山 見 遺跡・中 切 遺跡・新 神 馬 場 遺跡 その4

やま み
なかきり
しんかみばん ば
山見遺跡・中切遺跡・新神馬場遺跡
その４
所在地
： 多気郡多気町下出江（たきぐん たきちょう しもいずえ）
位置情報ＵＲＬ：三重県地図情報サービス 山見遺跡発掘調査現場
山見遺跡（３区）から、
鎌倉時代の遺構・遺物が！！
１１月上旬から、３遺跡の最後となる山見
遺跡の調査を開始しました。勢和保育園から
東へ 200ｍの位置にあります。
まず初めに調査した西側の２つの調査区
からは、中世の溝跡が見つかりました。
続いて、最も東側の調査区では中世（平安
時代末期～鎌倉時代）の土坑から数多くの土
器などが見つかりました。今回はこちらの調
査区についてご紹介します。
①
南北方向に長さ約８ｍの大きな土坑が見つかり、そこからは中世（平安時代末～鎌倉時代）の土師器
（皿・椀・鍋）や山茶碗、焼き物のおもり（土錘）などたくさんの遺物が出土しました。
②
道路沿いの場所に、江戸時代の溝跡が幾筋も並んでいるのが見つかりました。
←作業員の皆さんが
力を合わせて掘り進
めています。
山見遺跡の現場公開を行います
年内の発掘調査終了を目指して現在作業を進めていますが、これまでの調査で出土した
遺物や見つかった遺構などを見ていただくために、１２月１２日（土）１０：００～１２：
００に山見遺跡発掘調査現場を公開いたします。
ぜひご来場いただいて、地域の歴史に触れていただければ幸いです。
＜問い合わせ先＞
〒515-0325 三重県多気郡明和町竹川503
三重県埋蔵文化財センター調査研究１課
担当者：小原・嶋田
電話：0596-52-1732
FAX：0596-52-7035
E-mail：[email protected]