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小豆島オリーブトップワンプロジェクト 第Ⅱ期3ヶ年戦略(平成26~28年度)
小豆島オリーブトップワンプロジェクト 第Ⅱ期3ヶ年戦略(平成26~28年度) これまでの経緯 第Ⅱ期3ヶ年戦略の主な取り組み ○日本のオリーブ栽培発祥の地(明治41年) ブランド力向上の取り組み ★香川県オリーブオイル品評会の全国拡大 ○オリーブオイルの価格暴騰(昭和25年) ⇒ 栽培熱が高まる ⇒ 昭和39年県内の栽培面積130ha ○農産物の輸入自由化(昭和34年)により生産が急速に減少 ⇒ 昭和60年県内の栽培面積は35ha ○行政が中心となってオリーブ振興の事業展開(平成9年度) ○構造改革特区認定により、農地リース方式による企業の 農業参入が活発化(平成15年度) ○日本各地(特に九州地方)でオリーブの新たな産地化 ・県内産オリーブを対象とした香川県オリーブオイル品評会を全国規模 に拡大し、他産地を巻き込むとともに、小豆島産オリーブ オイルの更 なる品質向上を図る。 園地の継承と後継者育成 ★優良園地の担い手への継承 ・高齢化や後継者不足で栽培放棄になる怖れの園地を把握し、荒廃地 化する前に担い手へ継承することにより、園地の集積と後継者の育成 を図る。 環境や住民に配慮した取り組み ★脱渋廃液対策の徹底 ・「オリーブ新漬け」を加工する際に発生する渋抜きの廃液は、アルカリ 性が高く黒く着色しているため、そのまま廃棄すると環境汚染になる。 環境や周辺住民に配慮し、中和・脱色して廃棄することを企業だけで なく家庭にも周知徹底する。 ★減農薬栽培の栽培試験 ○小豆島オリーブトップワンプロジェクトを設立(平成22年度) ⇒第Ⅰ期3ヶ年戦略(平成23~25年度)に着手 ・オリーブ公園において、環境に配慮した減農薬による試験栽培実施。 鳥獣害対策の取り組み ★鳥獣害からの被害対策 小豆島の現況(平成26年度末) 栽培面積 137ha(過去最大)、収穫量 352t(平成で最高) ・増加する一方のシカ、イノシシから園地を守るため、防止柵の整備に 支援するほか、猟友会による駆除、生息情報の提供、被害防止技術 を普及し、被害の軽減を図る。 p.14