1. 本時のねらい 2. 本時の展開

本時のねらいと展開
「お姉ちゃんとよばないで」
1. 本時のねらい
珠子（姉）と麦子（妹）のかかわりについて考えることを通して、家族みんなで協力し合って
楽しい家庭を作ろうとする心情を育てる。
2. 本時の展開
学習活動
指導上の留意点
1．「お姉ちゃんと呼ばないで」を視聴して話し合う。
発問①「一番心に残ったところは、どこですか」
・珠子が「お姉ちゃんと呼ばないで」と言って、
家を飛び出すところ。
・珠子と麦子が、公園でココアを飲むところ。
・みんながおいしそうにホットケーキを食べている
ところ。
・心に残った理由も発表させる。
・その後の授業展開に生かすようにする。
発問②「麦子はどんな気持ちで『ホットケーキじゃ絶対にやだ』と言ったのでしょう」
・お姉ちゃんなら、もっと素敵なお菓子が作れるはず。 ・料理上手の姉に甘える妹の気持ちを理解させる。
・ホットケーキじゃ、友達に恥ずかしい。
発問③「パソコンのおやつブログで妹のコメントを見た珠子は、どんな気持ちになったでしょう」
・妹に「お姉ちゃんと呼ばないで」なんて言わなけ
ればよかった。
・妹は、私に期待していたんだな。
・妹のためにおいしいホットケーキを作ろう。
・妹が自分をどのように思っているかを知り、姉とし
て妹の気持ちを受け止めようと思う珠子に共感させ
る。
発問④「珠子と麦子は公園でココアを飲みながら、どんなことを考えていたでしょう」
珠子
・これからは、できるだけ妹の願いを
聞いてあげよう。
麦子
・私のお姉ちゃんは、最高だ。
・ワークシートに書かせる。
・珠子と麦子の心の交流を想像させる。
2．家族の良さについて考える。
発問⑤「『家族がいて良かった』と思ったことはありますか」
・困った時に助けてくれる。
・家族と一緒にいると安心する。
・うれしいことがあった時、一緒に喜んでくれる。
・ワークシートに書かせる。
・お互いに発表し合って、体験を共有させる。