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平成28年度シラバス【食物栄養学科】
授業計画 SYLLABUS 平成 28年度入学生 食物栄養学科 教 1.特設科目 育 課 程 アセンブリーアワー(礼拝) 1単位必修 2.共通基礎科目 単位数 授 業 科 目 宗 教 通 基 礎 一 般 教 養 科 目 共 科 目 科目 選択 計 2 2 4 文 学 2 2 哲 学 2 2 学 2 2 日 本 国 憲 法 2 2 歴 史 学 2 2 経 済 学 2 2 社 会 心 理 学 2 2 生 学 2 2 仏 外国語 学 必修 教 物 環 境 科 学 2 2 地 学 概 論 2 2 化 学 概 論 2 2 生 活 科 学 2 2 人 間 関 係 論 2 2 文章言語表現 2 2 キャリアプランニングⅠ 1 1 キャリアプランニングⅡ 1 1 英語(英会話) ハ 中 ン グ 国 2 備 6 単位必修 2 ル 2 2 語 2 2 体育・スポ 健康スポーツⅠ 1 1 理論 ーツ科目 健康スポーツⅡ 1 1 実技 計 6 36 42 考 3.食物栄養学科専門科目 単位数 授 業 科 目 公 社 衆 会 衛 福 必修 生 祉 概 学 選択 2 論 計 2 2 2 専 剖 学 生 理 学 2 2 生 化 学 2 2 2 生 化 学 実 験 1 1 運 動 生 理 学 2 2 門 品 学 2 2 科 食 品 学 実 験 2 2 食 品 加 工 学 2 2 食 品 衛 生 学 2 2 食 品 衛 生 学 実 験 1 1 目 栄 養 学 総 論 栄 養 学 各 論 2 2 栄 養 学 実 習 1 1 臨 床 栄 養 学 概 論 2 2 臨 床 栄 養 学 実 習 1 1 実 践 臨 床 栄 養 学 概 論 2 2 実 践 臨 床 栄 養 学 実 習 1 1 2 4 栄 養 指 導 論 2 2 養 指 導 実 習 2 2 公 衆 栄 養 概 論 2 2 理 調 理 実 学 2 習 1 1 2 計 画 論 給 食 実 務 論 1 1 習 3 3 学 校 栄 養 指 導 概 論 2 2 学 校 栄 養 指 導 演 習 1 1 精 健 2 2 学 2 2 家 実 務 神 庭 実 保 経 営 食事療法実習を含む 3 食 食 応用微生物を含む 2 給 給 総論・各論を含む 2 栄 調 考 2 解 食 備 1 学外実習を含む 家族関係及び家庭経済学を含む 住 専 居 秘 書 薬 門 科 目 実 理 学 2 2 務 2 2 学 2 2 救 急 看 護 知 識 1 1 医 療 保 険 請 求 1 1 医 療 管 理 学 概 論 4 4 医 論 2 2 家 庭 看 護 学 及 び 実 習 5 5 臨 学 2 2 情 報 処 理 論 及 び 演 習 5 5 ゼ ル 6 6 論 2 2 フードスペシャリスト論 2 2 フードコーディネート論 2 2 フードコーディネート演習 2 2 84 100 学 床 心 ミ 食 概 理 ナ 生 ー 活 計 14 4.食物栄養学科教職専門科目 単位数 授 業 科 目 必修 選択 計 教 職 専 門 科 目 教 職 概 論 2 2 教 育 原 理 2 2 学 1 1 道徳教育の理論と方法 2 2 教 育 方 法 論 2 2 生 徒 指 導 論 2 2 談 1 1 発 達 教 心 育 理 相 教 職 実 践 演 習 2 2 教 育 実 習 指 導 1 1 習 1 1 16 16 教 育 計 実 備 考 カウンセリングを含む 5.幼児教育学科専門科目 単位数 授業科目 必修 選択 計 2 2 教 職 概 論 保 育 原 理 2 2 教 育 原 理 2 2 児 童 家 庭 福 祉 2 2 社 会 福 祉 2 2 相 談 援 助 1 1 2 4 専 門 科 社 会 的 養 護 2 発 達 心 理 学 2 教 育 心 理 学 1 1 臨 床 心 理 学 2 2 2 4 1 1 1 2 子 ど も の 保 健 Ⅰ 子 ど も の 保 健 Ⅱ 子 ど も の 食 と 栄 養 2 1 目 庭 支 援 論 2 2 保 育 課 程 論 2 2 障 害 児 保 育 2 2 論 1 1 保 育 内 容 ( 健 康 ) 1 1 保育内容(人間関係) 1 1 保 育 内 容 ( 環 境 ) 1 1 保 育 内 容 ( 言 葉 ) 1 1 保育内容(総合表現) 1 1 保 育 内 容 ( 表 現 ) 1 育 乳 社 保 内 容 児 会 育 的 総 保 養 相 護 談 内 支 2 3 育 2 2 容 1 1 援 1 1 教 育 方 法 1 1 教 育 相 談 2 2 活 2 2 生 考 2 家 保 備 カウンセリングを含む 音 楽 Ⅰ 1 2 3 音楽理論(宗教音楽含む)・器楽(伴奏法含む) 音 楽 Ⅱ 1 3 4 器楽・声楽・表現 作 2 2 4 図 画 工 小 児 体 育 1 言 語 遊 び 1 児 童 文 化 指 導 1 2 1 法 2 2 専 教 育 実 習 Ⅰ 2 2 教 育 実 習 Ⅱ 2 2 導 1 1 保育実習Ⅰ(保育所) 2 2 保 育 実 習 Ⅰ ( 施 設 ) 2 2 保育実習指導Ⅰ(保育所) 1 1 保育実習指導Ⅰ(施設) 1 1 保育実習Ⅱ(保育所) 2 2 保 育 実 習 Ⅲ ( 施 設 ) 2 2 保育実習指導Ⅱ(保育所) 1 1 保育実習指導Ⅲ(施設) 1 1 保育・教職実践演習(幼稚園) 2 2 情 報 処 理 論 及 び 演 習 5 5 宗 教 教 育 2 2 医 学 一 般 2 2 教 育 実 習 指 門 科 目 地 域 福 祉 論 2 2 ゼ ミ ナ ー ル 6 6 79 103 計 24 平成28年度 入学 食物栄養学科 科目展開表 (2016~2017) 栄養教諭二種免許状 要件単位数 分野 特設科目 一 般 教 養 科 目 共 通 基 礎 科 目 外国語科目 体育・スポーツ科目 専 門 科 目 教 職 専 門 科 目 卒業要件単位数 栄養士 授業 科目ID 授業科目 単位 卒業 選択 選択 免許必 必修 選択 形態 必修 単位 必修 要単位 単位 単位 単位 10010 アセンブリーアワー(礼拝) 演習 1 1 0 21011 宗教学Ⅰ 講義 2 2 0 21012 宗教学Ⅱ 講義 2 2 0 21020 文学 講義 2 2 0 21050 日本国憲法 講義 2 2 2 21100 環境科学 講義 2 2 6 21120 化学概論 講義 2 2 0 21160 キャリアプランニングⅠ 講義 1 1 0 21161 キャリアプランニングⅡ 講義 1 1 27011 英語(英会話)Ⅰ 演習 1 1 1 27012 英語(英会話)Ⅱ 演習 1 1 1 28011 健康スポーツⅠ 講義 1 1 1 28012 健康スポーツⅡ 実技 1 1 1 31010 公衆衛生学 講義 2 2 2 0 31020 社会福祉概論 講義 2 2 2 0 31030 解剖学 講義 2 2 2 0 31040 生理学 講義 2 2 2 0 31050 生化学 講義 2 2 2 0 31060 生化学実験 実験 1 1 1 0 31070 運動生理学 講義 2 2 2 0 31080 食品学 講義 2 2 2 0 31091 食品学実験Ⅰ 実験 1 1 1 0 31092 食品学実験Ⅱ 実験 1 1 1 0 31100 食品加工学 講義 2 2 2 0 31110 食品衛生学 講義 2 2 2 0 31120 食品衛生学実験 実験 1 1 1 0 31130 栄養学総論 講義 2 2 2 0 31140 栄養学各論 講義 2 2 2 0 31150 栄養学実習 実習 1 1 1 0 31160 臨床栄養学概論 講義 2 2 2 0 31170 臨床栄養学実習 実習 1 1 1 0 31180 実践臨床栄養学概論 講義 2 2 2 0 31201 栄養指導論Ⅰ 講義 2 2 2 0 31202 栄養指導論Ⅱ 講義 2 2 2 0 31211 栄養指導実習Ⅰ 実習 1 1 1 0 31212 栄養指導実習Ⅱ 実習 1 1 1 0 31220 公衆栄養概論 講義 2 2 2 0 36 31230 調理学 講義 2 2 2 0 31241 調理実習Ⅰ 実習 1 1 1 0 31242 調理実習Ⅱ 実習 1 1 1 0 31243 調理実習Ⅲ 実習 1 1 1 0 31250 給食計画論 講義 1 1 1 0 31260 給食実務論 講義 1 1 1 0 31271 給食実務実習Ⅰ 実習 1 1 1 0 31272 給食実務実習Ⅱ 実習 1 1 1 0 31273 給食実務実習Ⅲ(校外実習) 実習 1 1 1 0 31280 学校栄養指導概論 講義 2 2 2 31290 学校栄養指導演習 演習 1 1 1 31300 精神保健 講義 2 2 0 31331 秘書実務Ⅰ 演習 1 1 0 31332 秘書実務Ⅱ 演習 1 1 0 31340 薬理学 講義 2 2 0 31360 医療保険請求 演習 1 1 0 31371 医療管理学概論Ⅰ 講義 2 2 0 31372 医療管理学概論Ⅱ 講義 2 2 0 31411 情報処理論 講義 2 2 2 31412 情報処理演習Ⅰ 演習 1 1 1 31421 ゼミナールⅠ(基礎講座) 演習 1 1 0 31422 ゼミナールⅡ(食品学演習) 演習 1 1 0 31423 ゼミナールⅢ(食物演習) 演習 1 1 0 31424 ゼミナールⅣ(給食事前・事後指導) 演習 1 1 0 31425 ゼミナールⅤ(栄養士講座) 演習 1 1 41010 教職概論 講義 2 2 2 41020 教育原理 講義 2 2 1 1 41030 発達心理学 講義 1 1 1 41040 道徳教育の理論と方法 講義 2 2 2 41050 教育方法論 講義 2 2 2 41060 生徒指導論 講義 2 2 2 41070 教育相談 講義 1 1 1 41080 教職実践演習(栄養教諭) 演習 2 2 2 41090 教育実習指導(事前・事後指導) 講義 1 1 1 41100 教育実習 実習 1 1 1 合計 21 42 50 25 3 H28年度 H29年度 医療管理 秘書士 必要単位 医事管理士 必要単位 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 1 1 2 1 2 2 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 1 1 2 1 2 2 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 18 18 担当者 1年 1年 2年 2年 集中 単位修得 平成28年度 講義 時期 前 後 前 後 平成29年度 期 期 期 期 ○ ○ ○ ○ 2年後期 緒方 義英 ○ 1年前期 緒方 義英 ○ 2年後期 緒方 義英 ○ 1年前期 緒方 克則 ○ 1年前期 宇津木 基 ○ 1年後期 室長 大應 ○ 1年前期 室長 大應 ○ 1年前期 山本 遼 ○ 1年前期 山本 遼 ○ 1年前期 (慶應アカデミー) ○ 1年後期 (慶應アカデミー) ○ 1年前期 渡辺 玲子 ○ ○ 1年後期 渡辺 玲子 ○ 2年前期 森 洋幸 ○ 1年前期 江口 敏一 ○ 1年前期 村上 直彦 ○ 2年後期 田口 五都子 ○ 2年前期 飯盛 勝義 ○ 2年後期 飯盛 勝義 ○ ○ 2年前期 斉藤 篤司 ○ 1年前期 伊東 裕子 ○ 1年後期 伊東 裕子 ○ 2年前期 伊東 裕子 ○ 2年後期 伊東 裕子 ○ 2年前期 篠原 壽子 ○ 2年後期 篠原 壽子 ○ 1年前期 錦 萬代 ○ 2年前期 錦 萬代 ○ 2年後期 錦 萬代 ○ 1年後期 錦 萬代 ○ 2年後期 木下 美千代 ○ 1年後期 木下 美千代 ○ 1年前期 篠原 壽子 ○ 1年後期 篠原 壽子 ○ 1年後期 篠原 壽子 ○ 2年前期 篠原 壽子 ○ 2年後期 錦 萬代 ○ 1年前期 錦 萬代 ○ 1年前期 磧 孝子 ○ 1年後期 錦 萬代 ○ 2年前期 錦 萬代 ○ 1年前期 木下 美千代 ○ 1年前期 木下 美千代 ○ 1年後期 木下 美千代 ○ 2年前期 木下 美千代 ○ 2年後期 木下 美千代 ○ 1年後期 麻生 愛子・髙木 怜子 ○ 2年前期 麻生 愛子 ○ 2年後期 小林 千種 ○ 1年後期 釘丸 知子 ○ 2年前期 釘丸 知子 ○ 2年後期 飯盛 勝義 ○ 2年前期 末永 由美 ○ 1年前期 釘丸 知子 ○ 1年後期 釘丸 知子 ○ 1年前期 室長 大應 ○ 1年後期 室長 大應 ○ 1年前期 食物栄養学科教員 ○ 1年後期 伊東 裕子 ○ 2年前期 食物栄養学科教員 ○ ○ 2年後期 木下 美千代 ○ 2年後期 食物栄養学科教員 ○ 1年前期 山本 遼 ○ 1年後期 山本 遼 ○ 1年前期 廿 麻乃 ○ 2年後期 梅高 賢正 ○ 1年後期 山本 遼 ○ 2年前期 矢口 孝芳 ○ 1年後期 松下 義雄 ○ 2年後期 山本 遼・八丁 雄子 ○ ○ 2年後期 山本 遼 ○ ○ 2年後期 山本 遼 成績評価基準等について 1.成績評価の方法は、筆記試験・実技試験・レポート提出・課 題提出・作品提出・実習態度・受講姿勢等で行う。 2.成績評価基準は、下記の通りとする。 成 100 - 89 - 79 - 69 - 59 - 績 90 点 80 点 70 点 60 点 0点 評 価 秀 (AA) 優 ( A ) 良 ( B ) 可 ( C ) 不可( D )… 不合格 3.各授業科目について総授業時数の3分の1を超える時数を欠席 した学生の当該科目の成績評価はしない。 4.追・再試験については別に定め、「学生生活のしおり」に明 記している。 目 次 特設科目………………………… 1 ∼ 2 共通基礎科目…………………… 3 ∼15 食物栄養学科(1年)専門科目… 16∼40 教職専門科目… 41∼46 食物栄養学科(2年)専門科目…47∼72 教職専門科目…73∼78 特設科目 1 授業科目名 担当教員名 [10010] アセンブリーアワー(礼拝) 緒方 義英(15110) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 食物栄養学科 1・2 2年間 必修 関係資格 授業形態 単位数 演習 1 【授業の概要】 建学の精神に基づく宗教的情操の涵養を目的に、音楽礼拝と講話を合わせた形式で法会を行う。講話の内容は、宗教的な題材にと どまらず、人権や環境など、現代的課題も取り入れる。 【授業の到達目標】 受講者一人ひとりが、如来の智慧と慈悲について学び、いのちの尊厳、生かされて生きていることへの喜び、感謝の心などについて 考え、それを言葉(文章)でも表現できるようになる。 【学修の進め方】 事前に必ず掲示板を見て、授業内容と講師名を確認する。授業後には、所定のレポート用紙に講話要旨と感想を書き、期日までに提 出すること。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション 授業の概要説明(礼拝時の作法、聴聞の姿勢、成績評価について) 2 花祭り・宗祖降誕会 釈尊の誕生を祝う法要「花祭り」と親鸞聖人の誕生を祝う法要「降誕会」を併修。(1年次・5月) 3 定期礼拝 音楽礼拝と講話による法会(1年次・6月) 4 定期礼拝 音楽礼拝と講話による法会(1年次・7月) 5 定期礼拝 音楽礼拝と講話による法会(1年次・10月) 6 成道会 釈尊の成道を祝う法会(1年次・11月) 7 報恩講 親鸞聖人の恩徳に報いる法要(1年次・12月) 8 追悼会 本学の関係物故者追悼の法要(1年次・1月) 9 花祭り・宗祖降誕会 釈尊の誕生を祝う法要「花祭り」と親鸞聖人の誕生を祝う法要「降誕会」を併修。(2年次・5月) 10 定期礼拝 音楽礼拝と講話による法会(2年次・6月) 11 定期礼拝 音楽礼拝と講話による法会(2年次・7月) 12 定期礼拝 音楽礼拝と講話による法会(2年次・10月) 13 成道会 釈尊の成道を祝う法会(2年次・11月) 14 報恩講 親鸞聖人の恩徳に報いる法要(2年次・12月) 15 追悼会 本学の関係物故者追悼の法要(2年次・1月) 16 【テキスト】・【参考書】 「聖典・聖歌」、「仏教聖典」 【成績評価】 課題レポート(100%) 【オフィスアワー】 月曜日、火曜日、水曜日 16:30~17:00 【備考】 毎時間、礼拝行事に相応しい頭髪・服装で出席し、念珠と筆記用具を持参すること。 2 共通基礎科目 3 授業科目名 担当教員名 [21011] 宗教学Ⅰ 緒方 義英(15110) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 食物栄養学科 1 前期 必修 関係資格 授業形態 単位数 講義 2 【授業の概要】 前半は様々な宗教について取り上げ、その歴史や特色について取り上げる。後半は釈尊の生涯と教えを通して、仏教的な考え方に 焦点をあてる。講義は、担当教員の用意するプリントを中心に進めるが、適宜、DVD等の視聴覚教材を用いる。 【授業の到達目標】 宗教、特に仏教に関する基礎的な知識の習得を通して、本学の「建学の精神」である大乗仏教の精神に触れ、心豊かなで社会性のあ る人格を養う。 【学修の進め方】 授業計画に示す小テストに向けて、授業中に配布するプリントを整理し、予習・復習をする。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション 講義の概要説明(建学の精神、浄土真宗の教章、成績評価について) 2 宗教とは 宗教の概念(宗教の本質と原始宗教) 3 さまざまな宗教1 民族宗教① 4 さまざまな宗教2 民族宗教② (小テスト1) 5 さまざまな宗教3 キリスト教とイスラム教 (小テスト2) 6 釈尊の生涯1 釈尊の誕生 (小テスト3) 7 釈尊の生涯2 釈尊の求道 (小テスト4) 8 釈尊の生涯3 釈尊の成道とさとりの内容 (小テスト5) 9 釈尊の生涯4 釈尊の伝道と入滅 (小テスト6) 10 釈尊の生涯5 DVD「釈尊の生涯」 (小テスト7) 11 釈尊の教え1 四法印と縁起 12 釈尊の教え2 四諦1 苦諦 (小テスト8) 13 釈尊の教え3 四諦2 集諦と滅諦 14 釈尊の教え4 四諦3 道諦 (小テスト9) 15 まとめ 授業の振り返り (小テスト10) 16 期末試験 筆記試験 【テキスト】・【参考書】 「聖典・聖歌」、「仏教聖典」(仏教伝道協会) 【成績評価】 筆記試験(60%)、小テスト(30%)、課題レポート(10%) 【オフィスアワー】 月曜日~金曜日 16:30 ~ 17:00 【備考】 授業中にプリントを配布し、適宜小テストを実施する。 4 授業科目名 担当教員名 [21012] 宗教学Ⅱ 緒方 義英(15110) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 食物栄養学科 2 後期 選択 関係資格 授業形態 単位数 講義 2 【授業の概要】 前半は、親鸞聖人の生涯を辿り、その求道と歴史的背景について考察する。後半は、 『歎異抄』の講読を通して、親鸞聖人の思想に ついて考察する。 講義は、担当教員の用意するプリントを中心に進めるが、適宜、DVD等の視聴覚教材を用いる。 【授業の到達目標】 親鸞聖人の生涯と教えを通して、宗教的な価値観と世俗的な価値観を比較・検討し、人間の本当に拠り所とすべき「真実の教え」とは 何かを問題にしながら、個々の主体的な宗教観を確立する。 【学修の進め方】 授業計画に示す小テストに向けて、授業中に配布するプリントを整理し、予習・復習をする。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション 講義の概要説明(浄土真宗の生活信条、食事のことばについて) 2 親鸞聖人の生涯1 誕生から出家まで 3 親鸞聖人の生涯2 比叡山での修行、法然聖人との出会い 小テスト1 4 親鸞聖人の生涯3 法難と流罪① 小テスト2 5 親鸞聖人の生涯4 法難と流罪② 6 親鸞聖人の生涯5 伝道と執筆活動、晩年の生活 小テスト3 7 親鸞聖人の生涯6 DVD「親鸞さま」鑑賞とその解説 小テスト4 8 親鸞聖人の教え1 浄土真宗の教章 9 親鸞聖人の教え2 『歎異抄』を読む① 小テスト5 10 親鸞聖人の教え3 『歎異抄』を読む② 小テスト6 11 親鸞聖人の教え4 『歎異抄』を読む③ 小テスト7 12 親鸞聖人の教え5 『歎異抄』を読む④ 13 親鸞聖人の教え6 『歎異抄』を読む⑤ 小テスト8 14 親鸞聖人の教え7 DVD「親鸞聖人の見た風景」、「歎異抄」鑑賞 15 まとめ 授業の振り返り 小テスト10 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 「聖典・聖歌」、「仏教聖典」(仏教伝道協会) 【成績評価】 筆記試験(50%)、小テスト(30%)、課題レポート(20%) 【オフィスアワー】 月曜日~金曜日 16:30 ~ 17:00 【備考】 5 授業科目名 担当教員名 [21020] 文学 緒方 克則(27007) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 幼児教育学科 1 前期 選択 関係資格 授業形態 単位数 講義 2 【授業の概要】 国語表現を通して音声による「話し言葉」、文字による「書き言葉」を学習する。私達の現場を振り返ると、教師の一方的な講義形式の授 業が多い様なような気がする。故に教師が問いかけ、生徒が答える応答の場面も適宜取り入れて、できるだけ生徒に発言させる場を工 夫する。また、実用的な文章を書く練習を積み重ねることにより、実社会で必要とされる文章が身につく。 【授業の到達目標】 1.論理的な文章表現の能力を身につける。2.創造的に自己を表現することができるようになる。 3.就職試験問題の解き方や面接試験での志望動機を身につける。 【学修の進め方】 自分で作成した学習プリントを用いて、学習を進める。その際、是非理解し、覚えて欲しい学習プリントについては、宿題や小テストを実 施する。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 ・勉強法(学習プリントNo1.No2.No3) ・文学を学習する意義(学習プリントNo4) ・効率よく勉強する方法を学ぶ。 ・文学とはどういうものかを分かりやすく説明する。 2 ・一分間スピーチの指導(学習プリントNo5) ・一分間スピーチの原稿作成 ・一分間スピーチ ・1分間スピーチを行う目的を学ぶ。・1分間で話す自己紹介の原稿を書く。 ・できるだけ暗唱し、教卓前で話しているところをビデオカメラに撮影する。 3 ・一分間スピーチのビデオ鑑賞と自己評価 ・語彙学習(学習プリントNo6) ・撮影したビデオを見て、自己評価し、そして感想を話し合う。 ・漢字の読み書き取り、反対語、四文字熟語を学習し、語彙を豊かにする。 4 ・語彙学習(学習プリントNo7) ・語彙学習(学習プリントNo8) ・漢字の読み書き取り、慣用句、文学作品を学習し、語彙を豊かにする。 ・漢字パズル、反対語、慣用句を学習し、語彙を豊かにする。 5 ・第1回小テスト(漢字の読み書き取り) ・難読語句の意味(学習プリントNo9) ・文学作品の概要(学習プリントNo10、No11) ・原稿用紙の書き方その1(学習プリントNo12) ・小テストを実施し、漢字とその読みを覚える。 ・難解語句の意味を学習し、語彙を豊かにする。 ・文学作品に親しみを持たせる。原稿用紙の使い方を学ぶ。・原稿用紙の使い方を学ぶ。 6 ・第2回小テスト(反対語・四字熟語) ・原稿用紙の書き方その2・(学習プリントNo13) ・敬語の使い方その1(学習プリントNo14) ・小テストを実施し、反対語と四文字熟語を覚える。 ・感想文(東九州短期大学に入学して)を書く。敬語の使い方を学ぶ。 ・第3回小テスト(漢字の読み書き取り) ・敬語の使い方その2 ・感想文の添削指導 ・第4回小テスト(漢字の書き取り・文学史) ・ハガキ・封筒書き方その1(学習プリントNo 16) ・第5回小テスト ・文体についてその1(学習プリントNo18) ・文体についてその2(学習プリントNo19) ・第6回小テスト(敬語) ・段落について(学習プリントNo20) ・構成について(学習プリントNo21) ・第7回小テスト(文体) ・構成について(学習プリントNo22) ・自己PRについて(学習プリントNo23) ・小テストを実施し、漢字とその読みを覚える。 ・尊敬語、謙譲語、丁寧語の使い方を学ぶ。感想文の書き方を学ぶ。 ・感想文の書き方を学ぶ。 ・小テストを実施し、漢字と文学作品を覚える。 ・ハガキ、封筒の書き方を学ぶ。 7 8 9 10 11 ・小テストを実施し、反対語と慣用句を覚える。 ・話し言葉と書き言葉の相違点を学ぶ。 ・接続詞を用いて、文の区切りを学ぶ。 ・小テストを実施し、敬語を覚える。 ・接続語を用いて、段落分けを学ぶ。 ・漫画について、構成の仕方を学ぶ。 ・小テストを実施し、話し言葉と書き方言葉の相違点を覚える。 ・漫画について、構成の仕方を学ぶ。 ・自己PRの書き方を学ぶ。 12 ・評論文、小論分について (学習プリントNo24No25) 13 ・私の進路について(学習プリントNo26) ・進路について学び、自分の進路を書く。 ・就職面接試験に関して(学習プリントNo27) ・就職面接試験について学ぶ。 14 ・私の進路の添削指導 ・就職面接試験に関して (学習プリントNo28~31) ・自分の進路について書き方を学ぶ。 ・就職面接試験に関して学ぶ。 15 ・今までの復習と試験対策 ・今までの復習を兼ね、試験で合格点を取る対策を行う。 16 期末試験 ・評論文、小論文の解き方を学ぶ。 【テキスト】・【参考書】 下記の書物を参考にして、授業指導プリントを作成する。 新小論ノート(三省堂) 新しい授業の工夫(大修館) 【成績評価】 筆記試験(40%)、平常点(60%)(小テスト、課題提出、授業態度など) 【オフィスアワー】 授業の開始前・終了後10分程度 【備考】 社会や地域で本当に必要とされる豊かな人間となるために、基本的な国語表現を身につけさせる。 6 授業科目名 担当教員名 [21050] 日本国憲法 宇津木 基(27004) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 前期 選択 栄養教諭二種免許 講義 2 【授業の概要】 授業計画のテーマに従って講義する。 【授業の到達目標】 日本国憲法の構造を理解する。 【学修の進め方】 教科書及び配布するレジュメを使って講義する。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 憲法総論1 人権の内容について 2 憲法総論2 人権の限界、統治機構について 3 表現の自由 教科書Theme 8、9 4 プライバシー権 教科書Theme 3 5 法の下の平等(1) 教科書Theme 5 6 法の下の平等(2) 教科書Theme 6 7 外国人の人権 教科書Theme 2 8 営業の自由 教科書Theme 10 9 生存権 教科書Theme 11 10 国会 法律の制定、2院制、議院の機能 11 内閣 内閣、議院内閣制、衆議院の解散 12 裁判所 教科書Theme 19、20 13 まとめ(1) まとめ講義、問題演習 14 まとめ(2) まとめ講義、問題演習 15 まとめ(3) まとめ講義、問題演習 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 初宿正典 他「いちばんやさしい憲法入門 第4版 補訂版」(有斐閣アルマ) 【成績評価】 筆記試験(100%) 【オフィスアワー】 授業前10分 【備考】 7 授業科目名 担当教員名 [21100] 環境科学 室長 大應(15107) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 食物栄養学科 1 後期 選択 関係資格 授業形態 単位数 講義 2 【授業の概要】 日本における公害、酸性化する大気、水の危機、あふれるゴミ、オゾン層破壊のもたらすもの、地球温暖化、越境問題、エネルギーや 資源問題、環境評価について、統計資料、映像資料、ウェブ検索などをもとに、地球規模で考察するとともに、酸性雨、水質調査や生態 系についてのアクティブラーニングを通して、身近な環境問題について検討する。毎回、学習目標、学習内容、課題を「学習シート」の形 式で提示する。 【授業の到達目標】 1.公害、廃棄物、自然や生態系に関する問題、地球規模で発生する問題、越境問題、資源問題、社会環境問題など、環境問題の本 質と対策の効果に ついて考えることができる。 2.「Think global, Act local」の観点から、環境問題について科学的に考え取り組むことができる。 【学修の進め方】 配布する学習シートを中心に講義を進める。学習シートの課題は、必ず取り組み、次回講義までに必ず提出する。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 環境問題の2つの側面、環境科学の役割について考察する。 1 環境科学とは 2 環境科学とは(2) 3 放射線とは 4 不都合な真実 映画「不都合な真実」を視聴し、地球温暖化をはじめとする地球環境問題の実相を概括する。 5 地球温暖化 地球温暖化のメカニズム、温室効果ガスについて科学的に考察する。 6 地球温暖化(2) 地球温暖化による地球規模の将来影響を理解し地球温暖化対策について検討する。 7 オゾン層 8 地球の水資源 9 地球の水資源(2) 10 地球の水資源(3) 11 大気汚染と酸性雨 12 大気汚染と酸性雨(2) 13 生態系の危機 14 エネルギー資源問題 地球のエネルギー資源(石油、原子力、太陽エネルギーなど)問題について討議する。 15 環境評価 環境・自然保護についての国際会議、条約、宣言の概要について考える。 最後にまとめとして自分自身の環境マインドについて振り返る。 16 期末試験 環境科学の方法論の特徴について、具体的な事例として放射性物質による汚染を取り上げ、 科学的に考察する。 放射線の種類、放射線に関する単位、半減期、放射線の利用、廃棄物処理の方法などにつ いて考える。 紫外線の性質、フロンによるオゾン層破壊のメカニズム、オゾン層保護の取り組みを考察す る。 ドキュメンタリー映画「大都会のドブ川の奇跡」の視聴を通して、地球の水環境の概要、身近な 水環境の課題と改善の方策について考える。 河川や湖沼の水質汚濁の実際、水質汚濁の指標(DO、BOD、CODなど)の意味を考える。ま た、水質環境基準(環境省)について検討する。 自見川や用水路の水を採取し、試薬を用いて水質検査を行う。また、いろいろな浄水器の機 能を比較する。 酸性雨の定義について考える。あわせてpHの定義について確認し、雨や身近な物質のpHを 測定する。 越境する大気汚染物質(PM2.5)、酸性雨の発生メカニズム、森林被害の実相について考察す る。 生態系(エコシステム)、食物連鎖、エネルギーと物質循環、生態系保護の課題について考察 する。 【テキスト】・【参考書】 藤倉良、藤倉まなみ 著「文系のための環境科学入門」(有斐閣コンパクト) 【成績評価】 筆記試験(50%)、学習シート(学習課題・レポートを含む)(50%) 【オフィスアワー】 授業日 16:30~17:20 【備考】 8 授業科目名 担当教員名 [21120] 化学概論 室長 大應(15107) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 食物栄養学科 1 前期 選択 関係資格 授業形態 単位数 講義 2 【授業の概要】 栄養士を目指す学生を対象とし、生化学および栄養学の理解を容易にするため、食べ物を素材として、化学の基礎基本の理解および 化学的なものの見方考え方を中心に講義を展開する。 【授業の到達目標】 1.栄養士として必要な食品学および栄養学関連分野の学修の基礎基本となる化学の基礎的知識を修得する。 2.化学の基礎概念についての理解する。 3.物質の成り立ちおよびその変化を化学的に説明できる。 【学修の進め方】 授業は毎時間学習シートを配布する。学習シートで取り上げられた課題について、毎回、取り組みについてレポートを提出する。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 物質の成立と構成元素 オリエンテーション、原子・分子・元素記号・メンデレーエフの周期表 2 物質の成立と構成元素(2) 原子の電子配置、化学結合(イオン結合/共有結合/金属結合) 3 物質の成立と構成元素(3) 組成式、分子式、構造式、示性式、電子式 4 原子・分子・イオン 原子量、分子量、組成式量 5 モルとアボガドロ数 モル、アボガドロ数、モルと原子量・分子量・式量との関係、化学反応の物質量、たらこの卵の 数の予測 6 化学の基本法則 質量保存の法則、定比例の法則、ドルトンの原子説、気体反応の法則 7 物質の三態と状態変化 物質の三態、ボイル・シャルルの法則、気体の状態方程式、絶対零度の物理的意味 8 コロイド溶液 溶質と溶媒、溶解度、溶液の濃度、コロイド溶液の性質 9 食品とエネルギー 生体エネルギー、ATPとADP、食物のもつエネルギー、三大栄養素とエネルギー 10 化学反応と化学反応式 化学反応式、酸と塩基、中和反応、水素イオン濃度pH 11 酸化・還元 酸化・還元、身の回りの酸化剤・還元剤、熱化学反応式 12 溶液の濃度とその表し方 パーセント濃度、モル濃度、グラム当量 13 食品中の有機化合物とその働き 生体と有機化合物、糖質、タンパク質、脂質 14 食品中の有機化合物とその働き 生命活動と有機化合物、酵素、ホルモン、環境ホルモン (2) 15 食品中の無機化合物 16 期末試験 必須ミネラルとその特徴 【テキスト】・【参考書】 松井徳光、小野廣紀 著「わかる化学-知っておきたい食と暮らしの基礎知識」(化学同人) 吉田たかよし著、「元素周期表で世界はすべて読み解ける」(光文社新書) 【成績評価】 筆記試験(50%)、学習シート(学習課題・レポートを含む)(50%) 【オフィスアワー】 授業日 16:20~17:00 ICT教室 【備考】 9 授業科目名 担当教員名 [21160]キャリアプランニングⅠ 山本 遼(16101) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 食物栄養学科 1 前期 選択 関係資格 授業形態 単位数 講義 1 【授業の概要】 就職に向けて,自分自身のキャリア(職業人生)をデザインすること(どんな仕事につきたいのか,どんな生き方をしたいのかという方向 性を明らかにすること)が必要である。そこで本科目では,第一に,アメリカの心理学者E.シャイン(Edgar.H.Schein)の提起したキャリアを 考えるための3つの問いについて自分なりの考えを示す。第二に,社会情勢や社会のしくみについて整理し,社会人として求められるこ とを整理する。第三に,これまでの授業を踏まえて自己PRを作成しそれについて他者と意見交流を行う。 【授業の到達目標】 ・自分のキャリアの方向性を認識し,自分の強み,やりたいこと,大切にしている価値観などを自分の言葉で説明できる。 ・社会人として必要なマナーや能力,知っておくべき知識(権利や義務)について説明できる。 ・自己分析を踏まえて,履歴書を書いたり自己PRをしたりすることができる。 【学修の進め方】 自分自身のキャリアについて省察するという主体性をもって授業に臨んでください。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション キャリアとは何か,キャリアをデザインするとはどういうことかについて 2 自分自身を知る 「自分は何が得意か」,「自分はいったいなにがやりたいのか」,「どのようなことをやっている自分なら, 意味を感じ,社会に役立っていると実感できるのか」という問いに自分なりの考えを述べる。 3 社会情勢や社会の仕組みを知る 成長社会から成熟社会への転換・社会情勢の変化などについて 4 社会人として求められる能力や知 識について 我々の世界を生きる力,秩序感覚,けじめの感覚,労働法や税金について 5 自己PRの作成 自己PRの原稿の作成 6 自己PRについてのディスカッション 他者との意見交流を通じて,自己PRの原稿を推敲する。 7 自己PRの発表 自己PRの2分間スピーチの発表 8 8回の講義のまとめ 8回のまとめと振り返りを行い,自分の夢や目標をどのように実現させていくかについて考える。 【テキスト】・【参考書】 金井壽宏(2002)『働くひとのためのキャリア・デザイン』PHP新書 【成績評価】 レポート60%,授業中の発表・討論20%,受講姿勢20% 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後17時30分まで 【備考】 10 授業科目名 担当教員名 [21161]キャリアプランニングⅡ 山本 遼(16101) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 食物栄養学科 1 前期 選択 関係資格 授業形態 単位数 講義 1 【授業の概要】 就職に向けて,自分自身のキャリア(職業人生)をデザインすること(どんな仕事につきたいのか,どんな生き方をしたいのかという方向 性を明らかにすること)が必要である。そこで本科目では,第一に,キャリアプランニングⅠを踏まえて自分は大学で何を学ぶ必要がある かを明らかにする。第二に,具体的なケースや事例分析を通じて,社会人として必要な論理的な思考力や意思決定の能力,協働する能 力,情報活用能力を高める。 【授業の到達目標】 ・現時点で,自分は大学で何を学びたいのかを自分なりに示すことができる。 ・社会人として必要な力量(論理的な思考力や意思決定の能力,協働する能力,情報活用能力)を高める。 【学修の進め方】 自分自身のキャリアについて省察するという主体性をもって授業に臨んでください。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション キャリアプランニングⅠを踏まえて,自分は大学で何を学びたいのかを考える。 2 大学で何を学びたいか 自分は大学で何を学びたいか,学ぶ必要があるかを考える。 3 論理的な思考力を鍛える①-文章 の読み方- 知的複眼思考,批判的な読み方,知識の受容から創造への転換 4 論理的な思考力を鍛える②-文章 の書き方- 書くことと考えること,問いの立て方と展開の仕方,自己内対話,概念や定義 5 協働する力を鍛える① PDCAサイクルを通じて,チームで問題解決の計画を策定する。 6 協働する力を鍛える② PDCAサイクルを通じて,チームで策定した計画を実行する。 7 協働する力を鍛える③ PDCAサイクルを通じて,チームで策定した計画を修正する。 8 8回の講義のまとめ 8回のまとめと振り返りを行う。 【テキスト】・【参考書】 金井壽宏(2002)『働くひとのためのキャリア・デザイン』PHP新書 【成績評価】 レポート60%,授業中の発表・討論20%,受講姿勢20% 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後17時30分まで 【備考】 11 授業科目名 担当教員名 [27011] 英語(英会話)Ⅰ 慶應アカデミー(27011) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 前期 必修 栄養教諭二種免許 演習 1 【授業の概要】 実践的な英語表現を中心に取り上げ、日常会話に役立つ英語力を養成する。 【授業の到達目標】 初級程度の英会話能力を習得する。 英語によるコミュニケーションを楽しむことができる。 【学修の進め方】 毎回、講義にあたっては、配布する単語リストと教科書の文法の復習を必ず行う。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 導入 icebreak 2 自己紹介 be動詞を使い、自己紹介をする。 3 自己紹介 be動詞を使い、自己紹介をする。 4 職業 be動詞の否定文と形容詞を使い、仕事について会話する。 5 職業 be動詞の否定文と形容詞を使い、仕事について会話する。 6 家族 所有格を使い、自分の家族などについて会話する。 7 家族 所有格を使い、自分の家族などについて会話する。 8 復習① Lesson 1~7 までの復習。 9 場所 前置詞を使い、場所案内をする。 10 場所 前置詞を使い、場所案内をする。 11 家財 複数形を使い、会話をする。 12 家財 複数形を使い、会話をする。 13 スポーツ 助動詞と命令文を使い、会話をする。 14 スポーツ 助動詞と命令文を使い、会話をする。 15 復習② Lesson 9~14 までの復習。 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 Gregory.J.Manin Alicia Artusi 「Engage Starter」(OXFORD) 【成績評価】 筆記試験(60%)、受講姿勢(40%) 【オフィスアワー】 授業前後10分 【備考】 12 授業科目名 担当教員名 [27012] 英語(英会話)Ⅱ 慶應アカデミー(27011) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 後期 必修 栄養教諭二種免許 演習 1 【授業の概要】 実践的な英語表現を中心に取り上げ、日常会話に役立つ英語力を養成する。 【授業の到達目標】 初級程度の英会話能力を習得する。 英語によるコミュニケーションを楽しむことができる。 【学修の進め方】 毎回、講義にあたっては、配布する単語リストと教科書の文法の復習を必ず行う。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 習慣 副詞を使い、時間を伝える。 2 習慣 副詞を使い、時間を伝える。 3 ライフスタイル 助動詞を使い、会話をする。 4 ライフスタイル 助動詞を使い、会話をする。 5 復習① Lesson 1~4 までの復習。 6 趣味 未来形を使い、自分のしたい事について会話する。 7 趣味 未来形を使い、自分のしたい事について会話する。 8 余暇 疑問詞を使い、自分のスケジュールについて会話する。 9 余暇 疑問詞を使い、自分のスケジュールについて会話する。 10 復習② Lesson 6~9 までの復習。 11 行動① 現在進行形を使い、会話する。 12 行動① 現在進行形を使い、会話する。 13 行動② 現在進行形と疑問詞を使い、会話する。 14 行動② 現在進行形と疑問詞を使い、会話する。 15 復習③ Lesson 11~14 までの復習。 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 Gregory.J.Manin Alicia Artusi 「Engage Starter」(OXFORD) 【成績評価】 筆記試験(60%)、受講姿勢(40%) 【オフィスアワー】 授業前後10分 【備考】 13 授業科目名 担当教員名 [28011] 健康スポーツⅠ 渡辺 玲子(27033) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 前期 必修 栄養教諭二種免許 講義 1 【授業の概要】 生涯にわたって健康で豊かな生活を送るために必要な基本的な知識を学ぶ。特に、身体の仕組みや生活習慣、環境など の身近な話題をもとに、スポーツや運動、生活活動の持つ重要な役割について考える。現在の生活を振り返りながら、今後 の健康ライフプランをたてる。 【授業の到達目標】 自分なりの健康観やスポーツ観を創り上げることをテーマとし、健康やスポーツについての様々な知識を得ることによって、 自身の生活の中にスポーツや運動が浸透し、健康的で豊かなライフスタイルを形成することができるようになる。 【学修の進め方】 毎回講義に配布する学習シートを必ず確認する。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション (健康とは) 講義内容と授業計画について健康に関する知識を学び「健康とは何か?」を考える 2 こころの健康 うつ病に関する知識を学び、ストレスとどう付き合うかを考える 3 生活習慣病 生活習慣病やメタボリックシンドロームについての知識とその予防法を学ぶ 4 運動、休養と健康 適切な運動、休養、栄養が健康をつくる基本であることの理解を深め、具体的な方法を学ぶ 5 妊娠期の運動 妊娠期における運動の必要性と具体的な方法を学ぶ 6 禁煙、飲酒、薬物乱用と健康 禁煙、飲酒、薬物乱用が身体に与える様々な影響を学ぶ 7 トレーニングとフィットネス トレーニングの基礎知識と、自分の目的にあった効果的なトレーニング法を学ぶ 8 大学生の健康と運動、まとめ 大学生活をより豊かに過ごすために、どのように運動やスポーツを取り入れるかを考える 9 10 11 12 13 14 15 16 【テキスト】・【参考書】 プリント資料配付 【成績評価】 積極的な受講姿勢(50%)、毎回の学習確認レポート提出(50%) 【オフィスアワー】 授業終了後10分程度 【備考】 体育の授業にふさわしい服装であること。運動用体育館シューズが必要。 14 授業科目名 担当教員名 [28012] 健康スポーツⅡ 渡辺 玲子(27033) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 後期 必修 栄養教諭二種免許 実技 1 【授業の概要】 スポーツや運動をすることの楽しさや心地よさを体感する。個人の能力に応じて健康づくり、体力づくりを生涯にわたって楽 しみながら行えるよう、その基礎づくりをする。また、健康、体力面だけでなく仲間と共に身体活動を体験することで「友達づ くり」「仲間との信頼関係づくり」をねらいとする。 【授業の到達目標】 ストレッチング、エアロビックトレーニング、レジスタンストレーニング、コンディショニングトレーニングの理論や実践方法を学 び、生活の中で実践できる能力を身につける。また、コミュニケーション能力の向上を図り、社会性を獲得する。 【学修の進め方】 自宅できる運動を実践する。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーションからだほぐし 講義内容と授業計画についてこころとからだをリラックスさせる 2 体力測定 体力測定を行う 3 ストレッチング 正しいストレッチングのやり方を理解し実践する 4 レクリエーションスポーツ ニュースポーツを実践する 5 エアロビックトレーニング① 正しく効果的なウォーキングのやり方を理解し実践する 6 エアロビックトレーニング② 正しいステップ運動のやり方を理解し実践する 7 レジスタンストレーニング① ボールを用いたレジスタンストレーニングの正しいやり方を理解し実践する 8 レジスタンストレーニング② ゴムチューブを用いたレジスタンストレーニングの正しいやり方を理解し実践する 9 コーディネーショントレーニング① コーディネーショントレーニングの基礎 10 コーディネーショントレーニング② コーディネーショントレーニングの応用 11 スポーツ1 バレーボール、卓球、バスケットボール、バドミントンより選択 12 スポーツ2 バレーボール、卓球、バスケットボール、バドミントンより選択 13 スポーツ3 バレーボール、卓球、バスケットボール、バドミントンより選択 14 スポーツ4 バレーボール、卓球、バスケットボール、バドミントンより選択 15 まとめ これまでに学んだ内容のまとめ 16 【テキスト】・【参考書】 プリント資料配付 【成績評価】 積極的な受講姿勢、仲間との協力(準備、片付けも含む)(70%)、レポート2回(テーマは授業で発表)(30%) 【オフィスアワー】 授業終了後10分程度 【備考】 体育の授業にふさわしい服装であること。運動用体育館シューズが必要。 15 食物栄養学科(1年)専門科目 栄養教諭二種免許を取得するためには 栄養士免許の取得に必要な全科目の 単位を取得すること 16 授業科目名 担当教員名 [31020] 社会福祉概論 江口 敏一(27005) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 前期 選択 栄養士免許 講義 2 【授業の概要】 授業の展開は、単元テーマごとに、講義、グループ研究、資料作成、発表を交えて進め、その中で学び、考え、より良く生きていくための 理念を構築する。さらに、人生の終末期における問題や現代の少子高齢問題について考えを深めるために「高齢者福祉施設」にて現場 体験し、レポートにまとめる。 【授業の到達目標】 国民生活上欠かせない福祉の現状を理解し、生活を豊かにする視点を身につける。そのために社会福祉の理論、制度や政策、歴史、 援助活動の方法および援助技術など社会福祉の概要を学ぶ。また、高齢者問題についての課題を持って「高齢者福祉施設」にて現場 体験し、レポートすることが出来るようにする。 【学修の進め方】 主として講義によるが、毎回、配布する学習課題レポートを用いて、学習の理解を深め、考察して疑問点など解決できるようにする。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 社会福祉とは何か 社会福祉の対象となる人間理解、福祉の幸せとは何かについて理解する。 2 社会福祉の基礎概念(第1章) 社会福祉という考え方・人権権利・ライフステージ・ジェンダー・社会福祉の援助における価値・援助原 理・対象とニーズ・社会福祉の専門性・ノーマライゼーションなど 3 社会福祉を取り巻く状況(第2章) 少子社会の展開・高齢化社会の進展と介護問題・現代家族の動向と変化・地域社会の崩壊と変化・現 代の貧困など 4 社会福祉の歴史と展開(第3章) 福祉国家の成立と展開・戦前戦後の社会福祉・福祉改革と社会福祉基礎構造改革・諸外国の社会福祉 の展開 5 社会福祉の仕組みと運営(第4章) 社会福祉の法律・社会福祉行政の仕組み・社会保障審議会・社会福祉財政・社会福祉サービスの利用 システム・社会福祉の計画的推進・社会福祉と地方分権など 6 社会福祉の機関と施設(第5章) 厚生労働省・福祉事務所と家庭児童相談室・児童相談所・障害者更生相談所・社会福祉協議会・社会 福祉施設・社会福祉法人・ 7 社会福祉の援助方法(第6章) ソーシャルワークとその体系・展開過程・歴史的展開・ケースワークやグループワークとコミュニティワー クの展開過程・社会福祉援助方法と倫理・スーパービジョンなど 8 社会保障・公的扶助(第7章) 社会保障の機能・社会保険方式と公的扶助法式・社会保障の体系・生存権保障とナショナルミニマム・ 公的年金制度・医療保険制度・生活保護の原理原則と実施体制 9 子どもの家庭福祉(第8章) 子ども家庭福祉・子どもの権利と権利条約・児童福祉法と実施体制・児童福祉施設体系・次世代育成支 援と子ども子育てビジョン・虐待への対応・一人親家庭と女性福祉 10 高齢者福祉(施設見学含む) 高齢者福祉の理念・法律と実施体系・介護保険制度・施設体系・在宅福祉サービスの基盤整備・介護シ ステムとケアマネ・地域包括ケアシステムの確立・ケアワークとは 11 障碍者施設(第9章) 障害の概念と分類・障害者福祉の基本理念・法律と実施体制・日常生活や社会生活を総合的に支援す る仕組み・障害者の権利・雇用の現状と課題・リハビリテーション 12 地域福祉(第10章) 地域福祉の概念・組織化・ボランティア・NPO活動の役割・住民参加と地域活動・コミュニティケア・ソー シャルサポート・成年後見制度と日常生活自立支援事業 13 これからの社会福祉の課題(第11 章) 苦情解決と福祉オンブズパーソン・福祉サービスと情報システム・国際福祉の現状と課題・福祉教育と 社会福祉・住宅保障・医療福祉におけるソーシャルワーカーの展望 14 社会福祉を支える人たち(第12章) 社会福祉専門職者の現状と課題・社会福祉士と介護福祉士・社会福祉主事・民生委員と主任児童委員 15 評価・まとめ 社会福祉概論全体像についてのまとめ・栄養士職として心に留めるべき福祉課題・試験問題の出題意 図と傾向 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 山縣文治、岡田忠克 編著「よくわかる社会福祉(第10班)」ミネルバ書房、その他随時提示する。 【成績評価】 筆記試験(60%)、授業課題レポート(30%)、実習レポート(10%) 【オフィスアワー】 授業前後10分程度、そのほか随時 【備考】 授業の進め方は、福祉の理念と具体的なサービス展開に重点を置いて進めますので、章毎の授業の速さは異なります。高齢者福祉の 単元の時期に高齢者福祉施設の見学を実施し、集団給食での個別ケアサービスの提供についても学びます。 17 授業科目名 担当教員名 [31030] 解剖学 村上 直彦(27030) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 前期 必修 栄養士免許 医療管理秘書士 医事管理士 講義 2 【授業の概要】 人体の解剖学について総論と各論を通して理解するように授業を行います。単に解剖用語の暗記ではなくその機能と役割についても理 解するように授業を行います。 【授業の到達目標】 人体の解剖についてよく理解し食物栄養学科の学生として必要な知識を修得すること。 【学修の進め方】 授業でノートに書いた内容とテキストで指定した頁を必ず復習すること。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 総論 遺伝子・細胞・免疫について 2 総論 血液・臓器移植について 3 骨格系 骨・関節について 4 筋肉系 筋について 5 循環器系 心臓・血管(動脈・静脈)・リンパ管について 6 呼吸器系 咽頭・喉頭・気管・気管支・肺について 7 消化器系 口膣・咽頭・食道・胃・小腸・大腸について/肝臓・胆のう・膵臓について 8 泌尿器系・生殖器系 腎臓・尿管・膀胱・尿道について/精巣・卵巣・子宮について 9 内分泌系 下垂体・甲状腺・副腎・膵臓・精巣・卵巣について 10 神経系 中枢神経系・末梢神経系について 11 感覚器系 視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚について 12 ビデオ講義 総論 ・各論に関連したビデオを視聴 13 ビデオ講義 総論 ・各論に関連したビデオを視聴 14 まとめ 1~11の総括 15 まとめ 1~11の総括 16 期末試験 前期試験について 【テキスト】・【参考書】 坂井建雄、橋本尚詞「ぜんぶわかる人体解剖図」(成美堂出版社) 【成績評価】 筆記試験(100%) 【オフィスアワー】 授業前後10分 【備考】 18 授業科目名 担当教員名 [31080] 食品学 伊東 裕子(15103) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄誉学科 1 前期 必修 栄養士免許 講義 2 【授業の概要】 「食品」の機能や分類、環境との関連等基本的なことを講義したのち、食品を構成する各種成分の化学構造、機能、調理・加工・貯蔵 中の変化と食品の品質に及ぼす影響を講義する。さらに、「七訂食品標準成分表2016」の記載項目について説明する。 【授業の到達目標】 栄養士養成において、食生活を構成する「食品」を知るということは基本である。食品の機能、歴史的変遷、環境との関連を理解した上 で、食品に含まれる栄養機能に関与する成分の化学及び調理・加工・保存の過程における変化を理解する。健康な食生活を構成する ための「食品」を正しく選択できるようになる。 【学修の進め方】 シラバス、または授業の進行度から考えられる、教科書における次回の内容に目を通して授業に参加する。授業終了後はノート内容の チェックをしておく。各項目が終了した時点で、宿題として栄養士実力認定試験の中から問題を出し、次回提出する。採点後返却し、解 説をすることにより復習とする。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 人間と食品 食品の定義、歴史的変遷、環境との関連など 2 食品の分類 様々な観点による食品の分類、日本食品標準成分表による分類 3 「七訂食品標準成分表2016」の概 要(1) 成分表の歴史と利用、記載食品 4 「七訂食品標準成分表2016」の概 要 (2) 成分値の概要 5 食品の成分(1) 水の性質、化学、保存性との関連性 6 食品の成分(2-1) 炭水化物(糖の化学構造、分類) 7 食品の成分(2-2) 炭水化物(食品の品質への関与) 8 食品の成分(2-3) 炭水化物(調理・加工中における変化-糊化・老化、食物繊維) 9 食品の成分(3-1) たんぱく質(化学的構造、分類) 10 食品の成分(3-2) たんぱく質(食品の品質への関与) 11 食品の成分(3-3) たんぱく質(調理・加工における変化-変性) 12 食品の成分(4-1) 脂質(化学的構造、分類) 13 食品の成分(4-2) 脂質(食品の品質への関与) 14 食品の成分(4-3) 脂質(酸敗とその防止法) 15 食品の成分(5) ビタミンと無機質の概要 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 教科書:石永正隆 著「食品学・食品機能学」(朝倉書店) 参考書:「七訂食品成分表2016」(女子栄養大学出版部) 【成績評価】 筆記試験(70%)、小テスト・レポート提出(20%)、受講姿勢(10%) 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後17時30分まで 【備考】 授業終了後の小テスト、または課題としてレポート提出を課します。 19 授業科目名 担当教員名 [31091] 食品学実験Ⅰ 伊東 裕子(15103) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 後期 選択 栄養士免許 実験 1 【授業の概要】 実験に対する基本的態度、レポートの書き方等初歩的なことを理解した後、試薬・器具の取り扱い、試薬の調製法、基本的技術を実際 に体得する。次にその応用として、「食品成分表」に記載されている食品の成分を分析し、成分表の値と比較することにより実験の意味 を理解する。 【授業の到達目標】 化学実験の基礎的知識と技術を習得し、その技術を用いて食品の成分を定量分析することによって、「食品成分表」に記載されている 食品成分がどのようにして求められているかを理解する。自分で実際に実験することによって、「食品成分表」をより身近な存在として使 いこなせるようになる。 【学修の進め方】 前もって説明を受けた次週の実験内容を教科書・配布プリントで予習して実験に臨むこと。講義中は実験に集中し、データはこまめに 実験ノートに記入する。実験終了後、次の授業前にレポートを提出する。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 実験ガイダンス(1) 実験に臨む態度、危険防止方法、実験のレポートの書き方 2 実験ガイダンス(2) 実験器具の種類と取り扱い等、試薬の取り扱い、濃度の表現方法、試薬の調製法 3 基礎実験技術(1-1) 容量分析の説明、試薬の調製 4 基礎実験技術(1-2) 中和滴定、力価の求め方 5 食品の一般分析(1-1) 食品の水分定量 1 6 食品の一般分析(1-2) 食品の水分定量 2 7 食品の一般分析(2-1) たんぱく質定量の理論・準備 8 食品の一般分析(2-2) たんぱく質の分析 1 9 食品の一般分析(2-3) たんぱく質の分析 2 10 食品の一般分析(3-1) 脂質の分析 1 11 食品の一般分析(3-2) 脂質の分析 2 12 食品の一般分析(4-1) 灰分の定量 1 13 食品の一般分析(4-2) 灰分の定量 2 14 食品の一般分析(5-1) 比色法の原理、リン用試料溶液の調製 15 食品の一般分析(5-2) リンの定量、まとめ(炭水化物・エネルギーの算出) 16 【テキスト】・【参考書】 テキスト:大鶴勝 著「食品学実験」(朝倉書店) 参考書:「七訂食品成分表2016」(女子栄養大学出版部)、「会社別・製品別市販加工食品成分表」(女子栄養大学出版部) 【成績評価】 レポート提出(60%)、受講姿勢(40%) 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後17時30分まで 【備考】 この食品学実験Ⅰではまず初歩的な実験から始め、食品学実験Ⅱに継続していく。 20 授業科目名 担当教員名 [31130] 栄養学総論 錦 萬代(15108) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 前期 必修 栄養士免許 講義 2 【授業の概要】 栄養の意義、健康の保持・増進、疾患の予防、治療における栄養素の役割、エネルギー・栄養素の代謝とその生理的意義、栄養評価 について学ぶ。 【授業の到達目標】 人と食物との関係を明らかにすることを目的として、人の健康の維持増進を図り、疾病を予防する食生活の在り方を研究するために、 人体の仕組み、代謝、吸収、栄養素の役割、食生活に応用できる栄養学的意義、栄養評価について理解する。 【学修の進め方】 講義にあたっては前回の要点について復習をする。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 栄養学の意義、栄養学の歴史 栄養と栄養素、栄養学の歩み、エネルギー代謝、消化と代謝の研究史 2 栄養素と食物 人体の成分と栄養素、食品成分、食品の機能性 3 食物の摂取 食欲、消化と吸収 4 炭水化物とその栄養 炭水化物の化学、消化と吸収 5 炭水化物とその栄養 代謝と栄養 6 脂質とその栄養 脂質の化学、消化と吸収 7 脂質とその栄養 代謝と栄養 8 たんぱく質とその栄養 たんぱく質とアミノ酸、消化と吸収 9 たんぱく質とその栄養 たんぱく質の機能と代謝、たんぱく質の栄養 10 無機質とその栄養 定義と種類・機能、カルシウム、リン、マグネシウム 11 無機質、水とその栄養 ナトリウム、カリウム、鉄、その他の無機質、水 12 ビタミンとその栄養 定義と種類、脂溶性ビタミン 13 ビタミンとその栄養 水溶性ビタミン 14 エネルギー代謝、栄養評価 エネルギーの消費・補給、栄養評価 15 食事摂取基準 食事摂取基準、栄養補給 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 林淳三、高橋徹三 共著「Nブックス 三訂 栄養学総論」(建帛社) 【成績評価】 筆記試験(90%)、課題(10%) 【オフィスアワー】 火曜日 16:30~17:00 【備考】 21 授業科目名 担当教員名 [31160] 臨床栄養学概論 錦 萬代(15108) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 後期 選択 栄養士免許 講義 2 【授業の概要】 主な疾患の成因、病態、症候、予後並びに栄養療法の実態について学ぶ。 特に生活習慣病として対策が急がれている肥満、糖尿 病、動脈硬化、心臓病や脳卒中、さらに栄養状態の評価・判定、診断に不可欠の臨床検査について理解する。 【授業の到達目標】 チーム医療の一員として傷病者の疾患や栄養状態に基づく適切な栄養管理の実施に必要となる医学的基礎知識、食事療法、臨床検 査など病態に応じた広範囲な栄養管理の重要性について理解する。 【学修の進め方】 講義にあたっては前回の要点について復習をする。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 代謝性疾患 肥満 2 代謝性疾患 糖尿病 3 代謝性疾患 脂質異常症、高尿酸血症 4 循環器疾患 心不全、高血圧 5 循環器疾患 動脈硬化、狭心症、心筋梗塞 6 消化器疾患 食道・胃・腸疾患 7 消化器疾患 腸疾患 8 肝胆膵疾患 肝疾患 9 肝胆膵疾患 胆道、膵疾患 10 腎臓疾患 腎臓疾患 11 腎臓疾患 腎臓疾患 12 呼吸器・血液疾患 慢性閉塞性肺疾患、鉄欠乏性貧血 13 アレルギー・骨疾患 食事性アレルギー、骨粗鬆症 14 神経疾患、外科と栄養 神経性食欲不振症、栄養ケア・マネジメント、栄養アセスメント 15 外科と栄養、臨床検査 栄養補給法、臨床検査 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 田中明、加藤昌彦 編著「Nブックス 新版 臨床栄養学 第3版」(建帛社) 【成績評価】 筆記試験(90%)、課題(10%) 【オフィスアワー】 火曜日 16:30~17:00 【備考】 22 授業科目名 担当教員名 [31180] 実践臨床栄養学概論 木下 美千代(15111) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 後期 選択 栄養士免許 講義 2 【授業の概要】 臨床栄養学概論の知識を踏まえ、現場に即した実践力を養うのが目的で、現場に即した内容、方法を体得する。 【授業の到達目標】 現場に役立つ基礎的実践力を身につけ、個々の現場で対応できるよう体得する。実践力のある栄養士を目指すことができる。 糖尿病交換表、腎臓病交換表を使用できる様にする。 【学修の進め方】 出来るだけ小テスト、理解度を把握し、事後指導を行う。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション オリエンテーション、病気と栄養 2 栄養補給法 栄養補給法とは 3 栄養管理 栄養管理のあり方・病気での個別管理のあり方 4 栄養管理 カルテの見方と指導記録の書き方 (1)カルテの見方・意義 (2)カルテの内容 (3)POSシステムによ る栄養指導 5 栄養管理 常食から一般、特別治療食への展開 6 疾患別栄養管理 糖尿病食・糖尿病の合併症の予防 (1)交換表の使い方 7 疾患別栄養管理 高血圧食・高脂血症食について (1)ナトリウムとカリウムについて (2)減塩について 8 疾患別栄養管理 腎臓食について (1)交換表の使い方 (2)特殊用途食品 9 疾患別栄養管理 血液疾患 10 栄養教育 (1)傾聴 (2)教育方法 11 栄養教育 チーム医療 12 特殊食品 食品と医療品 13 在宅・訪問管理 在宅・訪問管理 14 介護 (1)高齢者の介護と保険 (2)施栄養管理設介護と食事 (3)変化する介護保険制度 15 総括 全体まとめ (①~⑮) 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 長浜幸子「実践臨床栄養学・実習」(第一出版)、日本糖尿病学会「糖尿病交換表」(文光堂、糖尿病協会) 黒川清、中尾俊之「腎臓病交換表」(医歯薬出版) 【成績評価】 筆記試験(60%)、受講姿勢(10%)、小テスト(30%) 【オフィスアワー】 授業前後10分 【備考】 23 授業科目名 担当教員名 [31201] 栄養指導論Ⅰ 篠原 壽子(15102) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 前期 必修 栄養士免許 講義 2 【授業の概要】 栄養士教育の重要な科目の一つである栄養指導論は、健康増進、生活習慣病予防・QOL向上のための食のあり方に重点をおき、栄養 教育・指導の基礎理論を学ぶ。栄養指導論Ⅰでは、総論として栄養指導の意義、目的、沿革、関係法規、現状と展望、日本人の食事摂取 基準などの基礎知識、個人や集団を対象とした栄養指導方法と技術、教材・媒体,情報収集・処理などを学ぶ。 【授業の到達目標】 1.栄養指導の意義・目的を理解する 2.栄養士制度および栄養指導などに関係する法規を理解する 3.栄養指導計画と実施方法を 理解する 4.食生活・栄養に関する諸調査と国民栄養の現状を調べ把握する 5.栄養指導に必要な基礎知識を習得する 6.栄養 指導の実際と評価判定方法を理解する 【学修の進め方】 シラバスを参照し、次回の授業内容についてテキストを事前に読んでおく。(事前学習) 授業で学習した内容を整理・確認する。理解を深めるための課題を課すこともある。(事後学習) 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 栄養指導の概念 栄養指導の意義、目的、対象、栄養士の活動分野など 2 栄養指導の沿革 栄養指導の歴史、栄養指導の現状、将来展望 3 栄養指導と関係法規 栄養士制度と法律、栄養指導・医療・食育・食品などに関わる法律 4 栄養指導に必要な基礎知識 (1)日本人の食事摂取基準(2015年版)の基本的な考え方、活用のあり方 5 栄養指導に必要な基礎知識 (2)健康日本21 (3)食事バランスガイド 6 栄養指導に必要な基礎知識 (4)食生活指針 (5)食品成分表など (6)食育基本法と栄養指導、食育と栄養教諭制度 7 栄養指導に必要な基礎知識 (7)栄養指導と運動指導 (8)栄養指導と休養指導 8 食生活・栄養に関わる諸調査 9 食生活・栄養に関わる諸調査 (2)国民健康・栄養調査 10 栄養指導の方法と技術 (1)栄養指導の一般原則 (2)栄養指導の計画と評価 11 栄養指導の方法と技術 (3)個別指導と集団指導 12 栄養指導の実際 (1)指導方法の種類と選択 13 栄養指導の実際 (2)教材・媒体の種類と活用、プレゼンテーションの方法と技術 14 栄養指導の実際 (3)栄養指導におけるカウンセリング 15 栄養指導と情報の収集・処理 (1)栄養指導に必要な情報の収集・処理 (2)既存資料の活用 16 筆記試験 (1)個人および集団を対象とした栄養調査諸調査 【テキスト】・【参考書】 相川りゑ子、鈴木道子 編著「Nブックス 栄養指導論」(建帛社) 「栄養士のための栄養指導論」(学建書院)、「日本人の食事摂取基準2015年版」(第一出版)、「食品成分表2015」(女子栄養大学出版部) 【成績評価】 筆記試験(80%)、課題(20%) 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後18時まで 【備考】 この授業で学んだことを、後期の栄養指導実習Ⅰで実習・演習し修得する。 24 授業科目名 担当教員名 [31202] 栄養指導論Ⅱ 篠原 壽子(15102) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 後期 選択 栄養士免許 講義 2 【授業の概要】 栄養指導論Ⅰの学習内容を基礎にして、栄養教育・指導の各論について学ぶ。ライフステージ別、ライフスタイル別および給食施設別栄養 教育・指導の方法、健康障害と栄養指導等について学ぶ。 【授業の到達目標】 1.ライフステージ別の栄養特性を理解し栄養指導のあり方を関係づけることができる。 2.ライフスタイル別の栄養指導方法を理解する。 3.生活習慣病予防のための栄養指導方法を理解する。 4.給食施設における栄養指導のあり方を理解する。 【学修の進め方】 シラバスを参照し、次回の授業内容についてテキストを事前に読んでおく。(事前学習) 授業で学習した内容を整理し、理解を深める。食・栄養に関する情報収集を心がける。(事後学習) 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 ライフステージ別栄養教育・指導 (1)妊娠期の栄養特性と栄養指導 2 ライフステージ別栄養教育・指導 (2)授乳期の栄養特性と栄養指導 3 ライフステージ別栄養教育・指導 (3)乳児期の栄養特性 (4)発育・発達と栄養指導 (5)授乳・離乳の支援ガイド 4 ライフステージ別栄養教育・指導 (6)幼児期の栄養特性 (7)発育・発達と栄養指導 (8)間食の役割と栄養指導、食育 5 ライフステージ別栄養教育・指導 (9)学童期・思春期の栄養特性 (10)身体的・心理的発達 (11)学校給食と栄養指導、他 6 ライフステージ別栄養教育・指導 (12)成人期・壮年期の栄養指導 (13)生活習慣病予防と栄養指導、他 7 ライフステージ別栄養教育・指導 (14)高齢期の栄養特性 (15)介護・食事サービスと栄養指導 ミニテスト 8 ライフスタイル別栄養教育・指導 (1)青年期・中高年の単身赴任生活者に対する栄養指導 (2)外食と栄養指導 (3)高齢期単身生活者 に対する栄養指導 9 ライフスタイル別栄養教育・指導 (4)スポーツ栄養 (5)スポーツの種類と栄養指導 10 生活習慣病予防と栄養教育・指導 (1)メタボリックシンドロームを含む生活習慣病予防と栄養指導 11 給食における栄養指導 病院給食 (1)入院患者・外来患者への栄養指導 (2)栄養アセスメント 12 給食における栄養指導 学校給食 (3)学校給食の目的と学校給食法 (4)食事摂取の基準 (5)学校給食栄養管理者 13 給食における栄養指導 福祉施設給 (6)福祉施設の特徴と対象者 (7)食事摂取の基準 (8)介護保険と栄養指導 食 14 給食における栄養指導 事業所給 (9)労働者のQOLと栄養指導 (10)生活習慣病の予防と栄養指導 (11)食事摂取の基準 食 15 栄養指導の国際的動向 16 筆記試験 諸外国の栄養状況 (1)先進諸国における栄養問題 (2)開発途上国における栄養問題 【テキスト】・【参考書】 栄養指導論Ⅰで使用した教科書及び参考書を引き続き使用する 【成績評価】 筆記試験(75%)、ミニテスト・課題(25%) 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後18時まで 【備考】 栄養指導論Ⅰを履修していること。 25 授業科目名 担当教員名 [31211] 栄養指導実習Ⅰ 篠原 壽子(15102) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 後期 選択 栄養士免許 実習 1 【授業の概要】 栄養指導論Ⅰなどで学んだことを栄養教育・指導の場で生かせるように、教育・指導方法および技術を実習することにより習得する。栄養 指導実習Ⅰでは、主に基礎実習として栄養価算定、食品構成、食事摂取基準および実態把握のための身体・生活状況と栄養素摂取状況 調査と評価方法等について学ぶ。 【授業の到達目標】 1.食品成分表の使い方を理解し栄養価算定方法を習得する 2.食品構成の実際および作成方法を理解する 3.食事摂取基準の策 定目的、対象、使用期間などの内容を理解する 4.生活状況調査方法および身体状況の把握方法を理解する 5.食物・栄養素等摂 取状況調査および評価判定方法を理解する 【学修の進め方】 シラバスおよびガイダンスを基に、次回の授業内容についてテキストや資料を事前に読んでおく。(事前学習) 授業で学習した内容・資料・課題をファイルに整理し、ポイントをまとめておく。理解を深めるための課題を課すこともある。(事後学習) 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 ガイダンス:実習の概要 栄養指導実習の意義、心がまえ、ポートフォリオの作成等について 2 栄養教育・指導実習の基礎 (1)栄養教育・指導実習の範囲と計画および展開の基礎 3 栄養教育・指導実習の基礎 (2)日本食品標準成分表の使い方 4 栄養教育・指導実習の基礎 (3)栄養価算定に関する基礎実習(その1) 5 栄養教育・指導実習の基礎 (3)栄養価算定に関する基礎実習(その2) 6 栄養教育・指導実習の基礎 (5)栄養価算定に関する応用実習 7 栄養教育・指導実習の基礎 (6)食品構成に関する実習、作成手順と栄養量の算出 8 栄養教育・指導実習の基礎 (7)食品群別荷重平均成分表、食品構成表作成の実際 9 栄養教育・指導実習の基礎 (8)食事摂取基準(2015年版)の基本的な考え方、活用のあり方 10 栄養教育・指導実習の基礎 (9)推定エネルギー必要量および栄養素の算定 11 栄養教育・指導実習の基礎 (10)身体状況の把握に関する実習 12 栄養教育・指導実習の基礎 (11)生活時間調査による身体活動レベルと消費エネルギーの算出 13 食生活・栄養に関する調査 (1)調査の種類と方法 14 食生活・栄養に関する調査 (2)脂肪酸摂取状況の評価法 15 食生活・栄養に関する調査 (3)摂取たんぱく質の評価法 16 筆記試験 【テキスト】・【参考書】 田中ひさよ、熊谷秀子「すぐわかる栄養指導実習」(萌文書林) 「栄養教育論演習」(建帛社)、「日本人の食事摂取基準2015年版」(第一出版)、「食品成分表」(女子栄養大学出版部) 【成績評価】 筆記試験(60%)、課題提出物(30%)、ポートフォリオ(10%) 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後18時まで 【備考】 栄養指導論Ⅰを履修していること。 26 授業科目名 担当教員名 [31230] 調理学 錦 萬代(15108) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 前期 必修 栄養士免許 講義 2 【授業の概要】 人間にとって食事は楽しさとおいしさを追求しながら健康の保持、増進を図ることを目的としているところから現状の食生活に対応でき る調理の基本的な考え方や方法を学び日常的な調理操作の基本を科学的視点から解明していく。 【授業の到達目標】 食物の基本的な要素である安全・栄養・嗜好・食の文化性をふまえ食事計画、調理操作、調理と味、食品素材の調理、調理と環境 (安 全)について理解し、実生活においても実践する意識の必要性を進んで学ぶことができる。 【学修の進め方】 講義にあたっては前回の要点について復習をする。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 意義と目的、調理操作 意義と目的、非加熱調理操作 洗浄、浸漬、凍結 2 加熱調理操作 茹でる、煮る、炊く、焼く、揚げる、炒める 3 調理操作 調理器具、エネルギー源、食物のおいしさ 4 調理と味(1) 化学的な味 5 調理と味(2) 物理的な味、味の評価法 6 食品素材と調理(1) 自然食品の素材、主食として用いる食品の調理、米 7 主食食品の調理 小麦粉、雑穀 8 食品素材と調理(2) 主菜として用いる食品の調理 魚介類、食肉類 9 主菜食品の調理 卵類、豆類 10 食品素材と調理(3) 副菜として用いる食品の調理 野菜・いも・藻類 11 副菜食品の調理 きのこ・種実類、牛乳・乳製品 12 副菜食品の調理 果実類、嗜好飲料、香辛料 13 成分抽出素材 でんぷん、油脂、ゼラチン、カラギーナン 14 食事計画 献立の作成法、食事構成 15 調理と生活環境 調理と安全、エコショッピング・エコクッキング 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 石松成子 他編「NEW基礎調理学」(医歯薬出版) 「食品成分表2016」(女子栄養大学出版部)、「調理のためのベーシックデータ 第4版」( 女子栄養大学出版部) 【成績評価】 筆記試験(90%)、課題(10%) 【オフィスアワー】 火曜日 16:30~17:00 【備考】 27 授業科目名 担当教員名 [31241] 調理実習Ⅰ 磧 孝子(27017) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 前期 必修 栄養士免許 実習 1 【授業の概要】 調理とは食品に必要な処理を施こして食べることができるようにすることである。調理素材(食品)の選択・入手・準備調理操作(下ご しらえ)を経て、加熱調理・調味・盛付・配膳・供食までの総合的な過程である。目的は①食品を衛生上安全なものにする。②食品を 衛生上安全なものにする。③おいしい食物にする、消化をよくする。④目的に合った調理器の使用。 調理技術を会得するには、調 理操作の科学的知識を基礎として食品の持つ栄養価や性質など理解して実践する、特に予習が必要。 【授業の到達目標】 基礎的な調理の技術(包丁の扱い方と切り方)・理論の習得<調理性>・各食材(食品)の調理操作の理解(加熱料理・生物料理・併用 調理)調味料による味覚の変化・調理による栄養量の変化(損失)食品から食物になる操作の課程等の充分な理解が必要、健康的 な食生活が出来て、社会に貢献できる人になることことを望む。 【学修の進め方】 1回・2回は実習にあたっての講義(授業項目にしたがって2回目より毎回予習内容を指示する)3回~実習に入る。 献立内容(実習内容)①材料分配②示範と説明(実習の食品教材の調理性と材料の切り方、調理方法③全員実習④盛付⑤配膳⑥ 記録写真⑦試食⑧片付け⑨反省⑩次回予告⑪予習テーマ 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 講義 調理実習の基礎 ①調理の目的と意義②調理実習の心得③調理中④試食と片付け方法と整頓⑤反省と記録、予習 2 講義 調理の準備操作 ①合理的で再現性のある調理②温度と時間③計量器・各種器具の使い方 3 実習(日本) 白飯、吉野鶏のすまし汁、茶わん蒸し、ほうれん草のごま和え(炊飯の基礎、だし汁、蒸し物の基本等) 4 実習(日本) 豆ご飯、炊き合わせ、酢の物(塩味飯の基礎、食塩の分量の算出、炊き合わせの種類と割合等) 5 実習(西洋) プレーンオムレツ、カスタードプディング、コンソメジュエーヌ(ブイヨンの取り方、卵のバリエーション等) 6 実習(西洋) じゃがいものポタージュスープ、魚のムニエル、ワインゼリー(魚の下ごしらえと焼き方、ゼラチンの溶解 温度等) 7 実習(中国) 白飯、糖醋魚、四宝湯、杏仁豆腐(甘酢あんの作り方、魚の3枚おろし、寒天のゲル化等) 8 実習(中国) 麻婆豆腐、蕃茄蛋花湯、什錦炒飯、抜絲白薯(点心、米と具の割合等) 9 実習(日本) 赤飯、村雲汁、魚の姿焼き、筑前煮(餅米の特性、焼き物の基本、野菜の切り方等) 10 演習:研究発表 使用した素材についての食品の調理性、ポイント、調味料との関わり、栄養量について研究発表を行 う。 11 実習(日本) 親子丼、かつおのすり流し汁・わらび餅(丼飯の基本、αデンプンとβデンプンについて等) 12 実習(西洋) マカロニグラタン、フルーツサラダ、レモンピールケーキ(ベシャメルソースの基本、バターケーキの基本 等) 13 実技テスト 包丁使いの熟度確認、野菜の切り方、薄焼き卵の作り方、実技テストに使用した食材で作品をつくり試 食する 14 実習 ライス、ビーフストロガノフ、マセドアンサラダ、ブッシュドノエル、(ブラウンルーの基本、スポンジケーキ の基本等) 15 講義 講義・実習・演習・実技の再確認、問題点、反省など全体のまとめ 16 期末試験 筆記試験 【テキスト】・【参考書】 永嶋久美子・福永淑子 著「一食献立による調理実習 25」(医歯薬出版) 【成績評価】 筆記試験(30%)、実技試験(10%)、課題提出(10%)、作品提出(盛付含む)(10%)、実習(含む事前・事後)態度(40%) 【オフィスアワー】 授業終了後 毎回行う・予習内容の確認・次回の当番の役割分担及び担当学生の確認・提出書類の確認を行う。 【備考】 実習授業の為 健康状態に留意。調理師(士)の保持者がいるので短大学生としての調理に充分向き合い、学生全員が明るく、楽し い、おいしい料理ができるように、又協調性をみにつけるように指導を行いたい。 28 授業科目名 担当教員名 [31242] 調理実習Ⅱ 錦 萬代(15108) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 後期 選択 栄養士免許 実習 1 【授業の概要】 日本料理、西洋料理及び中国料理など各分野ごとに献立をたてることによって栄養的でおいしい食事作りのための食品や料理の組 み合わせ方を理解する。健康志向に沿うよう調味料は出来る限り控えめにし、生活習慣病予防につながる食事を学ぶ。 【授業の到達目標】 調理の基礎をもとに日本・西洋・中国料理の応用料理から食文化の伝承としての行事食、異文化理解を深めるための各国料理まで幅 広く調理学の理論を踏まえながら実生活に応用できる知識や技術を習得する。 【学修の進め方】 講義にあたっては終了後実習レポートを提出する。次回レシピを配布し作り方の予習、栄養計算を行う。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 実習計画 実習計画、献立様式と食卓演出法 2 調理実習(1) 栗ご飯、土瓶蒸し、竜田揚げ、酢の物、おはぎ 3 調理実習(2) Mushroom soup、Meatloaf、Bouquet salad、Rolled cake 4 調理実習(3) 涼拌海蜇、乾焼蝦仁、青湯干貝、肉包子、豆沙包子 5 調理実習(4) 金時ご飯、すまし汁、豚肉と素揚げ野菜のあんかけ、みぞれ和え、秋のフルーツ羹 6 調理実習(5) Carrot soup、Shrimp pilaf、Cream croquette、Maccedoine salad、Chou cream 7 調理実習(6) 白拌青梗菜、糖醋魚、餃子、酸辣湯、柚子馬来羹 8 調理実習(7) のり巻きずし、いなりずし、えびしんじょのすまし汁、菊花和え、栗まんじゅう 9 研究課題 研究課題の献立作成 10 調理実習(8) 涼拌茄子、芙蓉蟹、珍珠丸子、豆腐皮湯、抜絲地瓜 11 研究課題 課題献立の実習 12 調理実習(9) おせち料理 13 調理実習(10) 八宝菜、餛飩湯、辣白菜、什錦米飯、蜜汁元宵 14 調理実習(11) 炊き込みご飯、たぬき汁、幽庵焼き、豆乳たまごのうなぎあん、苺大福 15 献立作成 課題献立の作成 16 【テキスト】・【参考書】 「食品成分表2016」 (女子栄養大学出版部)、「調理のためのベーシックデータ 第4版」 (女子栄養大学出版部) 【成績評価】 受講姿勢(40%)、課題(40%)、レポート(20%) 【オフィスアワー】 火曜日 16:30~17:00 【備考】 29 授業科目名 担当教員名 [31250] 給食計画論 木下美千代(15111) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 前期 必修 栄養士免許 講義 1 【授業の概要】 健康増進・適切な食習慣の形成のため、給食運営計画全般についての理論と技法を学ぶ。 【授業の到達目標】 給食運営計画全般についての基礎知識を習得する。実践力のある栄養士を目指すことができる基礎知識を授業で身につける。 【学修の進め方】 授業後、その日の復習を行うこと。次回に前回の内容について学習シートを配布し、各個人の理解度を確認する。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション 給食の概要 (集団給食の意義、給食の意義・目的、給食の歴史) 2 栄養士・管理栄養士の役割 特定給食施設における栄養士の役割、特定給食施設における指導と関係法規 3 経営管理 経営管理の意義・組織、運営管理、計数管理、原価管理、等 4 栄養管理 栄養管理の目的、栄養管理の業務内容、給与栄養量の設定 5 栄養管理 食品構成、食事計画、献立作成、評価、等 6 食材料管理 目的、購入計画、食材料の選定方法、評価、等 7 衛生安全管理 目的、食中毒の発生状況、人の衛生・安全 8 衛生安全管理等 衛生安全管理 (食品の衛生・安全、施設・設備の衛生、検食・保存食)、調理作業管理 (目的、調理・ 作業管理、作業計画、等)施設・設備管理 (目的、施設・設備、機器、什器、レイアウト ) 9 衛生安全管理等 衛生安全管理等 10 衛生安全管理等 衛生安全管理等 11 衛生安全管理等 衛生安全管理等 12 衛生安全管理等 衛生安全管理等 13 衛生安全管理等 衛生安全管理等 14 衛生安全管理等 衛生安全管理等 15 衛生安全管理等 衛生安全管理等 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 富岡和夫 編著「給食の運営 給食計画・実務論」(医歯薬出版) 【成績評価】 筆記試験(60%)、受講姿勢(30%)、課題(10%) 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後18時まで 【備考】 30 授業科目名 担当教員名 [31260] 給食実務論 木下 美千代(15111) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 前期 選択 栄養士免許 講義 1 【授業の概要】 各施設給食の実際をとりあげ、経営管理、栄養管理、衛生管理、食材料管理、調理作業管理及び各給食施設の特徴と実務の実際に ついて学ぶ。 【授業の到達目標】 給食運営計画全般について計画論で学んだ基礎知識を踏まえ、各施設の特徴と実務の実際を習得する。実践力のある栄養士を目指 す。 【学修の進め方】 授業後、その日の復習を行うこと。次回に前回の内容について学習シートを配布し、各個人の理解度を確認する。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 大量調理 2 特定給食施設の特徴と実務の実際 病院給食について (1) 3 特定給食施設の特徴と実務の実際 学校給食について (2) 4 特定給食施設の特徴と実務の実際 福祉施設給食について (3) 5 特定給食施設の特徴と実務の実際 会社・事業所給食、その他の施設給食について (4) 6 特定給食施設の特徴と実務の実際 災害時給食について (5) 7 特定保健指導の実践について 給食の組織、人事管理について評価、まとめ 8 特定保健指導の実践について 特定保健指導の実践について 9 特定保健指導の実践について 特定保健指導の実践について 10 特定保健指導の実践について 特定保健指導の実践について 11 特定保健指導の実践について 特定保健指導の実践について 12 特定保健指導の実践について 特定保健指導の実践について 13 特定保健指導の実践について 特定保健指導の実践について 14 特定保健指導の実践について 特定保健指導の実践について 15 特定保健指導の実践について 特定保健指導の実践について 16 期末試験 給食における大量調理、調理方法の標準化、大量調理の実際、新しい大量調理 【テキスト】・【参考書】 富岡和夫 編著「給食の運営 給食計画・実務論」(医歯薬出版) 【成績評価】 筆記試験(60%)、受講姿勢(30%)、課題(10%) 【オフィスアワー】 授業前後10分 【備考】 31 授業科目名 担当教員名 [31271] 給食実務実習Ⅰ 木下 美千代(15111) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 後期 選択 栄養士免許 実習 1 【授業の概要】 給食計画論・実務論で学んだものを基本に、大量調理実習で活用し、学内給食のあり方に関する方法・技術を習得する。学生が自主 的に献立作成・発注・検収・大量調理・事務処理などの内容を各班で役割分担し、計画的に実習する。実践栄養学実習の内容も含む。 【授業の到達目標】 給食計画論・実務論や実践栄養学概論で学んだ事を実際に計画・実習し、評価することができる。実践力のある栄養士を目指すこと ができる様にする。 【学修の進め方】 献立に必要なレシピ等準備し、時間内に出来ない時は課題とする。実習に対しての服装、身支度を整えておくこと。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション 実習の概要 1)実習の目的、意義 2)班編成 3)実習の心がまえ・進め方 他 2 栄養管理 1)給与栄養基準量の算出 2)食品構成表の作成 3 栄養管理 3)各施設給食の栄養基準 4)各施設給食の食品構成 4 献立作成 1)献立作成の基本 5 献立作成 2)献立作成の実際 6 献立作成 3)予定献立表作成 4)実習準備 7 実習 第1回学内給食実務実習 8 実習 第2回学内給食実務実習 9 実習 第3回学内給食実務実習 10 実習 第4回学内給食実務実習 11 実習 第5回学内給食実務実習 12 実習 第6回学内給食実務実習 13 実習 第7回学内給食実務実習 14 実習 第8回学内給食実務実習 15 総括 評価・まとめ 16 【テキスト】・【参考書】 西川貴子「Plan-Do-Seeにそった給食運営・給食管理実習のてびき」(医歯薬出版)、「食品成分表2015」(女子栄養大学出版)、 「調理のためのベーシックデータ」(女子栄養大学出版) 【成績評価】 レポート・課題・ノート(50%)、受講姿勢(20%)、実習態度(30%) 【オフィスアワー】 月曜日~木曜日 9:00 ~ 16:30 【備考】 32 授業科目名 担当教員名 [31280] 学校栄養指導概論 麻生 愛子・髙木 怜子 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 後期 選択 栄養教諭二種免許 講義 2 【授業の概要】 本講では、子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけることができるよう、栄養教諭の成り立ちと栄養 教諭の職務内容、及び学校における食に関する指導のあり方や指導方法等について講義する。 【授業の到達目標】 教育専門職としての自覚と使命感及び教育現場で必要不可欠とされる職務内容について理解すると共に、栄養・食の教育 における学校・家庭・地域社会の果たすべき役割を理解する。 【学修の進め方】 毎回講義を受ける前に教科書の該当ページを読んでくること。また、配布したプリントをよく読んで講義内容について理解を深めること。 予習・・・シラバスの予定表に基づいて教科書に目を通してくるようにさせる。 復習・・・当日講義を受けたノートや配布された資料を復読させるようにさせる。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 栄養教諭の制度と役割 栄養教諭の職務内容、使命、役割 2 学校給食の教育的意義と役割 学校給食法、学校組織と栄養教諭の位置づけ、保健委員会 3 学校給食の歴史と食文化の変遷 郷土食・地場産物・地産地消 4 子どもの発達と食生活 児童及び生徒の栄養に係る諸課題(国民の栄養をめぐる諸事情の理解を含む) 5 「食に関する指導」の全体計画 必要性・作成上の留意点・手順 6 「食に関する指導」の展開 全体的な計画の作成・成果・評価 7 給食の時間における食に関する指 年間計画作成・指導の実際・評価・留意点 導 8 発達に応じた食に関する指導と食 生活学習教材 文部科学省食生活学習教材と指導者用手引 9 食に関する指導(1) 指導方法・参画例(小学校「家庭科」中学校「技術家庭科」における) 10 食に関する指導(2) 指導方法・指導案(「体育科・保健体育科」における) 11 食に関する指導(3) 指導方法・実践例(「道徳・特別活動」における) 12 食に関する指導(4) 指導方法・実践例(「生活科」における) 13 食に関する指導(5) 指導方法・実践例(「総合的な学習の時間」における) 14 個別栄養相談指導 対象別個別栄養相談指導 15 家庭・地域との連携 留意点・ネットワーク・地場産物の活用 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 金田雅代「三訂栄養教諭論 理論と実際 第2版」(建帛社) 【成績評価】 筆記試験(80%)、受講姿勢(20%) 【オフィスアワー】 授業後10分間 【備考】 33 授業科目名 担当教員名 [31331] 秘書実務Ⅰ 釘丸 知子(15123) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 後期 選択 医療管理秘書士 医事管理士 演習 1 【授業の概要】 医療秘書業務に関わる者の職務としての役割や各種業務を理解し、医療の特殊性より人との応対の重要について理解し、適切に効 率よく行うことを学ぶ。情報業務においては収集、提供、管理等について理解し、果たすべき役割について学ぶ。各グループごとの実践 演習を行う。 【授業の到達目標】 接遇業務より一般的知識を把握し、患者や院内外の方々との応対方法を理解する。電話業務の基本的要領を理解し、望ましい応対に ついて習得する。情報業務における収集、提供、管理の責任意識を理解し、習得する。 【学修の進め方】 次回の授業内容及び配布資料の確認をする。 授業後については授業内容の復習や資料の整理をしておく。また学習した各項目ごとに、演習後のレポート提出をする。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 秘書業務の概要 秘書の役割 職業意識、目的と必要性、心構え 2 秘書の役割 秘書の種類、秘書の役割、適性 3 秘書の役割 接遇業務 秘書業務の取り組み方、 応対の心得と役割、態度、身だしなみ、応対のことばづかい 4 接遇業務 窓口応対の基本と実際、受付、応対のことばづかい、応対の方法 5 接遇業務 窓口応対の方法、受付、案内、接待方法 6 接遇業務 応対の方法、接待方法、紹介の原則 7 接遇業務 応対の方法、接待方法 8 接遇業務 応対の方法、グループ実習 9 接遇業務 応対の方法、グループ実習 10 接遇業務 応対の方法、グループ実習 11 電話業務 電話応対の心得と方法、心構え、基本要領(うけて、かけて)と応対用語 12 電話業務 基本要領(うけて、かけて)と応対用語、電話応対の方法、応対実習 13 電話業務 電話応対の方法、応対実習 14 情報業務 秘書と情報、情報収集と管理、処理、文書作成と受発信業務、ファイリングによる情報処理業務 15 情報業務 情報管理と処理、ファイリングによる情報処理業務 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 中村健壽 監修「現代医療秘書 ~役割と実務~」(西文社) 【成績評価】 筆記試験(50%)、課題提出(20%)、実習評価(20%)、受講評価(10%) 【オフィスアワー】 授業終了後~17:30 【備考】 レポート提出必修。 34 授業科目名 担当教員名 [31371] 医療管理学概論Ⅰ 釘丸 知子(15123) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 食物栄養学科 1 前期 選択 関係資格 医療管理秘書士 医事管理士 授業形態 単位数 講義 2 【授業の概要】 医療機関に勤務する職員として医療機関の体制や機能について、また医療を取り巻く環境を把握し理解する。さらに医療職員として 医療管理に関する業務内容より求められる資格の要件より対人関係について学ぶ。 【授業の到達目標】 医療管理業務について理解する。医療機関の目的、医療と社会の接点の理解、病院組織の目的、形態の理解。医療機関の管理者 の役割を理解する。医療の場の特殊性より医療に関わる者に求められる資格の要件について理解を深める。 【学修の進め方】 次回の授業内容や配付資料の確認をしておくこと。 授業後については授業内容の復習や配付資料の整理をしておく。学習における各自の理解度についてレポート提出。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 医療管理学概要 講義概要、医療業務の役割 2 医療と社会 医療と医療秘書の概念、医療の展開、 3 医療と社会 医療と社会の接点、社会環境 4 医療と社会 医療と社会の接点、社会環境 5 病院組織と管理・病院業務 近代病院の社会的機能 各種部門別 6 病院組織と管理・病院業務 診療施設部門 7 病院組織と管理・病院業務 診療施設部門、事務管理部門 8 病院組織と管理・病院業務 事務管理部門 9 病院組織と管理・病院業務 事務管理部門、,病院管理の組織、組織の目的、組織の形態 10 病院組織と管理 組織の構造、医療機関管理者の役割、医療職員の役割 11 病院組織と管理 組織の構造、医療機関管理者の役割、医療職員の役割 12 病院組織と管理 病院医療の場の特殊性、 13 病院秘書教養 接遇の基本及び対応の要素、患者への対応および医療従事者に求められる資格の要件 14 病院秘書教養 接遇の基本及び対応の要素、医療従事者に求められる資格の要件、コミュニケーション能力、 15 病院秘書教養 接遇の基本及び対応の要素、、職場でのマナー、仕事の手順、心得 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 小坂享子 編著「医療管理・事務総論」(樹村房) 【成績評価】 筆記試験(70%)、レポート提出(20%)、受講姿勢(10%) 【オフィスアワー】 授業終了後~17:30 【備考】 レポート提出必修 35 授業科目名 担当教員名 [31372] 医療管理学概論Ⅱ 釘丸 知子(15123) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 食物栄養学科 1 後期 選択 関係資格 医療管理秘書士 医事管理士 授業形態 単位数 講義 2 【授業の概要】 医療管理学Ⅱにおいては医療管理業務に関する役割より、医療職員として職務を遂行するには単なる事務処理業務のみでな,く専門 的な医療事務に関する知識、技能を備え、提供する役割を理解し、医療職員として専門知識である医療施設、医療従事者、各種保検 等の制度について学ぶ。 【授業の到達目標】 医療職員として,各医療専門職員のパイプ役として病院組織における管理より、目的、制度、役割を理解する。 医療施設における制度、医療従事者と診療情報と管理、保険制度の種別における制度、介護保険制度について理解する。 診療情報の種別による業務を理解し深める。 【学修の進め方】 次回の授業内容や配付資料の確認をしておく。 授業後については授業内容の復習や配付資料の整理をしておく。要点の理解度について確認を行う。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 医療管理学概論の概要病 院織の役割と運営 組織の構成と種類 2 病院組織の役割と運営 組織運用の事務的業務、医事業務 3 医療管理・医療施設に関する法規 病院事務管理・目的、制度 4 医療管理・医療施設に関する法規 制度について 5 医療管理・医療施設に関する法規 制度について 6 医療管理・医療施設に関する法規 制度について 7 医療従事者に関する法規 医療従事者法と診療情報 8 医療従事者に関する法規 医療従事者法と診療情報と管理 9 医療従事者に関する法規 医療従事者法と診療情報と管理 10 医療保健に関する法規 保険制度の種類別制度について 11 医療保険に関する法規 保険制度の種類別制度について 12 医療保険に関する法規 保険制度の種類別制度について 13 医療保険に関する法規 保険制度の種類別制度について 14 医療保険に関する法規 介護保険法 保険制度の種類別制度について、介護保険制度について 15 介護保険法・医療と情報 介護保険制度のしくみ・診療情報と管理 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 小坂享子 編著「医療管理・事務総論」(樹村房) 【成績評価】 筆記試験(80%)、受講姿勢20%) 【オフィスアワー】 授業終了後~17:30 【備考】 36 授業科目名 担当教員名 [31411] 情報処理論 室長 大應(15107) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 前期 選択 栄養教諭二種免許 講義 2 【授業の概要】 情報化社会の特質と課題、 ICTの活用の実際など、具体事例を中心とした講義、実習、および討議を中心にすすめる。また、eラーニ ングによる確認テストを実施する。 【授業の到達目標】 1.情報機器を正しく扱い、氾濫する「情報」を正しく理解し、適切に処理するための情報リテラシーを習得する。 2.情報機器を活用した画像・文字・知識の情報処理の基礎理論を理解する。 3.実践に必須のICT活用実践力を獲得する。 【学修の進め方】 毎回、授業の具体的な学習目標、学習内容、課題を記述した「学習シート」を配布する。そこで提示された課題は毎回取り組み提出する。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション 情報処理論を学ぶ意味、情報化社会を生きる、「ウェブ進化論」と情報化社会 2 コンピュータと情報 コンピュータで扱うデータ、データの表現、文字コード 3 コンピュータの歴史 コンピュータの歴史、特徴、種類、仕様 4 ハードウェアの構成と役割 5 コンピュータの構造 マザーボード、CPU、メモリ、ハードディスク、五大装置、インターフェイス 6 OSの役割と種類 OSの役割、種類、Windowsの特徴、ログインの実際 7 アプリケーションと利用 ワープロソフトの特徴、Wordの基礎 8 アプリケーションと利用(2) 表計算ソフトの特徴、Excelの基礎 9 アプリケーションと利用(3) レポートの書き方(実習) 10 アプリケーションと利用(4) プレゼンテーションソフトの特徴、PowerPointの基礎 11 コンピュータネットワーク コンピュータネットワークの基礎、LAN/WAN 12 インターネットと電子メール インターネットの歴史と仕組み、インターネットサービス、電子メール 13 情報セキュリティ インターネットとセキュリティ、コンピュータウィルス、アンチウィルスソフト 14 情報モラル 著作権、知的財産権、インターネット利用のルールとマナー 15 情報技術の進展と社会 Web時代の特徴、Web時代の光と影 16 期末試験 コンピュータの構成と機能、装置の役割 【テキスト】・【参考書】 Noa Schooling Text「これだけは知っておこう!情報リテラシー(NESS)」(noa出版)、Noa Schooling Text「学生のためのOffice 2010」 (noa出版)、「情報倫理ハンドブック」(noa出版) 梅田望夫 著「ウェブ時代をゆく」(ちくま新書) 【成績評価】 eラーニングによる確認テスト(30%)、期末試験(50%)、学習シート(学習課題・レポート)(20%) 【オフィスアワー】 授業日 16:20~17:00 ICT教室 【備考】 37 授業科目名 担当教員名 〔31412〕 情報処理演習Ⅰ 室長 大應(15107) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 後期 選択 栄養教諭二種免許 医療管理秘書士 医事管理士 演習 1 【授業の概要】 ICT教室における演習を通して、Officeの具体的な活用技術を修得させる。 【授業の到達目標】 栄養士の業務に必須なOfficeの基本操作および応用技能を身につける。 【学修の進め方】 学習シートに提示された課題を、テキストの実習をとおして解決する。課題は、個人フォルダに保存する。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション コンピュータの基礎知識、Windows7の起動、IDとパスワード(情報セキュリティ)、E-mail 2 IME IME(Input Method Editor)の基本機能と操作 3 Word 書式の設定、文書『バーベキュー』 の書式と体裁 4 Word(2) 表の作成、ワードアート、クリップアート、図の挿入、図形、ページ罫線、印刷 5 Word(3) 文書『テニスサークル』の作成 6 Word(4) レポートの作成、ページ設定、表の挿入、脚注、引用、参考文献のつけ方 7 Excel Excelの基本画面、表の作成、表の作成、表の編集、練習問題 8 Excel(2) 関数の利用、 9 Excel(3) グラフの作成、「個人情報保護法」 10 Excel(4) アンケート集計 11 PowerPoint PowerPointの基本操作 12 PowerPoint(2) アンケート集計 13 PowerPoint(3) スライドの作成、カタカナ語スライド作成 14 総合演習 実践Drill 「商品パンフレット」 15 総合演習 実践Drill 「就職セミナー」 16 【テキスト】・【参考書】 Noa Schooling Text「学生のためのOffice 2010」(noa出版) 【成績評価】 課題演習(80%)、学習シート(10%)、課題ファイルの整理(10%) 【オフィスアワー】 授業日 16:20~17:00 ICT教室 【備考】 38 授業科目名 担当教員名 [31421] ゼミナールⅠ(基礎講座) 伊東 裕子・篠原 壽子・錦 萬代・木下 美千代・麻生 愛子・山本 遼・田利 亜由美・伊藤 真紀 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 食物栄養学科 1 前期 選択 関係資格 授業形態 単位数 演習 1 【授業の概要】 2年間の短期大学生活を充実したものにするための基礎学習を行う。大学生、食物栄養学科学生としての意識付けを行う とともに、栄養士として必要な基礎学力や調理技術のリメディアル教育を行う。 【授業の到達目標】 学科の特色と教育内容について理解する。専門教育を理解するための基礎を身につける。 【学修の進め方】 基礎学力や専門教育の入門となる授業を行う。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 大学生としてのオリエンテーション 栄養士等各種免許、資格の理解(卒業・資格取得のための単位履修方法等の説明)大学生としてのマナー(受講態 度、学生生活全般) 2 基礎学力試験 基礎学力試験の実施(読解力・計算力) 3 基礎学力試験(総括) 基礎学力試験の結果返却・解説、今後の予定について 4 個人面談(前半) 個人面談(半数ずつ実施、半数は研修旅行の振替で休講) 5 個人面談(後半) 個人面談(半数ずつ実施、半数は研修旅行の振替で休講) 6 リメディアル教育(1) 習熟度別グループ学習(1) 7 リメディアル教育(2) 習熟度別グループ学習(2) 8 リメディアル教育(3) 習熟度別グループ学習(3) 9 リメディアル教育(4) 習熟度別グループ学習(4) 10 リメディアル教育(5) 習熟度別グループ学習(5) 11 栄養士基礎演習(1) 食品の分類、食品重量の手ばかりと実測 12 栄養士基礎演習(2) 食品構成と献立 13 栄養士基礎演習(3) 栄養価計算について(1) 14 栄養士基礎演習(4) 栄養価計算について(2) 15 栄養士基礎演習(5) 栄養価計算について(3)図書館を活用して献立作成 (大学祭についての話し合い) 16 【テキスト】・【参考書】 「授業計画」、「学生生活のしおり」、「就職試験サポートドリル」、「七訂食品成分表2016」、「調理のためのベーシックデータ5訂増補 」 【成績評価】 課題・レポート提出(60%)、受講姿勢(40%) 【オフィスアワー】 【備考】 39 授業科目名 担当教員名 [31422] ゼミナールⅡ(食品学演習) 伊東 裕子(15103) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 食物栄養学科 1 後期 選択 関係資格 授業形態 単位数 演習 1 【授業の概要】 食品学の続きとして食品の成分、特に感覚機能に関与する色・味・香りの成分や物性、生理調節機能をもつ成分について学ぶ。さらに 個々の食品の栄養特性等について学習する。 【授業の到達目標】 栄養士養成において、食生活を構成する「食品」を知るということは基本である。本科目では食品に含まれる感覚機能に関与する成 分、生体調節機能に関与する成分の化学及び調理・加工・保存の過程における変化を理解する。さらに、食品素材の特徴を理解する。 【学修の進め方】 シラバス、または授業の進行度から考えられる、教科書における次回の内容に目を通して授業に参加する。授業終了後はノート内容 のチェックをしておく。各項目が終了した時点で、宿題として栄養士実力認定試験の中から問題を出し、次回提出する。採点後返却し、 解説をすることにより復習とする。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 食品の嗜好に関与する成分(1) 食品の色 1 2 食品の嗜好に関与する成分(2) 食品の色 2 3 食品の嗜好に関与する成分(3) 食品の味 1 4 食品の嗜好に関与する成分(4) 食品の味 2 5 食品の嗜好に関与する成分(5) 食品の香り 6 食品の嗜好に関与する成分(6) 食品の物性 1 7 食品の嗜好に関与する成分(7) 食品の物性 2 8 食品の機能性に関与する成分 食品の機能性成分、栄養機能食品、特定保健用食品 9 食品学各論(1-1) 植物性食品(特徴、穀類) 10 食品学各論(1-2) 植物性食品(豆類、イモ類、野菜類) 11 食品学各論(1-3) 植物性食品(果実類、藻類、きのこ類) 12 食品学各論(2-1) 動物性食品(特徴、魚介類) 13 食品学各論(2-2) 動物性食品(肉類) 14 食品学各論(2-3) 動物性食品(乳類、卵類) 15 食品学各論(3) 微生物を利用した食品、嗜好性食品等 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 石永正隆ら 著「食品学・食品機能学」(朝倉書店) 【成績評価】 筆記試験(80%)、小テスト・レポート提出(10%)、受講姿勢(10%) 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後17時30分まで 【備考】 40 食物栄養学科(1年)教職専門科目 栄養教諭二種免許を取得するためには 栄養士免許の取得に必要な全科目の単 位を取得すること 41 授業科目名 担当教員名 〔41010〕教職概論 山本 遼(16101) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 前期 選択 栄養教諭二種免許 講義 2 【授業の概要】 ①教職の意義・重要性,教員の職務全般などについて,事例を通して具体的に概説する。②栄養教育の必要性・意義を考察すると共 に,栄養教諭の実践を紹介し,栄養教育の今後の課題を追究する。 【授業の到達目標】 ①教職を学ぶ者として,「教職の意義及び教員の役割」,「教員の職務内容」,「教員に必要な資質・能力」などに関して,基本的知識と 考え方を習得する。②さらに,栄養教育を学ぶ者として,栄養教諭の職務内容や教職生活の実際,食に関する指導の目標や内容などに 関して,基本的知識と考え方を習得する。③教員になるための意欲を培う。 【学修の進め方】 授業で紹介する資料に目を通すこと。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション 授業の概要や授業計画,評価方法等について説明を行う。 2 教職への道 教育職員免許法,我が国の教員養成制度をめぐる基本原則(開放性と大学における養成)という二つ の基本原則について 3 教職の意義・使命・専門性 教師の使命と社会的責任,専門職としての教師像の転換(技術的熟達者から反省的実践家へ)につい て 4 教員に必要な資質能力 いつの時代も教員に求められる資質能力,今後特に求められる資質能力,専門職としての教師に求め られる力量について 5 教育公務員としての教師 教員の服務,教員評価,勤務条件について 6 校務分掌と組織マネジメント 教職員組織と校務分掌,組織マネジメント,目標によるマネジメントについて 7 学び続ける教師 学び続ける教師の意義,教師の研修,キャリア・デザインについて 8 学校・家庭・地域の連携 生涯学習社会における学校の役割,家庭の教育力・地域の教育力,学校・家庭・地域の連携協力にお ける教師の役割について 9 中間レポート 「教職の意義及び教員の役割」,「教員の職務内容」,「教員に必要な資質・能力」に関係したテーマに ついてレポートを作成する。 10 栄養教諭の歴史 栄養教諭制度創設の経緯について 11 栄養教諭の職務 栄養教諭の資質能力,配置,身分,職務,食に関する指導の目標と内容,学校組織と栄養教諭の位置 づけについて 12 栄養教諭の実践 食に関する指導の実践について 13 授業をつくる①-授業づくりの基礎 授業を構成する要素(教育目標と教材・教具,教授行為・学習形態と教育評価)について - 14 授業をつくる②-各領域における 授業づくり- 各領域(例えば,技術・家庭科や総合的な学習など)における食に関する授業づくりについて 15 講義内容についての総括 15回の講義を振り返る。 16 期末レポート 「教職の意義及び教員の役割」,「教員の職務内容」,「教員に必要な資質・能力」,「栄養教諭の職務 内容」,「「食に関する指導」に関するテーマについてレポートを執筆する。 【テキスト】・【参考書】 毎授業時に資料を配布するので,綴じるファイルを準備しておく。 【成績評価】 期末レポート(40%),中間レポート(40%),授業後に提出するコメントシート(20%) 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後17持30分まで 【備考】 42 授業科目名 担当教員名 〔41020〕教育原理 山本 遼(16101) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 後期 選択 栄養教諭二種免許 講義 2 【授業の概要】 「教育とは何か」という問いに,教育の理念,教育の歴史及び思想,公教育制度,教育目標・目的,教育方法等に言及しながら考察す る。 【授業の到達目標】 ①教育の理念,教育の歴史及び思想,公教育制度,教育目標・目的,教育方法等について説明することができる。 ②「教育とは何か」という問いに対して,自分なりの考え方を述べることができる。 【学修の進め方】 授業で紹介する資料に目を通すこと。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション 「教育原理」を学ぶことの意義(教育の理念や教育の歴史・思想を学ぶこと,「教育とは何か」を考える ことの必要性など)について 2 自分自身の教育経験の省察 自分たちがどのような教育を受けてきたのかを振り返る。その経験を踏まえて,人はなぜ教育を必要と するのかを考える。 3 公教育制度の考え方 公教育制度の考え方(=自分たちが受けてきた教育の背後にある考え方)について 4 「教えること」と「学ぶこと」 教育思想の中で,「教えること」と「学ぶこと」はどのように捉えられてきたかについて 5 学校の役割は何か 教育思想の中で,「学校の役割」はどのように捉えられてきたかについて 6 教師の専門性をどのように捉えれ ばよいか 教育思想の中で,「教師の専門性(専門的力量)」はどのように捉えられてきたかについて 7 中間レポート 教育の必要性や教育の歴史・思想に関係したテーマについて,レポートを執筆する。 8 教育目標・評価の意義は何か 教育目標・評価の意義(なぜ目標を立てる必要があるのか,なぜ評価する必要があるのか)やその方 法論(いかにして目標を設定し評価するのか)について 9 教育課程の歴史 教育課程(カリキュラム)の歴史と現在の動向について 10 教育方法の考え方 教育方法の歴史と現在の動向(アクティブ・ラーニングの導入など)について 11 学校と地域の関係をどう捉えたらよ 「学社融合・学社連携」や「学校評議員・学校運営協議会」,「生涯学習」の考え方など,学校と地域社 いか 会の連携・協力について 12 食育の在り方 給食や食育について 13 学力とは何か 成長社会から成熟社会への転換に伴い,学力をどのように考えればよいのか,自分の考え方を整理 する。 14 成熟社会の学校の在り方 成熟社会の学校の在り方について,自分の考え方を整理する。 15 講義内容についての総括 15回の講義を振り返る。 16 期末レポート作成 「教育とは何か」という問いに関係したテーマについて,レポートを執筆する。 【テキスト】・【参考書】 毎授業時に資料を配布するので,綴じるファイルを準備しておく。 【成績評価】 期末レポート(40%)、中間レポート(40%)、授業後に提出するコメントシート(20%) 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後17時30分まで 【備考】 43 授業科目名 担当教員名 [41030] 発達心理学 廿 麻乃(28004) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 集中講義 選択 栄養教諭二種免許 講義 1 【授業の概要】 人の発達、特に子どもの発達について心理学の視点から学ぶ。また、発達をどのように捉えたらよいのか、発達を支えるためにどうか かわっていけばよいのか、事例・DVD視聴・自己を振り返ることなどによって考える。 【授業の到達目標】 発達について、基本的知識を身につける。 ・子どもを理解するための視点を得る。 【学修の進め方】 集中講義2日目のはじめに、1日目について小テストを実施します。復習してきてください。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 生涯発達 人の発達を概観する。 2 乳幼児期の発達 乳幼児期の発達的特徴について学ぶ。 3 児童期の発達① 児童期の人とのかかわりにおける発達的特徴について学ぶ。 4 児童期の発達② 児童期の認知・思考における発達的特徴について学ぶ。 5 青年期の発達 青年期の発達的特徴について学ぶ。 6 発達障がい 発達障がいについて基本的知識を学ぶ。また、障がいをどのように捉えたらよいのか考える。 7 発達と教育 発達を支えるために教育が果たす役割について知る。 8 現代の子どもを取り巻く環境 環境が発達に与える影響を知る。また、現代の子どもの発達環境について考察する。 9 10 11 12 13 14 15 16 【テキスト】・【参考書】 適宜プリントを配布します。 【成績評価】 レポート(50%)、小テスト(20%)、受講姿勢(30%) 【オフィスアワー】 授業後10分 【備考】 44 授業科目名 担当教員名 〔41050〕教育方法論 山本 遼(16101) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 後期 選択 栄養教諭二種免許 講義 2 【授業の概要】 教育の方法に関する理解を深め、授業指導の実際,授業研究の課題,情報機器及び教材の活用等について具体例に即して学習す る。 【授業の到達目標】 ①教育の方法・技術に関する理論について、その歴史や特徴を説明することができる。②その成果を実際の教育場面で応用すること ができる。 【学修の進め方】 授業で紹介する資料に目を通すこと。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション 教育方法を問う意味(教育方法の対象,なぜ教育方法について考える必要があるのか)について理解 する。 2 教育における「自然」と「技術」 「自然」主義の教育,「人為」としての技術について 3 「学力」とはなにか 生徒の学習到達度調査(PISA),国際数学・理科教育動向調査(TIMSS),学力格差,総合的な学習の 時間について 4 生きる力と確かな学力 生きる力,確かな学力,学力低下,ゆとり教育,新学力観について 5 経験主義の教育 デューイ,問題解決型学習,なすことによって学ぶ(learning by doing)について 6 系統主義の教育 ブルーナー,一斉教授,教科カリキュラムについて 7 学ぶ(知る)をどう捉えるか 科学的な知識,クラフト的な知識,経験的知識とア・プリオリな知識 8 中間レポート 学力をどうとらえるか,教育目標や教育内容をいかに教えるかに関してレポートを執筆する。 9 授業を構成する要素 教育目標,教材・教具,教授行為,教育評価について 10 教材解釈と教材開発 教材研究の進め方について 11 授業の一般化と個性化 教育技術の法則化運動,仮説実験授業などについて 12 授業研究の概念の歴史的展開 校内研修,カンファレンス(臨床研究),教師教育について 13 学習集団の指導法 授業規律,学習集団づくり,学級崩壊について 14 授業における「個」と「集団」の関係 協同学習,個に応じた指導,習熟度別学習編成と授業 15 授業全体のまとめ 16 期末レポート 15回を通じてのまとめ 【テキスト】・【参考書】 毎授業時に資料を配布するので,綴じるファイルを準備しておく。 【成績評価】 期末レポート(40%)、中間レポート(40%)、授業後に提出するコメントシート(20%) 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後17持30分まで 【備考】 45 授業科目名 担当教員名 [41070] 教育相談 松下 義雄(27026) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 1 後期 選択 栄養教諭二種免許 講義 1 【授業の概要】 教育相談とは何かを広義に学習し、教育相談の領域、またはそのプロセス等について具体的に理解する。教育相談の技法を事例 を通して研修する。 【授業の到達目標】 教育相談の意義を理解し、活動実践に必要な理解とその技法を習得する 【学修の進め方】 毎時間課題を与える。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 理解①理解② 教育相談とは境域相談の3領域 2 理解③技法① 教育相談のプロセスマイクロ・カンセリング 3 技法②技法③ 技法の練習技法の練習 4 事例について ・・・・・考察・・・・・ 5 事例について ・・・・・考察・・・・・ 6 カウンセリングの理解 カウンセリングの訓練 カウンセリングとは何か 7 教育相談の実際教育 相談の課題 人間関係を深め、自尊感情を育て、課題解決を助けるガイダンス機能の充実 8 まとめ 9 期末試験 10 11 12 13 14 15 16 【テキスト】・【参考書】 鶴田一郎「児童・生徒支援ための教育相談入門」(北樹出版) 【成績評価】 筆記試験(80%)、受講姿勢(20%) 【オフィスアワー】 授業後10分 【備考】 46 食物栄養学科(2年)専門科目 栄養教諭二種免許を取得するためには 栄養士免許の取得に必要な全科目の 単位を取得すること 47 授業科目名 担当教員名 [31010] 公衆衛生学 森 洋幸(27031) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 前期 必修 栄養士免許/ 医療管理秘書士/医事管理士 講義 2 【授業の概要】 健康の概念及び人間の健康を規定する要因としての社会・環境に関する基礎的な知識を公衆衛生として学習する。 【授業の到達目標】 健康の維持・増進や疾病予防に役立っている基本的な考え方を理解するとともに保健・医療・福祉等の社会制度について 理解する。 【学修の進め方】 毎回の講義について課題を示し該当講義項目の理解を深める。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 健康と公衆衛生 集団における疾病予防と健康寿命の延伸を図る公衆衛生の意義を学ぶ。 2 環境と健康 環境要因が健康に及ぼす影響とその対策としての制度について学ぶ。 3 健康・疾病・行動にかかわる統 計 公衆衛生活動の企画、評価を行う基礎となる各種の統計について学ぶ。 4 疫学 対象となる集団における疾病異常の瀕度を測定する指標や疫学の方法について学ぶ。 5 情報とコミュニケーション 情報(根拠)を元にした公衆衛生について学ぶ。 6 主要生活習慣病の疫学と対策 生活習慣の現状を把握し、生活習慣病の疫学と予防対策について学ぶ。 7 感染症対策 集団における公衆衛生活動として重点的に対応してきた感染症対策について学ぶ。 8 精神保健対策 公衆衛生活動として近年重要性が増してきた精神保健対策について学ぶ。 9 保健・医療・福祉のしくみ 国・地方自治体が行う公衆衛生活動の質的向上に図るしくみを学ぶ。 10 医療制度 医療保健や医療サービス等の制度について学ぶ。 11 福祉制度 社会保障における社会福祉制度について学ぶ。 12 地域・母子・成人保健 地域・母子及び成人保健を推進する制度や活動について学ぶ。 13 高齢者保健・介護 高齢者に対する保健や介護制度について学ぶ。 14 産業保健・学校保健 労働と健康、職業病や産業保健制度、学校保健制度について学ぶ。 15 国際保健 地球規模の健康問題や国際協力、国際機関等について学ぶ。 16 期末試験 期末試験 【テキスト】・【参考書】 柳川洋、箕輪真澄他「社会・環境と健康 公衆衛生学」(医歯薬出版) 【成績評価】 筆記試験(100%) 【オフィスアワー】 担当授業後10分間 【備考】 48 授業科目名 担当教員名 [31040] 生理学 田口 五都子(27020) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 後期 選択 栄養士免許 講義 2 【授業の概要】 人体の各器官の位置・構造・機能を、個々から全体への関わりをまとめながら進める。 【授業の到達目標】 人体は自分の体であると意識し、興味を持って構想や機能の理解を深めることができる。また、医学的な視点から人体の変化を捉え、 生理機能の理解につなげることができる。 【学修の進め方】 授業では、教科書・板書に加え、課題プリントの提示により各単元の要約を行ない理解を深めていく。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 人体の構成と機能 人体の構成を細胞単位から理解する。 2 骨格系・筋系 体内の器官と人体を支えている骨と筋の構造と機能を理解する。 3 循環器系 体内を循環している血液やりンパの働き、それに関わる臓器を理解する。 4 呼吸器系 肺とガス交換を理解する。 5 消化器系 口から入った食物が消化・吸収・排泄されるまでの系統全般をまとめる。 6 泌尿器系 血液から尿を生成し排泄するまでの構造・機能を理解する。 7 生殖器系 ヒトの発生と生殖器の構造・機能を理解する。 8 内分泌系 内分泌器官と分泌ホルモンの作用を理解する。 9 神経系 神経系の構造と機能、関連物質をまとめる。 10 皮膚・感覚器系 構造と機能を理解する。 11 血液系 血液の成分・機能を理解する。 12 免疫機能 免疫機能と、それに関わる細胞・物質を理解する。 13 エネルギー代謝・体温調節 食物から得たエネルギーの代謝と体温調節機能について理解する。 14 まとめ 1~13回授業のまとめと補足 15 評価・まとめ まとめ 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 荒木英爾「人体の構造と機能:解剖生理学」(建帛社) 【成績評価】 筆記試験(70%)、受講姿勢(30%) 【オフィスアワー】 【備考】 49 授業科目名 担当教員名 [31050] 生化学 飯盛 勝義 (27001) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 前期 選択 栄養士免許 講義 2 【授業の概要】 タンパク質、糖質および脂質の化学的性質および生体内における化学的変化 (代謝) および変化の調節に関与する酵素、ビタミン、無機質について 講義する。 さらに、遺伝情報伝達やタンパク質生合成に重要な役割を有する核酸および生体の恒常性維持に関わるホルモンおよび免疫システムについても講 義する。 【授業の到達目標】 生化学は生命現象を化学の言葉で理解する学問で、栄養士を志す者には重要な基礎学科である。タンパク質、 糖質および脂質の化学および代謝 を学ぶことによって、それらの生体内における重要性を理解する。さらに、代謝に関連した酵素、ビタミンおよび無機質、さらにはタンパク質の生成に 関わる核酸の働きを理解する。これらを学習することによって、人体の仕組み、食物、栄養に関する正しい知識をもつことが出来る。 【学修の進め方】 予習:次週講義の重要項目・キーワードを連絡するので、教科書で予習しておくこと。 復習:前週講義の重要項目について復習しておく。次週の講義開始時に小テストを行なう。 【授業項目】 【授業計画】 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 【内 容】 有機化学の基礎 有機化合物/炭化水素/アルコール/有機酸/エステル/アミン/構造異性体/立体異性体 人体の仕組み 細胞と小器官(核/ミトコンドリア・リボソーム・小胞体・ゴルジ体・リソソーム) 細胞膜の構成(リン脂質・ホスファチジルコリン・コレステロール・タンパク質)/膜輸送/担体 アミノ酸・タンパク質の化学 アミノ酸の種類と構造(L-α-アミノ酸・アミノ基・カルボキシル基・側鎖)/両性電解質/光学異性体 必須アミノ酸/ペプチド結合/タンパク質の構造(一次構造・高次構造)/機能/性質(等電点・変性) アミノ酸・タンパク質の代謝 非必須アミノ酸の生合成(2-オキソ酸・アミノ基転移反応)/酸化的脱アミノ反応/尿素サイクル/脱炭酸反応 糖原性アミノ酸/ケト原性アミノ酸/アミノ酸の特殊生成物への変換(トリプトファン・チロシン・ヒスチジン) 糖質の化学 単糖類(光学異性体//α型・β型)/二糖類/グリコシド結合(α 1, 4-結合・α1,6-結合) 多糖類(でんぷん(アミロース・アミロペクチン)・グリコーゲン・セルロース・ペクチン)/ムコ多糖類 糖質の代謝 解糖系/TCA サイクル/呼吸鎖と酸化的リン酸化/高エネルギーリン酸化合物(ATP・GTP・クレチンリン酸) 五炭糖リン酸経路/血糖調節(グリコーゲンの合成と分解)/糖新生 脂質の化学 単純脂質(トリアシルグリセロ-ル)/飽和脂肪酸/不飽和脂肪酸(n-3系脂肪酸・n-6系脂肪酸・必須脂肪 酸)/複合脂質(リン脂質・糖脂質)/誘導脂質(コレステロール・ステロイド・エイコサノイド) 脂質の代謝 脂肪の分解/脂肪酸の生合成(アセチル CoA・マロニル CoA)/脂肪酸の分解(β酸化)/カルニチン 不飽和脂肪酸の代謝/脂質の輸送/コレステロールの合成 核酸の性質と作用 ヌクレオチド/ヌクレオシド/塩基(プリン塩基・ピリミジン塩基)/糖(リボース・デオキシリボース) DNA(二重ラセン・相補的塩基対・水素結合)/RNA(mRNA・tRNA・rRNA)/タンパク質生合成(転写・翻訳) 酵素の性質と作用 一般的性質(触媒作用/活性化エネルギー・温度依存性・pH 依存性)/特異的作用(基質特異性 ・活性中心・基質-酵素複合体)/活性の調節/酵素の分類 ビタミンの種類と作用-1 脂溶性ビタミン各論/プロビタミン ビタミンの種類と作用-2 水溶性ビタミン各論/ビタミン B群と補酵素 /糖質代謝・タンパク質代謝・脂質代謝との関係 水・無機質の作用 水の作用/代謝水/摂取量と排泄量 無機質の作用/細胞内外における無機質の組成/カリウム・ナトリウムポンプ 栄養素の消化と吸収 タンパク質の消化・吸収/糖質の消化・吸収/脂肪の消化・吸収/膜消化 生体の恒常性 生体の防御システム ホルモンの分類と生理作用/ホルモンの分泌調節機構/細胞レベルでの代謝調節 細胞性免疫/体液性免疫/アレルギー疾患/食物アレルギー 期末試験 筆記試験により、講義内容の理解度を評価する。 【テキスト】・【参考書】 相原英孝他「イラスト 生化学入門-栄養素の旅-(第3版)」(東京教学社) 【成績評価】 期末試験(60%)、小テスト(30%)、受講姿勢(10%) 【オフィスアワー】 講義前後各 10分程度 【備考】 栄養士実力認定試験問題[(一社)全国栄養士養成施設協会] を参考にして、学生の理解度を確認しながら、講義を進める。 50 授業科目名 担当教員名 [31060] 生化学実験 飯盛 勝義 (27001) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 後期 選択 栄養士免許 実験 1 【授業の概要】 実験材料をできるだけ身近な食品材料から選択して、これらに含有される糖質、タンパク質・アミノ酸および脂質などの栄養素 およびビタミン類の確認ならびに調理による食材の化学的変化を実験で確認する。 また、糖質、タンパク質および脂質の消化酵素による分解について、モデル実験を行なう。 【授業の到達目標】 生化学講義で得た知識を実験によって確かめ、糖質、タンパク質・アミノ酸、脂質およびビタミン類の化学的性質に関する理解度を深め る。さらに、酵素の作用特性や体内における食物の消化と生成物に関して理解を深める。 また、試薬および実験器具の取り扱いについての基礎知識や基礎技術を習得する。 【学修の進め方】 予習:講義資料および実験操作に関する資料を事前に配布するので、熟読して質問事項を確認しておく。 復習:実験終了後に実験結果をレポートに作成し、次週講義までに提出する。 【授業項目】 【授業計画】 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 実験実施上の基礎知識と注意事項/レポート作成の意義と注意事項 主要な試薬の基礎的性質と注意事項 実験-01-1: 各種食材からのデンプンの採取 糖質に関する実験Ⅱ 実験-02: 糖質の定性反応 実験-02-A:モーリッシュ反応 実験-02-B:フェーリング反応 実験-02-C:バーフォード反応 タンパク質・アミノ酸に関する実験Ⅱ 実験-04: アミノ酸のペーパークロマトグラフィー 脂質に関する実験Ⅰ 実験-05: 脂質の定性反応 脂肪酸エステル/不飽和脂肪酸/不鹸化物 脂質に関する実験Ⅱ 実験-06: 卵黄脂質の薄層クロマトグラフィー 復習実験 実験-07: 食品中に含まれる糖質・タンパク質(アミノ酸)・脂質(ステロール)の検索 応用実験 実験-08: 牛乳から糖質・タンパク質・脂質の分離と定性反応 応用実験(続) 実験-08: 牛乳から糖質・タンパク質・脂質の分離と定性反応(続) ビタミンに関する実験Ⅰ 実験-09: 水溶性ビタミンの定性反応 実験-09-1:チオlクロム反応 実験-09-2:ロイコフラビン反応 実験-09-3:インドフェノール反応 ビタミンに関する実験Ⅱ 実験-10: 脂溶性ビタミンの定性反応 実験-10-1: カールプライス反応 実験-10-2:ブロックマン・チェン反応 実験-10-3:ビタミン E の定性反応 消化に関する実験Ⅰ 14 消化に関する実験Ⅱ 16 実験-01-2:生デンプン粒の検鏡 実験-01-3:糊化開始時のデンプン粒の検鏡 実験-01-4:ヨウ素呈色反応 タンパク質・アミノ酸に関する実験Ⅰ 実験-03: タンパク質・アミノ酸の定性反応 実験-03-A:ニンヒドリン反応 実験-03-B:ビウレット反応 実験-03-2:沈殿凝固反応 13 15 【内 容】 講 義 糖質に関する実験Ⅰ 糖質に関する実験Ⅰ(続) 実験-11: アミラーゼの作用と生成物の確認 実験-12: ペプシンによるタンパク質の消化 消化に関する実験Ⅲ 実験-13: リパーゼによる牛乳(乳化脂肪)の加水分解 期末試験 未知試料 (糖質・タンパク質・アミノ酸・脂質) を特定する実技試験 【テキスト】・【参考書】 実験ごとに実験操作を記載したプリントを作成して配布する。また、参考情報も併せて資料を作成して配布する。 【成績評価】 実技試験(40%)、実験レポート(30%)、実験態度(30%) 【オフィスアワー】 授業終了後 15分程度 【備考】 51 授業科目名 担当教員名 [31070] 運動生理学 斉藤 篤司(27013) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 集中講義 選択 栄養士免許 講義 2 【授業の概要】 人がからだを動かすために、あるいは動かしたとき、からだの中でどのような機能が働いているのか、また、どのような変化が生じてい るのかを運動生理学や医学、栄養学等の関連する情報(エビデンス)をもとに学習する。 【授業の到達目標】 運動と栄養・食事との関わりについて理解し、①健康づくりのために正しい食生活の指導ができる、②食事との関わりをふまえて適切な 運動指導ができる、知識を身につけることを目標とする。 【学修の進め方】 講義はテキストに基づき、スライドにより必要な資料を提示しながら行われる。また必要に応じて簡単な実習による体験をまじえる。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 講義概要・健康の増進と運動 授業計画、評価についての説明、および、現代における健康のとらえ方と運動の関わりについて説明する。 2 運動と栄養・食事 ヒトは本来、動物としてどう動き、何を食べてきたかから、人と食との関わりを考える。 3 筋の種類および神経系の役割 骨格筋の筋線維の種類と特性および神経系による運動の調節の仕組みについて説明する。 4 運動とエネルギー代謝 運動時のエネルギー供給系と三大栄養素との関わりやビタミン、ミネラルの役割について説明する。 5 運動と循環 運動時増大する酸素の需要とその供給に関わる血液の循環との関わりについて説明する。 6 運動と呼吸 運動時増大する酸素の需要とその供給に関わる呼吸との関わりについて説明する。 7 運動とホルモン 運動時に高まるエネルギーの需要と供給を調節するホルモンの役割について説明する。 8 身体組成と肥満 肥満や痩せの評価法と健康との関わりについて説明する。 9 自分自身を知る1 身体組成の測定方法について実習する。 10 自分自身を知る2 身体組成の測定方法について実習する。 11 運動と生活習慣病 生活習慣病と運動不足との関わりについて説明する。 12 運動処方1 運動処方とは何かについて説明する。 13 運動処方2 生活習慣病に対する運動処方の作成について説明し、作成してみる。 14 運動と体温調節 運動時の体温調節の仕組みと水分摂取との関わりについて説明する。 15 運動と疲労 運動時の疲労とそれを引き起こす種々のメカニズムについて説明する。 16 期末試験 授業で解説された内容に関して、知識の習得を確認する筆記試験を行う。 【テキスト】・【参考書】 【テキスト】 勝田茂編著「入門 運動生理学 第4版」(杏林書院) 【参考書】 ダニエル・E・リーバーマン著「人体600万年史」(早川書房) 【成績評価】 4時限目の最後に小テストを行う(10点×3回=30点)。16回目に期末試験を行う(70点)。合計100点満点で評価する。 【オフィスアワー】 非常勤講師による集中授業のため、授業期間中、随時相談を受け付ける。 【備考】 授業は毎月第3/4土曜日の1−4時限目に行う。 52 授業科目名 担当教員名 [31092] 食品学実験Ⅱ 伊東 裕子(15103) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 前期 選択 栄養士免許 実験 1 身近な食品を試料として、その成分について化学的な定性・定量実験や官能検査を行い、その成分が食品の特性、品質にどのように 関連しているか、また我々の味覚との関係を考察する。 【授業の到達目標】 食品学実験Ⅰで得られた実験技術をもとに、食品の特定成分の分析を行い、食品の品質との関わりを理解する。官能検査と化学分析 の関連性を理解する。 【学修の進め方】 前もって説明を受けた次週の実験内容を教科書・配布プリントで予習して実験に臨むこと。講義中は実験に集中し、データはこまめに 実験ノートに記入する。実験終了後、次の授業前にレポートを提出する。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 醤油や味噌汁中の食塩の定量(1) 定量法の説明、試薬の調製 2 醤油や味噌汁中の食塩の定量(2) 実験、結果のまとめ 3 オレンジジュースの分析(1) 官能検査(順位法) 4 オレンジジュースの分析(2) 化学分析 クエン酸量の分析 5 オレンジジュースの分析(3) 化学分析 糖量の分析 6 オレンジジュースの分析(4) 化学分析 ビタミンCの分析 7 オレンジジュースの分析(5) 官能検査結果の統計解析と化学分析結果との比較 8 脂質の分析(1) 融点と油脂の形状 9 脂質の分析(2) ヨウ素価の測定 10 脂質の分析(3) 油脂の劣化度の測定 11 水分活性の測定(1) 説明と準備 12 水分活性の測定(2) 測定と結果の求め方 13 タンニンの分析 市販ペットボトル、自分で浸出したお茶、茶葉に含まれるタンニンの定量、比較 14 酵素的褐変 リンゴの褐変とその防止法 15 非酵素的褐変 アミノ-カルボニル反応 16 【テキスト】・【参考書】 テキスト:大鶴勝 著「食品学実験」(朝倉書店) 参考書:「食品学・食品機能学」、「七訂日本食品成分表2016」 【成績評価】 レポート提出(80%)、受講姿勢(20%) 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後17時30分まで 【備考】 53 授業科目名 担当教員名 [31100] 食品加工学 伊東 裕子(15103) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 後期 選択 栄養士免許 講義 2 【授業の概要】 現在の日本人の食生活における加工食品の位置づけを講義した後、発酵や腐敗として食に大きく関与する微生物の概要を学ぶ。さら に、加工(保存)の目的、加工・保存方法の理論、代表的な食品の加工方法を講義する。最後に食品表示の読み方、「保健機能食品」の 意義について学ぶ。 【授業の到達目標】 私たちの食生活上で大きなウェイトを占める加工食品を理解するために、食品の加工・保存の目的、保存方法・加工技術を理解する。 さらに、消費者として賢い食品選択の情報源である加工食品等の表示の概要と読み方を理解する。また、健康維持のために許可されて いる「保健機能食品」の意義を知るとともに、上手な利用の仕方を理解する。 【学修の進め方】 授業は配布プリント、板書を中心に進めていく。授業終了後ノートの内容をチェックしておく。各項目終了後には、栄養士実力認定試験 の過去問等から宿題を出す。次週回収、採点後返却して解説することで復習とする。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 食品加工学の講義概要 加工食品の利用状況と分類、微生物との関連性など 2 食品の保存・加工に関与する微生 物(1) 微生物の分類、カビの特徴 3 食品の保存・加工に関与する微生 物(2) 酵母・細菌の特徴 4 食品の保存・加工に関与する微生 物(3) 微生物の生育条件 5 食品の保存方法(1) 食品の悪変の要因 6 食品の保存方法(2) 乾燥、低温貯蔵、加熱 7 食品の保存方法(3) 糖蔵・塩蔵・酢漬け、ビン詰・缶詰・レトルト食品、燻煙 8 食品の保存方法(4) CA貯蔵・MA貯蔵、放射線照射、化学物質(保存料など)の利用 9 食品の包装 包装材の性質 10 食品の加工方法(1) 物理的操作、化学的操作、生物的操作 11 食品の加工方法(2) ゲル化を利用した食品(ジャム・マーマレード、豆腐、こんにゃくなど) 12 食品の加工方法(3) 微生物を利用した食品(味噌・醤油、酢、パンなど) 13 保健機能食品 栄養機能食品、特定保健用食品 14 食品の表示(1) 法律による規制、表示マーク 15 食品の表示(2) 食品表示の実例とその読み取り方 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 参考図書:「食品学・食品機能学」「改訂食品加工学(Nブックス)」等 【成績評価】 筆記試験(70%)、小テストや課題レポート(20%)、受講姿勢(10%) 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後17時30分まで 【備考】 54 授業科目名 担当教員名 [31110] 食品衛生学 篠原 壽子(15102) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 前期 選択 栄養士免許 講義 2 【授業の概要】 栄養士に必要な食品衛生の知識を習得し、食品衛生対策などの手法を学ぶ。給食現場の責任者として、食品衛生法、食中毒、感染症、 寄生虫、食品添加物および残留農薬などの有害物質について、的確に判断できるように最新情報を取り入れながら学ぶ。 【授業の到達目標】 1. 食品衛生関係法規と食品衛生行政を理解する 2. 食品汚染物質と食品の変質による有害物質を理解し予防法を関係づける 3. 食 中毒の分類と原因を理解しその発生状況を踏まえ予防法を関係づけることができる 4. 主な消化器系感染症と寄生虫症を理解する 5. 食品添加物の種類、用途と使用基準を理解する 6. 新しい食品安全性の問題と衛生管理・対策について理解する 【学修の進め方】 シラバスを参照し、次回の授業内容についてテキストを事前に読んでおく。(事前学習) 講義で学習した内容を整理・確認する。理解を深めるための課題を課すこともある。(事後学習) 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 食品衛生行政と法規 (1)健康と食品衛生 (2)食品衛生行政 (3)衛生指標 2 食品衛生行政と法規 (4)食品衛生法 (5)食品衛生と微生物 (6)食品安全基本法 (7)コーデックス 3 食品の変質と有害物質 (1)微生物に関する基本的事項 (2)腐敗の諸因子と判定 (3)食品と常在細菌叢 4 食品の変質と有害物質 (4)油脂の酸敗 (5)成分変化による有害物質 (6)食品の変質予防法 5 食中毒 (1)食中毒の定義と分類 (2)発生状況 6 食中毒 (3)細菌性食中毒 7 食中毒 (4)ウイルス性食中毒、 ミニテスト 8 食中毒 (5)自然毒食中毒 (6)化学性食中毒 (7)予防法 (8)消毒と殺菌・滅菌法 9 経口感染症・寄生虫症 (1)主な消化器系感染症 (2)食品から感染する寄生虫症 (3)人獣共通感染症 (4)BSE 10 食品衛生管理・衛生対策 (1)HACCPによる衛生管理 (2)食品工場における一般衛生管理事項 (3)家庭における衛生管理 11 食品中の汚染物質 (1)かび毒 (2)化学物質(農薬・内分泌攪乱物質、他) (3)食品の有害成分 12 食品の器具と容器包装 (1)素材と衛生 (2)素材による環境汚染 13 食品添加物 (1)食品添加物の定義 (2)種類と用途 14 食品添加物 (3)使用基準 (4)有用性と安全性 (5)安全性の評価(ADI) 15 新しい食品の安全性問題 (1)遺伝子組換え食品 (2)環境汚染による食品汚染 (3)食品の表示 (4)リスク分析 (5)放射線 照射食品 16 筆記試験 【テキスト】・【参考書】 小塚諭 編「イラスト食品の安全性」(東京教学社) 吉田勉監修「わかりやすい食物と健康4 食品の安全性」(三共出版)、食中毒および食品添加物パンフレット 【成績評価】 筆記試験(75%)、ミニテスト・課題(25%) 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後18時まで 【備考】 後期に食品衛生学実験を行う。 55 授業科目名 担当教員名 [31120] 食品衛生学実験 篠原 壽子(15102) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 後期 選択 栄養士免許 実験 1 【授業の概要】 食品衛生学で学んだ知識を深めるために、食品などの安全性確保の基礎となる各種の検査を行う。実用的で比較的容易に実験できる項 目を取り上げ、その実験操作を習得し衛生管理の重要性を学ぶ。 【授業の到達目標】 1.細菌検査法の基本操作を理解し実験できる 2.日常食品の変質および鮮度検査法を理解し実験できる 3.食器具類の汚染度検 査法を理解し実験できる 4.食品添加物の定性・定量試験法を理解し実験できる 5.実験結果を食品衛生学的判断基準から評価でき る 【学修の進め方】 シラバスおよびガイダンスを基に、次回の実験についてテキストや資料を事前に読んでおく。(事前学習) 学習した内容や資料を実験ノートに整理し、締め切り期限を厳守し実験レポートを提出する。(事後学習) 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 ガイダンス:食品衛生学実験の概要 目的、実験内容、安全対策、レポート作成等の説明 2 食器具類の汚染度検査 (1)食器具類の汚染度検査:でんぷん性、たんぱく質性および脂肪性残留物 (2)洗浄効果と中性洗剤残留 検査 3 細菌検査の基本操作 殺菌、滅菌、培地の調整、培養法などの基本操作 4 食品を取り扱う環境における細菌検 (1)空中落下菌の検出 査 5 食品を取り扱う環境における細菌検 (2)手指の細菌検査 査 6 食品などの細菌検査 (3)食品中の一般生菌数測定 7 食品などの細菌検査 (4)食品中の大腸菌群数測定 8 食品などの細菌検査 (5)標本作成と顕微鏡観察 9 日常食品の変質および衛生検査 (1)牛乳の品質および鮮度検査 10 日常食品の変質および衛生検査 (2)食肉および魚介類の品質および鮮度検査 11 食品添加物の検査 (1)着色料の検査(毛糸染色法) 12 食品添加物の検査 (2)着色料の検査(ペーパークロマトグラフィー法) 13 食品添加物の検査 (3)保存料の検査(透析法による試料液の調製) 14 食品添加物の検査 (4)保存料の検査(TBA法) 15 食品添加物の検査 (5)発色剤の検査 16 【テキスト】・【参考書】 一戸正勝、西島基弘、石田裕 編著「図解 食品衛生学実験」(講談社) 「実験プライマリーガイド」(科学同人)、配布プリント 【成績評価】 レポート提出(70%)、実験スキル習得度(30%) 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後18時まで 【備考】 (1)食品衛生学を履修していること (2)実験は不測の事故などをともなう場合があるので、教員や助手の指示に従い安全に行うこと (3)細菌検査や食品添加物の実験で は、授業時間以外(翌日や翌々日)に結果を観察すること 56 授業科目名 担当教員名 [31140] 栄養学各論 錦 萬代(15108) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 前期 選択 栄養士免許 講義 2 【授業の概要】 人が誕生し、一生を終えるまで、即ち妊娠や分娩、加齢などに伴う人体の構造や機能、栄養状態の変化などについて理解し、対象者 の身体状況や栄養状態に応じた栄養管理(栄養ケア・栄養マネジメント)の基本的な考え方や方法を学ぶ。 【授業の到達目標】 各ライフステージにおける身体及び精神の両面についてその特性を理解し、そのうえで各期の栄養状態の評価や判定、健康に及ぼす リスクの管理について基本的な考え方や方法を習得する。 【学修の進め方】 講義にあたっては前回の要点について復習をする。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 栄養ケア・マネジメント(1) 概要、栄養スクリーニング、栄養アセスメント(身体計測、臨床検査、食事調査) 2 栄養ケア・マネジメント(2) 栄養ケア(PDCAサイクル、計画の目標設定、作成、実施、モニタリング、評価、フィードバック) 3 日本人の食事摂取基準(1) 食事摂取基準の意義、策定の基礎理論、活用の基礎理論 4 日本人の食事摂取基準(2) エネルギー、栄養素別食事摂取基準 5 母性栄養(1) 妊娠期・授乳期の特性、生理的特徴、妊娠、胎児の発育、出産、授乳 6 母性栄養(2) 妊娠期・授乳期の栄養アセスメントと栄養ケア、食事摂取基準、食生活指針、栄養管理 7 新生児・乳児期の栄養(1) 新生児・乳児期の生理的特徴、身体的発育、生理的機能の発達 8 新生児・乳児期の栄養(2) 栄養アセスメントと栄養ケア、食事摂取基準、栄養補給法、栄養と病態、疾患 9 成長期の栄養(1) 生理的特徴、小児の食事摂取基準、幼児期の食生活、保育所給食 10 幼児・学童期の栄養 栄養アセスメントと栄養ケア(低栄養)、学童期の食生活 11 学童・思春期の栄養 学校給食、栄養アセスメントと栄養ケア、思春期の栄養アセスメントと栄養ケア(摂食障害、貧血) 12 成人期の栄養 成人期の生理的特徴、栄養アセスメントと栄養ケア、食事摂取基準 13 高齢期の栄養 高齢期の生理的特徴、栄養アセスメントと栄養ケア、食事摂取基準 14 運動・スポーツと栄養 運動時の生理的特性とエネルギー代謝、運動と栄養ケア 15 環境と栄養 生体リズムと栄養、ストレスと栄養ケア、特殊環境と栄養ケア 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 江澤郁子、津田博子 編著「Nブックス 四訂 応用栄養学」(建帛社) 【成績評価】 筆記試験(90%)、課題(10%) 【オフィスアワー】 火曜日 16:30~17:00 【備考】 57 授業科目名 担当教員名 [31150] 栄養学実習 錦 萬代(15108) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 後期 選択 栄養士免許 実習 1 【授業の概要】 成長期から老年期の各ライフステージにおける栄養管理の在り方について、日常的にどのような食事をどれぐらい摂ったらよいかな ど、対象者の特性に適した料理の献立作成の方法や調理技術を習得する。 さらに食育やスローフードの食問題、生活習慣病の予防 のための食事についても学ぶ。 【授業の到達目標】 各ライフステージにおける健康な生活を支えるための栄養管理や健康づくりに必要な知識及びその多様性に適応した献立、調理技術 を習得する。 【学修の進め方】 講義にあたっては終了後実習レポートを提出する。次回のレシピを配布し、作り方の予習、栄養計算を行う。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 栄養学実習の基本理念 献立作成の基礎知識 2 成長期の栄養、献立実習 乳児期・離乳期の栄養、離乳食の進め方、離乳前・中期食 3 離乳食の献立実習 離乳後期・完了期食 4 乳児期の栄養 保育所給食、給食献立の実習 5 幼児期の栄養 弁当、間食献立の実習 6 学齢期の栄養 学校給食、小児の生活習慣病予防の食事 7 学校給食の献立実習 学校給食の実習 8 青年期の栄養 貧血、肥満予防の食事 9 貧血予防食 貧血予防の献立実習 10 壮年期の栄養と食事 栄養の特性、生活習慣病予防の食事 11 脂質異常症予防食 コレステロール予防の献立実習 12 老年期の栄養と食事 栄養の特性、骨粗鬆症予防の献立実習 13 妊産婦の食事 栄養の特性、妊娠前半期、後半期、授乳期の食事 14 妊娠期の食事 献立実習 15 スポーツ栄養 栄養の特性、基本的考え方、食事計画 16 【テキスト】・【参考書】 大里進子 他著「ライフステージ実習栄養学第6版」(医歯薬出版) 【成績評価】 受講姿勢(40%)、レポート(30%)、課題(30%) 【オフィスアワー】 火曜日 16:30~17:00 【備考】 58 授業科目名 担当教員名 [31170] 臨床栄養学実習 木下 美千代(15111) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 後期 選択 栄養士免許 実習 1 【授業の概要】 疾病の発生機序・病態生理・臨床症状・臨床検査データ・治療法などの相互関係をよく理解し、かつ疾患の改善に欠くことのできない 栄養補給法について、その意義と実践の方法に必要な専門的知識と技術を習得する。 【授業の到達目標】 臨床栄養学の理論を基礎として実践に伴う専門的な知識及び技術を実習を通して習得する。同時に栄養療法を行うにあたり患者の栄 養状態、治療効果や予後を評価できる栄養管理能力を身につける。臨床栄養学の理論を基礎として実践に伴う専門的な知識及び技術 を実習を通して習得する。同時に栄養療法を行うにあたり患者の栄養状態、治療効果や予後を評価できる栄養管理能力を学習する。基 礎知識を身につけてもらうことを第1到達点とする。 【学修の進め方】 臨床栄養学概論で学習した事を自分なりに復習しておくこと。課題提出の期限を守る事。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション 臨床栄養の基礎 臨床栄養管理、食事計画、カルテの見方、指導記録の書き方 2 一般治療食 一般治療食流動食、軟食、常食 3 展開食の実際 常食、形態別一連献立作成 4 実習 流動食、軟食に適した料理の実習 5 成分別栄養について 栄養成分別管理治療食 食塩制限食、水分制限食、カリウムコントロール食 6 実習 減塩食、無塩食の実習(食品の選択と調理の工夫) 7 特別食 エネルギーコントロール食 糖尿病の献立作成 8 実習 肥満症の食事療法と実習(食品の選択と調理の工夫) 9 特別食 心臓疾患の食事、うっ血性心不全の食事療法、痛風・高尿酸血症の特徴と献立作成 10 実習 高血圧症の食事療法と実習(食品の選択と調理の工夫) 11 特別食 たんぱく質コントロール食腎臓疾患、妊娠高血圧症候群の食事療法、献立作成 12 実習 肝臓疾患の食事療法と実習 13 特別食 脂質コントロール食脂質異常症、胆道系疾患、膵臓疾患の食事療法と実習 14 特別食 易消化食 胃、腸疾患の食事療法、その他の疾患の食事 鉄欠乏性貧血の食事療法 15 総括 評価・まとめ 16 【テキスト】・【参考書】 大分県栄養士会 編集「病院栄養管理の手引き」(大分県栄養士会) 【成績評価】 レポート・課題提出(50%)、受講姿勢(20%)、実習態度(30%) 【オフィスアワー】 講義後10分 【備考】 59 授業科目名 担当教員名 [31212] 栄養指導実習Ⅱ 篠原 壽子(15102) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 前期 選択 栄養士免許 実習 1 【授業の概要】 栄養教育・指導に必要な基礎知識と技術を習得し、健康を支える3本柱である栄養・運動・休養に関する内容の理解から実践までを学ぶ。 栄養指導実習Ⅱでは、栄養教育・指導の方法と技術、食事バランスガイド、エクササイズガイド、指導・教育媒体、栄養情報処理、栄養ア セスメントなどの応用演習を主に行う。 【授業の到達目標】 1.栄養教育・指導の計画および方法を理解する 2.栄養教育・指導の媒体を作成し 指導の実際に関係づける 3.栄養教育・指導のため の情報収集と統計処理の基本を理解する. 4.健康・栄養関連調査の方法を理解し 実施後統計処理を行い評価をまとめた報告書を作成 できる 【学修の進め方】 シラバスおよびガイダンスを基に、次回の授業内容についてテキストや資料を事前に読んでおく。(事前学習) 授業で学習した内容・資料・課題をファイルに整理し、ポイントをまとめておく。食・栄養に関する最新の情報収集を心がける。(事後学習) 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 ガイダンス:実習の概要 栄養教育・指導実習Ⅰの復習、ポートフォリオの作成 2 栄養教育・指導実習の方法と技術 3分間プレゼンテーションの原稿作成 3 栄養教育・指導実習の方法と技術 3分間プレゼンテーションの発表 4 栄養教育・指導に必要な情報処理 (1)情報収集と基本的統計処理 5 栄養教育・指導に必要な情報処理 (2)データの解析、推定と検定の基礎 6 栄養教育・指導に必要な情報処理 (3)栄養評価のためのデータ解析 7 食生活・栄養・運動・休養に関する 調査 (1)調査の種類と方法および評価 8 食生活・栄養・運動・休養に関する 調査 (2)調査の実際、調査結果のまとめ方 9 食生活・栄養・運動・休養に関する 調査 (3)調査結果のまとめおよび報告書作成 10 食生活・栄養・運動・休養に関する 実習 (1)食事バランスガイドを活用した栄養教育・指導 11 食生活・栄養・運動・休養に関する 実習 (2)エクササイズガイド2006、2013の内容および使い方 12 栄養教育・指導実習の方法と技術 (1)個人別栄養教育・指導の実際、食生活の実態把握および栄養診断とアセスメント 13 栄養教育・指導実習の方法と技術 (2)個人別栄養教育・指導の実際 14 栄養教育・指導実習の方法と技術 (3)集団別栄養教育・指導のための媒体の作成 15 栄養教育・指導実習の方法と技術 (4)集団別栄養教育・指導の実際、媒体を使った指導計画の作成 16 【テキスト】・【参考書】 栄養指導実習Ⅰで使用した教科書及び参考書を引き続き使用する 【成績評価】 課題提出物(60%)、課題発表(30%)、ポートフォリオ(10%) 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後18時まで 【備考】 栄養指導論Ⅱおよび栄養指導実習Ⅰを履修していること 60 授業科目名 担当教員名 [31220] 公衆栄養概論 錦 萬代(15108) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 後期 選択 栄養士免許 講義 2 【授業の概要】 常に変化する地域の経済、食料流通事情や食料生産に関わる気候、風土に対して、適正な食生活の実践を図り、国民の健康水準の 向上に寄与し、将来とも安定した食料供給の確保、食文化の発展向上を図ることを目標として地域・国・国際レベルの公衆栄養活動を 推進するための理論的根拠や実践活動の方法等について学ぶ。 【授業の到達目標】 わが国の健康・栄養関連問題の実態を把握するとともに、国民の健康の保持・増進の推進、QOLの向上を目指し、かつ地域社会や国 際的広い視野に立った栄養問題について理解する。 【学修の進め方】 講義にあたっては前回の要点について復習をする。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 公衆栄養学の概念 意義と目的、視点、活動の方向性、栄養士・管理栄養士制度 2 公衆栄養活動(1) 公衆栄養活動の歴史 3 公衆栄養活動(2) ヘルスプロモーションのための公衆栄養活動 4 健康・栄養問題の現状と課題(1) 疾病構造の変化、四大疾病と食物・栄養、食事の変化 5 健康・栄養問題の現状と課題(2) 食生活全般(食行動・知識・スキル)、食環境(生産・流通、食情報、食料需給) 6 栄養政策(1) 公衆栄養活動の現状と役割、公衆栄養活動と組織、人材育成 7 栄養政策(2) 公衆栄養関係法規、国民健康栄養調査 8 栄養政策(3) 食生活指針、食事バランスガイド、運動指針、食品表示制度 9 健康・食育対策と地方計画 健康増進対策、健康日本21(第2次)、食育推進基本計画策定の目的と内容 10 諸外国の栄養状況と施策 健康・栄養状態の現状と課題、健康・栄養政策 11 食事摂取基準の活用方法 活用の基本事項、地域集団の食事改善、給食管理を目的とした活用方法 12 栄養疫学(1) 概要と役割、栄養調査・栄養アセスメント 13 栄養疫学(2) 食事調査法(食事記録法、24時間食事思い出し法、食物摂取頻度法、食事歴法) 14 公衆栄養マネジメント(1) マネジメントの考え方、過程と方法、公衆栄養アセスメント 15 公衆栄養マネジメント(2) 公衆栄養プログラムの計画、実施、評価、展開 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 八倉巻和子、井上浩一 編著「Nブックス 五訂 公衆栄養学」(建帛社) 【成績評価】 筆記試験(90%)、課題(10%) 【オフィスアワー】 火曜日 16:30~17:00 【備考】 61 授業科目名 担当教員名 [31243] 調理実習Ⅲ 錦 萬代(15108) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 前期 選択 栄養士免許 実習 1 【授業の概要】 高齢者を対象とした料理をはじめ、大量調理やさまざまな専門科目の実習で応用できる技術を身につける。 また、食文化に関心を持ち理解を深めるため、季節の料理、世界の各国料理について学ぶ。 【授業の到達目標】 調理の基礎から応用まで科学的、系統的に学ぶことを通して、食品の栄養特性や物性の知識を踏まえて安全でおいしい料理が提供 できる実践力を身につける。 【学修の進め方】 講義にあたっては終了後実習レポートを提出する。次回のレシピを配布し、作り方の予習、栄養計算を行う。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 実習計画 実習計画・献立作成 2 調理実習(1) Clam chowder、Beef stroganoff、Egg croqette、Coleslow salad、strawberry mousse 3 調理実習(2) 桜めし、潮汁、揚げ豆腐の青豆あん、酢みそ和え、桜餅 4 調理実習(3) 涼拌豆芽、回鍋肉、八宝豆腐羹、焼売、杏仁酥餅 5 調理実習(4) Pizza、Pumpkin soup、Beans salad、Omelette 6 調理実習(5) かちえびちらし、すり流し汁、魚のみそ煮、白和え、石垣もち 7 調理実習(6) 牛肉の柳川風、だんご汁、きらすまめし、いんげんのごま和え、くず桜 8 調理実習(7) 生姜飯、山菜そば、しそ入りさんが揚げ、ひじきとれんこんのサラダ、しんちょきもち 9 研究課題 課題の献立作成 10 調理実習(8) よしのみご飯、南蛮づけ、呉汁、粉ねり、じり焼 11 研究課題 課題献立の実習 12 調理実習(9) Risotto confunghi、Avocado soup、Potato omelet、Carrot saIad、Bavarois au coffee 13 調理実習(10) ビビムパッフ、ワカメスープ、チヂミ、チャプチェ、アーモンド風味のミルクゼリー 14 調理実習(11) Gazpacho、Tortilla espagnole、Paella espagnole、Ratatouille、fruits jelly 15 調理実習(12) 課題献立の実習 16 【テキスト】・【参考書】 「食品成分表2016」(女子栄養大学出版部)、「調理のためのベーシックデータ第4版」(女子栄養大学出版部) 【成績評価】 受講姿勢(40%)、課題(40%)、レポート(20%) 【オフィスアワー】 火曜日 16:30~17:00 【備考】 62 授業科目名 担当教員名 [31272] 給食実務実習Ⅱ 木下 美千代(15111) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 前期 選択 栄養士免許 実習 1 【授業の概要】 給食計画論・実務論で学んだものを基本に、大量調理実習で活用し、学内給食のあり方に関する方法・技術を習得する。学生が自主 的に献立作成・発注・検収・大量調理・事務処理などの内容を各班で役割分担し、計画的に実習する。また、実践栄養学実習を含む内 容も含むものとする。 【授業の到達目標】 給食計画論・実務論で学んだ事を実際に計画・実習し、評価することができる。実践力のある栄養士を目指すことを目標とする。 【学修の進め方】 校外実習を受けるにあたっての衛生管理等の心構え、ノート記入の方法等、事前の準備も含めて学習しておく。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション 実習の目的・意義、実習の心がまえ他、献立作成実習 2 献立作成 献立作成実習 (予定献立表作成、実習準備) 3 実習 第1回学内給食実務実習 4 実習 第2回学内給食実務実習 5 実習 第3回学内給食実務実習 6 実習 第4回学内給食実務実習 7 実習 第5回学内給食実務実習 8 実習 第6回学内給食実務実習 9 実習 第7回学内給食実務実習 10 実習 第8回学内給食実務実習 11 実習 第9回学内給食実務実習 12 実習 第10回学内給食実務実習 13 実習 第11回学内給食実務実習 14 実習 第12回学内給食実務実習 15 総括 評価、まとめ、反省会 16 【テキスト】・【参考書】 【成績評価】 課題提出、実習ノート(70%)、実習姿勢及び取組姿勢(30%) 【オフィスアワー】 授業前後10分 【備考】 63 授業科目名 担当教員名 [31273] 給食実務実習Ⅲ(校外実習) 木下 美千代(15111) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 前期 選択 栄養士免許 実習 1 【授業の概要】 学外の管理栄養士又は栄養士の専従する給食施設において、給食現場における実践を通して給食業務を行うために必要な食事計画 や調理を含めた給食サービス提供を学ぶ。 【授業の到達目標】 給食現場での栄養士の仕事の学びを通して、各自が具備すべき知識及び技術を習得する。実践力のある栄養士を目指すことができ る。給食管理面を充分理解する。 【学修の進め方】 校外実習のための事前準備を充分に行う。体調管理、実習報告。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 校外実習 オリエンテーション 実習概要、施設見学、自己紹介、注意事項など 2 栄養管理の実習 給与栄養基準量、食品構成など 3 食事計画の実習 献立作成、供食方法、食事の種類など 4 食数管理の実習 食数管理、給食費など 5 食材管理の実習 発注、検収、補完など 6 調理作業の実習 下処理、大量調理など 7 調理作業の実習 盛り付け、配膳、配食など 8 調理作業の実習 食器、器具、機械洗浄、消毒保管、後片付けなど 9 衛生保管管理の実習 食品の衛生、検査、保存食、施設設備の衛生など 10 衛生管理の実習 調理員、喫食者、食品納入業者に対する衛生など 11 施設設備管理実習 設備の配置、機器類の取扱いと保守管理など 12 事務管理の実習 給食事務、諸帳票作成、栄養報告書など 13 嗜好調査、残食調査などのアン ケート調査の実習 計画立案、実施、集計と結果判定など 14 媒体作成、喫食者への栄養教育・ 栄養指導 媒体作成、喫食者への栄養教育・栄養指導 15 まとめ、反省会 まとめ、反省会 16 【テキスト】・【参考書】 【成績評価】 提出及び受講態度(30%)、実習ノート及び学内評価「20%)実習先の評価(50%) 【オフィスアワー】 講義後10分 【備考】 64 授業科目名 担当教員名 [31290] 学校栄養指導演習 麻生 愛子(15114) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 前期 選択 栄養教諭二種免許 演習 1 【授業の概要】 1年後期の「学校栄養指導概論」で学んだ理論を基に、義務教育諸学校において食に関する指導を実践するために必要な 学習指導案の作成と食育の実際について演習を行う。 【授業の到達目標】 栄養教諭が行う食に関する指導について、テーマ別に発達に応じた学習指導案の作成とその展開ができる。 【学修の進め方】 与えられた課題を必ず期限内に仕上げてくること。 また、作成した資料や指導案等は評価を受けたらすぐに改善してより良いものを作成しておくこと。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 学校における食に関する指導の実際 学校給食の歴史及び食に関する指導事例を見る 2 児童・生徒の体位及び 食生活の把握 学校保健統計資料等から、現在の子どもたちの体位、栄養摂取状況、食生活の実態をつかむ 3 発達に応じた食に関する指導の テーマ及び内容と教材 文部科学省作成の「食生活教材」から発達に応じた指導のレベルをつかむ (自分が取り組みたいテーマについて検討) 4 学習指導案の作成要領 学習指導案の作成要領説明 (学習指導案の事例を用いて学年の違う場合への展開) 5 学習指導案の作成1 題材設定の理由:児童観・生徒観、題材観、指導観 6 学習指導案の作成2 本時案の作成 7 学習指導案の作成3 学習指導案の発表と相互評価 8 学習指導案の作成4 発問計画、板書計画、(評価計画) 9 教材作成1 教材作成 10 教材作成2 教材作成 11 模擬授業1 模擬授業 12 模擬授業2 模擬授業 13 給食の時間における 食に関する指導1 学習指導案(略案)の作成 14 給食の時間における 食に関する指導2 教材作成 15 給食の時間における 食に関する指導3 模擬授業 16 【テキスト】・【参考書】 金田雅代 編著「栄養教諭論Ⅱ-実践研究-」(建帛社) 文部科学省「食に関する指導の手引き-第1次改訂版」(東山書房) 【成績評価】 レポート提出物(50%)、演習態度(40%)、受講姿勢(10%) 【オフィスアワー】 平日放課後(~17:30まで)。左記以外は、前もって申し出ること。 【備考】 65 授業科目名 担当教員名 [31300] 精神保健 小林 千種(27012) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 食物栄養学科 2 後期 選択 関係資格 医療管理秘書士 医事管理士 授業形態 単位数 講義 2 【授業の概要】 精神保健についての知識を広く持ち、身近な心の問題に気づき、対処を学び又、精神障害者についての理解を深め支援できるように する。 【授業の到達目標】 1.精神障害の基礎知識や、ライフステージにおける精神保健について学ぶ。 2.精神保健福祉行政についてを知識の習得する。 【学修の進め方】 テキストやプリントを使い授業を進めていく。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 精神保健の概念と歴史 歴史について学ぶ。 2 精神保健の動向 世界・日本の動向を知る。 3 精神保健の身体的基礎 脳と精神について考える。 4 精神保健の身体的基礎 ホメオスタシスと精神機能について学ぶ。 5 精神障害の基礎知識 概要・症状について学ぶ。 6 主な精神疾患 統合失調症にういて理解する。 7 主な精神疾患 気分(感情)障害・神経症について理解する。 8 主な精神疾患 初老期・老年期の障害について理解する。 9 ライフステージにみる精神保健 乳幼児期・児童期の精神保健を考える。 10 ライフステージにみる精神保健 青年期・成人期の精神保健を考える。 11 ライフステージにみる精神保健 老年期の精神保健を考える。 12 生活の場における精神保健 家庭・職場・地域の精神保健を学ぶ。 13 地域精神保健活動と福祉社会 地域の精神保健活動について知る。 14 精神保健福祉行政について 福祉行政について知る。 15 精神保健福祉法について 法律について知る。 16 期末試験 筆記試験 【テキスト】・【参考書】 加藤雄司 編「精神保健」(ミネルヴァ書房) 【成績評価】 筆記試験(80%)、受講姿勢(10%)、課題提出(10%) 【オフィスアワー】 担当授業前10分間 【備考】 66 授業科目名 担当教員名 [31332] 秘書実務Ⅱ 釘丸 知子(15123) 対象学科 食物栄養学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 2 前期 選択 医療管理秘書士 医事管理士 演習 1 【授業の概要】 秘書実務Ⅰで習得した医療秘書の役割を踏まえて、適切に効率よく行うためには、各種業務である、執務室整備、スケジュール管理、 会議・会合業務、出張業務、研究補助業務、慶弔業務を理解し、その目的、準備、作成方法について学ぶ。さらに各項目ごとに課題を提 出し、理解させる。 【授業の到達目標】 医療秘書業務の役割より各種業務を理解する。。執務室整備、スケジュール管理。会議・会合業務、出張業務、研究補助業務の準 備、処理方法を理解する。また突発的業務である慶弔業務の対応方法について迅速に正確に効率よくおこなうことを身につける。 【学修の進め方】 次回の授業内容及び配布資料の確認をする。 授業後については授業内容の復習や資料の整理をしておく。また学習した各項目ごとに、演習後のレポート提出をする。 【授業項目】 【内 容】 1 秘書実務の概要 秘書と各種業務の役割 秘書の概要 秘書業務種別・オフィス管理と任務 2 環境整備業務 オフィス管理と任務・採光と照明 3 環境整備業務 音響の整備・色彩調節 4 環境整備業務 色彩調節・空気調節の整備、備品の管理 5 スケジューリング管理業務 6 スケジューリング管理業務 管理のポイント・アポイトメントの意義、作成上の留意事項 7 スケジューリング管理業務 作成方法、変更と調整、処理方法 スケジュール作成 8 会議と会合業務 目的による役割と原則、種別による形式と役割目的による役割と原則、種別による形式と役割 9 会議と会合業務 会議の運営による役割、情報機器の取り入れ方 10 会議と会合業務 書類作成業務、会議別によるマナー 11 出張業務 出張の目的と役割、国内出張に関する任務 12 出張業務 国外出張に関わる任務、出張中の業務、出張後の業務処理 13 出張業務 研究補助業務 出張業務に関わる書類の作成 補助業務の種別、作成、事後処理業務 14 研究補助業務 慶弔業務 研究補助業務作成、慶弔の心得 15 慶弔業務 慶弔の種類、対応、服装の心得、贈答業務 16 期末試験 スケジュールの種別及び特徴 【テキスト】・【参考書】 中村健壽 監修「現代医療秘書 ~役割と実務~」(西文社) 【成績評価】 筆記試験(55%)、レポート提出(35%)、受講姿勢(10%) 【オフィスアワー】 授業終了後~17:30 【備考】 レポート提出必修 67 授業科目名 担当教員名 [31340] 薬理学 飯盛 勝義 (27001) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 後期 選択 医療管理秘書士 医事管理士 講義 2 【授業の概要】 薬理学の基礎知識の習得に重点を置く。取り上げる薬は出来るだけ各臨床領域の代表的な薬に限定する。さらに、理解 を容易にするために、医薬品製造現場(製剤工場)の見学を取り入れる。 また、受講する学生は栄養士としての業務に就く者が多いので、薬物と食物・嗜好品との相互作用についても解説する。 【授業の到達目標】 薬物は有用な作用と有害な作用とを合わせもつものが多く、この点から薬物の有効性と安全性との関係を理解させる。 本講義によって、薬理学の基礎知識を習得すると共に、各臨床領域で用いられる代表的な医薬品とその特徴を学ぶ。 これにより、医療事務に関連する知識を身に付ける。 【学修の進め方】 予習:次週講義の重要事項・キーワードを連絡するので、教科書を読んで勉強しておく。 復習:先週講義の内容のポイントを講義開始前に質疑により確認する。 【授業項目】 【授業計画】 1 医薬品の歴史と貢献 薬理学の概要/薬物と法令 2 薬物の作用 薬物効果に影響を及ぼす要因 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 【内 容】 医薬品の歴史/薬物療法の貢献/薬物療法の課題 薬理学とは/薬事法/日本薬局方/麻薬及び向精神薬取締法/覚せい剤取締法/大麻取締法 薬理作用の分類/薬物受容体/用量/年齢・性別/身体の状態/心理的影響 相互作用/耐性・交差耐性/薬物依存/薬物アレルギー/遺伝的因子 薬物の適用方法/薬物の体内動態 経口適用/口腔内適用/注射/吸入/直腸内適用/皮膚・粘膜適用/吸収分布/排泄 生物学的半減期/副作用 薬物の副作用 処方箋/薬品の剤型/薬物の取扱 処方箋/医薬品の剤形/薬物の保存/薬物の計量 非臨床試験/臨床試験/ジェネリック医薬品 新薬とジェネリック医薬品 末梢神経系作用薬 局所麻酔薬 (感覚神経伝導路)/筋弛緩薬/自律神経作用薬 中枢神経作用薬 全身麻酔薬/催眠薬/抗パーキンソン薬/麻薬性鎮痛薬/向精神薬 オータコイド・アレルギー薬 抗ヒスタミン薬/プロスタグランジン/アンジオテンシン非ステロイド性抗炎症薬/痛風治療薬 心臓血管系作用薬 心不全治療薬/抗不整脈/抗狭心症薬/抗高血圧薬/抗脂質異常薬利尿薬 血液造血系作用薬 貧血治療薬/血液凝固阻止薬/血栓溶解薬 製剤工場見学 田辺三菱製薬工場㈱ 吉富工場 呼吸器系作用薬 消化器系作用薬 呼吸促進薬/鎮咳薬/去痰薬/気管支喘息薬 健胃消化薬/制酸薬/消化性潰瘍治療薬 物質代謝作用薬 ビタミン剤/ホルモン剤(糖尿病治療薬) 抗感染症薬-1 消毒薬(石炭酸係数・消毒薬の種類・使用上の注意)/抗菌薬の特徴(抗菌作用機序・抗菌スペクトル) 抗感染症薬-2 耐性およに交差耐性/副作用/菌交代現象/日和見感染 抗生物質の種類と作用特性/合成抗菌薬の種類 抗悪性腫瘍薬/生物学的製剤 診断薬 抗悪性腫瘍薬 ワクチン/診断用薬 講義内容について、重要項目に関する筆記試験 期末試験 【テキスト】・【参考書】 鈴木正彦「新訂版 クイックマスター 薬理学」(サイオ出版) 【成績評価】 筆記試験(80%)、工場見学レポート(10%)、受講態度(10%) 【オフィスアワー】 講義前後 各 10 分程度 【備考】 68 授業科目名 担当教員名 [31360] 医療保険請求 末永 由美(27016) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 前期 選択 医療管理秘書士 医事管理士 演習 1 【授業の概要】 医療保険のしくみを学び、演習により保険請求事務を学ぶ。 【授業の到達目標】 医療保険・医療事務の内容を理解し、正確な診療報酬明細書の作成ができるようになる。 【学修の進め方】 毎回講義の重要ポイントを充分に理解できているか確認する。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 診療報酬請求とは 何を学ぶのか 2 医療保険のしくみ 保健の種類 ・保険請求の流れ 3 基本診療料 初診料 ・初診料算定練習 4 基本診療料 再診料 ・再診料算定練習 5 基本診療料 ・特掲診療料 入院料 ・指導管理料 6 基本診療料 ・特掲診療料 在宅医療料 ・在宅医療料算定練習 7 基本診療料 ・特掲診療料 投薬料 ・投薬料算定練習 8 基本診療料 ・特掲診療料 注射料 ・処置料 ・注射料算定練習 9 基本診療料 ・特掲診療料 手術料 ・麻酔料 ・リハビリテーション料 10 基本診療料 ・特掲診療料 検査料 ・病理診断料 ・検査料算定練習 11 基本診療料 ・特掲診療料 画像診断料 ・放射線治療料 ・画像診断料算定練習 12 診療報酬請求演習(1) カルテの見方、会計欄作成、診療報酬明細書の記入の仕方 13 診療報酬請求演習(2) カルテからの診療報酬明細書作成 14 診療報酬請求演習(3) カルテからの診療報酬明細書作成 15 診療報酬請求演習(4) カルテからの診療報酬明細書作成 16 期末試験 診療報酬明細書作成 【テキスト】・【参考書】 「医学一般」、「診療報酬請求の実務」、「診療報酬請求演習」、「医科診療報酬点数表」(医療教育協会) 【成績評価】 筆記試験(90%)、受講姿勢(10%) 【オフィスアワー】 授業後10分 【備考】 69 授業科目名 担当教員名 [31423] ゼミナールⅢ(食物演習) 伊東 裕子・篠原 壽子・錦 萬代・木下 美千代・麻生 愛子・山本 遼・田利 亜由美・伊藤 真紀 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 食物栄養学科 2 前期 選択 関係資格 授業形態 単位数 演習 1 【授業の概要】 将来栄養士を目指す者として、健康や栄養に関する専門書等を通して調べ、健康・栄養や食品に関する課題を主体的に見 い出し調 査・研究を行う。さらに、就職に対する自己の希望を明確にし、その準備をさせる。 【授業の到達目標】 1.栄養士に必要な基礎知識と専門分野の理解する。 2.調査・研究計画の立て方の理解する。 3.文献検索の方法お よび先行研 究を理解する。 4.大学祭における研究結果公表の準備をすることができる 5.就職に向けての心構えを 身につける。 【学修の進め方】 1.就職試験に向けて受験対策、活動相談、助言 2.大学祭における研究展示発表の調査・研究を行う。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション セミナーの進め方、個人面談 2 キャリア支援セミナー(1) 就職にあたっての心構え、個人面談 3 キャリア支援セミナー(2) 就職にあたっての準備・履歴書の書き方、個人面談 4 調査・研究について 調査・研究のためのグループ編成と研究テーマの検討 5 文献調査 関係資料の収集 6 調査・研究について 研究内容の検討 7 キャリア支援セミナー(3) 現場で活躍している卒業生の話を聴く 8 調査・研究 研究内容の実践(1) 9 調査・研究 研究内容の実践(2) 10 調査・研究 研究内容の実践(3) 11 調査・研究 研究内容の実践(4) 12 調査・研究 研究内容の実践(5) 13 調査・研究 研究内容の実践(6) 14 大学祭の企画について 15 大学祭の企画について 大学祭企画についての話し合い て 1,2年生合同大学祭についての話し合い て 16 【テキスト】・【参考書】 「栄養士実力試験過去問題集〈2016年版〉」(全国栄養士養成施設協会) 【成績評価】 レポート提出(50%)、受講姿勢(50%) 【オフィスアワー】 各担当教員が指示した曜日と時間に相談・助言・学習支援を行う。外部講師は担当授業終了後10分 【備考】 70 科目名 担当教員 [31424] ゼミナールⅣ(給食事前・事後) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 食物栄養学科 2 通年 選択 木下 美千代(15111) 関係資格 授業形態 単位数 演習 1 【授業の概要】 給食計画立案能力の習得、給食実務に関する処理能力の習得を目指す事前学習とする。校外実習で学ぶ目的を明確に し、課題等に対応出来る準備を行う。また、社会人としての対応能力を養う。 【授業の到達目標】 実習において目的意識、積極的な姿勢を持ち、校外実習に臨むことができる。 【授業計画】 【授業項目】 1 オリエンテーション 【内 容】 授業概要、目標等、校外実習要領、流れ・しくみについて 2 会話表現 挨拶、敬語の使い方、電話のマナー 3 会話表現 自己紹介の仕方、ロールプレイ 4 文書表現 文字を正しく書く、正しい表現、文章作成上の留意点、文章の基本的な書き方 5 文書表現 実習日誌の書き方、実習礼状などの書き方、レポートの書き方 6 栄養管理、事務管理 栄養基準量の算定、献立作成表 7 栄養管理、事務管理 日計表、栄養出納表作成 8 給食作業管理、衛生 管理 食品の下処理、調理、配食、残食の処理 9 給食作業管理、衛生 管理 施設設備・食器・食品の衛生、従事者の衛生管理、その他 10 施設、材料管理 調理器具、食器、設備、食料の発注と検収、保管、その他 11 栄養指導 外来、入院の指導について、指導方法の記入について 12 栄養媒体について 栄養媒体の作り(例・・・新聞等) 13 事後処理 校外実習まとめ 14 事後処理 校外実習まとめ 15 発表まとめ 校外実習についての発表、指導 16 【テキスト】 田中貞一郎、田中ひさよ「国語表現」(萌文書林) 【参考書・参考資料等】 【成績の評価の方法】 レポート提出・小テスト・事前事後取り組み(70%)、受講姿勢(30%) 【オフィスアワー】 各担当教員が指示曜日と時間に相談・助言・学習支援を行う。外部講師は担当授業終了後10分 【備考】 71 授業科目名 担当教員名 [31425] ゼミナールⅤ(栄養士講座) 伊東 裕子・篠原 壽子・錦 萬代・木下 美千代・麻生 愛子・山本 遼・田利 亜由美・伊藤 真紀 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 食物栄養学科 2 後期 選択 関係資格 授業形態 単位数 1 【授業の概要】 ゼミナールⅢに引き続き、学生自らが選んだテーマを計画書に基づき調査を行う。その内容は、大学祭の研究展示等で発 表する。さら に、栄養士実力試験受験対策の為の直前講座を行う。最後に、就職進路別グループ研修を行う。 【授業の到達目標】 1.データ整理と集計および図表作成ができる。 3.大学祭における研究結果公表の準備 5.就職に向けての心構えおよび準備ができる 2.調査・研究のまとめと報告書作成ができる。 4.栄養士実力認定試験の対策をすることができる 【学修の進め方】 1.大学祭研究展示発表のまとめをする。2.栄養士実力試験の受験対策講座を行う。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション 2 大学祭の実施につい て 3 大学祭発表準備(1) 4 大学祭発表準備(2) 5 大学祭発表 発表 6 栄養士実力認定試験 栄養士実力認定試験模擬テスト 対策(1) 7 栄養士実力認定試験 栄養士実力認定試験模擬テスト 8 栄養士実力認定試験 対策講座(1)「人体の構造と機能」 対策(3) 9 栄養士実力認定試験 対策講座(2)「食品と衛生」 対策(4) 10 栄養士実力認定試験 対策講座(3)「栄養と健康」 対策(5) 11 栄養士実力認定試験 対策講座(4)「栄養指導、給食の管理」 対策(6) 12 進路別グループ研修(1) 栄養士・調理、その他の職種別研修 13 進路別グループ研修(2) 栄養士・調理、その他の職種別研修 14 進路別グループ研修(3) 15 まとめ セミナーの進め方 話し合いおよび準備 原稿および図表作成 調査・研究のまとめ、発表準備 解答と解説 対策(2) 栄養士・調理、その他の職種別研修 レポートなど報告書提出 16 【テキスト】・【参考書】 「栄養士実力試験過去問題集〈2016年版〉」(全国栄養士養成施設協会) 【成績評価】 レポート提出(50%)、受講姿勢(50%) 【オフィスアワー】 各担当教員が指示した曜日と時間に相談・助言・学習支援を行う。外部講師は担当授業終了後10分 【備考】 72 食物栄養学科(2年)教職専門科目 栄養教諭二種免許を取得するためには 栄養士免許の取得に必要な全科目の単 位を取得すること 73 授業科目名 担当教員名 [41040] 道徳教育の理論と方法 梅高 賢正(15101) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 後期 選択 栄養教諭二種免許 講義 2 【授業の概要】 社会全体のモラルの低下がさけばれる現代、道徳教育の意義を認識させ、教師としての指導のあり方について講義する。 【授業の到達目標】 次世代を担う児童・生徒が目標を抱き、自らを律し、社会や公共のために何をなし得るかを考えさせることができるようになる。 【学修の進め方】 配布プリントに次回の概要を告知し、予習させる。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 道徳教育とは何か 「しつけ」や「習慣」により身につくものは何か 2 道徳教育の理念と課題 人間としての生き方と道徳的価値 3 道徳教育の理念と課題 「生きる力」の考え方 4 道徳教育の理念と課題 子どもたちを取り巻く環境の変化 5 文化と伝統と道徳教育 家庭や地域との連携 6 日本人の倫理・道徳観 善・悪の捉え方など 7 道徳教育の歴史 戦前・戦後の価値観の違いを中心として 8 指導計画の立て方 全体計画 9 指導計画の立て方 年間指導計画 10 指導計画の立て方 指導案の作成 11 「総合的な学習」の時間との関連 体験活動の活用・ティーム・ティーチングの活用 12 道徳教育の現代的課題① 社会や大人のモラルや意識 13 道徳教育の現代的課題② 新しいメディアへの対応 14 道徳教育の現代的課題③ その他の問題への対応 15 道徳教育の評価のあり方・まとめ 自己評価と多角的評価など 16 期末試験 【テキスト】・【参考書】 毎時、プリントを配布 【成績評価】 筆記試験60%、課題提出20%、受講態度20% 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後 【備考】 74 授業科目名 担当教員名 [41060] 生徒指導論 矢口 孝芳(27032) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 前期 選択 栄養教諭二種免許 講義 2 【授業の概要】 授業と特別活動における生徒指導論を明らかにし、また思春期の自立と言う観点からも生徒指導の意義を考察する。積極的生徒指導 と消極的生徒指導の在り方についても考察し、その上に立って不登校・いじめ・非行・校内暴力等の問題を取り上げ、様々の教育実践を 紹介し、これの学びながらこれらの諸問題に対処する基本的な考え方を身に着ける。 【授業の到達目標】 積極的生徒指導と消極的生徒指導の違いを明らかにし、特に積極的生徒指導の最先端を行くピア・サポート指導について、その道の達 人となる。不登校・いじめ・非行・校内暴力等について生徒指導提要を活用し、事例研究しながらそれらの問題に対して、対処できる指 導能力を得る。体罰しない生徒指導についても学ぶ。 【学修の進め方】 毎回講義に当たっては配布する学習シートの課題を必ず行う。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 生徒指導とは 生徒指導には積極的生徒指導と消極的生徒指導に分類され、それぞれの長所と短所について確認する。 2 積極的生徒指導としてのピアサ ポート 3時間にわたり積極的生徒指導としてのピアサポート学を探究する。(対立の解消・アルの法則) 3 ピアサポート(2) アサーション 4 ピアサポート(3) 危機への対応(情報の扱い方) 5 青年期の問題行動とその背景 思春期における心と体の変化について明らかにし、問題行動も明らかにする。 6 体罰を行わない生徒指導とは(1) 奈良県教育委員会作成資料「体罰を行わない生徒指導手引」を活用し、その意義について学ぶ。 7 体罰を行わない生徒指導とは(2) サイレントマジョリティーの存在と生徒指導 8 体罰を行わない生徒指導とは(3) コーチング 9 体罰を行わない生徒指導とは(4) 体罰の問題点 総論 10 問題行動における予防及び解決法 生徒指導提要(文科省)を参考に、事例を挙げ考察する(いじめ問題) (1) 11 問題行動における予防及び解決法 生徒指導提要(文科省)を参考に、事例を挙げ考察する(不登校問題) (2) 12 問題行動における予防及び解決法 生徒指導提要(文科省)を参考に、事例を挙げ考察する(校内暴力問題) (3) 13 問題行動における予防及び解決法 生徒指導提要(文科省)を参考に、事例を挙げ考察する(非行について) (4) 14 問題行動における予防及び解決法 生徒指導提要(文科省)を参考に、事例を挙げ考察する(薬物乱用防止指導) (5) 15 問題行動における予防及び解決法 生徒指導提要(文科省)を参考に、事例を挙げ考察する(その他の生徒指導について) (6) 16 期末試験 筆記試験 【テキスト】・【参考書】 生徒指導提要(文科省)、その他の資料は適時配布。 【成績評価】 筆記試験(60%)レポート(20%)受講姿勢(ノート整理・含出席状況20%) 【オフィスアワー】 【備考】 75 授業科目名 担当教員名 〔41080〕教職実践演習(栄養教諭) 山本 遼・八丁 雄子 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 後期 選択 栄養教諭二種免許 演習 2 【授業の概要】 ①これまで学習した内容や教育実習経験について省察し,教員としての使命感,責任感について認識を深める。②児童・生徒をよりよく 理解する視点に立ち,学級経営,指導計画,適切な教材づくりや指導法等について,講義やグループ討論,模擬授業演習,共同活動な どを通して習得する。③子ども,同僚・保護者との適切なコミュニケーションが取れるように,対人関係能力・個別指導などをテーマに, ロール・プレイングを行う。 【授業の到達目標】 ①教員に必要な資質と能力について理解する。②授業を展開する上での自己の課題について理解する。③学級経営案,学習指導案を 作成し,児童・生徒の個性を考慮しながら,授業を工夫できる。④教員に必要な資質と能力について自己評価を行い,今後の自らの課 題と努力目標を明確にできる。 【学修の進め方】 2年間の総まとめであることを自覚し,取り組むこと。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション 教職実践演習の科目の趣旨について 2 教育実習報告書の作成①-実習 の成果と課題- 教育実習の成果と課題を報告書にまとめる。 3 教育実習報告書の作成②-食に 関する授業への提案- 実習での経験やこれまでの学習から,食に関する授業に関する提案を報告書にまとめる。 4 教育実習報告書の発表 1年生に対して,教育実習報告書の内容に基づいてアドバイスなどを行う。 5 教育目標と評価について 実習での授業における教育目標や教育内容は,食に関する指導目標に沿うものであったか,グループ 討議により指導案を分析し,評価を行う。 6 教材・教具について 実習で用いた教材や教具及びその用い方は,児童・生徒の発達段階に応じたものであったか。授業を 再現し,グル-プ討議により改善点がないか考える。 7 教師の使命や役割について 教師の使命や役割について,事例分析やグループ討議を行う。 8 教師の職務内容や服務規律につい 教師の職務内容や服務規律について,事例分析やグループ討議を行う。 て 9 児童・生徒理解について 生徒理解や生徒指導について,事例分析やグループ討議を行う。 10 学級経営について 学級経営について,事例分析やグループ討議を行う。 11 教師の社会性について アカウンタビリティや社会性について,事例分析やグループ討議を行う。 12 教師の対人関係能力について 同僚や保護者,児童・生徒に対する関わり方やコミュニケーション能力を,ロールプレイなどを通じて高 める。 13 教職カルテの作成 履修カルテの作成を通じて,教師としての在り方を省察する。 14 食育の大切さと栄養教諭 実際に学校現場で働いている栄養教諭の講話及び意見交流 15 授業全体のまとめ 15回を通じてのまとめ 16 【テキスト】・【参考書】 金田雅代編著『三訂 栄養教諭論-理論と実践-』建帛社,2009年。 文部科学省『食に関する指導の手引き』 【成績評価】 教育実習報告書(40%)毎回のミニレポート(40%)受講態度(20%) 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後17時30分まで 【備考】 76 授業科目名 担当教員名 〔41090〕教育実習指導(事前・事後) 山本 遼(16101) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 通年 選択 栄養教諭二種免許 講義 1 【授業の概要】 小・中学校の現場において,児童・生徒を対象に教育実習を行うに際して,事前の指導を行い,教育実習の意義・目的を理解し,基本 的な知識・力量を習得する。教育実習を終えた段階で,事後指導を行い,教育実習の成果を互いに確認すると共に,今後の各自の研究 課題を追求する。 【授業の到達目標】 ①教育実習の意義・目的を理解することをめざす。②栄養教諭としての実践的指導力を育成することをめざす。③自らの教育実践につ いて省察し,自らの優れた点と問題点・課題等を把握し,職業としての教職に向けての今後の展望を持つことができる。 【学修の進め方】 食に関する指導案のテーマについて,知識を深めるための情報収集を行うこと。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 オリエンテーション 教育実習の意義・目的・心構えについて理解する。 2 実習の目標 自分自身の現状を踏まえて,教育実習の目的を設定する。 3 実習についての理解(教師の仕事 教師の仕事の内容,教育実習で具体的に何をするのかについて の内容,教育実習の内容) 4 学習指導案とは 学習指導案の様式,書き方について 5 実践演習①-指導案の作成- 指導案を作成する。 6 実践演習②-教材の作成- 教材を作成する。 7 実践演習③-学習指導案に基づく 受講者の半分が,指導案に基づいて模擬授業を行い,教員と学生の間で,もしくは学生同士で相互批 模擬授業- 評をしあう。 8 実践演習④-学習指導案に基づく 受講者の半分が,指導案に基づいて模擬授業を行い,教員と学生の間で,もしくは学生同士で相互批 模擬授業- 評をしあう。 9 実践演習⑤-授業展開を導く教授 授業の流れ,発問,机間指導,板書について 行為- 10 実践演習⑥-指導案の修正- 11 食に関する特別な相談指導及び生 食物アレルギー,肥満について 徒への指導上の配慮① 12 食に関する特別な相談指導及び生 偏食,やせ志向について 徒への指導上の配慮② 13 直前の指導 教育実習直前の指導(諸注意,留意すべきこと,「教育実習ノート」の記載方法など) 14 事後指導(個人での省察) 教育実習の成果と課題について,個人で省察する。 15 事後指導(集団で省察) 教育実習の成果と課題について,集団で省察する。 指導案の修正を行う。 16 【テキスト】・【参考書】 金田雅代編著『三訂 栄養教諭論-理論と実践-』建帛社,2009年。 【成績評価】 授業時間中の実践演習への取り組み状況(80%),受講姿勢(20%) 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後17時30分まで 【備考】 77 授業科目名 担当教員名 〔41100〕教育実習 山本 遼(16101) 対象学科 学年 学期 卒業 必修・選択 関係資格 授業形態 単位数 食物栄養学科 2 前期 選択 栄養教諭二種免許 実習 1 【授業の概要】 家庭科をはじめ総合学習などにおいて,指導が効果的にできるよう実践的に学習する。指導案作成および授業実践など,小学校又は 中学校の教育現場に即した学習をする。 【授業の到達目標】 ①栄養教諭としての使命及び職務内容を具体的に理解する。②児童・生徒の現状を把握しながら、栄養教育の計画を立案し指導案を 作成するなど、教師に必要な基礎的基本的な技能を向上させる。③指導案に基づき栄養教育を行い、実践的な資質能力を習得する。 ④学校教育全般について理解を深める。 【学修の進め方】 教育を受ける立場ではなく,教育実践に直接責任をもつ当事者の立場に立ち実習を行う。 【授業項目】 【授業計画】 【内 容】 1 学校の概要と教育活動についての 学校の教育目標,学校運営,公務分掌,服務など 理解 2 個別指導について① 児童生徒について個別的な相談・指導の実習(参観・補助)(やせ志向・肥満) 3 個別指導について② 児童生徒について個別的な相談・指導の実習(参観・補助)(偏食・アレルギー) 4 学級活動及び給食時間の観察 学級活動及び給食の時間における指導の参観・補助 5 授業参観 教科等における教科担任等と連携した指導の参観・補助 6 配膳等の参観・補助 給食放送指導,配膳指導,後片付け指導の参観・補助 7 クラブ活動等の参観・補助 児童生徒集会,委員会活動,クラブ活動における指導の参観・補助 8 学習指導案の作成等 指導計画案及び指導案の作成,教材研究棟 9 校内研修等の参観・補助 校内における学級担任と連携した校内研修の参観・補助 10 栄養教育の授業実践 栄養教育の授業実践 11 給食指導 栄養教育の授業の実践(給食時間における指導) 12 連携・協力の参観・補助① 家庭との連携・協力の参観・補助(給食だより発行) 13 連携・協力の参観・補助② 家庭との連携・協力の参観・補助(試食会・親子料理教室) 14 連携・協力の参観・補助③ 地域との連携・協力の参観・補助(PTA・栄養士会・生産者団体等) 15 教育実習の反省 教育実習体験の発表・相互評価など 16 【テキスト】・【参考書】 教育実習ノート 【成績評価】 実習校の評価(60%),教育実習ノートの記載状況等(学習指導案・教材作成を含む)(30%),意欲・態度(10%) 【オフィスアワー】 授業実施日の放課後17時30分まで 【備考】 78