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「小さな世界都市」を目指して

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「小さな世界都市」を目指して
TOYOOKA MAME JITEN
「小さな世界都市」を目指して
豊岡市は、地方の小さな都市であっても、世界の人々から尊敬され、尊重される
「小さな世界都市」
を目指し、
「環境」
と
「経済」
が共鳴するまちづくりを進めています。
同時に、地域固有の資源を生かし、地域の魅力を発信し、
さまざまな分野で交流
人口の拡大を図る
「大交流」
の実現に取り組みます。
環境都市 「豊岡エコバレー」
「豊岡エコバレー」ってどんなまち?
・コウノトリも暮らしの中にいるまち
コウノトリをシンボルとしたまちづくりを進める私たちのまちにおい
・エコで市民が豊かになるまち
て「環境」は、経済発展の大きな可能性を秘めた分野です。 環
・みんなでエコに取り組むまち
境を良くすることによって経済が活性化し、そのことによって環境
を良くする行動がさらに広がるという
「環境と経済の共鳴」の実現
に向けた環境経済戦略に取り組んでいます。
また、新たな産業や企業・知や技を広く受け入れ、交流から生まれる刺激によって活力に満ちた展開をする
ためには、人・もの・情報が広域的に行き交う仕組みづくりが重要です。
具体的な取組みとして、環境経済型企業の誘致促進や市内企業の環境経済事業の認定、技術開発・販路
拡大等の支援、コウノトリ育む農法の拡大、エコツーリズムの展開など、環境経済の実践に満ちた環境都市「豊
岡エコバレー」の実現を目指します。
大交流
市民の暮らしも財政も経済が支えていますが、豊岡の経済は年々厳しさを
増しています。 地域経済の活性化に向けてさらなる努力が求められています。
人口減少下においても、より多くの人々に豊岡を訪れていただくことで、さ
まざまなマイナス面を補うことができるはずです。
①行ってみたくなる魅力的なまちをつくること②そのようなまちが存在するこ
とを全国・世界に対して発信し存在を知ってもらうこと③その交流を支える交
流基盤を整備すること―の三つが不可欠です。
知られなければ、外から見
れば存在しないのと同じ。私
たちがこの地に存在し、素晴
らしいまちをつくり、誇りを持っ
て生きていることをしっかりと
発信します。
■大規模太陽光発電事業
環境都市「豊岡エコバレー」のシンボルとして、再生可能エネ
ルギーの地産地消を進めるとともに、エネルギー利用の多様化を
促進するため、メガソーラー発電事業に取り組んでいます。
①「豊岡エコバレー・山宮地場ソーラー」999.81kW
②「コウノトリ但馬空港地場ソーラー」677.58kW
③「豊岡エコバレー・竹貫地場ソーラー」1123.08kW
■環境経済事業の認定
環境都市「豊岡エコバレー」の推進のため、環境経済事業
(利益を追求する事業により環境が改善されるもの)を認定
しています。認定事業は、補助金の優遇、販路拡大に関する専
門家派遣費用の助成などの支援を受けられます。
■城崎国際アートセンター
城崎温泉街に位置する舞台芸術を中心とした滞在型の創
造活動、いわゆるアーティスト・イン・レジデンスの拠点とし
て平成26年4月26日にオープンしました。ホール、スタジオ、
レジデンス(宿泊施設)で構成されています。公募で選ばれた
世界中のアーティストやカンパニーを招き、年間を通してア
ーティスト・イン・レジデンスのプログラムを行っています。
豊岡・城崎の新たな魅力として、独創的で将来性のあるア
ーティストの滞在制作を支援し、国内外の劇場や芸術祭との
パートナーシップのもと、日本中、世界中に豊岡・城崎を発信
する、
芸術文化の拠点を目指します。
西山円茄
■インバウンド観光の推進
豊岡市は新しい観光事業として、インバウンド(訪日観光客
の誘致)
を推進しています。
豊岡市は世界的な旅行ガイドブック『ロンリー・プラネット』
と『ミシュラン・グリーンガイド』に城崎温泉が掲載されたこと
で注目されるようになりました。そして平成23年にはわずか
1,000人だった豊岡の外国人宿泊客数は、平成27年に約3万4
千人にまで増加しました。日本全体ではアジアに重点を置く中、
豊岡市では自然風景や伝統文化、日本人との触れ合いを訪日
旅行に求める欧米圏からの観光にも注力しています。
豊岡市
ーTOYOOKAー
豊岡の魅力を東京に発信
兵庫
-Hyogo-
東京から全国に発信
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■一般社団法人 豊岡観光イノベーション
平成28年6月、
豊岡市に設立された観光地域づくりを進める組織です。
市や交通事業者、金融機関、商社、旅行会社からの派遣職員と、データ分析の専門家で構成され、地域事業者
や組織と協力し、
地域の稼ぐ力を引き出す仕組みづくりに取り組んでいます。
Local&Globalを標語に
「TOYOOKA」ブランドの世界への普及を目指しています。
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