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アオバズク フクロウ

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アオバズク フクロウ
鳥類
アオバズク
岡山県:絶滅危惧Ⅱ類
フクロウ目
Ninox scutulata japonica
(Temminck & Schlegel)
環境省:該当なし
フクロウ科
選定理由
フクロウの仲間で樹洞に営巣する。樹洞ができるほどの大木が少
なく営巣場所が無く個体数が減っている。保護が必要である。
存続を脅かす要因
森林伐採、林相変化(樹洞大木減少)、その他(写真目的等営巣
接近)、農薬汚染、餌生物減少
分布状況
日本では、北海道から本州、四国、九州、種子島まで夏鳥として
渡来し繁殖する。冬季は東南アジアで越冬する。
岡山県では全域に渡来し繁殖する。
撮影: 國方 春行
生息情報
ヒヨドリよりやや大きく、背は黒褐色、腹は白地に黒褐色の太い
縦斑がある。夏鳥で、繁殖期の雄は夜間「ホッホー、ホッホー」と
鳴く。平地から山地の大きな木の多いところに生息し、日中は樹上
や樹洞で休息し、夕暮れから活動を始め、夜行性のガ類や甲虫類を
捕食する。
特記事項
日露渡り鳥条約 ワシントン条約 附属書Ⅱ
営巣地保護のため分布情報図非公開とする。
文献番号 1,2,3,4,5
(丸山健司、山田信光)
フクロウ
岡山県:絶滅危惧Ⅱ類
フクロウ目
Strix uralensis Pallas
環境省:該当なし
フクロウ科
選定理由
フクロウの仲間で樹洞に営巣する。樹洞ができるほどの大木が少
なく営巣場所が無く個体数が減っている。保護が必要である。
存続を脅かす要因
森林伐採、林相変化(樹洞大木減少)、その他(写真目的等営巣
接近)、農薬汚染、餌生物減少
分布状況
日本には4種の亜種が分布する。その内岡山県では、モミヤマフ
クロウとキュウシュウフクロウが生息する可能性が高い。
生息情報
カラス程の大きさで、背中は灰白色に黒色、褐色の複雑な斑紋が
ある。腹部は白地に黒色の縦斑がある。繁殖期になると夜間「ホッ
ホ、グルスク、ホッホ」と鳴く。平地から山地の大木のある林に棲
む。日中は樹上で休息し、夕暮れから活動を始め、ネズミ類、カエ
ル類、トカゲ類などを捕食する。
特記事項
ワシントン条約 附属書Ⅱ
営巣地保護のため分布情報図非公開とする。
文献番号 1,2,3,4,5
(丸山健司、山田信光)
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撮影: 村上 義徳
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