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新潟県立新発田病院 - 建築設備技術者協会

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新潟県立新発田病院 - 建築設備技術者協会
空調 衛生 電気
FLASH
③
新潟県立新発田病院
SHIBATA Hospital
Niigata Prefectural Hospital
舟 津 四 郎
齋 藤 一 彦
SHIRO FUNATSU
(㈱山下設計 監理部 副部長)
KAZUHIKO SAITO
(㈱山下設計 第1環境設計部 主管)
建築面積 10,435m2(本体のみ)
はじめに
延床面積 49,842m2(本体のみ)
本計画は,新潟県における県北地域の基幹病院
として,県立新発田病院の医療機能の充実強化を
はかるための移転新築と,新発田市から約30km
離れた村上市に位置する県立瀬波病院のリウマチ
用 途 病院・専門学校
病 床 数
新発田病院478床
リウマチセンター100床
構 造 SRC造/一部RC造(免震構造)
医療の専門病院としての医療機能の充実をはかる
ための移転併設を併せて行い,同時に県北地域唯
一の看護師養成機関として新発田病院附属看護専
門学校を整備するものである(写真−1,写真−
2)。
1.建築概要
建物名称 新潟県立新発田病院
建 築 主
新潟県病院局
所 在 地
新潟県新発田市本町1丁目2番8号
敷地面積
43,899m2
写真−2 建物東側外観
写真−1 建物西側外観(外構は平成18年10月完成予定)
2006・11・建築設備士 15
階 数
地上11階,塔屋1階
設 計
㈱山下設計
監 理
新潟県病院局・㈱山下設計
施 工
[建築]竹中・錢高・ロッテ・伊藤特定共同企業
体
[電気]日本電設・大島・陽光特定共同企業体
[空調]新菱・菱機・新菖・新潟日立特定共同企
業体
[衛生]ダイダン・ナカムラ・新潟企業特定共同
企業体
[搬送]シーメンス㈱
[コージェネレーション]新菱冷熱工業㈱
[エレベーター]日本オーチス・エレベーター㈱
2.建築計画
2.1
駅前という立地
新発田病院とリウマチセンターという2つの機
能を結びつけ,同時に駅と駅前商店街を結びつけ
る開放的な空間として,「ホスピタルモール(以
図−1 病棟基準階平面図
下HM)」を設けた。この空間には「地域連携セ
ンター」や店舗などを配置し「まち」とのつなが
りを意識した。また,市の駅前公園と一体的な外
3.機械設備計画
構計画により,駅前から連続した緑地空間につつ
3.1
まれた病院としている。
本計画において,次の事項を基本方針とした。
2.2
3つの機能の融合
¸
基本方針
新発田病院・リウマチセンターおよび看護専門
エネルギーの効率化,平準化による省エネ
ルギー計画
学校という複雑な3つの機能を,HMを中心に結
¹
療養環境に配慮した設備計画
びつけ,医療的な高機能化はもとより合理的で患
º
院内感染の防止対策
者さんの視点に立ったデザインを心がけている。
»
防災拠点としての設備計画
新発田病院外来診療部門の上部に設けた屋上庭園
¼
周囲環境,地球環境に配慮した設備計画
の活用や,最上階に設けた展望ラウンジなど,患
3.2
者さんのアメニティースペースを各所に配してい
本病院では,省エネルギー,地球環境に配慮し
る。
熱源設備計画
てコージェネレーションシステムを導入している。
2.3 「わかりやすさ」と「やさしさ」
コージェネレーション発電機は600kWのガスエ
とかく複雑になりがちな病院施設であるが,利
ンジン発電機2台からなり,供給中圧ガス管の耐
用者にとってわかりやすい施設とするため,外来
震認定を受け,法的に非常用発電機を兼ねるシス
部門のホスピタルストリートを軸とした平面計画
テムとなっている。発電電力は商用電源と系統連
や,見通しのきく病棟廊下(図−1)とするなど,
係をとり定時供給を行うとともにガスエンジンか
明快なサイン計画とあわせて「わかりやすい」施
らは排温水と排ガス蒸気ボイラーより排蒸気が取
設づくりを目指した。また,各所に額装などのア
り出され,冷房,暖房,給湯に利用する計画とな
ートを配置し,院内における目印としての機能と,
っている。
「やさしさ」を演出する「しかけ」として機能す
ることを意図している。
16
建築設備士・2006・11
主熱源は,ガス焚冷温水発生機500USRT2台
で,冷暖房運転を季節で切替える。この冷温水発
図−2 熱源フロー図
生機は排熱投入型となっており,40%以下の低負
荷時には,排温水のみで運転を行える仕様となっ
ている。
蒸気吸収式冷凍機500USRTは年間冷房用の熱
源であり,熱源には排蒸気を利用するとともに,
排蒸気の足りない時には貫流ボイラーでバックア
ップを行う。
図−3 個室的多床室
電気熱源の空冷チラー90USRTは同じく年間冷
房用の熱源とし,熱源立ち上げ時や低負荷時に使
用するために設置している。
暖房用には水−水熱交換器,蒸気−水熱交換器
を設置し,それぞれ排温水,排蒸気により年間を
通して温水供給が可能である。
2次側には冷水ヘッダー,温水ヘッダー,冷温
水ヘッダーを設け,冷水・温水の4管方式と冷温
水の2管方式で冷温水供給を行っている。それぞ
れ病院内でゾーン分けを行い,手術部門,ICU部
門,検査部門,ナースステーションなどは4管方
式,外来部門,事務部門などは2管方式としてい
写真−3 ファンコイルスイッチ
る。病室については方位別にゾーン分けを行い2
管方式としている。また,看護学校は2管方式と
している。
災害時の対応としては,排熱投入型冷温水発生
機と貫流ボイラーを都市ガスとA重油の切替専焼
型とし,都市ガスが途絶したときでも空調運転を
可能としている(図−2)
。
3.3
療養環境に配慮した空調計画
本病院の4床室は個室的多床室となっており,
あるが,4床室のFCUはベッド単位で風量の調
節ができる多床室用ファンコイルユニットを採用
している。
病室のファンコイルユニットは1床室のものも
含め,各病棟のナースステーションでスケジュー
ル運転の設定や中間期の発停禁止をすることを可
能としている。
全てのベッドに景色の見える窓を確保し,プライ
また,外来部門や病棟部門のファンコイルスイ
バシーの確保と眺望の両方を提供することを可能
ッチは,スイッチボタンが大きく,点字や突起の
としている(図−3)。
併記がされているユニバーサルデザインのスイッ
病室の空調方式は外調機とFCUによる方式で
チを採用している(写真−3)。
2006・11・建築設備士 17
図−5 災害拠点病院としての設備計画
更を行った。清潔な水流とは残留塩素濃度を管理
図−4 感染症病棟空調フロー
された水道水であるが,手術手洗いでは,給水と
給湯を混ぜ適温水にして供給を行うため,給湯の
3.4
感染症病棟
新発田病院には4室からなる第2種感染症病棟
があり,全外気空調方式としている。給気は感染
残留塩素濃度を一定に保つことが難しいことから
UF膜の手洗装置を設置している。
3.7
災害拠点病院としての設備計画
症病棟専用の外調機により行い,それぞれの病室
本病院は災害拠点病院として,災害時にも病院
に設置されたレヒータで室温調節を行う計画とし
機能を維持し,救援活動の拠点として位置づけら
ている。外調機停止時の逆流防止措置として,各
れている。このため,以下の3点を基本方針とし
室に全閉機構付CAVと空調機連動のMD,空調機
た。
内に高性能フィルターを設置している。
・地震発生時,医療機器などの設備への影響を
排気系統は病室,にHEPAフィルターと単独フ
最小限に抑えるため,免震構造を採用する。
ァンを設置しており,HEPAフィルターは殺菌酵
・大規模災害時,被災者に対する効率的かつ適
素添着のものを使用し,フィルター交換時の汚染
切な医療を提供するためのトリアージスペー
防止にも配慮している(図−4)。
スを設ける。
3.5
院内感染防止
・水,食料の備蓄スペースを設ける。
病院内には感染症病室をはじめとして隔離室や
トリアージスペースは1Fホスピタルストリー
陰圧室の排気系統にHEPAフィルターが設置され
ト,2F待合通路に設定し,医療ガスのアウトレ
ている。HEPAフィルターは初期圧損と最終圧損
ットを設けている。
の差が大きく,HEPAフィルターの目詰りにより
水に関しては,井水と雨水により水源を確保し
陰圧室のエアバランスが崩れるおそれがあるため,
ている。井水と雨水は通常時,砂ろ過により雑用
HEPAフィルターの設置されている排気系統には
水として使用し,市水途絶時には除鉄除マンガン
CAVを設置し,エアバランスを確保している。
ろ過,活性炭ろ過を行い,飲料水として供給する。
大風量系統のファンにはインバータを設置し,初
ろ過器は災害時には給水制限を行うことを前提と
期の圧力損失の小さいときには回転数を落とし,
し,通常時の使用水量の50%を供給できる能力を
消費電力の削減を行っている。
持たせている。
3.6
手術室の手洗方法
また,公共下水道の途絶を考慮し,地下ピット
「医療法施行規則の一部を改正する省令」(平成
内に3日分の病院排水を貯留できる汚水貯留槽を
17年2月施行)により,手術室の手洗いに関して
設置している。通常時は使用せず,排水管のバル
「滅菌手洗いの設備」が必要とされていたものが,
ブ切り替えにより,貯留槽へ流入する計画として
「清潔な手洗いの設備」でよいこととなった。こ
いる(図−5)。
れを受けて,手術用手洗いについて見直しを行っ
た。設計では逆浸透処理を行ったRO水を中央方
4.電気設備計画
式で必要各所に供給していたものを,手術手洗い,
4.1
ICU手洗いについてはUF膜組込の個別方式に変
24時間365日稼動の施設として,また地域の中
18
建築設備士・2006・11
基本方針
図−6 表示システム構成
核的役割を果たす病院として,次の項目を基本方
針とした。
¸
病院の利用者や医療従事者に対し,利便性
の向上を図る
¹
災害拠点病院としての安全・安心な機能確
保
º
LCCにすぐれた設備計画
以下にその実現のための設備内容を紹介する。
4.2
利便性の向上を図る設備機能
病院では患者に対し,会計待合表示,各科・診
察待合表示さらに連絡案内表示などのインフォメ
ーション機能や,看護支援としてのナースコール
やカメラモニター機能が必要となる。
写真−4 病室のディスプレイ表示器
近年の情報化技術や医療情報の電子化などの進
展は,ハード的には,サーバ,PC(パソコン),
内ディスプレイを設置するなど,インフォメーシ
ディスプレイをネットワークによりシステム融
ョン機能のインテリジェントを図った。
合・統合し,より高機能かつ利便性向上が可能で
ある。
本病院の「表示システム構成」を図−6に示す。
さらにナースコールシステムのセンター装置は,
従来のボード方式に替えサーバ+PC方式を採用
するとともに,コミュニケーションシステムの核
会計待合表示はPCとディスプレイ(液晶やプラ
となるDPBXを介してPHSと連係し,ナースやド
ズマ)の組合せにより,また各科待合表示では
クターに対する移動体通信を実現している。
HIS(Hospital Information System)・LANの情
そのほか,病室の患者表示は利便性よりパネル
報端末として待合いディスプレイの設置,院内双
盤に替えディスプレイ表示器とした(写真−4)
。
方向CATVネットワークのTV端末として連絡案
一方,ソフト的は病院情報などのコンテンツの
2006・11・建築設備士 19
電機(都市ガス13A)との系統連携運転を行うと
ともに,逆潮流有り(最低買電電力のカット)を
採用した。特にコージェネ発電機は非常用兼用の
ため都市ガス導管は耐震評価申請認可(400ガル)
を受け安全性を確保している。さらに一般停電時
にはコージェネ発電機と並列運転できるよう,ラ
イフライン途絶時(商用電力および都市ガス)に
は最低限,ICUなどの生命維持負荷に電力供給で
図−7 CGS装置据付詳細図
きるよう,保安用発電機を設置した。また,油燃
料備蓄については3日間とした。
配電系については,定期保守や機器更新あるい
充実を図るとともに,各システムとの融合・統合
は系統の事故などに対し,病院の機能の維持継続
を図ることで,ディスプレイを多機能化し,端末
が図れるよう2重化・冗長化によるバックアップ
の付加価値を高めた。
を計画した。さらに,生命維持負荷については無
4.3
安全と安心な設備機能の確保
災害拠点病院の持つべき条件として,自然災害
あるいは人的災害など,いかなる場合においても
瞬断電源供給が求められるため,無停電電源装置
(UPS)を設置している。「電源供給の信頼性確保
の概念」を図−8に示す。
機能の維持継続が求められる施設であり,その実
º
現には建物と設備の両面より,またハードとソフ
設備的には,水損のおそれのある電源室を2階
トの両面により対策対応が求められるが,ここで
に設置するとともに,設備の装置や機器および制
は,地震,電源供給,水損について述べる。
御盤などの架台基礎をフロアー面より立ち上げた。
¸
地震対策
建築構造は,大地震時に耐震構造や制振構造に
水損対策
また,水周り設備(便所,流し)を手術室や処置
室などの直上階には設けないこととした。
比べ,免震装置が地震エネルギーを吸収し,建物
さらに手術室やICUなどの重要医用室には,空
全体がゆっくり平行に揺れ,医療機器の転倒が微
冷個別パッケージ空調機の採用と漏水検知器を設
小で,かつ建築非構造材や建築設備の対策が軽減
置した。
できる“免震構造”を採用した。
その場合の建築設備の耐震性能は,地震応答解
4.4
¸
LCCにすぐれた設備
省エネ対策
析から得られる構造体の床応答加速度や層間変形
電熱源システムは,特高設備を回避でき経済的
に対し,その耐震安全性(甲種)を確保する設備
にも有効であるとともに,電熱独立システムに比
機器や配管の対策を行った。図−7に耐震と防振
べて8%程度の省エネ効果が期待できるコージェ
の性能を満足させた「CGS装置の据付詳細」を示
ネレーションシステムの導入を行った。
また,建物年間消費エネルギーの20%∼30%に
す。
¹
ライフライン,建物インフラ対策対応
もなる照明設備の省エネルギー対策は重要である。
①ライフライン
ハード的には蛍光灯や直管ダウンライトに関して
電気設備としては商用電力および電話局線の引
インバータ点灯方式を採用,またソフト的には共
き込みがある。本病院の電力引込みは,コージェ
用部照明のスケジュール制御,事務部門の昼光お
ネ採用により電力供給の危険分散(商用電力とコ
よび初期照度制御,あるいは階段照明の減光制御,
ージェネ電力)が図られたため,1回線受電とし
トイレの無人時自動消灯制御など,きめこまかく
た。また電話局線についてはNTTより光デジタ
対策を行った。
ル回線とアナログ回線の2種類を引き込むことで
¹
安全を確保した。
病院はエネルギー多消費施設であり,省コスト
省コスト・省資源対策
②建物インフラ
実現には稼動後のエネルギー管理(傾向や評価)
電源供給については,商用電力とコージェネ発
や,運用後の増設・改修・更新に際し,資源を無
20
建築設備士・2006・11
図−8 電源供給の信頼性確保の概念
駄なく有効に活用することが重要である。そのツ
校の関係者の方々に多大なるご指導とご鞭撻を賜
ールとしてBMS(ビルマネージメントシステム)
り,竣工を迎えることができたことを心より感謝
の導入を図った。
申し上げると共に,工事関係者の皆様に誌面を借
本病院のBMSの特徴は,建物の全施設設備
りて謝意を表します。
(平成18年9月7日 原稿受理)
(建築動力,電気,空調,衛生,昇降機,通信・
情報など)に対し,現況管理を目的とし,制御盤
やリモート盤の“予備・スペース率管理”や,竣
工図や総合図などの“CAD図管理”を採用した。
また運用管理者に対し,短絡保護協調や,複雑
な電源運転パターンなど,図面では読み取れない
情報・図面だけでは伝わりにくい情報を“計画情
報(文書や図表)
”として引継いた。
エネルギー管理では“コージェネ運転評価”
(発電機負荷率,発電効率,排熱回収率,排熱利
用率,電力・熱依存率,総合効率)を行い,計画
時の目標値との比較検証を行えるものとした。
さらに,県の施設として,今後の病院計画の参
考になるよう,建物寿命を50年とした“LCCの算
出”(修繕更新費,エネルギー費,維持管理人件
費,メーカ保守費)をメニューに加えた。
おわりに
新潟県病院局,新発田病院,瀬波病院,看護学
□建築概要
項目
建築名称
建築主
建設場所
地域・地区
建築用途
防火対象物
敷地面積
建築面積
延床面積
高さ(最高部)
階 数
構 造
工 期
設計者
監理者
発注方式
施工者
概要
新潟県立新発田病院
新潟県病院局
新潟県新発田市本町1丁目2番8号
準工業地域
病院・専門学校(病床数:新発田病院478床,
リウマチセンター100床)
消防法 施行令 別表第一 6項(イ)
43,899m2
2
11,358.00m
49,848.00m2
SGL+ 56.22m
地上11階,塔屋1階
SRC造(免震構造)
2003年12月∼2006年8月15日
㈱山下設計
新潟県病院局・㈱山下設計
分離
建築工事 竹中・錢高・ロッテ・伊藤特定共同企
業体
電気工事 日本電設・大島電気・陽光電気特定共
同企業体
空調工事 新菱・菱機・新菖・新潟日立特定共同
企業体
衛生工事 ダイダン・ナカムラ・新潟企業特定共
同企業体
コージェネ新菱冷熱工業㈱
エレベータ日本オーチス・エレベーター㈱
搬送
シーメンス㈱
2006・11・建築設備士 21
□電気設備概要
項目
受変電 引込み
設備
受変電形式
変圧器総容量
保安用 エンジン方式
発電機 発電機容量
燃料
設備
無停電 目的
電源設 バッテリー
備
方式
バッテリー
容量
直流電 目的
源設備 バッテリー
方式
バッテリー
容量
幹線動 幹線の種類
力設備
幹線方式
その他
中央監 監視方式
視設備 点数
伝送方式
照明設 主な照明器
具
備
主な照度
点滅制御方法
電話設 交換方式
交換機容量
備
電話機台数
放送設 AMP容量
スピーカ台数
備
個別放送箇
所
親時計回路数
子時計台数
主装置方式
ナースコー
ル方式
病室表示方式
インタ 系統数
ーホン 台数
設備
館 内 アンテナ
CATV H E チ ャ ン
ネル数
設備
直列ユニッ
ト数
ITV設 カメラ台数
モニタ台数
備
コントロー
ル方式
セキュ カードゲー
リテイ ト方式
カードゲー
設備
ト台数
防犯センサ
台数
自火報 主受信機方式
防排設 主な感知器
方式
備
主受信機設
置場所
副受信機設
置場所
避雷針 避雷方式
接地極方式
設備
接地設 接地の種類
接地導線方式
備
接地極方式
電気時
計設備
ナース
コール
設備
22
記載欄
6.6kV 1回線受電
薄型キュービクル
8,100kVA
ディーゼル
400kW
A重油,4日間
医療用/情報用
長寿命MSE
□空調設備概要
項目
熱源設
熱源方式
備
主要熱源
機器
熱源方式
主要熱源
機器
熱源方式
医療用200kVA/情報用50kVA
主要熱源
機器
熱源方式
非常照明・受変電操作用
長寿命MSE
1,000A/h
動力3φ3W200V,3φ3W400V
電灯コンセント1φ3W200/100V
CVケーブル+ラック
重要,最重要負荷は2重化
CRT集中
最大6,000点
BAnet
診察室 埋込下面開放HF32W
病室 埋込下面開放HDL16W
診察室 500 lx
病室 300 lx
フル2線方式により中央監視にて制御
中継台
局線数−32回線,内線数−1,200回線
一般644台,PHS285台
1,560W
1,442台
病院棟 1階RI,2階内視鏡,5階講堂
リウマチ棟 1階内視鏡,リハビリ,5階講
堂
17回線
315台
PC方式
押し釦+マイク+スピーカ,PHS連携
空調設
備
配管方式
主要空調
機器
換気設
備
排煙設
備
中央監
視設備
ディスプレイ(液晶)表示器
27系統
親機27台,子機38台
UHF,VHF,BS,CS(110°
)
4チャンネル
618個
77台
33台
システムコントローラー
非接触ICカード
49台
23台
GR型
煙感知器(但し病室は煙個別感知器)
防災センター
病室階SS,透析・ICUのSSなど
避雷針+棟上げ導体
構造体(免震層)利用
保安用,機能用,医療用
保安・機能用は専用線,医療用は鉄骨利用
保安・機能用は専用極,医療用は免震層利用
但し,保安・機能用は落雷時,自動切換器に
より免震層に等電位接地
建築設備士・2006・11
主要熱源
機器
その他
空調方式
自動制
御設備
その他
その他
換気方式
排煙方式
その他
監視点数
監視項目
その他
制御方式
概要
中圧13A,油切換利用
排熱投入型直焚冷温水発生機(冷・温熱源)
方式
1,758kW 2台
蒸気利用
二重効用吸収式冷凍機(冷熱源)方式
1,758kW 1台
電気利用
空冷チリングユニット(冷熱源)方式
315kW 1台
中圧13A,油切換利用
貫流ボイラ(温熱源)方式
1,250kW 5台
コージェネレーションシステム採用
外来診察系統 外調機+FCU方式
放射線系統 外調機+水冷PAC方式
RI系統 全外気空調方式
厨房系統 全外気空調方式
人工透析系統 外調機+FCU方式
病理検査系統 全外気空調方式
リハビリ系統 外調機+FCU方式
手術系統 単一ダクト+FFU方式
ICU系統 外調機+CCU方式
管理・医局系統 外調機+FCU方式
病棟系統 外調機+FCU方式
感染症病室系統 全外気空調方式
冷水・温水系統,冷温水系統,熱源水系統
空調機 48台
FCU 1,106台
CCU 117台
間接蒸気加湿方式
機械室系統 第一種換気
便所系統 第三種換気
機械排煙方式
7系統
3,212点
状態,警報,計測,積算,発停エラー監視,
運転時間/起動回数積算監視,アナログ上下
限監視
BACnet
電子方式
床冷暖房設備,床暖房設備,厨房天井換気設
備
無菌病室設備
□衛生設備概要
項目
給水設
水源
備
系統
給水方式
受水槽概要
高置水槽
概要
給湯設
備
排水設
備
衛生器
具設備
ガス設
備
消火設
備
その他
概要
上水,井水,雨水
上水,雑用水
重力給水方式(最上階加圧給水方式併用)
エポキシライニング鋼板製 有効270m3
3
上水・エポキシライニング鋼板製 有効45m
雑用水・エポキシライニング鋼板製
3
有効14m
給湯方式 ガス利用 中央方式
3
SUS444 有効7m 蒸気加熱500kW 温水加
その他
熱335kW
排水方式 建屋内:汚水雑排水 分流式
建屋外:汚水雑排水 合流式
自然流下,一部ポンプアップ
厨房排水グリーストラップ対応,小口径ます
その他
利用
主な特記 節水型器具,自動水栓採用
仕様
□コージェネ設備概要
項目
概要
コージ 発電機容量 600kW×2台
ェネ設 エンジン方式 ガスエンジン
温水,蒸気
排熱利用
備
都市ガス13A
燃料
非常用発電機兼用
その他
ガ ス 種 都市・13Aガス 中圧・低圧圧
別・圧力
設置設備 スプリンクラー設備,連結送水管設備
1,2階・4室 アルゴナイト消火設備
1階・1室 ダクト消火設備
厨房器具設 1階栄養課主厨房,2階外来厨房,11Fパン
トリー
備
医療ガス設備,井水・雨水処理設備,医療用
その他
水設備,医療排水処理設備,ボイラー排水処
理設備,RI排水処理設備,医療廃棄物処理設
備,ごみ処理設備,厨芥処理設備,中央集塵
設備,消雪設備
◇ ◇ ◇
◇ ◇ ◇
2006・11・建築設備士 23
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