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「出会い系サイト」のトラブル事例 サイトで知り合った人と実際に会ったら
平成 26 年11月発行 ◆「出会い系サイト」のトラブル事例◆ ○ サイトで知り合った人と実際に会ったら、なぜか宝石店に連れて行かれ、複数の販 売員に囲まれて、無理やり高価な宝石を購入させられた。 ○ サイトで知り合った人と結婚を考えてお付き合いをしていたが、 お金の相談をされて400万円貸した後、連絡が取れなくなった。 ◆アドバイス◆ ○ 有料サイトに入会する際は、利用規約や契約条件を慎重に読むようにしましょう。 ○ 「完全無料」をうたうサイトは、広告収入によってまかなわれています。その広告 が悪質なサイトへの入口となっている場合も多いので、注意が必要です。 ○ 商品を売りつけようとしたり、他のサイトに誘導しようとするのは、何か悪質な目 的があるからだと思われます。必要のない場合は、相手にしてはいけません。 ◆「有料メール交換サイト」のトラブル事例◆ ○ 無料ゲームサイトに登録していた女性に「友達になってほしい」というメッセージ が届いた。 「自分は芸能人なので、いろいろと相談に乗ってほしい」との内容。その 人に興味を持ち、返信をするとメール交換のたびに課金される別サイトに誘導され た。有料だと分かっていたが、メールが届くとついつい返信をしてしまい、請求額 が50万円にもなっていた。 ◆アドバイス◆ ○ メールの相手が実在するかどうか、メールの内容が本当かどうかを確認することは 難しく、サイト業者からお金を取り戻すことは困難です。相手を安易に信用して、 有料のメール交換を続けないように気をつけましょう。 ◆事例◆ 携帯電話で健康食品の無料サンプルを注文したところ、数日後に届いた。その約2週 間後、注文もしていないのに1ヵ月分の健康食品が届いて驚いた。後になって確認した ら、サンプル到着後10日以内に申し出をしないと自動的に定期購入となってしまう ことが分かった。 (17歳 女性) ◇アドバイス◇ ○ インターネット通販は、パソコンやスマホ・携帯電話などから簡単に 利用でき、中高生などにも利用されています。 ○ 注文時の注意書きをよく読まずに注文し、 「返品・交換ができなかった」 「お試しの つもりで注文したら定期購入になっていた」といったトラブルもあります。 ○ 通信販売にはクーリング・オフ制度がありません。返品不可の表示がある場合は基 本的に返品できないため注意が必要です。契約内容やルールをよく確認しましょう。 ◇事例◇ 「今契約しているプロバイダより、必ず安くなるから乗り換えませんか」と電話で勧 誘され、承諾した。その後、業者の電話による指示に従い、パソコンでプロバイダのホ ームページ画面を開くと、遠隔操作でプロバイダの変更が行われた。変更後、これまで 契約していたプロバイダの料金を確認すると、新しい契約先のほうが高額になることが 分かった。解約を申し出たが「きちんと説明している。解約には、 違約金1万5千円が必要」と言われた。 (60歳代 男性) ◆アドバイス◆ ●電話で大手電話会社をかたるなどして、インターネットに接続するためのプロバイ ダ契約の変更を持ち掛け、遠隔操作で設定変更をする勧誘に関する相談が急増して います。 ● 「今より安くなる」などと勧誘されても、契約前に契約内容に関する書面を求め、 はっきり理解できなければ、承諾しないでください。 ● プロバイダ等の契約には、クーリング・オフ制度はありません。すぐに契約せず、 契約する前に消費生活センターにご相談ください。 「消費生活出前講座」の申込について 講師が地域へ出向き、悪質商法や契約トラブルに関する相談事例の紹介やトラブル対 処法など、消費生活に関する知識を分かりやすくお伝えします。夜間・休日の出前にも 対応できるようになりました。費用は無料です。ぜひご利用ください。 だまされないための知識を身に付け、 消費者被害ゼロ地域を目指しましょう!! <お申込・お問い合わせ>最上消費生活センターまで TEL 29-1370 11・12月の消費生活法律相談(無料) 11月11日(火) ・ 12月9日(火) 13:30~15:30 業者との契約トラブルや借金問題などについて弁護士による専門的なアドバイスを 無料で受けることができます。秘密は守られますのでご安心してお申込ください。 【場 所】 最上総合支庁内 【時 間】 お一人様30分となります。 ※予約が必要ですので、相談を希望される方は、最上消費生活センター までご連絡ください。 月~金 午前9時~午後5時 最上総合支庁/1F 総合案内窓口内 ホームページは 「山形県 最上消費生活センター」で