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12月号
品川学園だより
品川区立小中一貫校 品川学園
校 長 新井 陽子
自分と未来は
変えられる
№9
平成2 6 年1 1 月2 8 日
校長
新井
陽子
11月に入ると、都会の木々も紅葉を始めます。毎日眺めていると、木々のどのあたり
から色づき始めるのか、そして、その理由は何かなど、次々と疑問がわいてきます。自分
なりに答えを出して納得しているのですが、それでも真ん中のイチョウだけ黄葉が遅い理
由はとんと分かりませんでした。物事には原因(要因)があって結果があるのですから、
そのイチョウにはそのイチョウなりの理由があるのでしょうね。
さ て 、本 校 の 子 供 た ち が 落 ち 着 い て 生 活 す る よ う に な っ た の に も 理 由 が あ り ま す 。私 は 、
保護者と教職員、地域の方々とのコラボがうまくいってきたからだと思っています。たと
えば、先日、行われた東海道ウォーキング。何のトラブルもなく、夕方6時には全員がゴ
ールすることができました。問題が起こらないように万全の準備をしてくださったPTA
役員、保護者ボランティアの方々。バナナなどの寄付をしてくださった地域の方々。子供
と一緒に歩き、会話を楽しんでいる教員や保護者の皆様。子供を思う気持ちが重なり合っ
て、それが子供の心にも響くのだと思います。
でも、個々に見ていけば、うまくいっていることばかりではありません。自分が一所懸
命 に や っ て い る 時 は 、つ い 相 手 を 責 め た く な り ま す 。そ ん な 時 こ そ 、
「他人と過去は変えら
れ な い が 、 自 分 と 未 来 は 変 え ら れ る 。」 と い う 言 葉 を 思 い 出 し て ほ し い の で す 。 た と え ば 、
「 ふ ざ け て い る 場 合 じ ゃ な い で し ょ う ! 」と「 集 中 で き な い よ う で す ね 。」は 、同 じ 場 面 で
発した言葉ですが、相手への思いは異なります。前者が相手を責めているのに対し、後者
は相手の状況を心配しているのです。
どんな時でも、相手に譲歩を求める前に、自分にも変えられることがあると思ってほし
い 。そ う 思 い ま す 。
「 歩 」と は 、止 ま る こ と が 少 な い こ と を 表 し て い ま す 。一 人 一 人 が 一 歩
ずつ行動することで、お互いが育ち合う環境を作っていきたいと考えています。
<品川第一地区防災訓練に品川学園ポンプ隊が参加 7・8年>
<正門掲示装飾8年インテリア係>
後期 委員 会活 動・委 員長紹介
児童・生徒会担 当 久松 愛
児 童 生 徒 会 を 中 心 に 、「 礼 儀 」「 仁 義 」「 信 義 」「 心 気 」 を 大 切 に す る 学 校 を 目 指 し て 活 動
しています。8・9年生の顧問・副顧問にも助言をもらいながら頑張っています。
学級委員会委員長:7年 武内 大和
生活委員会委員長:7年 岩本 拓巳
広報委員会委員長:7年 永井 真平
図書委員会委員長:7年 岡部 俊介
保健給食委員会委員長:7年 安保 渚
環境委員会委員長:7年 村戸 柚太
スクラムを組んで 劇「おたまじゃくしの130ちゃん」
1年担任
「みんなで力を合わせてスクラムだ!」このせりふに1年生の劇のテーマが
込められています。まさに練習もスクラムを組んで進めました。実は、練習
を最初から最後まで通して行えたのは、リハーサルの前日でした。それでも
無事に本番を演じきることができたのは、子供同士が組んだスクラムのおか
げです。舞台袖からせりふを教えてあげる子供、移動のタイミングでそっと
背中を押してあげる子供、舞台袖で円陣を組んで励まし合う子供たち。担任
たちの不安をよそに、子供たちは大きく、大きく成長をしていました。
1年生のみんな、これからもスクラム組んで進んでいこう!!
諸岡
朋子
劇「ブレーメンの音楽会」の発表を終えて
2年担任 平田 美也子
楽しく練習を進めてきた2年生の劇、当日は、たくさんの笑い声に
包まれて、練習してきた成果を発揮することができました。練習では、
子供たち一人一人がアリーナの奥まで届くような大きな声でせりふを
言えるように励まし合いました。場面ごとの練習では、テンポよくお
話を進められるようにと、何度も繰り返し練習をしました。
今回の劇の中には、子供たちが知らない昭和の香りがする楽曲が登
場しましたが、リズムにのって歌うことを楽しむ姿がとても微笑まし
く、かわいらしくて元気いっぱいの2年生らしい劇にすることができ
ました。衣装やせりふ練習など、ご協力に感謝いたします。
134名で作り上げた 劇「夢どろぼうウンパッパ」
3年担任 藤井 美津代
3年生はこの劇を完成させるに至って、1・2年生の「かわいさ」や「おもしろさ」に加え、
「か
っこよさ」を身に付けて演じることができました。
「せりふや動作をとにかく大きくする」というこ
とを一人一人が意識しながら練習を行ってきました。笑いを取るプロローグや第1場面、威圧感の
ある第2場面、孤独感を表現する第3場面、考えをめぐらす第4場面、解決への糸口を見付ける第
5場面と、それぞれの場面で与えられた課題をしっかりと演じ切ること
ができたと思います。
今回はそれぞれの場面で歌と踊りも披露しました。朝の時間帯を使い、
歌の練習をしたり、自分たちで振付を考えたりしました。そして、教師
のアドバイスを的確に受けとめながら、スピーディーに行動することも
できました。一つ一つの行事に取り組むたびに、責任感あふれる姿が見
られる頼もしい学年になりつつあります。来年はさらなる成長が期待で
きそうです。楽しみにしていてください。
ブロックリーダーとして
4年学年主任 稲嶺 史
学習成果発表会で、4年生は「森は生きている」を演じました。練習の時から「今年で最後の劇
になるんだ!」ということを一人一人が自覚し、一所懸命に取り組むことができました。最初は、
なかなか声が大きく出ず、演技が伝わりにくいことも多かったのですが、友達同士でアドバイスを
し合ったり、友達のよい演技を参考にしたりして練習に励んでいました。すると、次第にはっきり
とした声で大きな演技ができるようになり、子供たちの顔にも自信が表れてきました。
劇の見どころは、演じることだけでなく「歌唱」も見せ場の一つでした。10月に行われた連合
音楽会に向けて学んできた「頭のてっぺんから突き出るような歌声」
「 強弱を含んだ波のある歌い方」
「心を一つにしてリズムをそろえて歌うこと」の成果を披露することもできました。
終わりの言葉で、「ぼくたちはこの劇を通して、チームワークを学びました。」と、代表児童が話
しました。4年生全体で取り組み、「精一杯がんばった!」「できるようになった!」という大きな
達成感を味わい、さらに「一人一人がつながるチームワーク」が実感できたことは、4年生にとっ
て大きな財産になりました。
品川白書 ~知ってびっくり!品川学園の秘密~
5年担任 平松 翔吾
今年の5年生は、
「 品川学園のことをもっと知ってほしい!品川学園のことをもっと好きになって
ほしい!」という思いで、品川学園に関することを様々な視点で調べ、発表しました。みんなが知
っていそうで知らない情報を入手するために、事務室へ行って、学校の建設費用を調べたり、電気
の消費量を調べたりしました。また、児童・生徒の生の声をまとめるために、アンケートを取った
り、校内で出る落ち葉の量を調べるために、毎朝落ち葉掃きをした
りと、体を使って品川学園について調べました。調べたことを数値
化することで、今まで気付かなかったことに気付くことができまし
た。来年、品川学園は創立5周年を迎えます。みんなが品川学園を
もっと知り、品川学園のことをもっと好きになり、みんなでより良
い学園を創っていけたらいいなと思います。
しながわ観光なら 品6会社におまかせ
6年学年主任 佐山 薫
今年度の6年生は、地域を題材にした発表を行いました。2020年に開催が決まった東京オリ
ンピックには、日本の各地から、そして世界中の様々な国から多くの人が東京を訪れます。子供た
ちは、その時に、自分たちの故郷「しながわ」のどんな場所や文化を紹介したいかを考えました。
本やインターネットからの情報のみに頼ることがないように、実際にその場に足を運びました。取
材を行い、記者目線で、生きた情報提供を心がけました。発表のスライドとシナリオも子供たちが
作成し、旅行会社の店員になりきって発表しました。6年後、18歳になる子供たち。
「おもてなし」
の心をもって、多くの人たちと関わってほしいと思います。
品学スピーチタイムと博士の研究発表
7年担任
望月
彩子
7年生では、代表者が理科と英語の発表を行いました。
理科では、育てる環境を変えたもやしの比較実験や、風力
発電を作る装置の作成について発表しました。英語では、
夏休みに書いた「自己紹介」の文章をもとに、
「アメリカに
住みたい」という夢や、
「海外旅行に行きたい」という夢に
ついて語りました。5・6年生でも理解できるようにと、
パワーポイントを使って写真を表示しながら、英語でスピ
ーチを行いました。
発表者は本番までに、学年のみんなの前で2回にわたってリハーサルを行い、お互いに高め合え
るよう、アドバイスをし合いました。本番は何百人もの前での発表だったため、緊張しているよう
でしたが、練習の成果を発揮することができました。
「伝えたい」という心
「伝えよう」とする技術
国語科担当 鈴木あゆみ
弁論大会は、日頃の生活や体験の中から感じたことを主張する機会
の一つです。毎年、クラス予選から始まり、舞台に立つ代表1名が当
日を迎えます。何人もの原稿に目を通しますが、年々、生徒の考える
主張内容も、成長しているように感じます。
今年は7名の弁士たちが弁論大会で主張をしました。テーマもそれ
ぞれ異なり、難しい内容もありました。書いた文字を読むことが、弁
論大会ではありません。弁士たちはこの日のために、誰よりも「伝え
たい」という強い心と、
「伝えよう」とする技術を身に付けたのです。すばらしい弁論を今年も聞く
ことができました。弁士のみなさん、ありがとうございました。
学校代表となった小宮君は、12月13日(土)に、大井町のきゅりあんで行われる品川区中学
生の主張大会に参加します。みなさん、応援をよろしくお願いします。
品川区立中学校英語学習成果発表会
英語科担当
11月11日(火)
、五反田文化センター音楽ホールにおいて、品川区の英語学習成果
発表会が開催されました。品川学園からは、8年生の添田莉桜さんがスピーチの部で出
場しました。スピーチ“How to use social media in the right way.”は、添田さん自
身が初めてスマートフォンを手にした際の家族との約束ごと、便利さの裏に使い方を誤
ってしまうとトラブルに巻き込まれてしまうこと、便利なソーシァルメディアを正しく
使うための提案など、中学生のみなさんにぜひ考えてほしい内容のものでした。放課後
や朝の練習、自宅でも繰り返し音読練習をし、発表当日に臨みました。緊張しながらも
すてきな笑顔で、時々ジェスチャーを交えながら、添田さんの堂々としたスピーチの声
がホールに響いていました。
品川区立小中学校合同理科発表会
11月13日(木)
、小中合同理科発表会が行われました。区内小学校の代表と
なって、3年1組の生嶋文敬さんが「揚力の実験」について発表しましました。
研究課題は、
「重たい飛行機の機体がなぜ浮かび上がるのか?」についてです。生
嶋さんは、夏休みの自由研究を進めるなかで、揚力のはたらきがあることについ
て知りました。
そして、
身の回りにある道具を使って飛行機の翼の模型を作製し、
実験をしました。揚力が働くことで、翼が浮かび上がることが確かめられた実験
内容をまとめ、発表しました。この日は、開会の挨拶まで生嶋さんが務めました。
飯山 恵子
理科担当 入江 薫
中5組職場体験
中5組担任 小林 宏樹
12月2日(火)
、8年生4名が東品川にある福栄会しいの木学園で職場体験をします。タオルやシーツなどを
たたむクリーニング業務、公園の清掃、軽作業などを中心に、午前9時から午後3時まで、仕事に取り組みます。
学校以外の場所で、学校の先生以外の方からの指示を受け、初めて会う方々と一緒に仕事をする初めての経験
です。
「働く」ということを実感すると共に、自分に向いている作業を発見したり、このことをきっかけに自分の
生活に関心をもったりと、視野を広げる体験になることを期待しています。
品川学園の子供が頑張っています。
税に関する絵はがきコンクール 入選 6年 飯山 未久さん
12月行事予定
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
個人面談(5.6)
3者面談(7-9)
読み聞かせ
学年活動
11
12
13
B週
保健給食
委員会
1-4 朝会
午前授業
安全指導日
縦割りタイム
7
8
A週
広報委員会
14
B週
保健朝会
個人面談(5.6)
3者面談(7-9)
15
9
A週
10
3 者面談(9)
個人面談(5.6)
避難訓練
個人面談(5.6)
個人面談(5.6)
3者面談(7-9)
授業参観・保護者
3者面談(7-9)
3者面談(7-9)
18
19
会(1-4)
16
17
午前授業
1-4 朝会
校内研究会
環境委員会
21
社会科見学(6)
縦割りタイム
特別時程(5-9)
品川タイム
22
音楽朝会
89 委員会
23
天皇誕生日
24
品川タイム
大掃除5校時
・12月29日~1月3日の期間は機械警備になります。
・3学期始業式は1月8日(木)です。午前授業、給食があります。
委員会:自治会
25
終業式
給食終
午前授業
26
冬季休業日始
20
スチューデント
シティ(5)
27
Fly UP