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学 年 教科等 単元名 日 時 第4学年 音楽科 拍の流れにのろう 平成25年
学 年 教科等 単元名 第4学年 音楽科 拍の流れにのろう 本時の 主張 ○ 日 時 平成25年7月10日(水)5校時 旋律の音の動きだけを基にした強弱の変化はフレーズに合わないことを感じ取らせ,既習事項を基に強弱を 工夫させることで,8分の6拍子にのって自分たちの意図に合った表現に高めることができるようにします。 研究内容①~思考を主体的に始めさせるための教材等との出合わせ方 教師による範唱 既習事項を基にした新たな考え 既習事項とのずれ 3年生で「音が上 がると気持ちが盛 り上がる」と習いま したね。音が上がっ たら強くして歌っ てみます…。 (範唱) 強弱がでこぼこし ていて,8分の6拍子 のなめらかな感じに 合いません。まとまり を感じて強弱をつけ ればよいです。 研究内容②~思考を深めさせるための他者とのかかわらせ方 自分の思いをもつ 工夫するときの視点 2段目は曲の山に 向かって全体的に音 が上がっているな。 だんだん強くしてみ ようかな。 曲の山 フレーズ 旋律 歌詞 試行錯誤しながら表現を高める 曲の山が『風のメロ ディー』だから,そこ に向かって強くしよう よ。 歌って確かめてみよ う。 (歌う)…もう少し 初めの方を弱くすると 盛り上げやすいよ。 音源に合わせて 楽譜から根拠を 試しに歌う 見つける 音楽ならではの話合いにするために 表現の高まりを実感する ○班は,曲の山に向 かってどんどん強くし ていったのが伝わって きたよ。 前時までの掲示物 教師の範唱を を参考にする 聴き比べる 達成感 御意見・御質問はこちら(研究部アドレス) [email protected] 授業実践計画 ○ 指導計画(5時間) (1) 教材曲を聴き,8分の6拍子の流れを感じ取り,題材のめあてをつかむ。―――――――――――――――――1時間 (2) 8分の6拍子の流れにのって強弱の工夫に取り組む。――――――――――――――――――――――――――3時間 ・ 正しい音程やリズムでの歌唱練習・・・・・・・・・・・・・・・1 ・ フレーズを生かした強弱の工夫・・・・・・・・・・・・・・・・1(本時) ・ 4年1組「風のメロディー」CD作成会・・・・・・・・・・・・1 (3) 拍子のおもしろさを味わって鑑賞する。――――――――――――――――――――――――――――――――1時間 ○ 本時の目標 ○ ○ 8分の6拍子の拍の流れにのって,フレーズに合った強弱を工夫することができる。 指導過程 学習活動及び学習内容 1 本時の学習内容をつかむ。 教師のかかわり ○ 曲の後半を,音が上がる時は強く,下がる時は弱く歌うことで, ○ 教師の範唱の聴き取り 旋律の音の動きだけで強弱をつけると音楽のまとまりがなくなる ○ 本時のめあて ことに気付き,既習事項とのずれを感じ取ることができようにす 「風のメロディー」に合った強弱を工夫しよ う。 る。 2 学習の見通しをもつ。 ○ フレーズや歌詞等を根拠に強弱をつけることを確認すること ○ 学習の流れと進め方 で,「風のメロディー」に合った工夫を考えることができるよう ○ 表現の視点 にする。 ・ 3 強弱 視点に沿って音源を聴いたり歌ったりして,自分 ○ 一番の気持ちの盛り上がりは,『風のメロディー』の部分であ の意図をもつ。 ると確認することで,フレーズを意識しながら曲の山を中心に強 ○ 弱の工夫を考えることができるようにする。 一人で考える強弱の根拠 ・ 曲の山 ・ 旋律,フレーズ,歌詞 ○ 「風のメロディー」の拍の流れに合わせて手を動かしながら聴 いたり歌ったりし,強弱を曲線でかく活動を取り入れることで, 自分の意図を伝えたり,再現したりすることができるようにする。 4 強弱の工夫にグループで取り組み,聴き合う。 ○ ○ グループの試しの演奏及び話合いの視点 ・ 図を伝え合わせたり歌わせたりすることで,楽譜や音楽を基に考 強弱 ○ グループの聴き役の感想の根拠 ・ えを共有しながら工夫することができるようにする。 ○ 曲の山,旋律,フレーズ,歌詞 ○ 強弱 既習事項をまとめた掲示物や「風のメロディー」の強弱をつけ るまでの思考の流れを書いた板書を参考にするよう助言すること ペアグループでの聴き合いの視点 ・ 拡大楽譜を各グループに配り,個人の意見をかき込みながら意 で,グループで一つの音楽にまとめることができるようする。 ○ グループ内での聴き役が感想を伝える活動を取り入れながら試 行錯誤させることで,より高い表現をめざすことができるように する。 5 学習のふりかえりをする。 ○ ふりかえりの視点 ・ 強弱の工夫 ○ 「『風のメ』まで強く,『ロディー』で優しく歌うと曲にあっ た強弱になった。」等,本時学習のよさを書いている子どもを意 図的に指名することで,学習の喜びを全体で共有することができ るようにする。