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納税月報10月号「メーカー探訪」

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納税月報10月号「メーカー探訪」
髙田紙器株式会社
八尾納税協会理事
創業 1988年(昭和63年)
本店 大阪府八尾市太田新町 7 −25
ョン用品です。小児科などの医療機関をはじめ、カ
レタンを使ったキッズコーナー用のマットやクッシ
「製造業ではなく、サービス業」の姿勢を大切に、
顧客の声に寄り添う営業で事業を拡大
八尾市の工業団地で、段ボールケース製造から事
業を開始したのが当社の始まりです。創業 年と同
蓄積された鉄・アクリル・木材などの複合素材を使
応え得るものを、と試行錯誤を繰り返し、その時に
し、差別化を図りました。顧客の要望にできる限り
ンストップで製造する「販促用ツール製造」に着手
ディスプレイやポップなどを、印刷から製作までワ
段ボールケースの製造は装置産業であり、価格競
争になりがちです。そこで、当初より販促用の店舗
ました。
「従業員の人間性や社会性を育める会社でありたい」
力・提案力が大きく関わっています。これからも、
顧客の要望に真摯に向き合う社員一人ひとりの想像
「製造業ではなくサービス業である。」私が社員に
日頃から伝えていることです。企業成長の背景には、
す。
えする営業姿勢を評価いただき、注文が増えていま
入れておいて欲しい」といった要望にも柔軟にお応
ただいております。このところ知育玩具や本棚など
ーディーラー、居酒屋など各種のお店で利用してい
ったものや今までにない形状での提案など、顧客の
業では若い会社ですが、着実に事業拡大を続けてき
販売商品に合わせたものづくりやノウハウが重宝さ
という方針のもと、人の成長とともに会社を成長さ
の付属品のラインアップも充実し、「絵本も選んで
れ、今では安定したコア事業の一つとなっています。
物流支援事業部が独立した物流コンサルティ
ング企業・株式会社ティーエルエス。コスト
面や納品スピード、管理ノウハウなど、高い
評価を得ている。
髙田 祥宏 さん
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せ、社会貢献に邁進していきたいと考えています。
紙素材だけでなく、鉄やアクリル、木材など
複合素材での提案ができるのは、販促用ツー
ルに長年携わってきた同社ならでは。商品に
合わせた特殊な形状も提案可能。
代表取締役社長
甲子園球場などにも導入されている日本製の
ウレタン遊具「ポップンランド」。ウレタン
素材のため柔らかく、安全面においても安心
して使用できる。
また、最近成長を遂げているのが、緩衝材用のウ
最近では、インテリアに馴染むシックな色の
商品も登場。リビングや子ども部屋といった
家庭用から、空間コンセプトを重視する美容
室などでも重宝されている。
ものづくりの町・八尾市で、段ボールケース製
造から始まった髙田紙器株式会社。販促用の印
刷パッケージ製造にも強みを持ち、最近ではウ
レタン素材のキッズコーナー用製品が多くの引
き合いを受けています。事業拡大の根底にある
営業戦略や人材育成方針について、代表取締役
社長の髙田祥宏さんに伺いました。
取材/パールバック
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