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資料6 - 北海道
資料6 平成23年度特定課題評価に係る受託事業者等の意見の把握について(実施状況) 1 目的 評価の客観性及び透明性の向上 2 対象 北海道市場化テスト対象業務等について受託実績のある事業者等 実施業務名 受託事業者数 特定疾患等医療費受給者証の申請審査等業務 2 農業試験場における技能労務業務 9 庁舎の受付案内業務(別館) 2 法人二税に係る業務 2 旅券業務 2 道路パトロール業務 54 未収金の回収業務 2 庁舎の受付案内業務(本庁舎) 2 計 75 3 実施方法 ・郵送(返信用封筒を同封) ・発送:8月17日(水 )(1週間以内の投函を依頼) 4 アンケート方法 (1) 集計方法等 ・忌憚のない意見を把握するため、事業所名の記載は任意とする。 ・ただし、受託事業者数の多い業務(2.農業試験場、6.道路パトロール)について は、全体集計に与える影響が大きくなるため、別枠で集計・整理 (2) 質問項目等 ・道への点検項目(視点)に準じながら、事業者が回答可能な項目について質問。 道への点検項目(視点) 事業者への質問項目 ①市場化テストの進捗状況 ②公共サービスの維持向上 ①公共サービスの維持向上 (市 場 化 テス ト に よる 公 共サ ー ビス の 向上の実績) ③費用対効果 ④地域経済の活性化 ②地域経済の活性化 (市場化テストによる実績) 市場拡大、新分野への進出、雇用増 ⑤業務の集約・一元化の状況 ⑥民間開放することの適切性・妥当性 ⑦実施後に生じた課題及び講じた措置 ③受託後に生じた課題及び講じた措置 ⑧他府県の導入事例 ④他府県の導入事例 ⑨今後の方向性 ⑤今後の方向性(受託継続の意思等) ⑥道 の 市 場化 テ ス トの 仕 組み に 関す る 改善提案等 5 アンケート結果 別紙のとおり (別紙) 平成23年度特定課題評価に係る受託事業者等の意見の把握結果 1 回収状況 実施業務名 受託事業者数 回収数 回収率 12 7 58% 9 4 44% 54 49 91% 75 60 80% 一般業務(特定疾患、庁舎受付、法人二税、旅券、 未収金の回収業務) 農業試験場における農業技能業務 道路等パトロール業務 計 2 結 果 ※以下では次のとおり表記しています。 ・ 「一般業務」は「一般」 ・ 「農業試験場における農業技能業務」は「農業」 ・ 「道路等パトロール業務」は「道路」 (1)公共サービスの維持向上(市場化テストによる公共サービスの向上の実績) ○公共サービスについて、どのような向上があったとお考えですか。〈複数回答可〉 回答内容 回答数 一般 農業 道路 業務の実施時間や実施日の拡大(例:窓口の土日対応等) 1 1 18 業務対応の専門性の向上 − 2 20 業務対応の迅速化(例:窓口での利用者待ち時間の短縮) 1 − 18 業務対応の丁寧さの向上(例:債権者への連絡回数の増) 1 − 5 道民の公平性の向上(例:未収金回収率の向上) 2 − − わからない 3 1 6 8 4 67 合 計 <主な理由> ・専門性の発揮や機動的な対応により、債務者等との接触頻度等が拡大。 〈一般〉 ・閉庁日、閉庁時間帯でのパトロールの実施。 〈道路〉 ・公共施設の劣化に対する判断の向上。 〈道路〉 ・大雨大雪等の緊急時の道路パトロールを広範囲で短時間でカバーできる。 〈道路〉 ・地域住民への対応の迅速化。 〈道路〉 ○公共サービスが低下したと思われる点はありますか。 回答数 回答内容 一般 農業 道路 ある − − 3 ない 6 3 36 わからない 1 1 10 7 4 49 合 計 <「ある」場合の主な理由> ・特に記載なし ○道が実施する場合よりも道民の満足度は向上したと思いますか。 回答数 回答内容 一般 農業 道路 向上した 3 1 11 減少した − − 1 変わらない 2 1 17 わからない 2 2 20 7 4 49 合 計 (2)地域経済の活性化(受託にあたっての対応) ○貴社が受託するためにどのような準備をしましたか。〈複数回答可〉 回答数 回答内容 一般 農業 道路 新しい分野への事業を拡大した 2 1 2 新たに社員を雇用した 5 3 30 その他 2 − 20 わからない − − 6 9 4 58 合 計 <「その他」の主な具体例> ・事務機器、事務用品等の設備投資 〈一般〉 ・パトロール車の購入や OA 機器の設備投資 〈道路〉 (3)受託後に生じた課題 〈主なもの〉 ・作業場所(道の庁舎)が狭く作業が効率的に行えない。 〈一般〉 ・債務者等の実態掌握に思った以上に時間を要している。 〈一般〉 ・担保物件の任意売却、競売とも長期化が予測される事案が散見された。 〈一般〉 ・一時的に大量の作業員を必要とする業務が発生した。 〈農業〉 ・結果として単価が安く、業務実態と差がある。 〈道路〉 (4)他府県の導入例 ・県税事務所窓口業務等の民間委託(埼玉県) ・正常債権の管理を含めた包括的な管理回収業務(大阪府) (5)今後の方向性(受託継続の意志) ○今後も本業務の受託を希望する予定がありますか。 回答数 回答内容 一般 農業 道路 希望する 7 2 44 希望しない − − − わからない − 2 5 7 4 49 合 計 <主な理由> 区分 一般 農業 希 望 す る ・受託業務に特化して職 ・現在就労している社員 理由 員を育成したため。 道路 ・受託にあたり既に人員 の恒常的雇用のため。 や機材など体制を強化 ・未収金の回収業務は効 させたため。 果が生じるまで時間を 要するため。 わからな − い理由 ・要件項目に合う人材確 ・受託単価の問題。 保が難しい。 (6)道の市場化テストの仕組みに関する改善提案等 ・公告から参加表明提出の時間が少なく感じる(本社が東京であるため)。 〈一般〉 ・一般競争入札参加資格審査申請書等を簡素化すべきである。 〈一般〉 ・1年単位の契約ではなく安定した3∼5年くらいの契約を希望する。 〈一般・道路〉 ・受託者が今後も継続して受注出来るような業務内容(単価の面)を希望する。 〈道路〉 現状では受託できなくなる可能性がある。 ・道側から民間開放の可能な業務をもっと多く提示すべきである。 〈道路〉 ・民間提案募集にあたっては、道の取組や方法など十分に伝わっていないと考える。 〈道路〉 もっと宣伝すべきである。 ・入札までに十分な準備期間を設けるべきである。 〈道路〉