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人と人との出会いを大切に笑顔の輪をひろげましょう Be Together 2016

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人と人との出会いを大切に笑顔の輪をひろげましょう Be Together 2016
人と人との出会いを大切に笑顔の輪をひろげましょう
高崎市国際交流協会会報第70号
Be Together 2016. 10
た ぶん か
みん しゅ きょう わ こく
せいしょうねん
じんざい い くせい こ う えんかい
■多文化サロン~コンゴ民主 共 和国~
■青少年のためのグローバル人材育成講演会
7月16日、中央公民館で
20回目となる多文化サロ
9月3日、高崎市総合福
祉センタ ー会 議室 で、富
ン が 開 催 さ れ、群 馬 大 学
医学部研究生でコンゴ民
岡製糸場で国際交流員と
して働くフランス人のダミ
主共和国出身のガディオ
アン・ロブションさんの講
ンボ・アナスタジェ・チレラ
さ ん(通称ア ニ ーさん)が、
演会「フランスの田舎での
偶然の出会いをきっかけ
ベルギーの植民地からコ
ンゴ民主共和国になるまでの歴史や、おしゃれに気を遣う国
に、富岡製糸場で日本と
フランスの架け橋として働いて」が開催され、ジュニアインター
民性を写真や動画も使って紹介しました。また、母国ではキン
シャサ大学病院で内科医を務めていたというアニーさんは、留
ナショナルクラブのメンバーをはじめ、その家族や一般参加
者、計41人が参加しました。講演会は、ダミアンさんが故郷、
学先に日本を選んだ理由を敗戦国から大きく成長を遂げたこ
日本に興味を持ったきっかけや、富岡製糸場での仕事内容を
とや、まじめで誠実な国民性であることも話しました。現地の
ジュースやスイーツの試食もあり、参加者からは、「あまり馴染
子ども向けに流暢な日本語で話したほか、クイズや出演したテ
レビ番組の視聴などもあり、盛りだくさんの内容でした。参加し
みのない国だった が、いろいろ知る ことができてよかった」
「ファッションがカラフルで素敵」との感想が寄せられました。
た子どもたちからは、「フランスについて興味を持った」「フラン
スと日本が昔から強い交流があったことを初めて知った」と
(都市友好部会)
こ
に ほん ご が く しゅう し えん
(青少年育成部会)
いった感想が寄せられました。
けんしゅうかい
■子ども日本語学習支援ボランティア研修会
8月24日、中 央 公 民 館
で、子 ど も 日 本 語 学 習 支
援ボランティアの研修会が
行われました。ボランテ ィ
せ かい
アがそれぞれの経験、アイ
デア、悩み、使用している
■世界のコーヒー
教材を持ち寄って意見交
換しました。辞書使用の有
●日時=11月26日(土曜日)午後2時~午後4時 ●場所=cafe
にち じ
ど よう び
さや ちょう
ご
ない よう
ご
せ かい
ご
ご
ば しょ
さ ま ざま
の
かた
あすなろ(鞘 町 ) ●内 容 =世 界 の様 々 なコーヒーの飲 み方 を
しょうかい
効性や共通のマニュアル作りの可能性など、いろいろな話題
てい いん
せんちゃく
にん
ひ よう
えん
もうし こみ
紹 介。●定員=先 着 30人 ●費用=1,000円 ●申 込=11月1
が出されました。支援する子どもは、能力や家庭環境などが異
なるので、画一的な支援は難しく、各ボランティアが様々な知
か よう び
ご ぜん
でん わ
じ
む きょく
日(火曜日)午前10時から電話で事務 局 へ
識の引き出しを作り、経験を積んでいくことが大切だということ
も改めて確認されました。
(事務局)
だい
かい こ く さ い こ う りゅう
つど
ど う ふう
み
※「第 26回 国 際 交 流 の集 い」については、同 封 のチラシを見
てください。
1
し ま し た。初 め て の
姉妹都市バトルクリーク市(アメリカ)との相互ホームステイ事
外国で不安もありま
業に参加した皆さんから感想を寄せていただきました。今年は
したが、初日に家族
7月29日から8月8日まで高崎市でバトルクリーク市の学生を
全員が温かく迎えて
受け入れ、8月8日から19日まで高崎市の学生をバトルクリー
くれ た のでと て も安
ク市へ派遣しました。
心 し ま し た。最 初 の
頃は英語が聞き取
れ ず、聞 き 返 し て し
たか さ き し
し
こ う りゅう
さん か
まうことが多くて悔し
高崎市とバトルクリーク市の交流に参加して
よ し い こ う こ う きょう ゆ
と やま
い思いをしましたが
まさ き
吉井高校 教 諭 外山 昌樹
最後の方では頭の中で日本語訳しなくても英語のままで意味
がわかるようになり、英語圏にいるのが信じられないと思った
この度、高崎市とバトル
こともありました。この事業を通して、私はたくさんの方々にお
クリー ク市 の 姉妹 都 市交
世話になりました。アメリカのホームステイ先の家族や引率の
換学生プログラムに引率
先生、市役所の方々をはじめとする方々に支えられ、大変貴
者として参加することがで
重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。
き光栄に思います。私は学
生のときに同プログラムに
たい けん
参加しており、非常に貴重
かけがえのない体験
な体験をさせていただきま
ちゅう お う ちゅう と う きょう い く がっ こ う
ねん
と み ざわ
ち
か
中 央 中 等 教 育学校4年 富沢 千翔
した。英語に触れることの
楽しさ、異国の文化を体験
私はこのバトル
する面白さなどを当時、学
クリーク市交換留
ぶことができました。今回は、引率という立場で参加させてい
学生事業を通して
ただき、昔のことを思い出すような状況が多く、また改めて英
新しいことに沢山
語で触れ合うことの面白さを実感できました。さて、参加した生
挑戦し、貴重で忘
徒たちは最初の学習会から、意欲的に取組み、全員がすぐに
れられない経験を
打ち解けあい、交流が始まってからはそれぞれが積極的に
することができま
パートナーとコミュニケーションをとり、全員で助け合い、学ん
した。私のペアの
でいく姿が多く見受けられました。最後のお別れパーティーで
学生であるパト
は涙する生徒もおり、空港に向かう車中では全員が『まだみん
リックは私より2歳
なと一緒に過ごしたい』と口をそろえていました。20日間という
年上で性別が違うことや私が自分の英語に自信がなかったと
短い期間ではありますが、帰国後は皆、一回り大きくなったよ
いうこともあり、受け入れる前は楽しみと不安が入り混じったよ
うに感じています。最後に、2度にわたる貴重な経験をさせて
うな気持でした。実際に会ってみるととても面白く、文化の違い
いただいたことに感謝し、高崎市とバトルクリーク市との交流
やそれぞれの生活など様々なことを話すことができました。バ
がますます発展することを願っています。
トルクリーク市に行ってからは文化の違いを強く感じました。私
は食文化に興味を持っていたのでアメリカでの食事をとても楽
は つ か かん
まな
しみにしていました。とてもカラフルなシリアルなど日本では食
20日間で学んだこと
べることができないものを食べることができました。また、私が
たか さ き じ ょ し こ う こ う
ねん
せき ぐ ち
たか こ
高崎女子高校1年 関口 貴子
アメリカで過ごした中でもっとも嬉しかったのが、ホストファミ
リーの皆がとても思いやりを持って私に接してくれたことです。
冗談を言って笑わせてくれたり、様々な場所へ連れて行ってく
れたり、歴史を教えてくれたりしました。母国語が違うだけで、
笑いのツボやジョークの種類が日本人と同じであることに感動
2
ホストファミリーの家で素麺を作ったときは全員が慣れないお
箸を使って食べてくれたことに感動しました。私はこの時、食を
通した文化交流の素晴らしさを感じました。この事業に参加し
て学んだ全てのことを今後の生活に生かしていきたいです。
Thank you for all of the kindness.
こ う かん が く せい じ ぎょう
お
ひと
交換学生事 業 を終えて
か ぞく
もう一つの家族
ちゅう お う ちゅう と う きょう い く がっ こ う
ねん
き むら
も
も
と う きょう の う ぎょうだい が く だい に こ う こ う
中 央 中 等 教 育学校5年 木村 萌李
ねん
に し おか
ま
な
東 京 農 業 大学第二高校2年 西岡 愛奈
私は今回の留学事業
バ ト ル ク リ ーク 市 は
に、英 語 能 力 を 高 め る
緑豊かで、美しい湖が
ため、そして新たな環境
あり、雄大な自然に囲
に慣れる訓練のために
まれたとてものどかなと
参加した。前者において
ころです。そんなバトル
はまず、自分に足りない
クリーク市から派遣生
ものは英語の能力では
としてリリーが私の家に
なく、コミュニケーション
来た初日は早速言葉
能力だと気付いた。言語云々よりも、相手に何か伝えようとす
の壁にぶつかり、お互い緊張も解けず、ほとんど会話になりま
る能力が先立つことを、今回身をもって学ぶことができた。しか
せんでした。でも翌日には不思議なほど直ぐに打ち解け、私の
し、英語のリスニング能力においては飛躍的な進歩を遂げるこ
日本の友人達を交えて一緒に出掛けると、リリーもいつの間に
とができたように感じる。以前は聞き取りに苦労した帰国子女
か街中の高校生のように高崎の生活を存分に楽しんでいまし
の話す英語が、すんなりと理解できるようになった。これは、現
た。そして私がリリーの家にホームステイする頃には、まるで
地のスピードある英語の中で暮らしたからこそ得られた経験だ
本当の家族のようになっていました。リリーの家族は快く私を
と思う。後者については、自分の体についてよく分かった。一
迎え入れてくれ、アメリカでの10日間は発見と感動の毎日でし
つ目に、予想したより早く寝つけたことだ。行く前は寝られない
た。家にはプールやバーベキュースペースもあり、毎晩のよう
だろうと思い不安だったが、杞憂だった。二つめは、野菜を食
に庭のテラスで夕食を摂り、家族みんなで過ごす時間はとても
べないと体調が保てないということだ。このように自分の体に
充実していました。アメリカでの生活を送る中、改めて日本の
ついて経験を通じ学べたことで、新たな環境にどう立ち向かう
食文化、伝統の素晴らしさにも気付きました。リリーの家族と
べきか学習できた。人生でまたとない、素晴らしい日々が過ご
は東京オリンピックで再会を約束しています。こんな素晴らし
せた。
い経験をさせて下さり、高崎市とバトルクリーク市の方々に感
謝しています。本当に有難うございました。
今年度の PEOPLE PEOPLE は、高崎市在住の国際結婚している方や家族が国際結婚している
方に、日ごろ感じていることなどを寄稿していただきます。
開けた部屋で裸足になって
ぶつぜん け っ こ ん し き
こ そだ
行った座禅は、早起きが苦
仏前結婚式と子育て
手で下に座る事に慣れない
私にとっては正直大変でし
ヴァラー・ダニエル
たが、 座禅により心が浄化
私と妻は知り合って12年になります。当時2人ともニューハン
されているような気持ちにな
プシャー州の同じ大学に通っていて、大学1年生でした。私が
る事もでき、達磨寺での経
卒業してから半年後に彼女が日本に戻った為、私も日本で英
験は忘れがたい思い出とな
語教師の仕事を探す事となりました。それからはあっという間
りました。
で、今年6月で日本に来てから丸8年が経ちました。
今の私たちの課題は、今
私たちは2年前の4月に少林山達磨寺で式を挙げました。2
年の2月に生まれた息子を
人とも特別仏教に思い入れがあった訳ではないのですが、あ
どのようにしてバイリンガル
りふれた西洋の結婚式ではなく古き良き日本のスタイルで式
に育てるかです。私が知っているのは2種類の育児方法です。
を挙げたいと思い、神前式か仏前式について調べていたとこ
1つの方法は、 両親が別々の言語で子供に話しかけ育てると
ろ、知り合いから達磨寺での挙式をすすめられ、自然に囲まれ
言う昔からある方法で、もう1つは、両親が英語で話しかけ、両
た少林山が気に入った為、達磨寺での仏前式に決めました。
親以外の人とは日本語で会話をさせるという方法です。色々と
達磨寺で式を挙げる為には、挙式までに5回以上早朝座禅会
調べてみてはいるのですが、何がベストなのか模索中です。
に参加が必要なので、2月から午前4時半から2時間ほどの座
バイリンガル子育てを経験された先輩ママさん、パパさんのア
禅会に6回ほど参加しました。真冬に朝早く起きて、窓ガラスを
ドバイスを伺えたらなあと思います。
3
こ う こ う せい
バ ン ド ン で の「日 本 文 化
祭」に 参 加 で き、先 生 の
教え子がスピーチコンテ
ストで優勝をしたので、お
祝いに新しくできたショッ
ピングモールで<丸亀う
どん> をご 馳走した。日
本への興味のきっかけは
アニメやAKBだが、3年前の時に知り合った大学生は今大阪
で介護の勉強をしているというし、今年会った女子学生は、上
手な日本語でメールをくれて、日本へ行く希望は強いようだ。
毎回一週間から十日程しか居られないが、独学でインドネシア
語を勉強している妻はもっと長く滞在したいようだ。私はどうに
も現地の食事が合わずに悩むところ。しかし若い彼らの意欲
に対し、少しでも手助けができていたのならば、ささやかな国
際交流に心満たされる思いである。
インドネシアの高校生たちと
せき ぐ ち
たか し
関口 高志
首都ジャカルタから列車で3時間のバンドン、そこから車で2
時間の山間の町スメダン。そこの高校で第二外国語に日本語
を選択している学生たちと、ここ数年交流を続けている。妻の
知り合いのインドネシア人が日本語教師をしており、私が日本
語教室のボランティアを始めたのを知ると、ぜひ私の生徒に教
えて欲しいと誘われたのだった。先生の家に泊めてもらって一
週間、高校へ通い、日本語の授業に参加した。1年生などはま
だひらがなも覚束ないが、日本人を見るのも珍しいという彼ら
は大歓迎をしてくれて、握手にとのばした私の手を両手で挟
み、頭髪を被うスカーフ・ジルバブの額に当てて敬うような挨拶
をしてくれる。なにより底抜けに明るく友好的だ。どこまで理解
してくれたのかは判らないが、私が日本について話すと目を輝
かせて聞いてくれて、日本への興味は尽きないようだ。今年は
たか さ き
たか さ き
がい こ く じ ん せいかつ そ う だん
ラジオ高崎「マイタウン高崎」
外国人生活相談
ほ うそ うにち じ
がい こ く ご
【放送日時】
だい
きん よ う び
ご
ご
たい お う げん ご
第1・3金曜日 午後12時30分~12時45分
さいほうそ う
ご
ご
えい ご
ない よ う
ご
※放送日時や内容が変わることがあります。
でん わ
に ほん ご きょう しつ し えん し ゃ
ご こう ざ じゅこうしゃ
11月18日 ポルトガル語講座受講者
こく さい おや こ こう りゅう かい
12月 2日 国際親子交 流 会
にゅうかい て つづ
平成28年度の 入 会手続き
(新規・更新)を受付 中
う
こう ざ
ゆ う びん ふ り
込で受け付けています。
えん
だん たい
ほう じん
かい いん き かん
ふ り こみ こ う ざ
ふり
きょう かい
つ う じょうはらい こみ りょう きん か にゅう し ゃ ふ たん
はらい こみ と り
通 常 払 込 料 金加 入 者負 担の 払 込 取
り よう
かい いん き かん
まい ねん
と ちゅう にゅう かい
よ く ねん
ば あい
月です。途 中 入 会 した場 合 でも3月に
かい いん き かん
はっ こ う
たか さ き し こ く さ い こ う りゅうきょうかい
発行 高崎市国際交 流 協 会
しゅうりょう
は会員期間が終 了 します。
4
たか さ き し たかまつ ちょう
〒370-8501
高崎市高松 町 35-1
TEL 027-321-1201
FAX 027-330-1819
なお、会員期間は毎年4月から翌年3
ゆ う びんきょく
月の1年間 ●振込口座(郵便 局 )=
ともだち
ふ たん
ら い ねん
10,000円 ●会 員 期 間 =4月~来 年 3
ねんかん
たか さ き し こ く さ い こ う りゅう きょうかい
扱 票 をご利用ください。
● 会 費 = 個 人 2,000 円 団 体 ・ 法 人
えん
か
入 者名=高崎市国際交 流 協 会 ※振
あつかいひょう
こ じん
ご
そ う だん
き ご う ばん ご う
こみ て す う りょう
つ
かい ひ
ご
こ く さ い こ う りゅう
込 手 数 料 は 協 会 が負 担 しますので、
平 成 28年 度 会 費 を事 務 局 と郵 便 振
こみ
かい
口 座 記 号 番 号 =00130-1-151030 加
にゅう し ゃ めい
う け つけ ちゅう
む きょく
も くよう び
でん わ
11月 4日 世界のコーヒー
じ
げつ よ う び
【電話】 027-321-1201
Consultation / 相谈 / Consultas
English: Monday - Friday, 8:30am - 4:30pm
中国语:星期一和星期四、下午1時~5時
Português:Segunda e quinta das 13:00 às 17:00hs.
せ かい
ねん ど かい ひ
ちゅう ご く ご
電話でも相談をすることができます
が く しゅう しゃ
10月21日 日本語 教 室支援者と学 習 者
へい せい
ご
高崎市役所2階 国際交 流 コーナー
つど
10月 7日 国際交 流 の集い
こ う しん
ご
ば しょ
たか さ き し や く し ょ
ねん ど
ご ぜん
【場所】
【放送予定】
こく さい こう りゅう
きん よ う び
ポルトガル語と 中 国語 月曜日と木曜日 午後1時~5時
か
ほ う そ う よ てい
しん き
げつ よ う び
英語 月曜日~金曜日 午前8時30分~午後4時30分
76.2MHz
ほ うそ うにち じ
そ う だん び
【対応言語と相談日】
午後7時15分~7時30分
再放送
へい せい
せいかつ そ う だん
外国語で生活相談ができます
MAIL [email protected]
HP http://www.glocalfive.net/tirs
はっ こ う び
へいせい
ねん
ねん
発行日 平成28年(2016年) 10月
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