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(し尿等収集運搬事業、架装等業務委託) (PDF形式:176KB)
事務事業評価(事前)シート 整 理 番 号 37004 提 出 日 評価対象年度 27年度 事業担当課 廃棄物対策課・環境整備課 編 成 区 分 11月補正 担当者・内線 平元・3144、丸山・3173 事務事業名 し尿汲取費(し尿等収集運搬事業、架装等業務委託) 基 本 施 策 D2 基本施策の目的 (対象と意図) 個 別 施 策 個別施策の目的 (対象と意図) 事 業 目 的 平成27年10月9日 新 規 拡 大 循環型社会の形成を推進します 対 象 意 図 ごみ減量・リサイクルに対する意識を高め、循環型社会の形 成に取り組んでいる。 市民及び事業者が D2-2 廃棄物の適正処理と処理施設の整備を進めます 対 象 意 図 廃棄物が 適正に処理されている。 平成28年1月からのし尿等搬入先の変更に伴い、従来の方法を見直すことにより、し尿等 の収集運搬作業の効率化を図る。 また、作業効率の面から増車するし尿運搬車両に対し、地元住民との協議に基づき、架装 パネルや脱臭器を整備する。 平成28年1月より、クリーンセンター(茂里町)の廃止に伴う琴海クリーンセンター(琴海尾 戸町)及び長崎半島クリーンセンター(脇岬町)における試験運転(28年1月~3月)及び本格 稼働によるし尿等搬入開始に伴い、クリーンながさきで収集している旧長崎市地区のし尿等 を市内の複数の場所(3ヶ所)で積み替え、業務委託により両クリーンセンターへの搬入を行 う。 また、地元住民との協議に基づく2tバキューム車4台へのパネル架装、臭気対策としてし 尿運搬用10t車への脱臭器架装を委託により整備する。 ・運搬業務委託 業務委託(1)…茂里町~琴海CC・長崎半島CC 10,180千円 業務委託(2)…田中町~琴海CC 5,763千円 業務委託(3)…川原町~長崎半島CC 4,885千円 小計20,828千円 ・バキューム車の整備 パネル架装業務委託 3,024千円×4台=12,096千円 脱臭器架装業務委託 2,977千円×1台= 2,977千円 小計15,073千円 クリーンセンターの廃止により、琴海クリーンセンター及び長崎半島クリーンセンターへの 搬入を実施することになったが、旧長崎市エリアからの収集車の直送は運搬時間や収集運 搬体制(人員・車両)にロスが多く、積み替えを行いその解消をしようとするもの。今後につい 事業の必要性 (現状における問題点と ては、し尿等収集量が年々減少していることから、その推移を見ながら本事業の廃止時期を その要因、今後の課題) 検討する必要がある。 また、バキューム車整備については、2t車は地元地区との協議事項の中で、パネル設置 を約束しており、10t車は住宅地内での積み替えを行うため、臭気対策を要する。 事 業 概 要 現クリーンセンター(茂里町)の稼働開始でも地元の理解・同意については、かなり説明を 市民等との協働について 要したこともあり、積み替え場所の地元住民(茂里町のほか田中町・川原町)の意見を踏ま えた対応も検討する必要がある。 事 業 期 間 予 算 額 単年度 金額(千円) 当 年 度 総 額 35,901 単年度繰り返し 国 県 期間限定 ( 年度~ 年度 ) 地方債 その他 一般財源 35,901 指標(単位) 成 果 年 度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 平成31年度 ( 活 動 目 標 値 ) 指 標 成果指標及び 目標値の説明 評 価 結 果 (1) 評価会議として判断した今後の事業の方向性と理由 採択 所管案のとおり 事業のやり方改善 事業統廃合 その他 不採択 企画不十分 一部不採択 企画不十分 事業規模拡大 事業規模縮小 (2) 評価会議における指摘事項 クリーンセンターの廃止に伴う琴海及び長崎半島クリーンセンターへのし尿の搬入において、収集運搬作業の効率 化を図るために積替作業を行おうとするものであり、事業の実施は適当である。また、積替作業に伴う架装パネルや 脱臭器については、積替場所周辺の住民への必要な配慮であり、整備は適当である。 ただし、事業の実施にあたっては、次の事項について整理すること。 ・許可業者が所有するタンクを使用するにあたり、市が費用負担する旧市内積替分と、本来、業者が処分場に運搬す べき分との区別に関する考え方。 ・業者が準備するバキューム車への架装について、委託料での予算計上は適当でないと考えられるため、補助金、負 担金での予算計上を検討すること。 ・架装パネルや脱臭器の整備は、施工事業者が限定されることから、整備方法や時期、委託料等の適正化を図るこ と。 ・地元との協定期限や、し尿等収集量の減少を踏まえた、処理方法や施設の使用にかかる今後の方向性を明確にす ること。