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「いのちの授業」実践事例 № タイトル 事例内容
幼稚園 № 「いのちの授業」実践事例 タイトル 生活・保育・家庭科 事例内容 1 冬休み中にうさぎが死んでしまった。お別れのため、箱に納め置いておくと、園児が覗き込み、「動いてないよ。」「ど ももちゃんとのお別れ(うさ うしたんだろう?」と話していた。「死んじゃったんだ。」と伝え、その後、写真と花を飾ったところ、写真の前に座り手 ぎの死) を合わせ「天国で遊んでね。」「ありがとうね。」と話しかけていた。 2 絵本を通して生き物の命 に触れる 年長の1月ということで、絵本から命について考えた。「ごんぎつね」を読み聞かせ、ひとりひとりの子どもたちが、登 場人物の気持ちになり、命について考えるよい機会となった。 芝生で遊ぼう 1学期に芝生のポット苗を育てたり、園庭に苗を植えたりして、8月の終わりには見事な芝生で緑いっぱいになった。 9月にみんなで芝生で遊ぶ日を設け、裸足になって遊ぶ。一番気持ちのよい芝生の状態の中で遊ぶことができた。 園庭を芝生化して6年目を迎えるが、年々芝生が園庭になじんでいる。裸足で遊ぶ遊びを多く取り入れるようにして いる。 畜産共進会見学 小田原市農業祭り畜産共進会の見学に出掛ける。地域で畜産がされていたり、園児の祖父の牛小屋に6月に見学 に行ったこともあり、下中の子ども達にとって、牛は身近な動物である。大きな成牛の体の形をしげしげと見たり、か わいい子牛を撫でさせてもらったり、写真を撮ったりし、楽しむことができた。給食で飲んでいる“牛乳”が牛からいた だいていることにも関心を示していた。 5 パンジー・ビオラ植え 今年度も、68名の年長組がプランターにパンジーとビオラの苗をを一人一苗ずつ植えた。自分たちが卒園するころ から、小学校に入学するころにきれいな花を咲かせることを期待し、小さな手で大切に大切に植えることができた。 12月に植えることで、1月、2月、3月に根をしっかりとはらせ、春にはきれいに園庭を彩ってくれる。きれいに咲いた 花が新年長組の進級と新しく入園してくる新年少組の入園を祝ってくれることが期待される。苗を植えた年長組は、 昨年度の年長組にパンジーとビオラを植えてもらい自分たちの進級を祝ってもらったことを覚えている。今年度は自 分たちが花を育てて祝うことに喜びを感じている。そんな気持ちを大切に繰り返していきたい。 6 誘拐防止訓練 小田原警察、県のくらし安全課の方を迎えて誘拐に合わないようにするための約束や誘拐されそうになった時の対 応などロールプレイや映像などを通し学びました。自分の命は自分で守ることの意識にもつながっていったようでし た。 7 母親からのメッセージ 誕生会で職員と一緒に誕生者が劇を演じる。一人ひとり誕生を祝福され大切に育てられていることを実感すること ができるように、誕生について母親からのメッセージを紹介する。産み育ててくれた保護者への感謝の気持ちを持っ たり、自分のことと共に友だちや周りの人のことも大切に思えるよう、考える機会とする。 3 4 8 身近な人の出産から(絵 本「あかちゃんがうまれ た」) 身近な人の出産からの事例:職員の出産で、日に日に大きくなる腹部を優しくさする子どもたち。「いつうまれる の?」と楽しみにしている。お腹の中で育つ赤ちゃんの様子を想像する姿も見られた。担任の妻の出産までもを気に する姿もあった。また、絵本をとおして、生まれてくる事を皆が待ちわびている事や生まれた事に皆で喜ぶ描写を自 分と重ねる。自分が愛されて生まれ、育てられてきた事を知り、自分を子どもたちなりに大事にしようとする姿につな がっていくよう、様々な機会をとおして実践していく事が大事であると考える。職員のお腹の成長を、実際に目にする ことで、より実感する事ができ、考えるよい機会となった。 1