Comments
Description
Transcript
Untitled - アンダー・ザ・ライト ヨガスクール
やさしく学ぶ YOGA 哲学 バガヴァッドギーター ¸ÉҨɑùMÉ´ÉùÒiÉÉ 向井田 みお はじめの「マントラ(聖句) 」 $ ºÉ ½þ xÉÉ´É´ÉiÉÖ * ºÉ ½þ xÉÉè ¦ÉÖxÉHÖò * ºÉ½þ ´ÉÒªÉÈ Eò®ú´Éɴɽèþ * iÉäVÉκ´ÉxÉÉ´ÉvÉÒiɨɺiÉÖ * ¨ÉÉ Ê´ÉÊuù¹Éɴɽèþ ** $ ¶ÉÉÎxiÉ& ¶ÉÉÎxiÉ& ¶ÉÉÎxiÉ& ** Om オーム サハナーヴァヴァトゥ サハナウ ブナクトゥ サハヴィルヤン カラヴァーヴァハイ テージャスヴィナーヴァディタマストゥ マーヴィドゥッヴィ シャーヴァハイー 彼が、どうか私たちを守りますように。 私たちを、養ってくださいますように。 私たちが 1 つになって、真実を理解する力を得ますように。 学んだことが、輝きとなりますように。 私たちの理解が、離れ離れになりませんように。 Om オーム シャーンティ 自分の心と体の平和と シャーンティ 友達や家族、周りの人の幸せと シャーンティ 全体世界が平安でありますように。 はじめに ― この『バガヴァッドギーター』の本について 『バガヴァッドギーター』はヨーガが発達したインドで、現代でも多くの人が 生き方の支えにしている最も有名な経典の 1 つです。700 という詩の中に、あ らゆる教えの基盤となる膨大な『ヴェーダ(聖典)』のエッセンスが組み込まれ、 『バガヴァッドギーター』を読むだけでこの世で知るべきすべての知識を学ん だと同じことになるといわれています。 インドには世界に知られた 2 大叙事詩『マハーバーラタ』と『ラーマーヤーナ』 があります。 『マハーバーラタ』は、実際にあった戦争をモチーフにしている世 界最古の歴史物語といわれています。 また『マハーバーラタ』は 10 万詩を超える詩篇で綴られた世界最長の物語 ともいわれています。 『バガヴァッドギーター』は、この壮大な戦記『マハーバーラタ』全 18 巻の 第 6 巻目にあります。 『バガヴァッドギーター』自体は 700 詩という短い詩篇で構成されています が、その中には『マハーバーラタ』の作者である聖者ヴャーサが最も伝えたかっ たことが、エッセンスとしてまとめられています。 これからまさに戦いが行われるという戦場で、戦士アルジュナが戦うことの 無意味さを悟り、落胆するシーンから『バガヴァッドギーター』は始まります。 人々の中の “ 調和と秩序 ” を守るための戦いであるはずなのに、戦う相手はみな その調和を分かち合うべき人々だったということを戦士アルジュナは知りまし た。 戦うことを使命にして生きてきた戦士アルジュナに、彼の生き方を支えてき た価値観を突き崩すような “ 崩壊 ” が訪れた瞬間でした。この戦いに悲惨な結末 を思い、ひどく悲しみ、落ち込んだ戦士アルジュナが、尊敬する友であり師で あるクリシュナに、苦悩をとりのぞく術を聞きました。ここから師クリシュナ による教えが始まります。 クリシュナは、戦士アルジュナに「悲しむな!」とはいいませんでした。 彼は、 「君に悲しむ理由はない」といったのです。そして、それはなぜか、起 こり変わる物事をどうとらえるべきかについて語りました。生きているすべて のものに共通する苦悩のメカニズムと、それを打開する方法としての教えを説 きました。 そこで語られ、扱われるテーマは 2 つあります。 1 つは、「ブラフマ・ヴィッディヤー(真実の知識) 」です。 世界の誰もが持つ疑問、 「悲しみ苦しむ自分とは、何者なのか? 悲しみを与えるように見える世界とは一体何なのか? そして自分と世界の関わりとは真実とは?」。 この普遍的な人間の疑問に『バガヴァッドギーター』は、真実の知識をもっ て答えます。 自分自身と世界の真実を見極め、悲しみや苦悩を取りのぞく知識が、「ブラフ マ・ヴィッディヤー(ブラフマンの知識)」です。 そして、もう 1 つのテーマは、 「その知識を理解するためにはどうすればいいのか?」 。 聞いて実践したいのは、知識を得るための方法です。 その手段と方法を「ヨーガ」といいます。『バガヴァッドギーター』は知識を 理解するための方法としての「ヨーガ」、つまり生き方としての「ヨーガ」につ いて記します。 「ヨーガ」について書かれた経典という意味で、 『バガヴァッドギー ター』は、『ヨーガ・シャーストラ(ヨーガの経典) 』とも呼ばれます。 「生きている自分の本質と、その自分を取り巻く世界の本質とは何か?」 それは 1 つの真実「ブラフマン(普遍な存在)」である、 と『バガヴァッドギー ター』はいいます。 “ 個人と全体 ”。この 2 つを本質的に分かつものはなく、 すべてが 1 つの “ 存在 ” を基に、“ 在る ” ということ。 このことを理解したとき、人は自分から離れているものは何もないという事 実を知り、疎外感から覚える恐れや不安を手放すことができます。この不安と 恐れと、恐れから守られたいという欲求、不安から安全になりたいという願望 から自由になることが、本当の自由であると『バガヴァッドギーター』は語り ます。求めることがない心で、世界と自分を受け入れることができること。 悲しみや苦しみという縛りから解放され、世界のどこにいても、どんな時代 にも満ち足りること。 それが本当に人が求める安心であり、自由です。その「自由への知恵」と「知 恵を得るための方法」を『バガヴァッドギーター』は教えます。 『バガヴァッドギーター』は、短い詩篇の中で人間と世界の真実という深遠な テーマを説きます。 けれどもその言葉を、後世の人々は自分勝手に解釈しはじめました。同じ言 葉を独自の読み方で解釈し、本当に知るべきポイントが得られずに、心迷う人々 が多くいました。 『バガヴァッドギーター』の言葉を読み間違い、真実を見間違えた無数の解釈 が世の中に出回り、人々はさらなる混乱に陥りました。現在でも自分独自の解 釈で『バガヴァッドギーター』を解説し、何が真実かわからないまま、自分と 他人を混乱させてしまっているようなことがたくさんあります。人は、自分の 理解の範疇を超えたものを理解することができないからです。 しかし、その人の限界を超えた真実を理解させる存在が “ 先生 ” です。 『バガヴァッドギーター』が書かれた言葉では、人の無知・混乱という “ 暗闇 ” のことを「グ」といいます。それを追い払い、“ 取りのぞく ” ことを「ル」とい います。つまり “ 無知を取りのぞく ” こと、先生としての役割を果たす人を、イ ンドでは「グル(先生)」と呼びます。 8 世紀のインドに、人々の「グル(先生)」としてシャンカラチャリヤが現れ ました。 「ヨーガの神シヴァ」の化身ともいわれている彼は、 『バガヴァッドギー ター』について解釈をしました。それがギーターの正式な解釈『シャンカラ バーシャ』です。「イーシュヴァラ(全体世界)」が本当に意図した『バガヴァッ ドギーター』のメッセージを、正しく人々に伝えるための解釈といわれます。 本書は、シャンカラが書いた『シャンカラバーシャ』を元に、40 年以上イン ドを中心に世界中で「ヴェーダーンタ哲学」 (不二一元論)を教えているスワミ・ ダヤナンダ・サラスワティ先生の解釈にしたがっています。 『バガヴァッドギーター』原典のサンスクリット語詩編と、スワミ・ダヤナン ダ・サラスワティ先生の 360 時間の講義および 2000 ページ以上からなる解説 本が、本書の元となっています。 経典の真意を歪めずに読み取ることで、人は全体世界とのつながりを深める ことができるといいます。 自分自身を理解し、受けいれることで、人は自分自身と世界に心からリラッ クスできるようになるといいます。 すべての人がまさに今この瞬間も、変ることがない “ 存在 ” であり、すべてに 満ちる “ 意識 ” であり、完全に “ 自由 ” であることに気づかせる知識。 それを教えるのが『バガヴァッドギーター』の主題です。真実の知識と、そ れに目覚めるための生き方が “ ヨーガ ” です。 Om Tat Sat 目次 イントロダクション------------------------------------------------------------------------- 10 『バガヴァッドギーター』と『マハーバーラタ』の登場人物---------------- 12 『バガヴァッドギーター』と『マハーバーラタ』のお話---------------------- 16 『バガヴァッドギーター』のテーマ---------------------------------------------------- 20 『バガヴァッドギーター』で説明される人の生き方----------------------------- 22 「ダルマ(調和) 」と「カルマ(行い) 」について-------------------------------- 24 『バガヴァッドギーター』で説かれる人のゴール-------------------------------- 26 「イーシュヴァラ(全体世界) 」その本質と世界について--------------------- 28 『バガヴァッドギーター』全 18 章の構成------------------------------------------- 30 『バガヴァッドギーター』の重要キーワード--------------------------------------- 31 『バガヴァッドギーター』の教えの内容--------------------------------------------- 33 バガヴァッドギーター 第 1 章 アルジュナの苦悩についての章-------------------------------------------- 35 第 2 章 自分自身の知識「サーンキャ」についての章------------------------ 45 第 3 章 「カルマ(行い)」についての章-------------------------------------------- 69 第 4 章 知識による行いの放棄についての章------------------------------------- 89 第 5 章 行いを放棄することについての章--------------------------------------- 109 第 6 章 瞑想についての章-------------------------------------------------------------- 121 第 7 章 「イーシュヴァラ(全体世界)」に関する間接の知識と、 直接の知識についての章---------------------------------------------------- 137 第 8 章 不滅の「ブラフマン(普遍な存在)」についての章-------------- 151 第 9 章 知識における最高の知識、 秘密における最大の秘密についての章-------------------------------- 163 第 10 章 「バガヴァーン(全知全能者)」の輝きについての章------------- 179 第 11 章 イーシュヴァラの姿「ヴィシュヴァルーパ(宇宙相) 」を 見ることについての章------------------------------------------------------- 191 第 12 章 イーシュヴァラへの「バクティ(献身) 」についての章-------- 207 第 13 章 「クシェートラ(土地)」と「クシェートラニャ(土地を知るもの) 」 の知識についての章---------------------------------------------------------- 217 第 14 章 3 つの「グナ(質)」の違いについての章---------------------------- 235 第 15 章 完全な個人の本質「プルシャ(本質・実存) 」 についての章-------------------------------------------------------------------- 247 第 16 章 「モークシャ(自由)」を求める性質と 「サムサーラ(束縛)」に結びつく性質についての章------------- 259 第 17 章 3 つの「シュラッダー(性質)」についての章--------------------- 269 第 18 章 行いの束縛を手放すことで 「モークシャ(自由)」に至ることについての章------------------- 279 おわりに----------------------------------------------------------------------------------------305 参考文献----------------------------------------------------------------------------------------306 イントロダクション イントロダクション 『バガヴァッドギーター』は 5 つめの『ヴェーダ(聖典) 』と呼ばれていると おり、最も重要なヨーガの経典です。ギーターは日々のストレスや争い、問題 の中で、人が生きる意味と指針を教えます。 物語のシーンは戦場です。文字通りの意味では、『バガヴァッドギーター』は “ 神の歌 ” と訳されます。 「バガヴァッド」とは「バガ」という 6 つの究極の質を持つ者。あらゆる知識・ 公平さ・力・名声・富・強さ、つまり全体世界そのものを示しています。 この世界の森羅万象を掌る者を「イーシュヴァラ(全体世界) 」 、もしくは「バ ガヴァーン(全知全能者)」といいます。この言葉が日本語では “ 神 ” と訳され ることもあります。 そして「ギーター」とは “ 歌 ” を意味します。『バガヴァッドギーター』は、 “神 が語った歌 ” とも “ 神について語った歌 ” とも解釈されます。 全 18 章、700 の詩は全体世界の化身であるクリシュナと、優秀な戦士であ るアルジュナの対話形式で綴られます。 作者は『マハーバーラタ』の著者であるヴャーサ(Veda Vyasa、 聖者ヴャーサ) で、紀元前 8 世紀―4 世紀頃に書かれたといわれています。 18 章通じてのテーマは「自分自身の本質とは何か?世界の本質とは何か?」 です。一見分かれているように見える個と全体は、本質からみれば全く同じ 1 つの真実である、と結論付けられています。これが『ヴェーダ(聖典)』のエッ センスでもある「Tat Tvan Asi(タット トヴァン アシ) 」 、“You are That. あなた が全体であり、真実である ” です。 10 イントロダクション 【バガヴァッドギーターのエッセンス】 「Tat Tvan Asi(タット トヴァン アシ)」= You are That. あなたこそがこの世界の真実です。 【ギーターの 3 つのセクション】 ①1~6章 自分自身(あなた自身)の真実について「Tvan(トヴァン)」=あなた、you ②7~12章 世界の真実について「Tat(タット)」=あれ、That ③13~18章 自分自身と世界の真実が全く同じであること「Asi(アシ)」=です。Are 『バガヴァッドギーター』は様々な人生を歩み、異なる時間と場所にそれぞれ 生きる人々に求められる知恵です。この世界で知性を持ち生きつづける人々が 必ず直面する人類普遍のテーマを扱っています。 自分自身の真実を知ること、世界の真実を知ること、自分と世界のつながり を知ること。 真実を正しく知ることによって、人間特有の問題、苦しみや悲しみを手放す こと。 あらゆる限界から解き放たれ自由になること。知識によって私たちは、本当 の意味で自由を知る、と『バガヴァッドギーター』はいい、私たちに真実を教 えます。 11 『バガヴァッドギーター』と『マハーバーラタ』の登場人物 『バガヴァッドギーター』と『マハーバーラタ』の登場人物 聖者ヴャーサ 『マハーバーラタ』『バガヴァッドギーター』の作者。 従者サンジャヤ 『バガヴァッドギーター』のナレーター。盲目王ドゥリタラー シュトラに戦場の出来事を伝える千里眼の吟誦者。 クリシュナ 「グル(先生)」として、戦場でアルジュナに教えを説く。 「イーシュヴァラ(全体世界)」の化身。別名「ヴィシュヌ (維持者)」「バガヴァーン(全知全能者)」。 月の家系 クル族の子孫たち 盲目王 100 人の息子たちの軍 蒼白王パンドゥの息子たちの軍 (ダールタラシュタラ軍) 盲目王ドゥリタラーシュトラの息子 たち。『カウラヴァ 100 人兄弟』とも (パーンダヴァ軍) 蒼白王パンドゥの 5 人の息子たち。 『パーンダヴァ 5 兄弟』 称される。 盲目王ドゥリタラーシュトラ 蒼白王パンドゥ 蒼白王パンドゥの兄。 盲目王ドゥリタラーシュトラの弟。 カウラヴァ 100 人兄弟の父。 パーンダヴァ 5 兄弟の父。 長男ドゥルヨーダナ 母クンティー 100 人兄弟の長男であり、 蒼白王パンドゥの妻であり、 軍のリーダー パーンダヴァ 5 兄弟の母 弓の師ドローナ カウラヴァ 100 人兄弟と 長男ユディシティラ パーンダヴァの長男 パーンダヴァ 5 兄弟の弓の先生。 次男ビーマ 大爺ビーシュマ 肉体的な強さの象徴 盲目王ドゥリタラーシュトラの息 子たち『カウラヴァ 100 人兄弟』と、 蒼白王パーンダヴァの息子たち 三男アルジュナ 最強の弓使い。 『パーンダヴァ 5 兄弟』の祖父。 四男・五男サハデーヴァとナクラ 双子の兄弟 12 『バガヴァッドギーター』と『マハーバーラタ』の登場人物 『マハーバーラタ』 登場人物 13 『バガヴァッドギーター』と『マハーバーラタ』の登場人物 馬車・4 頭の馬・クリシュナとアルジュナの象徴 4 頭の馬は、耳・目・鼻・舌という 4 つの感覚器官。馬を含む馬車全体は触感であり、 馬車全体が五感と肉体の象徴。 4 頭の馬を繋げる手綱は、揺れ動く「マナス(心)」。 手綱をひく御者クリシュナは「ブッディ(知性)」。 後ろの席に座る馬車のマスター、アルジュナは主体「アートマー(真我) 」 。 4 頭の馬が引く馬車が走る道は感覚器官を惹きつける対象物。 そして馬車のゴールは「モークシャ(自由)」。 人のゴールは完全に自由になること。 自由というゴールの意味と、自由を目指して馬車を走らせる方法についての教 えがギーターのテーマです。 14 『バガヴァッドギーター』と『マハーバーラタ』の登場人物 バガヴァッドギーター 登場人物相関図 月の系統 クル王族 クル王 ガンジス川の女神 2 番目の妻サッティヤバティ シャンタヌ王 大爺ビーシュマ 聖者パラーシャラ 2 人の王子(死) 生涯独身の誓をたてた人 姫1.アンバ 姫 2.盲目王の母アンビカー 聖者ヴャーサ 女中 姫 3. 蒼白王の母アンバリカ 兄シャクニ 物語の作者 ー 宰相ヴィドラ クンティの兄バスデーヴァ デーヴァキ 妻ガンダーリ 盲目王ドゥリタラーシュトラ 1 番目の妻クンティ 長男ユディシティラ ダルマ神 カルナ 次男ビーマ 風神 三男アルジュナ インドラ神 ドローナ先生 2 番目の妻マードリー パーンダヴァ5兄弟 太陽神 カウラヴァ 100 人兄弟 長男ドゥルヨーダナ ドゥフシャーサナ ヴィルカナ 蒼白王パンドゥ クリシュナ 従者サンジャヤ クル族王子たちの 弓の先生 四男ナクラ ドルパダ王 アシュヴィニ神 五男サハデーバ シカンディン アシュヴァッターマン ドラウパディ パーンダヴァ5兄弟全員の妻 カラヴァ軍 VS パーンダヴァ軍 15 向井田 みお(むかいだ みお) インド Vivekananda Kendra ヨーガ指導者コース後、インド各地でヨーガを学ぶ。 南インド・ケララ Sivananda Ashram にて TTC 修了の後、インド国内の Sivananda Ashram (シヴァナンダ・ヨーガ道場)、Sivananda Center にて約 2 年間インド人、西洋人にヨガを指導。 ヒ マ ラ ヤ・ ウ ッ タ ラ カ シ に て Sivananda Yoga Advanced TTC 修 了 後、 イ ン ド Sivananda Ashram にて TTC の通訳・講義解説と指導。 ヴェーダーンタ学派の世界的な指導者 Swami Dayananda 師に師事し、ヴェーダーンタを学 び始める。毎年渡印し、Swami Dayananda Ashram にてヴェーダーンタ各テキスト、『バガ ヴァッドギーター』『ウパニシャッド』他、サンスクリット語の講義を受け、ヨーガとヴェー ダーンタを師に学び続ける。 現在アンダー・ザ・ライト ヨガスクールにて一般クラス他、ティーチャー・トレーニングコー スにて「ヨガ哲学」を担当。 やさしく学ぶ YOGA 哲学 バガヴァッドギーター 2009 年 10 月 15 日 第 1 版第 1 刷発行 2011 年 1 月 15 日 第 3 版第 1 刷発行 著 者 向井田 みお 発行所 アンダー・ザ・ライト ヨガスクール YOGA BOOKS 〒 151-0053 東京都渋谷区代々木 1-53-4 奨学会館別館 4F http://www.underthelight.jp [email protected] 装丁・造本 熊谷 惠雲 印刷・製本 第一資料印刷 ©2009 Mio Mukaida 落丁・乱丁本はお取り換えいたします 無断転載・複製を禁ず Printed in Japan