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カタログをダウンロードする - 株式会社ワイ・ディ・シー

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カタログをダウンロードする - 株式会社ワイ・ディ・シー
高機能バックアップ/災害対策ソリューション
ERPのデータをStandby Expressでバックアップ。
障害発生時のデータロスを最小化。
. 導入前
導入後
● 汎用機からパッケージシステムに基幹システ
●10分間隔でデータベースをバックアップ
●システム自体を冗長構成とし、
保険としてバッ
ムを刷新
● 基幹システムの障害はビジネスリスクに直結
する重要課題
●データの消失は信用問題に発展
「数分間であったとしても、
基
幹システムのデータが失われ
てしまえば、
長年にわたって
築き上げてきた信用を失って
しまうことになります」
専務取締役 卸部門統括
加藤 隆義 氏
クアップを導入
●バックアップにかかる手間とコストを最適化
創業160年を迎える全酒類食料品卸商社「株式会社秋田屋(以下、秋田屋)」では、新規導入したERPの
データベースのバックアップにStandby Expressを利用している。導入の経緯と効果について、株式会社
秋田屋 専務取締役 卸部門統括 加藤 隆義氏、物流部 部長 兼 営業推進部 次長 小川 昌彦氏、管理部 管
理課 総務係 係長 久末 亙氏に詳しく伺いました。
基幹システムのバックアップに
Standby Expressを利用
に依頼している配送業務にも影響が波及しますので、
そのインパクトは小さなものではありません。
また、仮に数分間であったとしても、受発注データを
秋田屋では、Standby Expressをどのように利用
はじめとした基幹システムのデータが失われてしまう
していますか。
ようなことがあれば、卸業としてこれまで長年にわたっ
当社では2014年、汎用機の撤去にともない新たに
て築き上げてきた信用を一瞬で失ってしまうことにも
基幹システムを導入しました。そのデータベースの
「想定外の事態が発生した
場合でも、データの損失を
最 小 限 に 抑 えるため 、
Standby Expressの採用
を決めました」
物流部 部長 兼 営業推進部
次長 小川 昌彦 氏
バックアップにStandby Expressを利用しています。
データベースは、Oracle Database Standard
そういう意味では、
より短い間隔でデータをバック
アップ環境に同期できれば理想的です。
しかし、
システ
Editionとなります。
ム環境全体への負荷などを、
システムの導入をサポー
バックアップの対象となるストレージの容量と1日あ
トしてもらったコンピュータ・ハイテック株式会社(以
たりのデータ転送量、同期の間隔について教えてく
下、
コンピュータ・ハイテック社)
に検証してもらい、最
ださい。
終的に同期間隔を10分間とすることにしました。
データベースの容量は200GBになります。1日あた
前提としては、
クラスタ構成などシステム自体が冗
りのデータ転送量は平均で約10GB、多いときでも
長構成となっているので、
バックアップを
「保険」
として
12GBほどです。同期間隔は、現在10分間に設定して
捉えるのであれば、現実的な対応だと考えています。
います。
もちろん、手間とコストをかければ、もっと優れた
同期間隔を10分間に設定している理由を教えてく
バックアップ環境を構築することはできたかもしれま
ださい。
せん。
しかし、仮にそのような余裕があるのであれば、
どこの会社でも同じだと思いますが、基幹システム
そのパワーは本来、バックアップに頼らずに済むよう
に障害が発生すれば業務がストップしてしまい、
お客
「稼働状況をメールで確認
できるので、運用の負荷はか
かりません」
管理部 管理課 総務係
係長 久末 亙 氏
なりかねません。
な環境の実現に振り向けるべきだと考えています。
様にご迷惑をかけてしまうことになります。
当社の場合
は、受発注業務ができなくなるだけでなく、協力会社
転送量
社内ネットワーク 1Gbps
平均約10GB/日、最大12GB/日
Standby Express
10分間隔で同期
株式会社秋田屋
住所:名古屋市東区東外堀町60番地
創業:1855年(安政2年)
本番(クラスタ構成)
資本金:6,000万円
従業員数:120名、
グループ全体 244名(平成26年7月現在)
事業内容:
全酒類および調味料、食料品卸商社
スタンバイ
DBサイズ
HDD
200GB
Windows Server 2008 R2 Standard
Oracle Database 11g Release 11.2.0.1.0
秋田屋のバックアップ構成イメージ
HDD
高機能バックアップ/災害対策ソリューション
数十年ぶりに汎用機からERPパッケージにシステムを刷新
コンピュータ・ハイテック社において、数多くの導入実績があり、経験とノ
ウハウが豊富である。
今回、基幹システムリプレースした経緯を教えてください。
これまで当社では、汎用機上で自社開発した基幹システムを利用してきま
した。
その歴史は古く、40年以上前に利用を開始したもので、拠点を接続す
るオンライン化や、発注数の自動予測計算の仕組みをいち早く組み込むな
ど、競争力や付加価値を創出する源泉ともなってきました。
しかし、近年、
その老朽化は激しく、
メンテナンスや拡張にかかる手間やコ
ストの負担も増加していました。
そこで、
システム自体のスリム化と最新機能
の取り込み、
さらにはメンテナンス性の向上を図るため、
コンピュータ・ハイ
テック社のERP「FLUSH」
をベースに新しい基幹システムを構築しました。
「FLUSH」を採用した理由を教えてください。
「FLUSH」
は、酒販や食品業向けに特化して開発されたパッケージシステ
ムで、
当社の業務に必要な基本機能が網羅されていること。
さらには、酒販
卸業関連企業における導入実績も豊富なことを評価しました。
また、開発元であるコンピュータ・ハイテック社が、直接、環境設定やカス
タマイズ、
サポートなどにワンストップで対応してもらえることから、長期間、
安心してシステムを使い続けられると判断しました。
【メリット 3】切り戻しの容易さ、確実性
シンプルな操作で、迅速にシステムの切り戻しや切り換えが可能。
ほかの
バックアップシステムでは、
データの復旧に手間取ったり、失敗するケースも
あったが、
Standby Expressの場合は確実に復旧が可能。
【メリット 4】ワイ・ディ・シーの技術力
ワイ・ディ・シーはStandby Expressに関してはもちろん、Oracle
Databaseに関する技術力も豊富。パートナーに対してのサポートも迅速
で、質が高い。
ワイ・ディ・シーへの要望と期待
実際に、Standby Expressでデータを復元したことはありますか。
システムは順調に稼働しており、幸いにして、Standby Expressが活躍
する機会はまだありません。
しかし、常日頃から手がかかりストレスになるよ
うなシステムもある中で、
バックアップのことを忘れていられる安堵感、安心
感というのは、
それだけでも大きな導入効果だと捉えています。
今後の拡張予定などあれば教えてください。
コストパフォーマンスが高く、
確実にデータを復旧できる信頼性を評価
バックアップ環境に関して具体的な予定はありませんが、今後、切り戻し
や切り換えの実地訓練などは行っていきたいと考えています。
また、バック
Standby Expressを採用した経緯を教えてください。
「FLUSH」
による新基幹システム構築の提案の中に、
Standby Express
によるバックアップ環境の構築も含まれていました。先ほども話をしました
が、
いくら冗長化を図っても100%安全ということはなく、通常では起こりえ
ないような想定外の事態が発生した場合でも、
データの損失を最小限に抑
えるために採用を決めました。
Standby Express以外のバックアップ環境を検討したりはしなかった
のでしょうか。
基幹システムのリプレースという、
当社にとっては大きなプロジェクトの中
での判断となりますので、
バックアップ環境だけに時間や手間をかける余裕
はありませんでした。
むしろ、
コンピュータ・ハイテック社を信じてシステムの
構築を依頼するわけですから、専門家としての判断を尊重するべきですし、
その根拠となる説明は当然してもらっています。
コンピュータ・ハイテック社からは、どのような説明を受けたのでしょうか。
Standby Expressを採用するメリットに関して、次の4つの点について説
明を受けました。
【メリット 1】コストパフォーマンス
Oracle Databaseをバックアップするほかの方法やツールと比べて、
Standby Expressは導入コストが低い。
本番機よりも安価なスタンバイ環
境でよく、設定も容易。稼働状況もメールで確認できるので、運用コストが
低く抑えられる。
【メリット 2】豊富な導入実績
アップ環境だけに限ったことではないのですが、災害対策やBCPの観点か
ら遠隔地におけるDR体制の構築なども検討していきたいと考えており、
そ
のときにStandby Expressが上手く活用できればと期待しています。
Standby Expressおよびワイ・ディ・シーへの評価や期待などあれば
お聞かせください。
できれば、
このままStandby Expressの活躍の場面
(本番の障害等での
切替え)
が来ないことが一番と思っています。
今後も、
コンピュータ・ハイテック
社と協力して、
当社のシステム環境を守っていただくことを期待しています。
安政2年(1855年)、名
古屋城の城下町におけ
る酒の小売から商いを開
始し、明治44年(1911
年)には卸売に進出。現
在では、愛知県、岐阜県、
三重県、静岡県の4県に
またがる約2,000社に酒
類の卸 販 売を行ってい
る。
どこにでもおいてある
ようなナショナルブラン
ドではなく、秋田屋から
でしか手に入らない商品を多品種取り扱っている。
その量とバリエーションの豊富さ
が同社の強みとなっている。また、人材育成においても、利き酒師、焼酎アドバイ
ザー、
ワインアドバイザー、
ソムリエなどの資格取得を会社として奨励し、独自の試飲
会を積極的に開催するなど、
酒の伝道師として幅広い活動を展開している。
秋田屋の社屋兼倉庫(2013 年竣工)
(パース図提供:株式会社秋田屋)
販売パートナー企業概要
コンピュータ・ハイテック株式会社
住所:東京都台東区東上野3丁目18番7号 上野駅前ビル
代表者:代表取締役社長 田口 和利
設立:1984年
(昭和59年)12月18日
SOAソリューション事業本部
〒183-8540 東京都府中市府中町1-9 京王府中1丁目ビル
TEL:042-333-6217 FAX:042-352-6104
E-Mail:[email protected]
http://www.ydc.co.jp/
YDC Corporation 2015 ©All Rights Reserved.
※記載の組織名称等は2015年3月時点のものです。
資本金:1億円
従業員数:約100名(2014年4月期)
事業内容:ICTに関するコンサルティング、構築、開発、運用、保守サービス他
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