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No.6 (H27.12.24) - 岩手県県立学校一覧岩手県県立学校一覧
燃 え る 黒 陵 がむしゃらに勉強し、進路達成に燃える黒陵生 ひたむきに技と心を磨き、部活動に燃える黒陵生 伝統を誇り、遠大の志を持って青春を燃やせ! 2015 年12月24日 黒沢尻北高等学校通信 第6号 校長 菊池 浩 HABATAKE 黒陵 ・・・・・ 世界のリーダーとして 本校では今年度「きたかみ世界塾」を立ち上げ、世界をリードす る価値創造型人材の育成プログラムを推進してきた。 (目的、取り組 み状況は黒陵通信第 3 号、第 5 号、黒陵点描 11 月号に掲載) それと並行して岩手県が主催するグローバル人材派遣事業で千田 理紗子(2 年 2 組)が 9 月にアメリカに派遣されたのに続き、10 月 に平田希(2 年 2 組)が中国雲南省に派遣された。 《平田希の感想文》 私は10月30日から11月7日までの9日間、中国雲南省 に滞在し、昆明市、大理市、麗江市などを回り、研修をしました。 各市では現地の高校生や中学生と交流をしました。勉強意欲 の高さ、積極的なコミュニケーションに圧倒されました。互いの国 の言語が話せなくても世界の共通語である英語や身ぶり、筆談 などで意思を伝えることで交流できたことがとてもうれしく、また感動 しました。交流だけではなく、各地の文化や自然にも触れる機会もありました。以前から興 味を持っていた中国の少数民族や、プーアール茶の文化や伝統に直に触れることがで き、とても感激すると同時にさらに興味が深まりました。また、日本にはない高さの山に登る などして、中国の壮大な自然に触れ、圧倒されました。やはり大陸の持つ雰囲気は違いま した。隣国でありながら生活、文化、言語は全く違うので(似ているところも若干ありました が)、戸惑う場面が本当にたくさんありました。しかし、中国での滞在はそのすべてが新鮮で した。少ない日程ではありましたが、自分の視野を大幅に広げることができました。むしろ半 ば強引に広げられたような感覚にも思えます。この視野を狭めないように大切にしたいです。 中国とは産業や商業の面では親しく付き合っているのに、人々どうしの交流はまだまだ進 んでいないように思います。私は今回の交流の経験から、その手助けをしたいと考えていま す。日々努力を忘れず、実現に近づけるよう頑張りたいと思います。そしていつか本当の 意味で、両国が友好的な関係を築けたらと思います。最後になりますが、今回貴重な体 験をさせて頂き、本当にありがとうございました。 ボランティア in 釜石 家庭クラブ&野球部 12 月 6 日(日)家庭クラブと野球部 が東日本大震災で被害が大きかった 釜石市でボランティア活動を行った。 仮設住宅に住む方々との交流や地域 の清掃活動を行った。自分たちが復 興の担い手であることを自覚した。 《参加した児玉永遠(1 年 2 組)の感想文》 今まで何度か被災地ボランティアに参加しましたが、今回ほど充実感あふ れるものはありませんでした。人の役に立つということを心の底から実感してきまし た。清掃はもちろん、住人の方の話し相手となることが何よりも大切なことのよう に思えたし、何度も繰り返しおっしゃって下さった「ありがとうね」の言葉が今でも 温かく私の胸に残っていて、きっと忘れることはないと思いました。このボランティア に参加しなければ出会えなかった「ありがとうね」の言葉や感動はきっと私の人 生、そして、私自身の大切な一部です。 秀句 秋時雨濡れる姿も法隆寺 (2 年4組小原早貴) 2 年生修学旅行団は広島~大阪~奈良~京都 4 泊 5 日の行程を思う存分楽しんで帰って来た。原爆ド ームで平和を考え、史跡・文化財に触れ歴史の重さ を感じた 5 日間であった。(写真はライウアウトの高 さを五重の塔と競う2年ラグビー部員) 放送部全国大会へ ・・・高総文祭最優秀賞・・・ 11 月 11 日に開催された岩手県高 等学校総合文化祭放送部門で本校放 送部が3部門で最優秀賞を獲得した。 写真左から、テレビキャンペーン部 門、ラジオキャンペーン部門、オー ディオピクチャー部門で最優秀賞。 他にアナウンス部門で高橋礼子(2 年 2 組) 、朗読部門で千田理紗子 (2 年 2 組)が入賞した。最優秀賞のうちオーディオピクチャー部 門・高橋楓(1 年 2 組)が次年度広島県で開催される全国高校総合 文化祭への出場を決めた。 黒陵のルール「9 時以降はスマホを使用しない!」 11 月 25 日。岩手県総合教育センターから講師を招き「情報メディ アとの上手な付き合い方」という講演会を実施した。高校生の 9 割 以上がスマホ等の携帯情報機器を持っている現状で、ツイッターや ラインを通じた様々な問題が起こっており、正しく使おうという狙 い。講師からはツイッターへの投稿で人生を台無しにしたバカッタ ーと呼ばれる若者達の事例、ネット使用から犯罪に巻き込まれた事 例などが紹介された。本校生徒もラインを続ける息苦しさ、ライン をやめる疎外感を体験しており生活リズムを崩してしまう、勉強時 間が奪われる悩みを抱えている。ネットを使用する時間が長い人ほ ど学力が低いという実証もある。ネットの特性とルールを理解し正 しい知識と経験を積み重ね情報モラルを身につけること。インター ネットや ICT 技術を上手に活用して情報化社会に積極的に貢献す ることの必要性を学んだ。本校では「夜9時以降はスマホ、ネット は使用しない。 」 「SNS に他を傷つけるような書き込みをしない。 」と いうルールも定めている。ぜひ徹底して欲しい。 臥龍さん講演会 「いい未来をつくる志の授業」 12 月 17 日、臥龍(wolong)こと角田識之さん が本校を訪れた。臥龍さんは 9 月の PTA 研修会 で保護者に講演会を行ったが「生徒にもぜひに」 と 3 年生有志が PTA 研修部に頼んで実現した。 17:00 からの講演には生徒 120 名が参加。 「志を 持って社会に出る準備をせよ。 」 「必ず道はある。 山に出会ったら道を作り、川に出会ったら橋を架けろ。 」 「私生活の 4 本柱は挨拶と返事、掃除とゴミ拾い、靴揃えと椅子入れ、感謝(あ りがとう)だ、 」と、いい未来をどう作るかについて熱く語った。 講演を聴いた生徒達は「とても良かった。力が湧いた。高い志を 持つことが必要。 」と感動に目を輝かせていた。 個別指導コーナー設置 《職員室前で面談・添削指導》 (写真はコーナー使用第 1 号。谷口先生に数 学の質問に訪れた 2 年 5 組千田紘生) 職員室前廊下に 5 カ所の個別指導コ ―ナーを作った。ホワイトボードを前 にそれぞれに仕切り板がある。 学校技術員の小屋敷盛幸さんの手作り。 これまで狭い職員室内で列を作っていたが、これからは落ちつい て指導が受けられると好評だ。先生方も「ホワイトボードもあり丁 寧に説明できる。生徒に寄り添う姿勢で指導をしたい。 」と言う。 《予定表》・冬休み 12/19~1/7 1/8 授業始め式 ・1/16~17 大学入試センター試験 頑張れ受験生 見せろ黒陵魂! ・1/12~17 北上市アジア経済視察 1 年佐藤魁星、2 年福井蘭が参加 12 月 18 日冬休み前授業納め式 校長講話の中から 「五郎丸歩選手(ラグビーワールドカップ日本代表のフルバック)の言葉」 どんな環境下であれ、目の前のことに対して 100%出来るか出来ないか。目の前のことに集中していれば、将来を切り開けるか切り開けないかに直結してくる。 やればできるということを信じるしかない。《 → 成績が伸びない、試合で負けたことを他の所為にしていないか?一日一日を精一杯やれ。「運はがむしゃらの味方」》