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11月号 - 台東区生涯学習センター

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11月号 - 台東区生涯学習センター
谷中小学校便り「やなか」H27.10.30
平成 27 年度11月号
台東区立 谷中小学校
校長
菅谷 万里子
忍耐力のある子供にするには
校長
菅谷
万里子
10月には様々な行事がありました。3年生は福島様による御尽
力で、谷中銀座で店員体験を行うことができました。(右写真・越後屋さ
んにて) 谷中まつりでは、練習を重ねた音楽クラブの子供たちが、初
音の森で腕前を披露しました。堂々と演奏している姿に嬉しく思い
ました。保護者や地域の方からも、たくさんの拍手をいただきまし
た。谷中菊まつりでは、パレードに参加し、2年生は夕方から山車
を引っ張り、4・5・6年生有志の子供たちは台東音頭を踊りなが
ら、盛り上げました。沿道の地域の方も笑顔で見守ってくださって
いました。谷中小の子供たちにこのような機会をいただき、貴重な経験をすることができたことにおまつ
りの実行委員会の皆様には深く感謝しています。この体験を通して、地域の一員である自覚が生まれ、将
来地域に貢献したり、地域の人との共生を大切にしたりする大人に成長していくことと思います。
さて、10月にはもう一つ、素晴らしい行事がありました。それは6年生の連合運動会です。9月に入
ってからおおよそ1ヶ月半、朝早くから放課後も使いながら、子供たちは練習し、当日は3位以内入賞が
4種目もありました。ここまで正直辛い日もあったかと思いますが、最後までモチベーションを高め、取
り組んでいました。子供たちがこんなに頑張ることができたのはなぜかなと考えると、一つは、自分の目
当てを明確化し掲げたことだと思います。やはり目標があるのとないのとでは、モチベーションが異なる
と思います。もう一つは、教員、子供たち同士の声かけ、声援だと思います。当日まで、担任はもちろ
ん、谷中小の教員はチームとなって、子供たちに指導してきました。子供たちも当日を含め他の子供たち
にエールを送っていました。誰かに声かけしてもらっている、応援してもらっていることが、心を強くし
忍耐強く頑張ることにつながっていったのではないかと思います。
また、忍耐力はふだんから我慢してやりとげることと
大いに関係があると思います。先日ノーベル賞を受賞し
た大村智・北里大特別栄誉教授は、子供の頃学校に登校
する前も帰ってきてからも、家の畑仕事を手伝っていて
弟さんに「その時の苦労があるから、勉強の苦労なんて
たいしたことない。」と言っていたそうです。ふだんか
ら何かしら子供たちに試練(仕事)を与え、やり遂げさ
せることも大事だなと感じました。ぜひ御家庭でもやっ
てみてはいかがでしょうか。
遅くなりましたが、よりよい谷中の子供たちの育成の
ために御家庭で心がけていただきたいことを「かがやけ
谷中の子」に載せました。近日中に配布予定です。ぜひ
スカイツリーをバックに、6 年生選手団記念写真(10.20)
お読みになり、実行していただければ幸いです。
①~⑥の数字は該当する学年です。
月
火
3
9 特別時程
①~③1:40 下校
④~⑥2:30 下校
ランチルーム給食
④⑤
16 全校朝会
ランチルーム給食
②⑥
1-1研究授業
10 読み聞かせ
避難訓練
就 学 時健 診 打ち
合わせ⑤6h
11 朝の学習
放課後教室
17 読み聞かせ
校外学習③
親子会食会⑤
23 勤労感謝の日
24 全校朝会
金曜時程
茶道教室④2・3h
30 全校朝会
保護者会④⑤⑥
14:45~
文化の日
水
2 特別時程
①~⑤1:40 下校
⑥2:30 下校
4
朝の学習
木
5
金
全校朝会
土
日
6 朝の学習
学習発表会
委員会活動
7 土曜学校公開日
学習発表会
8
12
就学時健診
13:45~
13 朝の学習
14
15
18 朝の学習
子供安全の日
(一斉下校)
安全指導
19 音楽朝会
クラブ活動
20 朝の学習
2-1研究授業
21
22
25 朝の学習
租税教室⑥3h
放課後教室
26 体育朝会
縦割り班活動
(中休み)
委員会活動
27 朝の学習
28
29
16日(月)5校時 1年1組 国語 研究授業
保護者の皆様も
20日(金)5校時 2年1組 国語 研究授業
本物に触れる喜び
ぜひ御参観ください。
2 日・9 日は特別時程で通
常の下校時間と異なりま
すので御注意ください。
―尺八体験教室―
10月3日の土曜学校公開での演奏会に引き続き、8日(木)
、尺八
奏者のき乃はちさんをお招きして、5年生を対象に尺八教室を行いま
した。5年生の児童全員が尺八に触れ、実際に吹く体験をしました。
最初は音を出すのも一苦労でしたが、徐々に吹き方のコツを掴んで多
くの児童が音を出すことができました。
また、迫力のある尺八と三味線の生演奏も聴かせていただき、子供
たちは引き込まれていました。学校公開で行われたコンサートや、民
謡教室、今回の尺八体験など日本の伝統文化を直に感じる貴重な体験
をたくさんすることができました。(右写真:き乃はちさんに尺八の構え方を
教わる児童)
◆◇◆◇◆◇ お知らせ ◇◆◇◆◇◆
《内科校医・齊藤先生御退任》 昭和56年から30年以上にわたり本校の内科校医として親子2代にわた
り健康を見守っていただきました齊藤實先生ですが、このたび体調を崩され本校校医を御退任されることに
なりました。齊藤先生が一日も早くお元気になるようお祈り申し上げます。
後任には下谷医師会からの推薦で柴田雄介先生(医療法人社団 柴田小児科院長、台東区松が谷3-16
-4)にお願いすることになりました。11月の就学時健診からお世話になります。
《用務主事・泉秀典さん退職》 5月から本校の用務主事としてお勤めくださった泉さんは、故郷の北海道
へお帰りになるため、11月はじめの引き継ぎの後、御退職することになりました。後任の用務主事につい
ては、後日お知らせいたします。
《理科講師・楠田惠子先生》 平成16年度、そして24~26年度、本校の理科非常勤講師として、子供
たちに科学の楽しさを教えてくださった楠田惠子先生におかれましては、療養中のところ薬石効なく10月
13日(火)に御逝去されました。享年62歳という若さでした。ここに謹んで哀悼の意を表し、御冥福を
お祈りいたします。
谷中小学校便り「やなか」H27.10.30
6年担任 須田恵介 佐藤秀人
10月20日(火)
、台東リバーサイドスポーツセンター陸上競技場に台東区内の全小学校の6年生が集まり、連合運
動会が開催されました。当日は天気もよく、児童も良いコンディションで臨むことができました。長距離走・短距離走・
ハードル走・走り幅跳び・走り高跳び・400mリレーと、児童はそれぞれの種目の練習に、毎日熱心に取り組み力を伸
ばしてきました。本番では、自分の種目で全力を出すのみでなく、同じ谷中小の仲間にも大きな声援を送りました。ま
た、同じ種目に出場する他校の児童とも、励まし合いながら競技に臨むというスポーツマンらしい態度も見られました。
全員の児童が自分の出せる力を出し、競技に取り組む姿を見て、担任としてとても嬉しく感じました。保護者の皆様に
もゼッケンの用意や熱い応援等、たくさんの御協力をいただきました。本当にありがとうございました。
ブが初音の森特設ステージで演奏させていただきました。当
日は、
『谷中の宇宙へ』
『それが大事』の2曲を演奏した後、
会場のお客様からの温かい拍手とアンコールをいただき、谷
中小学校のテーマソングでもある『猫町ラプソディー』の演
奏で締めくくりました。本番では、インタビュー形式で各パ
ートの代表が前に出てきて発表するなど、演奏だけでなく、
どうすれば音楽クラブのことを聴いてくださるお客様に少し
でも分かっていただけるか、部長や副部長が中心となって一
6年1組 中村 凜太郎
ぼくは 1000m 走に出場しました。本番では2
10月10日に行われた谷中まつりでは、今年も音楽クラ
6年2組 副田 瑞葵
生懸命考え、プログラムを企画しました。インタビュー形式で各パート
私は 50m 走に出場しました。私の目標は8秒台
の代表が前に出てきて発表するなど、演奏と同様良い緊張感の中で頑張
組目に走り、その中での順位は2位でしたが、
で走り、同じレースの8人中5位までに入ること
全体では3位以内に入ることはできませんでし
れたようです。お揃いの T シャツと「音楽クラブの頑張る仲間の印」で
でした。しかし、9.1秒でした。緊張してスタ
た。しかし、自己ベストの3分34秒というタ
ある黄色のバンダナを身に付け、今年も楽しく演奏することができまし
ートで出遅れてしまったことがすごくくやしいで
イムを出し、9位入賞という成績を残すことが
た。このような地域の行事に参加することのできる舞台は、これまでの
す。これからは最後までしっかりと腕を振って走
できました。当日まで応援してくれたお父さ
練習の成果を発揮することのできる大変貴重な機会となっています。当
れるようにし、6年生のうちに8秒台で走れるよ
ん、お母さん、朝早くから指導してくださった
日会場で演奏を聴いてくださった保護者の方々、地域の方々、温かい御
うにしたいです。
声援をありがとうございました。
先生方、ありがとうございました。
菊まつりでは、事前の準備として実行委員長の野池様を始め、地域の方々に御協力いただき、2 年生が生
活科の授業で一緒に旗を竹竿につけ、みんなで三﨑坂に旗を立てる活動を行いました。菊まつり当日に向け
て盛り上がっていました。
当日は、今年も 2 年生の有志が菊まつりのパレードで山車を引くという大きな役割を果たしました。夕
方、そろいの法被と豆絞りで学校に集まり、PTA の山本会
長や、地域の方々に激励していただき、夜店通りを1時間
ほどかけて、太鼓が乗った大きな山車を谷中小学校前まで
引きました。2年生からは「太鼓の音が大きくてびっくり
した。」
「周りにお客さんがたくさんいて、応援してくれて
うれしかった。
」という感想が聞かれました。最後に記念
6年1組 牧野 実結
6年2組 浅香 蓮
品をいただき、思い出に残る楽しい時間を過ごせました。
私の連合運動会での目標は、走り幅跳びで
また、今年も山車を先導する形で、4年生以上の有志児童
300cm 以上跳ぶことでした。その目標に向けて
・保護者の皆様が『台東音頭』を踊りました。谷中小学校
9月の終わりごろから練習を重ねてきました。
の児童は地域の行事にも積極的に参加しています。
ぼくは連合運動会で 50m走に出場しまし
本番は緊張して 300cm 以上は跳ぶことができま
た。同じレースの中では2番目でした。しか
せんでしたが、自己記録を超えることができま
し、結果発表では全体の3位までには入りませ
した。
んでした。ですが、本番では練習の時よりも全
私は目標を達成できなくても、今までの練習
力で走れたのでよかったです。記録は自己ベス
は無駄ではないと思っています。練習や連合運
トでした。
動会当日に仲間と努力することと、敵や味方関
走るときはすごく緊張しましたが、優勝した
係なく同じ種目で戦う仲間として応援すること
い気持ちがあったので全力で走ることができま
の大切さを学びました。今回学んだことはこれ
した。
からも役に立っていくと思います。
谷中小の法被を着て山車を引く2年生
『防災広場初音の森』の使用について』
生活指導主任 古平直子
「初音の森がきれいに整備されて良かったのですが、小・中学生くらいの子供たちが金属バットを使って野
球をしていて怖いので注意していただけませんか」と、小さいお子さんの保護者の方から区役所に投書があ
ったそうです。学校で確認したところ、バットを使って固いボール(軟球も含む)を使って遊んだりしてい
る様子がみられます。広場には、以前から広場のきまりとして、
【他者の迷惑となるボール使用(球技など)
は禁止します】との掲示がされています。防災広場を管理している台東区危機管理課の話では、ゴムボール
のような柔らかいボール使用はいいとのことでした。学校で遊び方の指導をしましたので、御家庭でも話し
合ってみてください。
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