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淡路ファームパーク・イングランドの丘におけるコアラの出産
(資 料 配 布) 作成年月日 平成 25 年 2 月 18 日 作成部局 農政環境部 淡路ファームパーク・イングランドの丘におけるコアラの出産について 「淡路ファームパーク・イングランドの丘」で飼育展示しているコアラ「ゆめ」については、昨 のう じ のう 年 7 月にペアリングし、8 月に嚢児(未熟な状態の産子)が育児嚢(母親のお腹の袋)に移動した ことを確認していました。その後、経過を観察していましたが、この度、写真のとおり 2 月 13 日(水) 10:30 頃に、初めて産子が育児嚢から顔を出し、順調に生育していることが確認できました。 なお、しばらくは、ときどき顔を出すといった状況で推移し、常に顔を出している元気なコアラ の赤ちゃんを御覧いただけるのは、3 月中旬頃となります。 1 親コアラ 性別 名 前 年齢 雌 雄 ゆめ アーク 3才 6才 来園月 H23.3 H23.11 入手先等 西オーストラリア州(ヤンチャップナショナルパーク)から寄贈 大阪市天王寺動物園(繁殖用借受) ※天王寺動物園とのブリーディングローン契約により、第1子(今回該当)は、天王寺動物園の帰属となります。 2 これまでの経緯 平成24年7月4日 平成24年8月6日 ペアリングの実施(交尾・受精) 嚢児が子宮から育児嚢へ移動(出生・受精後33日) その後、経過を観察、異常の兆候は認められず。 平成25年1月下旬∼ この頃より育児嚢の膨らみが確認できる見込みであったが、目立った膨らみ を確認できず、引き続き注意深く経過を観察。 平成25年2月13日 育児嚢から産子が顔を出し、順調に生育していることを確認(生後191日目) 《参考》 のう ① 受精後約 35 日で出生し、生後すぐに自力で育児嚢に入る。 ② 生後約 190 日間を育児嚢中で過ごした後、顔を出すようになる。 ③ 生後約 215 日頃から、袋の外へ出たり入ったりしながら成長していく。 ④ 生後約 230 日頃から、育児嚢に入らなくなり、離乳食(母親の糞(未消化のユーカリの葉))を食べる。 ⑤ 生後約 1 年で離乳し、その後約 1 年間は母親の側で生活する。 3 現在飼育されているコアラ(8 頭) 飼育の内訳 雌 3 頭(16 才) 雌 3 頭(3∼4 才)、雄 1 頭(3 才) 雄 1 頭(6 才) 来園月 H15.3 H23.3 H23.11 赤ちゃん 入手先 西オーストラリア州から寄贈 同上 大阪市天王寺動物園から借受 平成 25 年 2 月 13 日 10:30 頃撮影 淡路ファームパークイングランドの丘にて 【問い合わせ先】農政環境部 農林水産局 農産園芸課 花き果樹係 TEL078-362-3449