増強、研究環境の整備・強化等を行うことは具体的かつ高い水準の達成目標を掲げた取組であるため。主な予算措置として「機能強化
の方向性に応じた重点配分」を財源としている。
◇
基礎から応用に渡る先駆的・先端的研究及び融合型研究を推進し、国際的に高く評価される成果、世界・日本・地域に貢献可能な
イノベーション創出に資する成果を生み出すことにより国内外の牽引役としての役割を果たす。
中 期 目 標 【 12】
特色ある研究分野を戦略的に強化し、国際的に卓越した研究拠点を形成する。また、得られた研究成果の体系的な発信等により、
産業・地域等への成果の還元を拡充する。
◆
免疫システム調節治療学、キラリティー物質科学分野等、先駆的・先端的な世界水準の研究分野への重点的な全学的支援を行うこ
とによって国際的に卓越した研究拠点を形成・強化し、国内外の先端的研究拠点とのネットワークを構築して質の高い論文を増やす
中 期 計 画 【 35】
等国際的に高く評価される成果を生み出す。
さらに研究 IR やミッションの再定義等により把握した「強み」となる研究分野についても全学及び各研究科等による強化を行い、
これら研究分野において国内外を牽引する。
- 1 -
【21】千葉大学
(A)・(C)学長のリーダーシップの下、大学のビジョンに基づき、戦略的研究マネジメント体制として構築する「グローバルプロ
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
ミネント研究基幹」が中心となり、本学の強みである研究分野に対して全学的な重点支援を行い、先導的に研究を推進することによっ
て、当該分野における「国際的卓越研究拠点」の形成・強化、国内外の先端的研究拠点との「ネットワーク」構築を進め、国際的に高
い研究成果を生み出すこととする当該機能強化の取組は、全国的に数が少なく先駆的・先導的であり、具体的かつ高い水準の達成目標
を掲げた取組であるため。
◇
学長を中心とする運営組織を基盤として、ガバナンス機能を強化する。社会のニーズを的確に業務運営に反映させるとともに、国
立六大学連携コンソーシアム(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学)をはじめとした他大学との連携を
中 期 目 標 【 22】
推進し、学長のリーダーシップにより大学のビジョンに基づき、学内資源を戦略的に再配分して、効果的・効率的な大学運営を目指
す。また、内部統制機能の構築、運用により法人の健全な業務運営を確保し、社会的信頼に応える。
◆
中 期 計 画 【 66】
本学の組織を 3 つに大別し(Triple Peaks:生命科学系、理系、文系)、それぞれを統括する「機構」が教育・研究・人事の司令
塔としてガバナンスを強化するとともに、教員組織を「研究院」として統括し、学部・学府における教育研究等を推進する。
(A)世界をリードする学術研究の推進と研究機能の強化に向け、「グローバルプロミネント研究基幹の創設による独創的な次世代研
究への戦略的支援」、「亥鼻キャンパス高機能化構想による治療学創成に向けた未来医療研究拠点形成」、「文理の枠を越えた融合型
戦略性が高く意欲
研究の推進」を実施するにあたり、本学の組織を 3 つに大別(Triple Peaks:生命科学系、理系、文系)して、生命科学系は未来医療
的だと考える理由
教育研究機構が、理系・文系は新たに設置する機構が、教育・研究・人事の司令塔としてガバナンスを強化するとともに、教員組織を
「研究院」として部局横断的に統括し、これらの 3 機構が各部局の改革・機能強化を推進することは、全国的にも数少ない先駆的・先
導的な取組であるため。
注
1. 「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」を設定することを希望する場合、その中期目標・中期計画について記載してください。(平成 27 年度以前に設定された中期
目標・中期計画と継続性を持つ中期目標・中期計画を、平成 28 年度以降も設定することを希望する場合も記載してください。なお、平成 27 年度以前に認定されてい
たことを以て第3期も自動的に認定がされるというものではありません。)
2. 「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」に設定することを希望する複数の中期目標・中期計画が相互に関連している場合については、まとめて記載してください。こ
のような中期目標・中期計画のまとまりを「ユニット」とします。(中期目標・中期計画が1件の場合も「ユニット」とします。)
3. 中期目標と中期計画には、それぞれ 中期目標原案または中期計画案と同じ整理番号を付し 、対応関係が分かるようにしてください。
4. 行数、行の高さ、中期目標・中期計画の数は、コピー&ペーストするなどして適宜変更願います。
5. 必要に応じて「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」の概要を示す補足資料を各ユニット単位で提出願います。(1~2枚程度)
- 2 -
【21】千葉大学
ユニット2
国際未来教育基幹の創設による世界水準の教育実践と次世代型人材育成
国際未来教育基幹(基幹長:学長)を創設することにより、学長の新しいガバナンスを確立し、教育のグローバルスタンダードへの
概要
対応を推進して、教育の国際通用性を高め、教育研究組織改革、飛び入学・飛び級制度(先進科学プログラム)やアカデミック・リン
ク等の機能強化により世界水準の次世代型人材を育成する。
中 期 目 標 【 3】
◇
学位の国際通用性を高めるため、教育のグローバルスタンダードへの対応を推進し、教育の質的転換を行う。
◆
学位の国際通用性を確保するため、国内外の専門家の意見を取り入れて、教育実践手法の改善を行い、次世代型人材を育成する全
中 期 計 画 【 10】
学的なマネジメント体制を構築する。
さらに、入学者受入方針、教育課程の編成・実施の方針、学位授与の方針を一体的なものとして継続的に見直す。
(A)・(C)学長のリーダーシップの下、大学のビジョンに基づき、海外トップ大学を含めた他大学との連携による次世代型人材育成
のための全学的なマネジメント体制(国際未来教育基幹)を構築し、各教育センターの再編(既存組織の見直しにより全学教育、入試、
戦略性が高く意欲
国際教育、学生支援、キャリアの各教育センターに再編)を行う。
同再編によってセンター兼務教員の人選権を有する副学長が各教育センターを統括することにより、本学独自のガバナンスを確立し
的だと考える理由
て全学の教育機能の強化と学長の補佐機能の強化を同時に実現することは、全国的に数が少なく先駆的・先導的であり、具体的かつ高
い水準の達成目標を掲げた取組であるため。主な予算措置として「機能強化の方向性に応じた重点配分」を財源としている。
◆
中 期 計 画 【 12】
学習指導のエキスパートとなる、SULA(Super University Learning Administrator)を配置・育成し、学生個人の成績データを活
用しながら、きめ細かな学生指導を実施する。また、授業別の成績分布を公開・可視化することにより、成績評価の厳格化を進め、
単位制度の実質化を推進する。
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
(A)SULA とは「事務職員と教員の中間に位置する役割を担う」日本初の職域であり、学生の課題発見や科目選択、留学の時期や国、
形態等について、学生個人の成績データを活用しながら、個々の学生の状況に合わせたアカデミックな助言を行う。こうした学習指導
のエキスパートとなる SULA の配置・育成等は、全国的にも数少ない教育支援・指導システムであり、先駆的・先導的な取組であるため。
◇
学長を中心とする運営組織を基盤として、ガバナンス機能を強化する。社会のニーズを的確に業務運営に反映させるとともに、国
立六大学連携コンソーシアム(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学)をはじめとした他大学との連携を
中 期 目 標 【 22】
推進し、学長のリーダーシップにより大学のビジョンに基づき、学内資源を戦略的に再配分して、効果的・効率的な大学運営を目指
す。また、内部統制機能の構築、運用により法人の健全な業務運営を確保し、社会的信頼に応える。
中 期 計 画 【 66】
◆
本学の組織を 3 つに大別し(Triple Peaks:生命科学系、理系、文系)、それぞれを統括する「機構」が教育・研究・人事の司令
塔としてガバナンスを強化するとともに、教員組織を「研究院」として統括し、学部・学府における教育研究等を推進する。
- 3 -
【21】千葉大学
(A)世界をリードする学術研究の推進と研究機能の強化に向け、「グローバルプロミネント研究基幹の創設による独創的な次世代研
究への戦略的支援」、「亥鼻キャンパス高機能化構想による治療学創成に向けた未来医療研究拠点形成」、「文理の枠を越えた融合型
戦略性が高く意欲
研究の推進」を実施するにあたり、本学の組織を 3 つに大別(Triple Peaks:生命科学系、理系、文系)して、生命科学系は未来医療
的だと考える理由
教育研究機構が、理系・文系は新たに設置する機構が、教育・研究・人事の司令塔としてガバナンスを強化するとともに、教員組織を
「研究院」として部局横断的に統括し、これらの 3 機構が各部局の改革・機能強化を推進することは、全国的にも数少ない先駆的・先
導的な取組であるため。
中 期 目 標 【 24】
◇
社会の変化やグローバル化に対応した教育研究の展開及び強みや特色を伸長し、社会的な役割を果たすため、大学院を中心に機能
強化を図る等、教育研究を効果的に行うための体制を見直し、柔軟かつ機動的な組織改革を実施する。
◆
中 期 計 画 【 74】
社会のニーズに対応した効果的な教育研究を推進するため、Triple Peaks においてそれぞれの部局を統括する「機構」を設置する
とともに、学長のリーダーシップのもとに、改革の実施状況を評価して、大学のビジョンに基づき学内資源の再配分をすることによ
り組織改革を不断に行う。
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
注
1.
2.
3.
4.
5.
(A)・(C)学長のリーダーシップのもと、改革の実施状況を評価することにより学内資源の再配分を行い、Triple Peaks において、
それぞれの部局を統括する「機構」を設置してガバナンスを強化することは、全国的に数が少なく先駆的・先導的であり、具体的かつ
高い水準の達成目標であるため。
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」を設定することを希望する場合、その中期目標・中期計画について記載してください。(平成 27 年度以前に設定された中期
目標・中期計画と継続性を持つ中期目標・中期計画を、平成 28 年度以降も設定することを希望する場合も記載してください。なお、平成 27 年度以前に認定されてい
たことを以て第3期も自動的に認定がされるというものではありません。)
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」に設定することを希望する複数の中期目標・中期計画が相互に関連している場合については、まとめて記載してください。こ
のような中期目標・中期計画のまとまりを「ユニット」とします。(中期目標・中期計画が1件の場合も「ユニット」とします。)
中期目標と中期計画には、それぞれ 中期目標原案または中期計画案と同じ整理番号を付し 、対応関係が分かるようにしてください。
行数、行の高さ、中期目標・中期計画の数は、コピー&ペーストするなどして適宜変更願います。
必要に応じて「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」の概要を示す補足資料を各ユニット単位で提出願います。(1~2枚程度)
- 4 -
【21】千葉大学
ユニット3
概要
グローバル千葉大学の新生-Rising Chiba University-
「グローバル千葉大学の新生-Rising Chiba University-」事業により、我が国の社会のグローバル化を牽引するため、学長のリー
ダーシップの下、学修制度改革、プログラム改革、グローバル・ネットワーク改革及び国際的・実践的な教育を実施する。
◇
新たに創設する国際教養学部の取組を全学に波及させつつ、人間力に富むグローバル人材育成を推進する。国際通用性を意識した
教育プログラムの質保証に向けた取組や海外の大学等と連携した教育研究を進めるとともに、国際感覚を涵養するための多様な教育
機会を提供し、国際的にも活躍できる人材育成を目指す。また、活発な国際交流を展開して、留学生を受け入れる国際的な高等教育
中 期 目 標 【 16】
の拠点、国際共同研究の拠点としての責任を果たす。
徹底した「大学改革」と「グローバル化」を全学的に断行することで国際通用性を高め、ひいては国際競争力を強化するとともに、
これまでの実績を基に更に先導的試行に挑戦し、我が国の社会のグローバル化を牽引するための取組を進める。
中 期 計 画 【 49】
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
◆
飛び入学、早期卒業を含めた学修制度の改革、プログラム改革を行い、海外に分校を開学するためのグローバル・ネットワークを
構築・展開し、平成 33 年度までに 470 科目以上の英語による授業科目を実施する。
(B)平成 26 年度に係る業務の実績に関する評価結果において、戦略性が高く意欲的な目標・計画とされており、平成 28 年度以降も
継続する目標・計画として、取組の重要性を踏まえてかなり高い数値目標(平成 27 年 3 月現在:69 科目)を掲げる取組であるため。主
な予算措置として「スーパーグローバル大学創成支援事業」を財源としている。
※ スーパーグローバル大学創成支援「グローバル千葉大学の新生-Rising Chiba University-」事業の目標達成に向け、学長のリー
ダーシップのもと、学修制度の改革として博士後期課程を除く授業科目についてナンバリングの 100%導入、プログラム改革として「国
(参考)平成 27 年度以前
際日本学」の必修化によるカリキュラムの見直し、グローバル・ネットワーク改革としてアセアン大学ネットワーク(AUN)との連携推
進を行い、国際的・実践的な教育として日本人学生と留学生の共同学習プログラム(グローバル・スタディ・プログラム:現行 3)を
新たに 2 プログラム開発するとともに、入学定員・教員等の学内資源の再配分によるガバナンス改革のもと新学部の設置準備を行う。
(平成 26 年度 50-2)
◆
中 期 計 画 【 50】
優秀な外国人留学生を組織的に受け入れるためのプログラムを充実させ、その円滑な運用を可能とするための学事暦の柔軟化や、
多様な入試の実施を推進するとともに、外国人留学生の受入れに関する総合的な支援体制を強化する。
また、多様な留学プログラムで受入れを拡大するとともに、平成 33 年度までに年間 2,300 人以上の留学生を受け入れる。
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
(B)平成 26 年度に係る業務の実績に関する評価結果において、戦略性が高く意欲的な目標・計画とされており、平成 28 年度以降も
継続する目標・計画として、取組の重要性を踏まえてかなり高い数値目標(平成 27 年 3 月現在:1,385 人)を掲げる取組であるため。
主な予算措置として「スーパーグローバル大学創成支援事業」を財源としている。
- 5 -
【21】千葉大学
※
スーパーグローバル大学創成支援「グローバル千葉大学の新生-Rising Chiba University-」事業の目標達成に向け、学長のリー
ダーシップのもと、学修制度の改革として博士後期課程を除く授業科目についてナンバリングの 100%導入、プログラム改革として「国
(参考)平成 27 年度以前
際日本学」の必修化によるカリキュラムの見直し、グローバル・ネットワーク改革としてアセアン大学ネットワーク(AUN)との連携
推進を行い、国際的・実践的な教育として日本人学生と留学生の共同学習プログラム(グローバル・スタディ・プログラム:現行 3)
を新たに 2 プログラム開発するとともに、入学定員・教員等の学内資源の再配分によるガバナンス改革のもと新学部の設置準備を行う。
(平成 26 年度
◆
50-2)
学事暦の柔軟化により、日本人学生の留学を促進するための仕組みと、多様なプログラムを充実するとともに、海外派遣に関する
総合的な支援体制を強化する。
中 期 計 画 【 51】
海外の留学トレーニングスタジオの設置や、多様な留学プログラムの開発により、平成 33 年度までに年間 900 人以上を留学させ、
グローバル人材の育成を推進する。
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
(B)平成 26 年度に係る業務の実績に関する評価結果において、戦略性が高く意欲的な目標・計画とされており、平成 28 年度以降も
継続する目標・計画として、取組の重要性を踏まえてかなり高い数値目標(平成 27 年 3 月現在:532 人)を掲げる取組であるため。主
な予算措置として「スーパーグローバル大学創成支援事業」を財源としている。
※ スーパーグローバル大学創成支援「グローバル千葉大学の新生-Rising Chiba University-」事業の目標達成に向け、学長のリー
ダーシップのもと、学修制度の改革として博士後期課程を除く授業科目についてナンバリングの 100%導入、プログラム改革として「国
(参考)平成 27 年度以前
際日本学」の必修化によるカリキュラムの見直し、グローバル・ネットワーク改革としてアセアン大学ネットワーク(AUN)との連携推
進を行い、国際的・実践的な教育として日本人学生と留学生の共同学習プログラム(グローバル・スタディ・プログラム:現行 3)を
新たに 2 プログラム開発するとともに、入学定員・教員等の学内資源の再配分によるガバナンス改革のもと新学部の設置準備を行う。
(平成 26 年度 50-2)
◆
中 期 計 画 【 52】
外国人教員等の積極的採用、国際交流協定の締結、海外からの研究者受入れ、国際共同研究の積極的推進、海外拠点の整備、本学
の学生及び教員の派遣等によりグローバル化を推進する。
また、国際教養学部を中心に、国際理解と日本理解の上に俯瞰的視野を持って課題を発見・解決できるグローバル人材を育成する
ために、SULA を配置・育成し、学生個人の成績データを活用しながら、テーラーメード教育を実践する。
(A)平成 26 年度に係る業務の実績に関する評価結果において、戦略性が高く意欲的な目標・計画とされており、平成 28 年度以降も
継続する目標・計画として、本学のグローバル化を進めるパイロット学部として国際教養学部を中心にグローバル人材を育成する。
戦略性が高く意欲
その際に学生をサポートする SULA とは「事務職員と教員の中間に位置する役割を担う」日本初の職域であり、学生の課題発見や科目
的だと考える理由
選択、留学の時期や国、形態等について、学生個人の成績データを活用しながら、個々の学生の状況に合わせたアカデミックな助言を
行う。こうした学習指導のエキスパートとなる SULA の配置・育成等は、全国的に数少ない教育支援・指導システムであり、先駆的・先
導的な取組であるため。主な予算措置として「スーパーグローバル大学創成支援事業」を財源としている。
- 6 -
【21】千葉大学
※ スーパーグローバル大学創成支援「グローバル千葉大学の新生-Rising Chiba University-」事業の目標達成に向け、学長のリー
ダーシップのもと、学修制度の改革として博士後期課程を除く授業科目についてナンバリングの 100%導入、プログラム改革として「国
(参考)平成 27 年度以前
際日本学」の必修化によるカリキュラムの見直し、グローバル・ネットワーク改革としてアセアン大学ネットワーク(AUN)との連携推
進を行い、国際的・実践的な教育として日本人学生と留学生の共同学習プログラム(グローバル・スタディ・プログラム:現行 3)を
新たに 2 プログラム開発するとともに、入学定員・教員等の学内資源の再配分によるガバナンス改革のもと新学部の設置準備を行う。
(平成 26 年度 50-2)
注
1.
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」を設定することを希望する場合、その中期目標・中期計画について記載してください。(平成 27 年度以前に設定された中期
目標・中期計画と継続性を持つ中期目標・中期計画を、平成 28 年度以降も設定することを希望する場合も記載してください。なお、平成 27 年度以前に認定されてい
たことを以て第3期も自動的に認定がされるというものではありません。)
2. 「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」に設定することを希望する複数の中期目標・中期計画が相互に関連している場合については、まとめて記載してください。こ
のような中期目標・中期計画のまとまりを「ユニット」とします。(中期目標・中期計画が1件の場合も「ユニット」とします。)
3. 中期目標と中期計画には、それぞれ 中期目標原案または中期計画案と同じ整理番号を付し 、対応関係が分かるようにしてください。
4. 行数、行の高さ、中期目標・中期計画の数は、コピー&ペーストするなどして適宜変更願います。
5. 必要に応じて「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」の概要を示す補足資料を各ユニット単位で提出願います。(1~2枚程度)
- 7 -
【21】千葉大学
ユニット4
指導的立場に立つグローバル人材を育成する卓越した大学院の形成
国内外の先端的研究拠点とのネットワークによる人材交流・共同研究のハブ機能を有する卓越した研究拠点を形成・強化するため、
概要
学長のリーダーシップにより大学のビジョンに基づき、免疫システム調節治療学をはじめとした本学の強みとなる分野に重点的な全学
的支援を行い、大学の枠を超えた世界水準の博士学位プログラムを構築する等して、それぞれの分野における指導的立場に立つグロー
バル人材を育成する卓越した大学院を形成する。
中 期 目 標 【 24】
◇
社会の変化やグローバル化に対応した教育研究の展開及び強みや特色を伸長し、社会的な役割を果たすため、大学院を中心に機能
強化を図る等、教育研究を効果的に行うための体制を見直し、柔軟かつ機動的な組織改革を実施する。
◆
生命科学系分野においては、亥鼻キャンパスの医療系 3 学部(医学部・薬学部・看護学部)が「治療学」をキーワードとして、免
疫システム調節治療学関連の研究推進や附属病院との連携の下で専門職連携教育によって次世代対応型医療人育成を行い、日本発の
中 期 計 画 【 75】
イノベーション創出を行う卓越した研究拠点形成となる教育研究組織の整備を行う。
また、他大学(金沢大学・長崎大学)と協力して、予防医科学に関する新たな教育組織を立ち上げ、その機能を強化する。
(A)・(C)医療系 3 学部(医学・薬学・看護学)が結集した亥鼻キャンパス(生命系科学分野)において、これまでの博士課程教
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
育リーディングプログラム「免疫システム調節治療学推進リーダー養成プログラム」をはじめとした先駆的な人材育成の実績と経験を
活かし、免疫システム調節治療学関連の研究分野を戦略的かつ融合的に発展させ、日本発のイノベーション創出を行う卓越した研究拠
点形成となる教育研究組織を整備し、グローバル化を推進することは、全国的に数が少なく本学の機能強化に向けた先駆的・先導的な
取組であり、具体的かつ高い水準の達成目標を掲げた取組であるため。
※ 医療人育成機能を強化させるため、学長のリーダーシップにより、医療系 3 学部(医学・薬学・看護学)と附属病院が結集した亥鼻
キャンパスにおいて、司令塔となる組織を平成 26 年度に設置し、効果的・効率的な大学運営を目指す。(平成 25 年度 62-2)
(参考)平成 27 年度以前
医療系 3 学部(医学・薬学・看護学)と附属病院が結集した亥鼻キャンパスにおいて、次世代の多様なニーズに応える医療人を総合
※
的に育成するため、既存のセンターや研究部門、講座の再編を行うなど教育研究組織を整備する。(平成 25 年度 64-5)
※
本学、金沢大学及び長崎大学の有する強み・特色を活かし、健康・医療・環境に関する地球規模の課題を解決に導く人間性豊かな人
材の育成・輩出を担う共同大学院の設置を目指し、教育研究環境を整備する。(平成 24 年度 64-2)
◆
中 期 計 画 【 74】
社会のニーズに対応した効果的な教育研究を推進するため、Triple Peaks においてそれぞれの部局を統括する「機構」を設置する
とともに、学長のリーダーシップのもとに、改革の実施状況を評価して、大学のビジョンに基づき学内資源の再配分をすることによ
り組織改革を不断に行う。
- 8 -
【21】千葉大学
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
(A)・(C)学長のリーダーシップのもと、改革の実施状況を評価することにより学内資源の再配分を行い、Triple Peaks において、
それぞれの部局を統括する「機構」を設置してガバナンスを強化することは、全国的に数が少なく先駆的・先導的であり、具体的かつ
高い水準の達成目標であるため。
◇
基礎から応用に渡る先駆的・先端的研究及び融合型研究を推進し、国際的に高く評価される成果、世界・日本・地域に貢献可能な
イノベーション創出に資する成果を生み出すことにより国内外の牽引役としての役割を果たす。
中 期 目 標 【 12】
特色ある研究分野を戦略的に強化し、国際的に卓越した研究拠点を形成する。また、得られた研究成果の体系的な発信等により、
産業・地域等への成果の還元を拡充する。
◆
免疫システム調節治療学、キラリティー物質科学分野等、先駆的・先端的な世界水準の研究分野への重点的な全学的支援を行うこ
とによって国際的に卓越した研究拠点を形成・強化し、国内外の先端的研究拠点とのネットワークを構築して質の高い論文を増やす
中 期 計 画 【 35】
等国際的に高く評価される成果を生み出す。
さらに研究 IR やミッションの再定義等により把握した「強み」となる研究分野についても全学及び各研究科等による強化を行い、
これら研究分野において国内外を牽引する。
(A)・(C)学長のリーダーシップの下、大学のビジョンに基づき、戦略的研究マネジメント体制として構築する「グローバルプロ
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
ミネント研究基幹」が中心となり、本学の強みである研究分野に対して全学的な重点支援を行い、先導的に研究を推進することによっ
て、当該分野における「国際的卓越研究拠点」の形成・強化、国内外の先端的研究拠点との「ネットワーク」構築を進め、国際的に高
い研究成果を生み出すこととする当該機能強化の取組は、全国的に数が少なく先駆的・先導的であり、具体的かつ高い水準の達成目標
を掲げた取組であるため。
◇
ミッションの再定義で明らかになった先端・先駆的分野及び特色ある分野の戦略的な強化を行うため、各種資源(資金、人材、設
備、時間等)の戦略的な活用を行うための全学的な研究強化体制を整備する。また、研究の持続的な強化・質の向上のための研究人
中 期 目 標 【 13】
材の多様性の向上、融合型研究の推進、研究組織の流動性の向上、研究支援人材の確保・育成、適切な研究業績の評価等のためのシ
ステムを整備する。
◆
中 期 計 画 【 41】
免疫システム調節治療学、キラリティー物質科学分野をはじめとする先端・先駆的分野及び特色ある分野の研究を戦略的に強化す
るため、学長主導の重点研究分野強化システム及び次世代イノベーション育成システムを整備することにより、人材の集中・増強、
研究環境の整備・強化等、研究資源の戦略的活用を進める。
(A)・(C)学長のリーダーシップの下、大学のビジョンに基づき、先端・先駆的分野による国際的に卓越した研究の推進、適切な
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
研究評価、先進科学プログラムと連携した若手研究者の育成、研究 IR や「目利き」による戦略的研究分野の選定を行う新たな戦略的研
究マネジメント体制(グローバルプロミネント研究基幹)を構築することは全国的に数が少なく先駆的・先導的であり、人材の集中・
増強、研究環境の整備・強化等を行うことは具体的かつ高い水準の達成目標を掲げた取組であるため。主な予算措置として「機能強化
の方向性に応じた重点配分」を財源としている。
- 9 -
【21】千葉大学
◇
学長を中心とする運営組織を基盤として、ガバナンス機能を強化する。社会のニーズを的確に業務運営に反映させるとともに、国
立六大学連携コンソーシアム(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学)をはじめとした他大学との連携を
中 期 目 標 【 22】
推進し、学長のリーダーシップにより大学のビジョンに基づき、学内資源を戦略的に再配分して、効果的・効率的な大学運営を目指
す。また、内部統制機能の構築、運用により法人の健全な業務運営を確保し、社会的信頼に応える。
中 期 計 画 【 66】
◆
本学の組織を 3 つに大別し(Triple Peaks:生命科学系、理系、文系)、それぞれを統括する「機構」が教育・研究・人事の司令
塔としてガバナンスを強化するとともに、教員組織を「研究院」として統括し、学部・学府における教育研究等を推進する。
(A)世界をリードする学術研究の推進と研究機能の強化に向け、「グローバルプロミネント研究基幹の創設による独創的な次世代研
究への戦略的支援」、「亥鼻キャンパス高機能化構想による治療学創成に向けた未来医療研究拠点形成」、「文理の枠を越えた融合型
戦略性が高く意欲
研究の推進」を実施するにあたり、本学の組織を 3 つに大別(Triple Peaks:生命科学系、理系、文系)して、生命科学系は未来医療
的だと考える理由
教育研究機構が、理系・文系は新たに設置する機構が、教育・研究・人事の司令塔としてガバナンスを強化するとともに、教員組織を
「研究院」として部局横断的に統括し、これらの 3 機構が各部局の改革・機能強化を推進することは、全国的にも数少ない先駆的・先
導的な取組であるため。
注
1.
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」を設定することを希望する場合、その中期目標・中期計画について記載してください。(平成 27 年度以前に設定された中期
目標・中期計画と継続性を持つ中期目標・中期計画を、平成 28 年度以降も設定することを希望する場合も記載してください。なお、平成 27 年度以前に認定されてい
たことを以て第3期も自動的に認定がされるというものではありません。)
2. 「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」に設定することを希望する複数の中期目標・中期計画が相互に関連している場合については、まとめて記載してください。こ
のような中期目標・中期計画のまとまりを「ユニット」とします。(中期目標・中期計画が1件の場合も「ユニット」とします。)
3. 中期目標と中期計画には、それぞれ 中期目標原案または中期計画案と同じ整理番号を付し 、対応関係が分かるようにしてください。
4. 行数、行の高さ、中期目標・中期計画の数は、コピー&ペーストするなどして適宜変更願います。
5. 必要に応じて「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」の概要を示す補足資料を各ユニット単位で提出願います。(1~2枚程度)
- 10 -
【22】東京大学
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」
ユニット1
概要
中 期 目 標 【 Ⅰ -1-(1)-① 】
中期計画
調書
「知のプロフェッショナル」の育成
研究教育を通じた優秀な学生の育成を行い、社会の様々な分野でリーダーとなる人材を輩出するとともに、世界トップレベルの研究力
の維持・強化に加え、学術の維持とさらなる発展を促すため、大学院教育改革を行う。
教育の国際化・実質化・高度化を推進し、初年次教育等の新たな教育プログラムを実装しつつ、前期課程及び後期課程の学士課程を通
じ、幅広い教養や総合的判断力等の資質・能力の涵養を図るとともに、専門分野の基礎と社会性を身に付けた人材を育成する。
卓越した学生をより鍛えるため、優秀な学部学生が早期に大学院レベルの教育を受けられるような制度を整える。
【 Ⅰ -1-(1)-① -3】
(A)優秀な意欲ある学部学生が早くに大学院レベルの教育を受けることで、その能力をより高く伸ばし、進学後の大学院教育におけ
る「知のプロフェッショナル」の育成への接続を円滑にするとともに、世界トップレベルの「国際卓越大学院」における高度な研究活
戦略性が高く意欲
動を行えるようにする先駆的な取組である。具体的には、優秀な意欲のある学部学生を選抜し、通常の卒業要件に加えて特別なプログ
的だと考える理由
ラムの履修、さらに優秀な学部学生には大学院レベルの教育課程の履修を可能とし、引き続き、大学院課程に進学する学士・修士一貫
の教育プログラムを構築し、優秀な学生を、多様な学術を開拓し牽引しうる人材や国際社会のさまざまな分野で貢献しリーダーとなり
うる人材に誘導する意欲的な取組である。
(参考)平成 27 年度以前
中 期 目 標 【 Ⅰ -1-(1)-② 】
中期計画
【 Ⅰ -1-(1)-② -2】
大学院では、修士・博士・専門職学位の各課程において、自ら考え、新しい知を生み出し、人類社会のための知の活用を目指して行動
する意欲満ち溢れた人材(「知のプロフェッショナル」)を育成する。
「知のプロフェッショナル」育成の先駆的な試みとして、修士・博士一貫の部局連携型学位プログラム「国際卓越大学院」を創設し、
世界トップレベルの研究体制の魅力を活かして、世界中から優秀な人材を集める。さらに、産官学のネットワークを活かし、優秀な社
会人の研究能力を強化する仕組みも整備する。
(A)新たな知の創造と活用を主導する「知のプロフェッショナル」を育成するとともに、世代と立場を超えた人材交流・共同研究の
戦略性が高く意欲
ハブとなる世界最高水準の教育力と研究力を備えた学位プログラムを我が国で先駆けて検討・構築する。具体的には、学術融合や分野
的だと考える理由
横断的な研究等をキーワードにして、複数の部局が連携した教育プログラムの構築や、産業界等と連携した社会人入学や大学院学生の
企業等での研修、本学の優秀層の学生(海外の優秀な学生を含む)の選抜等の取組を組み合わせた大学院教育プログラムを構築する。
(参考)平成 27 年度以前
- 1 -
【22】東京大学
ユニット2
概要
中 期 目 標 【 Ⅰ -2-(2)-① 】
中期計画
【 Ⅰ -2-(2)-① -1】
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
多様性を活力とする卓越した教育研究の実施
多様性を活力とする卓越した教育研究の基盤を充実するとともに、女性教員比率や女性幹部職員登用率の向上などの教職員構成の多様
化推進を目指す。
研究の多様性を促進しつつ、研究競争力を世界主要国と比肩しうるよう適正かつ機動的な予算確保及び教員配置に努め、研究環境の整
備を推進する。
教員人事に関しては、国籍性別等の区別なく、世界最高水準の人材を集め、学問分野の多様性を確保すると同時に、異分野間の融合を
推進することも念頭に置き、資源を適切に配分する。また、際立った研究成果に対するインセンティブの付与、教員の処遇の弾力化な
どを推進する。
(A)研究競争力を世界主要国と比肩しうるよう適正かつ機動的な資源配分及び教員の処遇の弾力化に努め、世界最高水準の多様な人
材を集めるとともに、本学の特色・強みである学問分野の多様性を生かし、異分野間の融合を推進しようとする全国でも数少ない取組
である。
(参考)平成 27 年度以前
中期計画
【 Ⅰ -2-(2)-① -2】
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
卓越した若手研究者が、安定性のあるポストに就きながら、産学官の機関や分野の枠を越えて、独創的な研究に専念できる環境の整備
を行う。また、研究者の多様化推進の観点から、社会人の研究者や外国人研究者、女性研究者の積極的な採用と育成に重点を置くとと
もに、将来の研究を担う女子学生や留学生に対して明確なキャリアパスを示し、修士・博士課程への進学を奨励する。
(A)全国に先駆けて導入を図ってきたクロスアポイントメント制度、承継教授の財源を活用し年俸制助教が雇用できる制度などのさ
らなる活用や全国に先駆けた卓越した若手研究者の雇用制度の導入などにより、卓越した若手研究者の安定性のあるポストを確保し、
産学官の機関や分野の枠を越えて、独創的な研究に専念できる環境の整備を行う意欲的な取組である。
(参考)平成 27 年度以前
中 期 目 標 【 Ⅱ -1-② 】
多様性に富み活力ある教職員組織を構築する。
性別、年齢、国籍、障害の有無等にとらわれず、能力・適性に応じた雇用・人事を行い、教職員の多様性を高める。男女共同参画の促
中期計画
進や国際化の推進の観点から、組織的に女性教職員や短期間の招聘を含めた外国人教員の割合を高めていく。教員に関しては、女性教
【 Ⅱ -1-② -2】
員比率を25%まで高めることを目指していく。特に、「若手教員の雇用に関する計画」に基づき、若手女性教員の安定的なポストを
確保していく。また、職員に関しては、就労環境の改善を推進し、女性幹部職員の登用率を20%にすることを目指していく。
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
(B)海外有力大学と比較して低くなっている女性の教員比率や女性の幹部職員登用率について、多様性に富み活力ある教職員組織を
構築するため、現状の女性教員比率16.2%(平成26年5月現在)、女性幹部職員登用率9.9%(平成26年7月現在)から、
それぞれ25%と20%と高い目標を目指すものである。
(参考)平成 27 年度以前
- 2 -
【22】東京大学
ユニット3
概要
中期目標【Ⅰ -4-① 】
中期計画
【Ⅰ -4-① -1】
戦 略 性 が 高く 意 欲的
だと考える理由
大学のイノベーションエコシステムの充実
産業競争力強化法に基づく認定特定研究成果活用支援事業者に対する必要な資金の出資並びに人的及び技術的援助の業務を、様々なベ
ンチャー支援機関等と連携して行うなど、大学のイノベーションエコシステムの充実に貢献する。
大学によるイノベーション活動の世界拠点化のため、産業競争力強化法に基づく認定特定研究成果活用支援事業者に対する出資事業を
行うとともに、人的及び技術的援助等を通じて、大学における技術に関する研究成果の事業化及び教育研究活動の活性化を図る。
ファンド・オブ・ファンズまたは共同投資等を通じた、既存ベンチャーキャピタル事業者への切れ目ない資金提供等の取組を実施する
認定特定研究成果活用支援事業者の活動を通じて、大学のイノベーションエコシステムの充実に貢献する。
(A)全国で4大学しか認定されていない産業競争力強化法に基づく認定特定研究成果活用支援事業者に対する出資事業を、既に形成
されている既存のベンチャー支援エコシステムを阻害しないよう、全国唯一のファンド・オブ・ファンズの手法等により実施する取組
である。
(参考)平成 27 年度以前
中期計画
【Ⅰ -4-① -2】
大学における教育研究活動を活性化させるため、社会との連携を通して構築された「知の協創の世界拠点」としての東京大学における
人材循環を確立するための取組を実施する。
(A)中期計画Ⅰ-4-①-1 に関連して、産業競争力強化法に基づく資金の出資並びに人的及び技術的援助の枠を超え、研究成果からの技
戦 略 性 が 高く 意 欲的
だと考える理由
術開発、開発技術の事業化、事業経営、及びこれらへの投資、並びにこれら各者へのコンサルテーションやネットワーキングなど、ベ
ンチャー創出に関わる多様な人材を育成することにより、東京大学の研究成果の事業化を目指すのみならず、研究成果の事業化の社会
経済的価値を高め、更なる研究の進展とその成果によるベンチャー創出という好循環が自律的に進展、充実してゆくこと、すなわち「大
学のイノベーションエコシステムの充実」を目指した、他に例をみない意欲的な取組である。
(参考)平成 27 年度以前
中期計画
大学のイノベーションエコシステムを充実するため、様々なベンチャー支援機関等と連携した取組を実施する。
【Ⅰ -4-① -3】
(A)中期計画Ⅰ -4-① -1 に 関 連 し て 、 我 が 国 の 既存のベンチャー支援エコシステムへの関与が乏しい大企業との連携を積極的に
戦 略 性 が 高く 意 欲的
進めてその参画を促すことにより、我が国の産業界の強みを生かし、またその構造転換にも貢献するイノベーションの創出を促進する
だと考える理由
役割を果たすとともに、ベンチャーキャピタルとの連携を進めるなど我が国全体のイノベーションエコシステムの充実を図る先駆的な
取組である。
(参考)平成 27 年度以前
- 3 -
【22】東京大学
ユニット4
概要
中期目標【Ⅲ -2-① 】
中期計画
【Ⅲ -2-① -1】
効果的な学内資金再配分
学内資金の効果的な配分を行うとともに、財源の多様化を連動させつつ、大学の事業費に占める総長の裁量による配分資金割合を増加
させる。
効果的な学内資金配分を行い、限られた資金を有効に利用する。
教育研究分野の多様性や特性及び財務の透明性確保に配慮しつつ、財務データを最大限活用した学内資金の効果的な配分を行うととも
に、財源の多様化を連動させつつ、大学の事業費に占める総長の裁量による配分資金割合を増加させる。
戦 略 性 が 高く 意 欲的
(C)限られた資金を有効活用するため、財務の透明性を向上させつつ、総長のリーダーシップにより大学の活力を最大限発揮できる
だと考える理由
戦略的な資金再配分システムを構築し、総長の裁量による配分資金を拡大させるという高い目標を掲げる取組である。
(参考)平成 27 年度以前
注
1.
2.
3.
4.
5.
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」を設定することを希望する場合、その中期目標・中期計画について記載してください。(平成 27 年度以前に設定された中期
目標・中期計画と継続性を持つ中期目標・中期計画を、平成 28 年度以降も設定することを希望する場合も記載してください。なお、平成 27 年度以前に認定されてい
たことを以て第3期も自動的に認定がされるというものではありません。)
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」に設定することを希望する複数の中期目標・中期計画が相互に関連している場合については、まとめて記載してください。こ
のような中期目標・中期計画のまとまりを「ユニット」とします。(中期目標・中期計画が1件の場合も「ユニット」とします。)
中期目標と中期計画には、それぞれ中期目標原案または中期計画案と同じ整理番号を付し、対応関係が分かるようにしてください。
行数、行の高さ、中期目標・中期計画の数は、コピー&ペーストするなどして適宜変更願います。
必要に応じて「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」の概要を示す補足資料を各ユニット単位で提出願います。(1~2枚程度)
- 4 -
【23】東京医科歯科大学
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」
ユニット1
調書
国際水準の教育研究の展開
「TMDU グローバルスタンダード形成戦略」として、チリ大学、チュラロンコーン大学との「ジョイントディグリープログラム」及び
「TMDU 型グローバルヘルス推進人材育成構想」を推進し、国際共同教育研究と国際通用性の高い人材育成を行うとともに、ガバナンス
概要
体制強化、教学マネジメント改革、全学的な教育改革等の学内環境整備を行うことにより、本学の強み・特色である教育研究力を、国際
的に展開し、国際的認知度向上を図り、世界大学ランキングの医学分野ランキングをトップ 100 まで向上させる(別添資料1-1、1-
2参照)。
○国際水準の教育研究の展開
中 期 目 標 【 25】
国際化に対応した教育研究体制の樹立のため、学長のリーダーシップの下、統合教育機構(仮称)や統合国際機構(仮称)などを活用して、
学内環境の整備を行うとともに、国内外の優秀な学生や教員を集め、国内外の教育研究機関との交流規模を拡大し、国際通用性の高い人
材を育成することにより国際的認知度向上を図り、世界大学ランキングの医学分野ランキングをトップ 100 まで向上させる。
○国際水準の教育研究の展開に関する計画①
グローバルヘルス推進人材育成等に係る取組を推進し、留学支援・留学生支援を継続・拡大することにより、卒業生(学士)に占める海
中 期 計 画 【 36】
外経験者の割合を平成 33 年度までに医学科 46.0%、歯学科 36.0%、保健衛生学科 20.0%まで引き上げるとともに、全大学院生に占め
る外国人留学生の割合を平成 33 年度までに 22.0%まで引き上げる。
また、国際標準を用いた外部認証評価受審を進めるなど国際通用性を意識した教育プログラムの質保証を推進する。
本ユニットは、「TMDU 型グローバルヘルス推進人材育成構想」という社会的要請の高いグローバル人材育成に関するプロジェクトの
推進並びに海外教育研究協力拠点の充実及び学内環境の整備を行い、その成果として、「世界大学ランキングの医学分野ランキングをト
ップ 100 まで向上させる」という意欲的な目標・計画である。
その中で、本計画は、目標・計画を達成するための戦略として、「卒業生(学士)に占める海外経験者の割合」及び「全大学院生に占め
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
る外国人留学生の割合」について、具体的な指標を設定するなど高い戦略性を備えている。
これらの目標・計画は、取組の重要性を踏まえ、いずれも高い数値目標を掲げて取り組むものであり、戦略性が高く意欲的であると考
える(留意点(B))。
さらに、本プログラムは、第2期中期目標期間中(平成 26 年度)より「戦略性が高く意欲的な目標・計画」として取り組んでおり、
継続性の観点からも戦略性が高く意欲的であると考える。
- 1 -
【23】東京医科歯科大学
○国際水準の教育研究の展開に関する計画②
チリ大学、チュラロンコーン大学との間に、ジョイントディグリープログラムを開設・運営し、国際共同教育研究と人材育成を行うと
中 期 計 画 【 37】
ともに、海外での研究機会を拡大する。また、先端的国際共同研究を戦略的に推進し、外国人研究者の積極的な招聘を行う。
これらの取組と合わせて年俸制やテニュアトラック制の拡充を含む人事制度改革等を行い、全教員に占める外国人教員等(外国人およ
び外国の大学で学位を取得した教員並びに外国で教育研究歴のある教員)の割合を平成 33 年度までに 34.0%まで引き上げる。
本ユニットは、海外大学との「ジョイントディグリープログラム」という社会的要請の高いグローバル人材育成に関するプロジェクト
の推進並びに海外教育研究協力拠点の充実及び学内環境の整備を行い、その成果として、「世界大学ランキングの医学分野ランキングを
トップ 100 まで向上させる」という意欲的な目標・計画である。
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
その中で、本計画は、目標・計画を達成するための戦略として、人事制度改革等の実施を明記するとともに、そうした取組による効果
として「全教員に占める外国人教員等の割合」について、具体的な指標を設定するなど高い戦略性を備えている。
これらの目標・計画は、取組の重要性を踏まえ、いずれも高い数値目標を掲げて取り組むものであり、戦略性が高く意欲的であると考
える(留意点(B))。さらに、本プログラムは、第2期中期目標期間中(平成 25 年度)より「戦略性が高く意欲的な目標・計画」とし
て取り組んでおり、継続性の観点からも戦略性が高く意欲的であると考える。
【第2期中期計画での認定状況】
1.平成 25 年度認定
○計画番号:Ⅰ-3-(2)-41-2)
国際教育研究拠点を中心に、チリ大学やチュラロンコン大学等の海外の大学院と相互連携協力体制を構築し、現地大学の教員と共同し
て、平成 28 年度のジョイント・ディグリーコースの開設に向けた制度設計・構築を行う。
○計画番号:Ⅱ-1-54)
学長のリーダーシップの下で、教育研究組織の再編成や学内資源の再配分等を戦略的・重点的に行う。
(参考)平成 27 年度以前
○計画番号:Ⅱ-1-55-2)
教育研究組織の再編成等を見据え、国際教育研究拠点の研究成果等を活用したジョイント・ディグリーコース開設等、海外の大学院と
の連携強化に向けた調査を行う。
2.平成 26 年度認定
○計画番号:Ⅰ-3-(2)-42-2)
スーパーグローバル大学創成支援「TMDU 型グローバルヘルス推進人材育成構想:地球規模での健康レベル向上への挑戦」事業の目標
達成に向け、統合教育機構(仮称)を設置し、英語で行う教養授業科目を平成 28 年度に4科目導入するための取組や、学士課程期間中
での海外経験者の割合を 22%とするための取組等を進める。
- 2 -
【23】東京医科歯科大学
ユニット2
統合的先制医歯保健学の世界的教育・研究拠点形成
既存の教育研究組織の見直しを行い、平成 30 年度に「大学院統合的先制医歯保健学研究科(仮称)」を新設し、両附属病院、疾患バ
概要
イオリソースセンターと民間企業ステークホルダーとの協働で、健康診断時系列データ、診療情報、生活習慣、ゲノム情報・遺伝子発現
情報等の様々なデータを包括的に収集し、それらビッグデータを活用して個々人の健康管理に資する研究拠点を整備するとともに、統合
的先制医歯保健学に対応する医療人の育成を推進する(別添資料2-1参照)。
医歯学、口腔保健学、看護学、臨床検査学、生命理工学の各分野に求められる深い専門性と高度な技術を習得した、国際性、創造性豊
中期目標【6】
かな人材を育成する。また、異分野を融合した先制医療を推進する人材の育成を行うため、新たな研究科を設置するとともに、将来のグ
ローバルヘルス領域のリーダーおよび研究者を養成し、健康長寿社会の実現に寄与する。
各専攻のカリキュラムに、外国語によるコミュニケーション能力の向上を目指した施策を盛り込むとともに、コースの増設および日本
語コースからの切り替えにより英語のみで卒業できるコースを平成 33 年度までに7コースに増加させる。
中期計画【7】
また、新たな国際社会人大学院コースの設置により、国際社会人大学院コース修了生のうち外国の大学等で教育に携わる者の占める割
合を 60%以上の水準にする。
その他、看護キャリアパスウェイ教育研究センターによる大学院進学支援等の取組により、同センターの大学院進学支援プログラム修
了生のうち大学院進学者の占める割合を 60%以上の水準にする。
本ユニットは、超高齢社会へ突入した現代において、健康長寿社会を実現するための個別化医療、先制医療(予防医療)の推進は社会
的な要請である。高精度な先制医療を実現するためには、ゲノム情報などのビッグデータを収集・解析し、活用する新たなアプローチに
よる研究推進とその成果の発展応用が求められる。しかしながら、現在までのライフサイエンス・医歯保健学分野における教育・研究で
は、これらを統合的に扱う領域はなく、現状では当該領域の人材の育成は困難である。本目標・計画は、こうした現状を打破すべく、医
療ビッグデータを利活用した新たな概念の先制医療を担う教育・研究拠点として、本学に「大学院統合的先制医歯保健学研究科(仮称)」
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
を新設し、当該領域における人材不足を解消するとともに、将来のグローバルヘルス領域のリーダーおよび研究者を養成し、健康長寿社
会の実現に寄与することで本学の国際的な認知度を高め、医学分野世界大学ランキングトップ100の達成に資する非常に意欲的な目
標・計画である。
その中で、本計画は、目標・計画を達成するための戦略として、「英語のみで卒業できるコース数」及び「国際社会人大学院コース修
了生のうち外国の大学等で教育に携わる者の占める割合」並びに「看護キャリアパスウェイ教育研究センターの大学院進学支援プログラ
ム修了生のうち大学院進学者の占める割合」について、具体的な指標を設定するなど高い戦略性を備えている。
これらの目標・計画は、取組の重要性を踏まえ、いずれも高い数値目標を掲げて取り組むものであり、戦略性が高く意欲的であると考
える(留意点(B))。
- 3 -
【23】東京医科歯科大学
既存の教育研究組織を見直して、健康科学領域の先進的な教育研究を担当する新たな研究科を平成 30 年度に設置するとともに、当該
研究科に集学的アプローチで学習するグローバルヘルスリーダー養成コース(仮称)を開設するなどして、将来のグローバルヘルス領域
中期計画【8】
を担う人材育成を行う。その成果として、同コース修了者のうち、統合的先制医歯保健学に関連する機関への就職者・進学者の占める割
合を 60%以上の水準にするとともに、統合的先制医歯保健学関連の英語論文数及び外国の大学や研究機関等との共著論文数を現行の 1.5
倍に向上させる。
超高齢社会へ突入した現代において、健康長寿社会を実現するための個別化医療、先制医療(予防医療)の推進は社会的な要請である。
高精度な先制医療を実現するためには、ゲノム情報などのビッグデータを収集・解析し、活用する新たなアプローチによる研究推進とそ
の成果の発展応用が求められる。しかしながら、現在までのライフサイエンス・医歯保健学分野における教育・研究では、これらを統合
的に扱う領域はなく、現状では当該領域の人材の育成は困難である。本目標・計画は、こうした現状を打破すべく、医療ビッグデータを
利活用した新たな概念の先制医療を担う教育・研究拠点として、本学に「大学院統合的先制医歯保健学研究科(仮称)」を新設し、当該
領域における人材不足を解消するとともに、将来のグローバルヘルス領域のリーダーおよび研究者を養成し、健康長寿社会の実現に寄与
することで本学の国際的な認知度を高め、医学分野世界大学ランキングトップ100の達成に資する非常に意欲的な目標・計画である。
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
その中で、本計画は、目標・計画を達成するための戦略として、学長直下の組織として、理事を室長とする「統合的先制医歯保健学研
究科設置準備室(仮称)」を新設し、関連研究分野の再編成を行ったうえで、研究科を新設することとしている。また、平成 28 年度概算
要求「戦略1:統合的先制医歯保健学の世界的教育・研究拠点形成」の中核を担っており、目標の実現に向けて「グローバルヘルスリー
ダー養成コース(仮称)修了者のうち、統合的先制医歯保健学に関連する機関への就職者・進学者の占める割合」、「統合的先制医歯保
健学関連の英語論文数」、「外国の大学や研究機関等との共著論文数」について、具体的な指標を設定するなど高い戦略性を備えている。
これらの目標・計画は、取組の重要性を踏まえ、いずれも高い数値目標を掲げて取り組むものであると同時に、法人の機能強化に向け
て法人の強み・特色を一層明確化するため、重点的な資源の再配分を行い、具体的かつ高い水準の達成目標を掲げ取り組むものであり、
戦略性が高く意欲的であると考える。(留意点(B)、(C))。
(参考)平成 27 年度以前
新規設定のため該当なし
注
1.
2.
3.
4.
5.
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」を設定することを希望する場合、その中期目標・中期計画について記載してください。(平成 27 年度以前に設定された中期
目標・中期計画と継続性を持つ中期目標・中期計画を、平成 28 年度以降も設定することを希望する場合も記載してください。なお、平成 27 年度以前に認定されてい
たことを以て第3期も自動的に認定がされるというものではありません。)
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」に設定することを希望する複数の中期目標・中期計画が相互に関連している場合については、まとめて記載してください。こ
のような中期目標・中期計画のまとまりを「ユニット」とします。(中期目標・中期計画が1件の場合も「ユニット」とします。)
中期目標と中期計画には、それぞれ中期目標原案または中期計画案と同じ整理番号を付し、対応関係が分かるようにしてください。
行数、行の高さ、中期目標・中期計画の数は、コピー&ペーストするなどして適宜変更願います。
必要に応じて「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」の概要を示す補足資料を各ユニット単位で提出願います。(1~2枚程度)
- 4 -
別添資料1-1
全体構想
目的
 本学の教育理念の一つである
「国際性豊かな医療人の養成」
 海外拠点地域の人材養成
 国際共同研究の展開
医学、歯学のJDプログラム
海外に設置
 人材養成を通じて
TMDUグローバルスタンダードを形成
 日本式医療技術の国際展開に貢献
 大学ランキングトップ100を目指す
教育研究組織改革
 3つの海外拠点における研究成果の実績を活用したジョイント・ディグリー(JD)プログラム(PhDプログラム)を
設置し、周辺国までを含めた人材養成の拠点化を図る
 チ リ(医学) ・・・ 消化器系がん診断・治療技術などを教育研究内容としたJDプログラム(H28.4月 開設予定)
 タ イ(歯学) ・・・ 矯正歯科学などを教育研究内容としたJDプログラム(H28.8月 開設予定)
 ガーナ(医学) ・・・ 寄生虫やHIVウイルスなどを教育研究内容としたJDプログラム(ガーナ大学と協議中)
本学が予定している海外大学院JDプログラム、教育システムの概要
 学生は両方の大学に所属(二重学籍)
 本学教員に加えて、現地大学の教員が参加
 JDプログラムの学生は湯島キャンパスで半年~2年間の
研究指導を実施
 1枚の学位記を連名で授与
 教育研究内容は現地のニーズの高い分野を設定
 近隣の研究者等を集めて広く海外拠点地域の人材を養成
2
文部科学省「スーパーグローバル大学等事業」 別添資料1-2
〜スーパーグローバル大学創成支援〜(タイプA )
東京医科歯科大学
TMDU型グローバルヘルス推進人材育成構想:
「地球規模での健康レベル向上」への挑戦
世界規模での健康レベル向上にむけて、日本が保健医療分野において経験/実績を踏
まえて貢献し、世界とともに発展的存続を実現するために中心となって活躍する、グロー
バルヘルス推進人材を育成する。具体的取組として、(1)ガバナンス体制強化/教学マネ
ジメント改革を行い、(2)入学者募集方法から、入試、学士(教養)、学士(専門)、修士/
博士課程までを通した全体的な教育改革を行い、(3)本学海外教育研究協力拠点の拡
充/拡大およびそれらを活用した積極的な教育研究を展開する。
本構想推進のための取組:
全学的なグローバルヘルス活
動推進のための
グローバルヘルス
推進人材育成のための
ガバナンス体制強化
教育改革
本事業が推進
3つの柱
海外拠点を活用した
集学的グローバルヘルス研究・
教育・国際貢献活動の展開
研究大学強化促進事業が支援・推進
教育改革の内容(学士課程)
全学的なグローバルヘルス活
動推進のための
グローバルヘルス
推進人材育成のための
ガバナンス体制強化
教育改革
海外拠点を活用した
集学的グローバルヘルス研究・
教育・国際貢献活動の展開
国内外ら優秀な人材を引きつけ
次世代のグローバルヘルス推進人材を育成する
研究活動
修士課程 博士課程
学士課程 専門教育
•グローバルヘルス関連科目増設
•デザイン思考教育充実
海外留学・海外経験者を増数
海外経験を経て卒業する学生の割合:
(現在)
医学科の33%、全学の21%
(10年後) 医学科の50%、歯学科で40%
学士課程 リーダー養成英語選抜プログラム
Health Sciences Leadership Program (HSLP)
・少人数教育/完全英語履修/ケースメソッド使用
・問題解決力・批判的/創造的思考力・リーダーシップ
スキル等を磨く
(現在) 各学年の 8%、20名
(本構想) 各学年の12%、30名
学士課程
教養教育
入学者選抜
•多面的な入学者選抜方法
•国際バカロレア入学枠
•語学力評価へのTOEFL活用
•高大連携
(グローバルヘルス教育)
•二カ国語履修化(人文社会系中心)
教育改革の内容(修士/博士課程)
全学的なグローバルヘルス活
動推進のための
グローバルヘルス
推進人材育成のための
ガバナンス体制強化
教育改革
海外拠点を活用した
集学的グローバルヘルス研究・
教育・国際貢献活動の展開
国内外ら優秀な人材を引きつけ
次世代のグローバルヘルス推進人材を育成する
研究活動
修士課程 博士課程
学士課程 専門教育
HSLP大学院版を開講
(10年後) 学士課程HSLPとあわせ258名が履修中
グローバルヘルスリーダー養成コース新設
Master/Doctor of Science in Global Health
・完全英語履修/日本・アジア諸国から優秀な学生を募る
(卒後進路)WHO等国際機関、各国医療行政部門、研究機関など
(キャリア構築の戦略的支援)
・WHO職員や欧米トップ教育機関教員を招聘
・WHOインターンシップへの積極参加支援
(10年後) 38名が履修中
MD/DMDとのデュアルディグリープログラム
ディスタントラーニングプログラム
ジョイントディグリープログラムを展開
・チリ、タイ(平成28年度開講)
学士課程
教養教育
入学者選抜
外国人留学生を増数
(現在)
13%、174人
(10年後) 25%、352人
コースワーク充実/英語化
(10年後) 60%の科目が英語化
•グローバルヘルス関連科目増設
•デザイン思考教育導入
•疾患予防グローバルリーダー養成
コース拡充
別添資料2-1
~統合的先制医歯保健学の世界的教育・研究拠点形成~
生活習慣情
報・生活環境
情報データ
ベース
健診情報
データベース
ゲノム情報・遺
伝子発現情報
データベース
●チュラロンコー
ン大学
先天性唇顎口蓋
裂等データベース
平成28年度開設
ジョイントディグリープログラム
チリ大学国際連携
医学系専攻
チュラロンコーン大学
国際連携歯学系専攻
4次元時空
医学分野
4次元時空
歯学分野
遺伝統計解析
疾患バイオ
リソースセンター
ビッグデータ
解析
センシング・
デバイス、
バイアブル
マテリアル創成
難治疾患研究所
生体材料工学
研究所
ビッグ
データを
活用した
統合的先
制医歯学
国際共同
研究
●チリ大学
●保健省
PRENEC(大腸が
んスクリーニング
事業)
保健衛生学研究科等
学内関連組織を統廃合
大学院医歯学総合研究科
平成35年度
世界に冠たる医療系総合大学への飛躍
世界ランキングトップ100
疾患バイオ
リソースセンター
統合的先制医歯保健学の世界的拠点
長寿・健康人生
推進センター
平成33年度
医学分野世界ランキングトップ100
統合的先制医歯保健学研究科(仮称)
平成30年度開設
民間ステーク
ホルダー(健保組
合等)
【24】東京外国語大学
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」
ユニット1
調書
「TUFS ネットワーク中核大学」創成宣言に基づくスーパーグローバル大学事業の推進
「ネットワーク中核大学」として、本学の「グランドデザイン」及び「ミッションの再定義」の理念に基づき、①真の多言語グローバル
概要
人材を養成する大学、②日本から世界への発信を担う大学、③世界諸地域の知識・経験をもとに、日本の大学のグローバル化を支援する
大学であることを目指す。
中 期 目 標 【 1】
高度な言語運用能力と地球社会化時代を生きるために必要な基礎的教養及び専門知識を身につけ、国内外において言語間・文化間の架け
橋となり、新たな価値観の創成に寄与する国際教養人及び、社会・政治・経済等の分野で活躍できる国際職業人を養成する。
本学の学士課程における教育の核である言語教育のうち、英語以外の言語については、習得する言語運用能力の質を保証するため、国際
中 期 計 画 【 1-1】
標準の言語到達度指標を採り入れ、効率的かつ効果的な教育プログラムを開発し、実施する。英語については「TOEIC 800 点」達成者を
学部学生の 8 割に引き上げる。また、より上位の英語力をもつ学生に対する教育プログラムを実施する。各国の在京機関や文化・広報機
構などとの協力関係を構築し、それらによる支援も活用しながら、本学で学ぶことができる言語の数を 80 言語程度に拡大にする。
(A)英語以外の言語教育について、国際標準の言語到達度指標を採用した教育プログラムを開発し実施するという点で、全国に先立つ
戦略性が高く意欲
取組である。
的だと考える理由
(B)学生の英語運用能力について、「TOEIC 800 点」達成者を学部学生の 8 割に引き上げるという、高い目標を掲げる取組である。
※いずれも SGU による予算措置を財源とする。
(参考)平成 27 年度以前
中 期 目 標 【 12】
該当なし
徹底した「大学改革」と「国際化」を全学的に断行することで国際通用性を高め、ひいては国際競争力を強化するとともに、これまでの
実績を基に更に先導的試行に挑戦し、我が国の社会のグローバル化を牽引するための取組を進める。
スーパーグローバル大学創成支援『「世界から日本へ、日本から世界へ」-人と知の循環を支えるネットワーク中核大学-』事業の目標
中 期 計 画 【 12-1】
達成に向け、海外協定校と共同で教育を行う Joint Education Program を平成 33 年度までに年間 30 件実施する。また、学生一人につき
最低 2 度の留学を促す「留学 200%」及び「受入れ留学生 2 倍」計画を推進するとともに、日本から世界への発信拠点となる Global Japan
Office を新たに 21 拠点設置し、累計 30 拠点とする等の取組を進める。
(A)本学のスーパーグローバル大学構想に基づき、他大学と共同で教育を行う Joint Education Program の実施や、日本から世界への
戦略性が高く意欲
発信拠点となる Global Japan Office の設置などを行う点で、全国に先立つ取組である。
的だと考える理由
(B)同じく、学生一人につき最低 2 度の留学を促す「留学 200%」計画を推進するという、高い目標を掲げる取組である。
※いずれも SGU による予算措置を財源とする。
- 1 -
【24】東京外国語大学
3 その他の目標を達成するための措置
(2)国際化に関する目標を達成するための措置
スーパーグローバル大学創成支援『「世界から日本へ、日本から世界へ」-人と知の循環を支えるネットワーク中核大学-』事業の目標
(参考)平成 27 年度以前
達成に向け、海外協定校と共同で教育を行う Joint Education Program を 10 件実施、学生一人につき最低 2 度の留学を促す「留学 200%」
5 計画を推進するために TUFS クオーター制を導入、日本から世界への発信拠点となる Global Japan Office を 8 拠点設置する等の取組
を進める。(平成 27 年度)
中期計画【12-2】
ショートステイプログラム(海外からの留学生向け短期プログラム)を拡充し、平成 33 年度までに、平成 26 年度実績比 4 倍の年間 150
人の受講生を受け入れる。
戦略性が高く意欲
(B)ショートステイプログラム(海外からの留学生向け短期プログラム)での受け入れ学生数を平成 26 年度比 4 倍にするという、高い
的だと考える理由
数値を目指すものであるため。
(参考)平成 27 年度以前
該当なし
注
1.
2.
3.
4.
5.
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」を設定することを希望する場合、その中期目標・中期計画について記載してください。(平成 27 年度以前に設定された中期
目標・中期計画と継続性を持つ中期目標・中期計画を、平成 28 年度以降も設定することを希望する場合も記載してください。なお、平成 27 年度以前に認定されてい
たことを以て第3期も自動的に認定がされるというものではありません。)
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」に設定することを希望する複数の中期目標・中期計画が相互に関連している場合については、まとめて記載してください。こ
のような中期目標・中期計画のまとまりを「ユニット」とします。(中期目標・中期計画が1件の場合も「ユニット」とします。)
中期目標と中期計画には、それぞれ中期目標原案または中期計画案と同じ整理番号を付し、対応関係が分かるようにしてください。
行数、行の高さ、中期目標・中期計画の数は、コピー&ペーストするなどして適宜変更願います。
必要に応じて「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」の概要を示す補足資料を各ユニット単位で提出願います。(1~2枚程度)
- 2 -
【24】東京外国語大学
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」
ユニット2
概要
中 期 目 標 【 3】
調書
東京外国語大学の強みを生かした国際日本研究の推進
国内外の大学・研究機関から第一線の研究者をユニットで招へいし、特に国際的な視点からの日本研究の分野において、先端的国際共同
研究を推進するとともに、国際社会において日本を発信する力を学生に修得させるため、国際共同教育を実施する。
学生の能動的学習を促す教育の実施体制等の整備や、教員の資質改善・向上を目的とした FD 活動の推進により、学士課程教育の質的転
換に取り組む。また、国内外の大学間連携等による教育リソースの拡充と多様化を推進する。
学生の派遣、共同授業、連携講座、単位互換など多様な形態による協力・連携を推進するため、海外大学等の交流協定校数を平成 33 年
中 期 計 画 【 3-3】
度までに 200 校程度に増やす。特に、コロンビア大学等の大学・研究機関から優れた外国人教員を招へいし、日本研究を中心とした分野
における先端的国際共同教育を実現する。
戦略性が高く意欲
(A)コロンビア大学等の大学・研究機関から優れた外国人教員を招へいし、日本研究を中心とした分野における先端的国際共同教育を
的だと考える理由
実現するという点で、全国に先立つ取組である。なお、「機能強化の方向性に応じた重点配分」による予算措置を財源としている。
1 教育に関する目標を達成するための措置
(参考)平成 27 年度以前
(2)教育の実施体制等に関する目標を達成するための措置
国内外のさまざまな大学・研究機関との間で、学生の派遣、共同授業、連携講座、単位互換など多様な形態による協力・連携を推進する。
特に、コロンビア大学等の大学・研究機関から第一線の外国人教員を招聘し、日本研究を中心とした先端的国際共同研究・共同教育を実
現する。(平成 27 年度)
中 期 目 標 【 7】
中 期 計 画 【 12-1】
日本研究・日本語教育研究の世界的拠点としての実績を踏まえ、国際的な視野から見た日本研究及び日本語教育学分野における研究に取
り組み、研究の国際化と高度化を推進する。
日本研究・日本語教育研究における研究を国際化・高度化させるため、国内外の大学・研究機関から第一線の教員を毎年 6 名以上招へい
し、先端的国際共同研究を推進する。
戦略性が高く意欲
(A)国内外の大学・研究機関から第一線の教員を毎年 6 名以上招へいし、先端的国際共同研究を推進する点で、全国に先立つ取組であ
的だと考える理由
る。なお、「機能強化の方向性に応じた重点配分」による予算措置を財源としている。
1 教育に関する目標を達成するための措置
(参考)平成 27 年度以前
(2)教育の実施体制等に関する目標を達成するための措置
国内外のさまざまな大学・研究機関との間で、学生の派遣、共同授業、連携講座、単位互換など多様な形態による協力・連携を推進する。
特に、コロンビア大学等の大学・研究機関から第一線の外国人教員を招聘し、日本研究を中心とした先端的国際共同研究・共同教育を実
現する。(平成 27 年度)
注
1.
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」を設定することを希望する場合、その中期目標・中期計画について記載してください。(平成 27 年度以前に設定された中期
目標・中期計画と継続性を持つ中期目標・中期計画を、平成 28 年度以降も設定することを希望する場合も記載してください。なお、平成 27 年度以前に認定されてい
たことを以て第3期も自動的に認定がされるというものではありません。)
- 3 -
2.
3.
4.
5.
【24】東京外国語大学
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」に設定することを希望する複数の中期目標・中期計画が相互に関連している場合については、まとめて記載してください。こ
のような中期目標・中期計画のまとまりを「ユニット」とします。(中期目標・中期計画が1件の場合も「ユニット」とします。)
中期目標と中期計画には、それぞれ中期目標原案または中期計画案と同じ整理番号を付し、対応関係が分かるようにしてください。
行数、行の高さ、中期目標・中期計画の数は、コピー&ペーストするなどして適宜変更願います。
必要に応じて「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」の概要を示す補足資料を各ユニット単位で提出願います。(1~2枚程度)
- 4 -
【24】東京外国語大学
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」
調書
世界諸地域、特に中東やアフリカで生起する諸問題等に対するわが国の対応力強化
ユニット3
世界諸地域、特に中東やアフリカ、東アジア等で生起する諸問題に対する日本の対応力を涵養するため、具体的な政策提言機能を備えた
概要
世界レベルの地域研究拠点を構築するとともに、対象となる言語と地域についての総合的・包括的な理解力、課題解決型思考を持つ人材
を養成する。
中期目標【1
】
高度な言語運用能力と地球社会化時代を生きるために必要な基礎的教養及び専門知識を身につけ、国内外において言語間・文化間の架け
橋となり、新たな価値観の創成に寄与する国際教養人及び、社会・政治・経済等の分野で活躍できる国際職業人を養成する。
課題解決型人材を養成するため、本学の専門教育分野を超えたディシプリンに触れる機会を提供する。それとともに、PBL(Project-based
中 期 計 画 【 1-5】
Learning)や双方向的討議型の授業を拡大する。また、このことの実現のために、他大学との連携による共通教育を拡充し、大学連携に
よって設計された教養教育科目及び専門教育科目の数を 2 倍に引き上げる。
戦略性が高く意欲
(B)他大学との多面的連携によって共通教育を大幅に拡充し、大学連携によって設計された教養教育科目及び専門教育科目の数を 2 倍
的だと考える理由
にまで引き上げるという高い目標を掲げる取組である。
(参考)平成 27 年度以前
中 期 目 標 【 9】
中 期 計 画 【 9-2】
戦略性が高く意欲
的だと考える理由
(参考)平成 27 年度以前
中 期 目 標 【 10
】
該当なし
アジア・アフリカ言語文化研究所は、21世紀の多元的地球社会の見取り図を描く上で不可欠な、アジア・アフリカ世界に関する新たな
認識枠組みと価値の創出につながる共同研究を国内外で展開し、国際的な頭脳循環のハブとしての機能を果たす。
海外研究拠点等を活用して国内外の共同研究を推進し、イスラームやアジア・アフリカの諸問題の正確な理解に基づく解決に貢献すると
ともに、その研究成果を国際的に発信するため、毎年 10 件程度の共同研究を国内外で実施する。
(C)イスラームやアジア・アフリカの諸問題で他の追随を許さない水準での文化と社会の研究を進め、海外研究拠点等を活用した共同
研究を毎年 10 件程度実施するという目標を掲げている。また、アフリカ研究については、国立大学改革強化推進補助金(特定支援型)
による予算措置を財源とし、3名の若手研究者を新たに採用し、重点的に取り組む予定である。
該当なし
複合化するグローバル社会に対応できるように研究の高度化を進めるとともに、日本を取りまく国際的な諸課題に対して理論的、実践的
な成果を提供できるような研究実施体制を整備する。
地域紛争やグローバル化現象の解明などの先端的な地域研究、日本語を含む言語教育研究及び実践的な平和構築・紛争予防研究などに取
中 期 計 画 【 10-1】
り組む世界的な研究拠点として、多様な研究ネットワークを拡充する。「アジア・アフリカ研究教育コンソーシアム」においては、国際
シンポジウム・研究会等を毎年開催する。
戦略性が高く意欲
(A)地域紛争やグローバル化現象の解明などの先端的な地域研究、日本語を含む言語教育研究及び実践的な平和構築・紛争予防研究な
的だと考える理由
どの分野において、複数の研究ネットワークを構築する予定であり、全国に先立つ取組である。
- 5 -
【24】東京外国語大学
(参考)平成 27 年度以前
該当なし
注
1.
2.
3.
4.
5.
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」を設定することを希望する場合、その中期目標・中期計画について記載してください。(平成 27 年度以前に設定された中期
目標・中期計画と継続性を持つ中期目標・中期計画を、平成 28 年度以降も設定することを希望する場合も記載してください。なお、平成 27 年度以前に認定されてい
たことを以て第3期も自動的に認定がされるというものではありません。)
「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」に設定することを希望する複数の中期目標・中期計画が相互に関連している場合については、まとめて記載してください。こ
のような中期目標・中期計画のまとまりを「ユニット」とします。(中期目標・中期計画が1件の場合も「ユニット」とします。)
中期目標と中期計画には、それぞれ中期目標原案または中期計画案と同じ整理番号を付し、対応関係が分かるようにしてください。
行数、行の高さ、中期目標・中期計画の数は、コピー&ペーストするなどして適宜変更願います。
必要に応じて「戦略性が高く、意欲的な目標・計画」の概要を示す補足資料を各ユニット単位で提出願います。(1~2枚程度)
- 6 -
ユニット1 「TUFSネットワーク中核大学」創成宣言に基づくSGU事業の推進
本学の理念
世界の言語・文化・社会の教育研究を通
じて、世界諸地域の人々と協働し、地球的
課題に取り組むことのできる多言語グロー
バル人材を養成する
本学の強み
■ 世界の言語・文化・社会の教育研究で
日本を牽引
■ 充実した留学支援体制
■ 卓越した言語教育で日本を先導
社会の要請
■ 世界の多様性に向き合う
■ 日本の発信力を強化する
■ 日本の大学をグローバル化する
本学の
将来像
☑ 真の多言語グローバル人材を養成する大学
☑ 日本から世界への発信を担う大学
☑ 日本の大学のグローバル化を支援する大学
「TUFSネットワーク中核大学」創成宣言
行動プラン
☑多言語グローバル人材養成プラン
世界の多様性の中に分け入る人材の育成
① 語学を中心にした教育指標の可視化
② Joint Education Programの展開
③ 留学200%+受入れ留学生2倍
④ 自主的・計画的な学びのクオーター制
⑤ 多言語カリキュラム
☑日本発信力強化プラン
世界を知る本学にこそできる日本発信
■ Global Japan Office 構想
☑日本の大学グローバル化支援プラン
留学生派遣・受入れノウハウの共同利用
■ TUFS留学支援共同利用センター
本学の育成する日本語教育者が日本語教育・
日本紹介を行う海外拠点の設置
世界諸地域から来日した外国人留学生への
日本語教育や、母語によるコミュニティ・サポート
■ 全学教養日本力プログラム
■ Global Japan Office の共同利用
世界に向かう本学学生の「日本語、日本の文化・
社会」に関する知識・理解の強化
本学海外拠点において他大学からの日本人留学生
への支援や、現地学生への日本語・日本教育
国際化に対応し、留学生受入れの拠点となる大学院国際日本専攻(H28 )・国際日本学部(H31 ) 新設
Global Japan Office の世界展開
ユニット2 東京外国語大学の強みを生かした国際日本研究の推進
●日本研究・日本語教育研究に関する実績(強み)
・外国の主要な日本研究・日本語教育機関と長年に渡って交流。
・「留学生日本語教育センター」において、日本への国費留学生の大学・大学院進学前の予備教育を担当。
・「国際日本研究センター」を設置し、世界の視点からの日本研究の確立を目指してきた。
改革方針
・国際社会における日本のプレゼンス低下
・新興国の台頭による競争の激化 など
これらの課題に応えるため、日本の発信力強化が必要
人的資源の再配分と年次計画
教員の再配置
本学が目指す大学の将来像
(▲ 13人)
日本の
発信力強化
教員組織
総合国際学研究院
(▲25人)
(2人)
(4人)
NINJAL
NINJAL日本語
研究ユニット
CAASコンソー
CAAS
シアムユニット
国立国語研究所
留学生日本語教育センター
その実現のための本学の戦略
国際日本学研究院
(▲ 3人)
国際日本研究センター
日本研究・日本語教育研究の領域の研究教育機能を重点的に強化
リサーチ・アドミニストレーター (2人)
学内資源の
再配分
国際日本学研
究院設立
給与・人事シス
テム改革
ガバナンス
改革
年俸制の導入
総合戦略会議の
新設
年次計画
ユニット招致
世界的な
日本研究拠
点招致
平成28年度
改革方針
人的資源
再配分
平成30年度以降
取組内容
Consortium for Asian and African Studies
・フランス国立東洋言語文化学院
・ライデン大学人文学部
・シンガポール国立大学人文社会学部
・ロンドン大学東洋・アフリカ研究学院
・コロンビア大学
・韓国外国語大学校
卓越した日本研究の世界的拠点群
国際日本学研究院創設
CAASユニット、始動
学部国際日本プログラム始動
大学院博士前期課程に国際日本専攻、創設
国立国語研究所ユニット、始動
国際日本学部、創設
博士後期課程改組
期待される効果
取組内容
①総合戦略会議の創設・年俸制による新人事
②国際日本学研究院の創設
③大学院に国際日本専攻新設
④学士課程教育プログラムに「国際日本プログラム」開設(H31年以後、学部)
⑤世界的な日本研究拠点のユニット招致
CAASユニット
平成27年度
NINJAL日本語研究ユニット
国立国語研究所との
混合給与による研究教育連携
・対照言語学
・社会言語学・方言学
・コーパス言語学
・歴史言語学
卓越した日本語研究拠点との連携
C
期待される
効果
CAASユニットの効果
①日本における日本研究の国際化
②日本からの発信力の強化
③日本の文化・社会に関する国際的な視
点を日本人学生が獲得
④世界のトップレベルの大学との連携教
育の確立とその国内他大学への提供。
NINJAL日本語研究ユニットの効果
①研究教育水準の高度化
②大学院教育と先端的研究の連携
③研究資源の最大限の活用。
東京外国語大学における「日本」に関する研究・教育力の高度化
本学の「日本研究・日本語教育」を、本学が太いパイプをもつ世界諸地域と結び
つけ、日本の発信力強化を実現する。
ユニット3 世界諸地域、特に中東やアフリカで生起する諸問題等に対するわが国の対応力強化
世界諸地域、特に中東やアフリカ、東アジア等で生起する諸問題に対する日本の対応力を涵養するため、具体
的な政策提言機能を備えた世界レベルの地域研究拠点を構築するとともに、対象となる言語と地域についての
総合的・包括的な理解力、課題解決型思考を持つ人材を養成する。
研究体制
研究実施
教育
地域紛争やグローバル化現象の
解明などの先端的な地域研究及
び、実践的な平和構築・紛争予防
研究などに取り組む世界的な研
究拠点
イスラームやアジア・アフリカの諸
問題の正確な理解に基づく解決
に貢献するとともに、その研究成
果を国際的に発信
コンフリクト耐性を身につけた課題解決
型人材を養成するため、本学の専門教
育分野を超えたディシプリンに触れる
機会を提供。PBL(Project-based
Learning)や双方向的討議型の授業
国際化した雇用から
生まれる齟齬と葛藤
劇症化した地域
文化間対立
宗教を背景とする
不信と誤解
民族的対立と
内戦
Fly UP