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お年玉袋 現代の十二支 逸話 旧年中のお引き立てとご愛顧に厚く御礼

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お年玉袋 現代の十二支 逸話 旧年中のお引き立てとご愛顧に厚く御礼
旧年中のお引き立てとご愛顧に厚く御礼申し上げます。
皆々様のご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げます。
本年も何卒よろしくお願い致します。
干支(かんし、えと)は、十干と十二支を組み合わせた物で、60回ごとに一周する周期の暦です。
十二支は古来、「甲子」「丙午」のように、十干と組み合わせて用いられてきました。字音から言えば、
十干は「幹」、十二支は「枝」です。十干十二支を合わせたものを干支(「かんし」または「えと」)といい、
干支(十干十二支)が一巡し起算点となった年の干支にふたたび戻ることを還暦といいます。
十干は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類からなり、十二支は子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・
酉・戌・亥の12種類からなっており、これらを合わせて干支と呼びます。
「えと」という呼称は本来、十干を「ひのえ」「ひのと」のように、兄(え)と弟(と)の組み合わせとして訓読した
ことに由来しますが、今日では、「干支」(えと)と言えば十二支のことを指すことが多いです。この逆転
現象は、干支のうち、五行思想とともに忘れ去られつつある十干に対して、動物イメージを付与される
ことによって具体的で身近なイメージを獲得した十二支のみが、現代の文化の中にかろうじて生き残って
いることによると思われます。
現代の十二支
今日の日本では、十二支は、人々の生活との関わりが、近世までと比べて、ずっと希薄になっています。
十二支が十干のように忘れ去られずにいるのは、ただ、年賀状の図案にその年の十二支の動物が多く
使われることと、人々がその生まれ年の干支によって、「○○年(どし)の生まれ」のような言い方をする
習慣が残っていることの二つの理由があるためであると考えられます。
また、十二支に因んで、年齢差などの表現方法として、12年(=144箇月)をひと回りと呼ぶこともあります。
お年玉(おとしだま、御年玉、年玉)は、正月に新年を祝うために贈答される品物のことです。現在では
子供に金銭を与える習慣及びその金銭の意で用いられることが多いです。金銭でなく菓子などを与える
地方もあるそうです。年末に贈られる歳暮と異なり、目上の者が目下のものに贈るのが特徴です。
これをもって年の賜物(たまもの)であるから「としだま」という名がついたという説があります。
また、古くは餅玉を与えたために「年玉」の名前がついたともいわれています。
「たま」とは、「たましい」のことであり、「としだま」とは新年を司る年神への供え物の下げられたものの
ことであると民俗学的には説明されます。供え物には祀った神霊の分霊が宿るとされ、それを頂く
ことにより、人々は力を更新して新たな一年に備えるのです。
年玉の習慣は中世にまでさかのぼり、主として武士は太刀を、町人は扇を、医者は丸薬を贈りました。
お年玉袋
お年玉袋(おとしだまぶくろ)とは、正月にお年玉をあげる際にお金(主に紙幣)を入れる袋のことです。
紙製のものが多く、名刺大から長形4号封筒のサイズぐらいのものまであります。「ポチ袋」(点袋)と
呼ばれることもありますが、この「ポチ」は関西方言で「心づけ、祝儀」を意味し、もっぱら舞妓などに
与えていた祝儀袋のことでした。「ポチ」には「小さな」(これっぽち)という意味があり、「少ないですが」
という謙虚な気持ちで与えたのが始まりといわれています。
逸話
いつ頃生まれた話かは不明ですが、十二支の動物に関して、次のような逸話があります。
* お釈迦様のもとに新年の挨拶に来た順番に動物を割り当てた。
* 十二支の動物を指定日に挨拶に来た順番に決定する、というお釈迦様の招集により集まった。その結果、
・ 牛は足が遅いので早めに行ったものの、一番乗りしたのは牛の背中に乗っていた鼠だった。
・ 鶏が猿と犬の間になったのは仲の悪い両者を仲裁していたため。
・ 鼠は猫に挨拶に行く日を尋ねられた際に嘘をつき、実際よりも一日遅い日を教えたため、猫は十二支に
入ることができなかった。それを根に持った猫は鼠を追いかけるようになった。
・ 猫は鼠の嘘を信じて一日遅れて挨拶に行ったため、お釈迦様から「今まで寝ていたのか。顔を洗って
出直して来い。」と言われ、それからよく顔を洗うようになった。
・ 13番目であったために十二支に入れなかったイタチをかわいそうに思ったお釈迦様は、毎月の最初の
日を「ついたち」と呼ぶことにした。ただし実際の「ついたち」の語源はこの逸話からではない。また、
13番目の動物はカエルやシカであったという逸話もある。
新巻(あらまき)は、サケやマスを魚体重の20%程度の食塩で塩蔵(甘塩と
呼ばれる)したものです。荒巻とも言います。
鮭の内臓を取り除き水洗いをして粗塩をまぶし、鮭の旨味を濃縮させ、更にたんぱく質を旨味成分に
変化させるという伝統的な製法です。
昔、塩蔵したサケを藁で巻いたことから「わら巻」と呼ばれ、それが転じて「新巻」となったとされます。
塩鮭よりも塩分が少ないことから比較的貯蔵性が低く、冷蔵する必要があります。
*材料(4人分)*
*作り方*
78.5kcal(1人分)
30分
荒巻き鮭...150g [材料群(a)]
1.荒巻き鮭は酒をふり、蒸し焼きにして適当な大きさにほぐします。
酒、塩...少々
酢...大さじ2
2.キュウリは板ずりし、小口切りにします。
ダイコン...250g
砂糖...小さじ2
3.ダイコンはおろして水気を軽く切り、材料群(a)を加え、(1)、(2)を
キュウリ...1/2本
和えます。
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