リート・ウィークリーレポート（2015/8/25）

情報提供資料
リート・ウィークリーレポート （2015/8/25）
マーケットデータ （2015/8/21）
※リート平均配当利回りは2015年7月末時点
リート指数
為替（対円）
終値
リート平均
配当利回り
（％）
金利
（％）
終値
騰落率
騰落率
先進国（含日本）
898.83
-3.6%
3 .83
先進国（除日本）
902.90
-3.7%
3 .86
日本
353.32
-1.1%
米国
1046.67
-2.1%
米ドル
122.04
カ ナダ
784.13
-3.3%
カ ナダドル
1075.16
-4.1%
英国
90.02
豪州
0.37
3 .38
-1.8%
2.04
3 .73
92.54
-2.6%
1.27
6 .54
ユーロ
138.93
+0.6%
0.56
4 .14
-2.9%
英ポンド
191.52
-1.5%
1.69
2 .44
558.15
-2.5%
豪ドル
89.29
-2.6%
2.59
4 .28
シ ンガポール
442.33
-5.1%
シ ンガポール
ドル
86.66
-1.9%
2.57
6 .11
香港
460.75
-2.1%
香港ドル
15.74
-1.8%
1.69
4 .37
欧州（除英国）
※騰落率については、原則先々週末（営業日ベース）の値を基に算出し小数点第3位を四捨五入して表示。 （出所：S&P、BloombergのデータをもとにＤＩＡＭ作成）
※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国（含日本）・先進国（除日本）、日本・米国・カナダ・欧州（除英国）・英国・豪州・シンガポール・香港： S&P 先進
国 REITインデックス（円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし）、 S&P 各国・地域 REIT インデックス（現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし）の値
および平均配当利回り。
※【為替】NY市場終値。 ※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州（除英国）はドイツ10年国債利回りを使用。
リート市場の動き
【直近3カ月間：2015/5/21～2015/8/21】
(ﾎﾟｲﾝﾄ)
1,000
(ﾎﾟｲﾝﾄ)
【2004/3/31～2015/8/21】
1,200
950
800
900
400
850
0
5/21
6/21
7/21
8/21
04/3
06/3
08/3
10/3
12/3
（出所：S&PのデータをもとにＤＩＡＭ作成）
(月/日)
※先進国（含日本）のREITインデックスのグラフデータ：S&P先進国REITインデックス（円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし）
14/3
(年/月)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
商 号 等 / ＤＩＡＭアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長（金商）第324号
加入協会/一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
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150825情報リートW-1
リート・ウィークリーレポート
マーケット動向 （2015/8/17∼2015/8/21）
【日本】
J-REIT市場は下落しました。週初は、大手オフィスリートの決算において既存物件の賃料単価の増額見通しが示
されたことが好感されるなど堅調な展開でしたが、週末にかけて中国経済への懸念からリスクオフの動きが拡大す
る中、株式市場の下落に追随する形でJ-REIT市場も下落しました。なお、7月の訪日外客数は前年同月比51％増
の約192万人、うち中国人は105％増の約58万人と好調を維持しており、週末のジャパン・ホテル・リート投資法人
（ホテル）の決算説明会においても、中国の景気減速懸念や中国株式の下落の影響は今のところ出ていないとの
説明がありました。なお、日銀は8月21日にJ-REITを13億円買い入れています。
【米国】
米国リート市場は下落しました。7月の住宅着工件数が約8年ぶりの高水準を記録、8月の住宅市場指数も約10年
ぶりの高水準となるなど、発表された不動産関連のマクロ統計は総じて好調で、FOMC（米連邦公開市場委員会）
議事録の公表を受けた9月利上げ観測の後退もリート市場の支援材料になったと思われますが、中国をはじめとす
る新興国景気の悪化懸念が重石となりました。
【欧州】
欧州リート市場は下落しました。中長期金利の低下や、ドイツ議会による第3次ギリシャ支援の承認など支援材料
はあったものの、中国の人民元切り下げや景気減速により悪影響を受けると懸念される輸出企業を中心に欧州株
式市場が下落し、リート市場もこれに追随して下落しました。
【豪州】
豪州リート市場は下落しました。中国をはじめとする新興国経済への不安が高まり、原油をはじめとする資源価格
が下落する中で、資源輸出を通じ中国経済との結びつきが強い豪州経済への懸念が高まったことが下落の背景と
みられます。
【アジア】
アジアリート市場はシンガポール、香港ともに下落しました。中国株式市場が再度下値を探る展開となる中、アジ
ア域内経済への警戒感も高まりリートを含むリスク性資産を回避する動きが強くなりました。シンガポールでは6月
の小売売上高が前年同月比+6.9％と事前予想を上回りましたが、リート市場への影響は限定的でした。
トピックス
■ 上昇するカナダの住宅価格（カナダ）
カナダでは今月に入り、中堅リートのノーザン・プロパティ（住宅）が、トゥルー・ノース・アパートメント（住宅）を買収
し、4,650室を物件ポートフォリオに加えると発表しました。これにより、ノーザン・プロパティーはカナダに上場する
住宅系リートでは、規模でカナディアン・アパートメント・プロパティーズ（住宅）、ボードウォーク（住宅）に次ぐ3番手
に浮上することになります。こうした旺盛な規模拡大意欲の背景にはカナダの住宅市場の活況があります。低金利
環境による資金運用難から、カナダの住宅市場には国内年金、海外投資家、リート、個人投資家など幅広い買い
手から資金が流入しており、とりわけトロントやバンクーバーといった大都市を中心に、住宅価格は大きく上昇して
います。ただし、資源価格の下落を背景に、輸出の約3割をエネルギー関連が占めるカナダの景気は全般に低迷し
ており、賃金が伸び悩む中で住宅価格が上昇した結果、家計債務が拡大していることに対する懸念も高まりつつ
あります。
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
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各国・地域別グラフ （2015/5/21∼2015/8/21）
※各国および地域のリート指数、為替の使用
データについては、Ｐ.1「マーケットデータ」の
注記をご参照ください。
《日本》
(ﾎﾟｲﾝﾄ)
日本リート指数
410
380
350
320
5/21
6/21
7/21
《米国》
(ﾎﾟｲﾝﾄ)
8/21
(月/日)
(円)
米国リート指数
1,250
127
1,150
123
1,050
119
950
5/21
115
6/21
7/21
《欧州（除く英国）》
(ﾎﾟｲﾝﾄ)
米ドル/円
8/21
5/21
6/21
7/21
(円)
欧州リート指数
8/21
(月/日)
(月/日)
1,280
150
1,170
140
1,060
130
ユーロ/円
120
950
5/21
6/21
7/21
《英国》
(ﾎﾟｲﾝﾄ)
5/21
8/21
6/21
7/21
(月/日)
英国リート指数
英ポンド/円
(円)
96
200
89
190
82
180
75
8/21
(月/日)
170
5/21
6/21
7/21
8/21
(月/日)
5/21
6/21
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7/21
（出所：S&P、BloombergのデータをもとにＤＩＡＭ作成）
8/21
(月/日)
リート・ウィークリーレポート
《豪州》
(ﾎﾟｲﾝﾄ)
620
(円)
豪州リート指数
580
96
540
91
500
5/21
6/21
豪ドル/円
101
7/21
86
8/21
5/21
6/21
7/21
(月/日)
8/21
(月/日)
《シンガポール》
(ﾎﾟｲﾝﾄ)
シンガポールリート指数
シンガポールドル/円
(円)
520
94
490
91
460
88
430
85
5/21
6/21
7/21
8/21
5/21
6/21
7/21
8/21
(月/日)
(月/日)
《香港》
(ﾎﾟｲﾝﾄ)
(円)
香港リート指数
530
16.5
490
16.0
450
15.5
410
5/21
6/21
7/21
8/21
15.0
5/21
(月/日)
香港ドル/円
6/21
7/21
8/21
(月/日)
（出所：S&P、BloombergのデータをもとにＤＩＡＭ作成）
【各指数の著作権等】
■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード＆プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登録商
標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC（以下「ダウ・ジョーンズ」）の登録商標です。
これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメント株式会社に
対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。 S&P 先進国 REITインデックス（円換算ベース、
配当込み、為替ヘッジなし）、S&P 各国・地域 REIT インデックス（現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし）はS&P ダウ・
ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与えられています。S&P
ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセットマネジメント株式会社の商
品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするものではありません。
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