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「9.スケジュール」に変更がありましたので、朱記のとおり訂正させて頂き

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「9.スケジュール」に変更がありましたので、朱記のとおり訂正させて頂き
「9.スケジュール」に変更がありましたので、朱記のとおり訂正させて頂きます。
(平成 26 年 5 月 9 日)
「平成 26 年度技術ソリューション事業 (フェーズ1案件)」の公募について
平成 26 年 2 月 7 日
独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構
契約担当役 石油開発技術本部長
辻 喜弘
「技術ソリューション事業」(以下「本事業」という。)は、石油・天然ガス資源を自国内に有する国
営石油・ガス会社や国際石油・ガス開発会社(以下「産油国等」)が抱える技術的課題(ニーズ)に
ついて、当機構とわが国企業等が一体となって技術的解決策(=ソリューション)を産油国等に対
し提案などを行うことにより、産油国等との関係を強化し、石油・天然ガスの権益などの取得につ
なげていくことを目標とする事業です。
本事業においては、わが国企業等が保有する様々な技術(シーズ)を単独で、あるいはそれら
複数の技術を当機構とわが国企業等がパッケージ化して、技術ソリューションとして産油国等に
提案することを目指しております。
これには単に石油・ガス開発技術のみならず様々な単体の技術(要素技術)が必要であり、こ
のような技術を、資源開発に関わる企業に限らず様々な業種・分野で優れた技術を有するわが国
企業等から幅広くご提案いただきたく、下記のとおり公募いたします。
記
1.
「平成 26 年度技術ソリューション事業 (フェーズ1案件)」の位置づけおよび技術指針
1.1 「平成 26 年度技術ソリューション事業 (フェーズ1案件)」の位置づけ
・「技術ソリューション事業」は、技術の開発段階に応じて、
(フェーズ1)技術開発段階【今回の公募対象】
(フェーズ2)実証準備段階
(フェーズ3)現場実証段階
に分類されます。
本公募では、上記のフェーズ 1 案件(フィールド実証試験より前段階の技術開発)を採択候補
対象とします。フェーズ 1 案件の対象は、産油国へのソリューション提案という事業目的を考慮し、
ニーズが確認されて産油国との連携(共同研究や実証試験に向けた連携)への道のりが明確と
判断される技術の開発、及び技術的インパクトが大きく、産油国との関係強化に資すると判断さ
れる技術の開発とします。
1
1.2 「平成 26 年度技術ソリューション事業 (フェーズ1案件)」の技術分野例
技術ソリューション事業で対象となる技術分野の例として、1.2.1 に挙げる JOGMEC の 4 大重点
技術分野であり国営石油会社等にとってニーズが強いと想定される、「非在来型資源開発技術」、
「海洋油ガス田開発技術」、「油ガス増進回収技術」、「環境調和型油ガス田開発技術」が挙げら
れますが、1.2.2 に示されるように、その他の分野についても採択対象とします。各技術分野の詳
細については、別添 3「技術ソリューション事業に関する技術指針解説書」をご参照ください。
1.2.1 JOGMEC 重点技術分野の要素技術

「非在来型資源開発技術」関連要素技術(例)

シェール層/タイト層の評価・モニタリング技術

生物分解性・環境適合性素材開発(プロパント、圧入ケミカル、掘削・仕上げ流体)

CO2 フラクチャリング技術

重質油開発(水蒸気攻法)における生産水環境適合処理技術

上記以外の重質油開発関連技術
・生産量把握技術:重質油用多相流流量計
・部分改質技術および生成物改良技術(オレフィン除去、粘度低減、等)
・SAGD 用ボイラーからの排ガス処理技術(脱硫、脱哨、CO2 回収、等)

「海洋油ガス田開発技術」関連要素技術(例)

大水深開発技術

氷海開発技術

「油ガス増進回収技術」関連要素技術(例)

ナノ/マイクロバブル、ナノ粒子、有機ナノチューブ、マイクロカプセル、低濃度塩水
の利用

人工採油技術の高効率化
 ケミカル攻法の圧入薬剤の低環境負荷化および分離・処理技術

微生物利用による EOR、資源再生・環境適合技術(圧入 CO2 を利用した残油のメタン
ガス化)

「環境調和型油ガス田開発技術」関連要素技術(例)

天然ガスからの不純物(CO2、H2S、N2 等)除去・分離・有効利用技術

随伴水処理技術、脱塩技術

随伴水、重質油等からの有用物質回収技術、有害物質除去技術

随伴ガスからの有用物質回収技術、有害物質除去技術
2

自然起源放射性物質(NORMs1)可視化・管理技術

スラッジ処理技術
(2)上記以外の要素技術

油層キャラクタリゼーション・モニタリング技術

光ファイバーによる坑内温度・圧力計測技術

光ファイバーによるガス検知技術

クロスウェル地震探査・電磁探査・岩石物性・イメージング技術を統合したモニタリ
ング技術

常時震源・常時多成分地震観測技術並びに高精度イメージング技術を用いたモニタリ
ング技術

マルチアジマス地震探査データを用いた異方性・フラクチャー解析技術

コアサンプル採取(地下状態での加圧下採取を含む)及び分析技術

掘削・開発技術

HPHT(高温・高圧)フィールド開発技術

坑井掘削における掘進効率向上に関する技術

坑壁安定性等、坑井を確実に削井する技術

掘削費削減に関する技術

坑井健全性に関する技術

ロボティクスを活用した掘削設備等の自動化技術

IT を活用した生産計画の最適化・生産設備の自動化技術(デジタルオイルフィールド)

石油・天然ガスの有効利用技術

GTL 関連技術

合成ガス製造関連技術

フィッシャートロプシュ関連技術

随伴ガスフレアカット

次世代 GTL
2.
事業実施期間
実施期間は原則として 2 ヶ年度以内とします。
また本公募にてご提案いただく技術開発期間終了後(次のフェーズ)の計画につきましても審
査の参考にしますので、次のフェーズも含めた技術開発計画の全体像もできる限りご提示下さい。
なお、契約期間は最長で 2 ヶ年度としますが、進捗内容については年度毎に評価し、評価結
1
NORM:Naturally Occurring Radioactive Material、自然起源放射性物質
3
果によっては期間を変更・短縮することがあります。また国の予算や初年度の進捗状況によ
っては、技術開発期間の変更・中止があり得ますのでご留意下さい。
3. 費用見積
ご提示額は、技術開発スケジュールとその単価を明確にした上で合計額をご記載ください。
内訳は、提案書記載例(別添 1)を参照してください。
4. 費用負担
本技術開発で要した実費(人件費、直接経費、外注費等)と当機構が認める費用(管理費等)に
つき、当機構の規程・予算の範囲内で全額を限度として負担します。なお、予算の都合上、費用
の変更があり得ますのでご留意下さい。
5. 契約額上限
1件につき 1 億円を上限と致します。
(上記金額は限度額であり、提案費用は審査の対象項目となります。)
6.成果の帰属・知財
技術開発・実証の成果である知的財産権等につきましては以下のとおり取り扱います。なお、
応募時には予め、当該技術の優位性・類似特許を調査して下さい。
・採択された委託契約先の成果・知財等に係る権利持分割合は 50%を上限とし、当機構との
原則共有とします。
・特許出願等に係る費用は持ち分割合に応じ双方で負担するものとします。
・共有成果の自己実施は原則自由とします。
・共有成果の第三者への実施許諾は相手方の同意を必要とします。ただし、合理的な理由が
なく当該同意を拒否することはできないこととします。
・当機構および委託契約先は、共有成果に基づき収入(自己実施を含む)を得た場合、当該収
入の一部を実施料として相手方に支払うものとします。
・尚、詳細は上述の取り決めの範囲内で、当機構と委託契約先で協議の上決定いたします。
7.応募要領
7.1 応募資格
次の全ての条件を満たすことが必要です。
・
当機構の契約事務取扱要領第7条及び機構の契約に係る競争参加者資格審査に係る
事務取扱要領の規程による平成 25・26・27 年度における物品の製造・販売等に係る一
般競争参加者のうち、「役務の提供等」で「A」、「B」、「C」若しくは「D」の等級に格付け
されている者、又は提案書提出日までに同資格を取得することができる者であること。
・
当該業務を適切に遂行できる体制を有していること。
・
当該業務を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有していること。
4
・
別添 2 の契約書案に従い契約締結が可能であること。ただし、一部内容に関しては協議
の上変更が可能な条項もございますので、応募時にご相談ください。
・
当機構の「競争参加者の資格に係る公示」の「3 競争に参加することができない者」に
該当しない者であること。現在、国又は政府関係機関等から補助金交付の停止又は契
約に係る指名停止等の行政処分を受けている期間中でないこと。
・
原則として日本国内に居所(法人の場合は営業所)を有する個人または法人である
こと。
なお、複数の法人による共同体を構成して提案する場合は、実施機関ごとに代表者
を決めたうえ、更にそれらの共同体の中心となり技術開発全体を総括する共同体の技
術開発代表者(以下「総括代表者」という。)を決め、総括代表者とその他の実施機関の
代表者との連名により応募を行っていただきます。総括代表者(又は総括代表者が属す
る組織)は、技術開発事業に関する共同体を代表して契約を当機構と結び、会計事務
等を代表して行うことが求められます。会計事務を代表して行うことが困難な場合は契
約出来ないことがあります。
7.2 応募方法
応募者は別添 1 に従って提案書を作成し、下記のとおり、簡易書留にてご郵送下さい。なお、
経営基盤を評価することが出来る資料(Annual Report など)もご提出お願いいたします。
*FAX、E-mail での提案書類の提出は受付けられませんのでご注意ください。
*提案書は日本語で作成ください(専門用語、図表等は除く)。

提出期限:
平成 26 年 3 月 7 日(金) (必着)

提出先:
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構
石油開発技術本部 技術ソリューション事務局
〒261-0025 千葉県千葉市美浜区浜田 1 丁目 2 番 2 号

提出物:
・提案書(印刷版 1 部、及び編集可能な形式:
Microsoft Word 2003 以降のバージョン:で電子ファイルを
格納した CD-R 等)
・経営基盤を評価することができる資料(Annual Report 等)
・競争参加者の「資格決定通知書」(7.1 応募資格参照)
8. 選定・審査等
(1)審査方法
技術開発案件の選定・審査は、応募されたものの中から本事業目的に沿うものを対象に、第三
者で構成する外部委員会への諮問を経て当機構が実施します。
なお、審査の過程において実施内容、費用等について当機構事務局と応募者との協議により
変更をお願いすることがあり得ます。
5
審査は非公開で行われ、審査の経過に関する問い合わせには応じないこととしていますのでご
承知おき下さい。
採否結果に関する問い合わせには当機構 石油開発技術本部技術ソリューション事業事務局
が対応します。ただし、採否の結果が覆ることはありません。
(2)審査基準
審査は以下の内容について実施します。
① 技術の優位性、開発段階
わが国がどれほど優位性を持つ技術であるか。(例えば、ある分野で製品販売シェア上位に
あるグローバルニッチ技術の改良や、石油分野以外での先端先進技術の転用等)
また、今後 5 年以内を目途に実証段階または実用化レベルに到達しうる可能性がどれほど高
い技術であるか。
② 石油ガス分野への利用可能性と波及効果
産油国等が持つ技術的課題(ニーズ)の解決に寄与する可能性の大きさ。
また、当該技術が石油ガス開発への適用に成功した場合(単独でも他技術との組み合わせで
も良い)の、産油国等との関係強化に資する波及効果の大きさ。
③ 技術開発計画・目標の妥当性
目標の設定が妥当で実現性が高く、費用が適切で実施可能な技術開発計画であるか。
④ 実施体制
技術開発プロジェクトの実施に必要十分な体制(人的能力(主要な担当者の能力・経験、技術
営業力等)、他組織との連携の適切性)、設備を有しているか。
9.スケジュール
2月7日
公募開始
3月7日
公募締め切り
3 月中旬~4 月 内部評価
当機構内にて実施
3 月下旬~4 月 ヒアリング
公募締め切り後、必要に応じ実施
6 月上旬
外部委員会
外部有識者による審査
6 月中旬
採択案件決定
外部委員会への諮問結果を受け、当機構が決定
通知
採否の結果を全応募者に通知し、採択案件を当機構のホー
ムページに掲載
7 月(見込み)
契約
委託契約を締結
10.契約の公表に係る留意事項
独立行政法人が行う契約については、「独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方針」(平
成22年12月7日閣議決定)において、独立行政法人と一定の関係を有する法人と契約をす
る場合には、当該法人への再就職の状況、当該法人との間の取引等の状況について情報を
6
公開するなどの取組を進めるとされているところです。
これに基づき、以下のとおり、当機構との関係に係る情報を当機構のホームページで公表する
こととしますので、所要の情報の当方への提供及び情報の公表に同意の上で、応札若しくは
応募又は契約の締結を行っていただくよう御理解と御協力をお願いいたします。
なお、案件への応札若しくは応募又は契約の締結をもって同意されたものとみなさせていただ
きます。
10.1 公表の対象となる契約先
次のいずれにも該当する契約先
・ 当機構において役員を経験した者(役員経験者)が再就職していること又は課長相当職
以上の職を経験した者(課長相当職以上経験者)が役員、顧問等として再就職している
こと
・ 当機構との間の取引高が、総売上高又は事業収入の3分の1以上を占めていること
※ 予定価格が一定の金額を超えない契約や光熱水費の支出に係る契約等は対象外
10.2 公表する情報
上記に該当する契約先について、契約ごとに、物品役務等の名称及び数量、契約締結日、
契約先の名称、契約金額等と併せ、次に掲げる情報を公表します。
・
当機構の役員経験者及び課長相当職以上経験者(当機構OB)の人数、職名及び当機
構における最終職名
・
当機構との間の取引高
・
総売上高又は事業収入に占める当機構との間の取引高の割合が、次の区分のいずれ
かに該当する旨
(3分の1以上2分の1未満、2分の1以上3分の2未満、又は3分の2以上)
・
一者応札又は一者応募である場合はその旨
10.3 当方に提供していただく情報
・
契約締結日時点で在職している当機構OBに係る情報(人数、現在の職名及び当機構
における最終職名等)
・
直近の事業年度における総売上高又は事業収入及び当機構との間の取引高
10.4 公表日
契約締結日の翌日から起算して原則として72日以内
11. その他
・
技術開発終了後に、当機構は実施案件ごとに外部委員会による事後評価を行いますが、
7
その際に、委託契約先にも意見を聴取することがあります。
・事後評価結果は、当該技術開発期間終了後に次フェーズへ移行する際の判断材料に反
映されることがあります。
・本事業に係る契約締結は、当該契約に係る平成 26 年度予算が成立することを条件としま
す。予算状況により変更となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
12. お問い合わせ
本公募に関するお問い合わせにつきましては、下記アドレスまで E メールにてお願いします。
お電話でのお問い合わせはお受けしかねますので、ご了承ください。
なお、お問い合わせおよびそれに対するご回答は必要に応じて、当機構ホームページ上で
公開させていただきます。
石油開発技術本部 技術ソリューション事業事務局
E メールアドレス: [email protected]
別添 1 : 提案書様式
別添 2 : 契約書案
別添 3 : 技術ソリューション事業に関する技術指針解説書
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