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中学校 美術科(第2学年)

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中学校 美術科(第2学年)
中学校 美術科(第2学年)
題
材
名 人にやさしいデザインを企画しよう
題材のねらい 見る人や使う人など相手の立場を尊重して発想させ構想を練らせ
るとともに,目的や条件を考えた表現をさせる。
活用する言語技術 情報を的確に分析する技術,様々な角度から物事をみる技術,情報を正しく伝える技術
学習の展開
1 身のまわりのデザインの工夫点について考える。(1時間)
③
①
②
■情報を的確に分析する技術
・各デザインの工夫点を多様な
視点で分析させる。
・根拠を示しながら発表させる。
○誰のために?
○何のための形?色?
○どのような機能?
④
①ハンディーワーミー(買い物袋用ハンドヘルパー),②キャップオープナー,③トイレの表示,④木のおもちゃ
○ 形や色の美しさだけでなく用途に応じた目的や安全性等の条件が大切な要素であるこ
とに気付かせる。
2 デザインの目的や条件を考え,各自スケッチブックにアイディアスケッチを描く。
(1時間)
■様々な角度から物事をみる技術
3 班内で検討会を行う。(1時間)
○ アイディアスケッチを基に,班員
に分かりやすい説明をさせる。
○ それぞれ生徒の発表の後,班員に
質問や意見を述べさせる。
発表者の意見について,多様な観点で
評価しながら聞かせる。
○私だったら・・・
○その目的なら,もっと幅を広く・・
○今の理由は納得できる。
■情報を正しく伝える技術
4 リーフレットを作成する。(3時間)
○ 班員からの意見を参考に改善させ,
イラストや文章等で他者に分かりや
すい表現を工夫させる。
内容を分かりやすく伝えるための表現方
法を工夫させる。
○それぞれの情報の関係を明確にし,
分類する。
○各情報のまとまりが分かるようにフ
ォントや書体,背景などを工夫する。
○一見して工夫点や内容が分かるよう
見出しを工夫する。
言語技術を活用する効果
○ 発想や構想の段階で目的や条件を意識した活動を仕組むことによって,単なる思いつ
きでなく効果的な表現を工夫することができる。
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