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プールからは子供たちの元気な声が聞こえてきます。早いもの
裏面有り 平成28年 7月 神戸市立渦が森小学校 電話 851-3185 http://www2.kobe-c.ed.jp/uzg-es/ 梅雨の合間を縫って、プールからは子供たちの元気な声が聞こえてきます。早いもので、 1 学期もあと約 1 か月となりました。 先日、「カラスが出られなくなっています。」と、子供が職員室に知らせに来てくれまし た。運動場に出て見てみると、3階の体育館の窓と窓を覆う柵の間に子供のカラスが入っ て出られなくなっていました。そして、それを心配するかのように渡り廊下の天井にカラ スがとまっていました。教頭と管理員がその窓まで行き、カラスが出られるように、長い 棒でカラスを窓と柵の隙間の方に追い込みました。すると子供のカラスが捕まえられると 思ったのでしょう、渡り廊下の上にいたカラスが、天井から飛び立って、あたかも教頭と 管理員を威嚇するかのように、「カー、カー」と大きな声を出しながら旋回し始めました。 別のところからもう一羽のカラスも飛び出して同じような行動をしました。子供のカラス を無事に脱出させてあげることができると、3 羽のカラスは、しばらく校舎の上を旋回し てから飛び去っていきました。私の中で、カラスの子供を思う行動に感動させられるとと もに、渦が森の PTA や地域の方々の子供を思う気持ちと重なりました。 6 月 22 日に渦っ子見守り隊が、東灘防犯協会に表彰され、盾を贈呈されました。渦っ子 見守り隊を含めて子供の登校や下校の様子を見守っていただいている各団体や PTA の方々 も含めて表彰していただいたのだと聞いております。日々、多くの地域の方や PTA の方々 が、子供たちの登下校を見守り、温かい声をかけてくださっています。先日の警報で登校 時刻が遅くなった日にも、その時間に合わせて多くの方が登校を見守ってくださってお り、頭の下がる思いでした。 1学期も残すところ約 1 か月、その後は長い休みを迎えますが、子供たちが安心して安全 に過ごすことができますよう、これからもご支援・ご協力よろしくお願いします。 校長 福島 勝