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身体思想論特講 - 鹿屋体育大学
授業科目名 担当教員名 身体思想論特講 授業形態 講義 2 単位 履修年次 − 授業科目区分 児玉 正幸 単位数 授業の概要 及び達成目標 基礎科目 (スポーツ文化・社会科学 ) 補助担当者名 受け入れ人数 − 【講義の内容】江戸教養時代から明治時代までの多くの日本人が身に備えていた、武士道に由来する「日本のこころ」は、今や地をはらった感を否めな い。そこで、今日の平均的日本人が喪失してしまった「日本のこころ」すなわち「無私の精神とその身体思想表現としての礼節」を、身体思想的源泉た る武士道(西郷隆盛と山岡鉄舟)に遡及して考究する。 【講義の目標】日本の文化的土壌がかつて生み出した先人の「心身のスマートさ(無私の精神と礼節)」の今日的意義を究明することにより、本学大学 院生が将来グローバル社会で、スポーツ分野における心身のバランスのとれた全人格的リーダー(研究・教育者、又は指導者(競技者を含む。))とし て活躍できるための知識を授ける。 成績評価の方法 □学期末試験の成績( %) ■出席状況(30%) ■授業への取り組み状況(25%) ■レポート等の提出状況(45%) を総合的に評価する。 成績評価の基準 成績発行の必要条件は、2/3以上の出席率(出席回数10回以上)。 成績評価の具体的基準は、レポート試験の得点(45点満点)+出席回数×2点(30点満点)+授業への取組み状況(討論参加)(25満点 ) テキスト、教材 参 考 書 テキスト:全人教育の原点としての武道教育の意義目標および教育現場における武道教育の現状と課題(児玉正幸編著、鹿屋体育大学)(貸出 ) 参考書:武門の倫理(児玉正幸著、行路社)(貸出) 授業関連資料:必要に応じて、適宜資料を配布する。 履修条件・ 関連科目 備考(教員メッ セージ含む) オフィス・アワー 身体思想論特講演習をとるのが望ましい。 集中講義期間中 研究棟3階 身体思想論武道論実習室 授業計画 回 担当教員名 授業内容 授業時間外の指導等 (予習、復習、レポート等課題の指示) 1 児玉 正幸 ガイダンス(授業の概要、目標、成績評価等):PPS授業 日本のこころ① 2 〃 PPS授業 日本のこころ②―日本の文化的土壌 3 〃 PPS授業 日本のこころ③―戦国武士道と薩摩人気質(1) 4 〃 PPS授業 日本のこころ④―戦国武士道と薩摩人気質(2) 5 〃 PPS授業 日本のこころ⑤―薩摩人気質と西郷隆盛の人格的魅力 6 〃 PPS授業 日本のこころ⑥―薩摩郷中教育の特色 7 〃 PPS授業 日本のこころ⑦―江戸観念的教養武士道の特色(吉田松陰を軸に) 8 〃 PPS授業 日本のこころ⑧―西郷隆盛研究(1)(「敬天愛人」の無私の精神) 9 〃 PPS授業 日本のこころ⑨―西郷隆盛研究(2)(「敬天愛人」の無私の精神) 10 〃 PPS授業 日本のこころ⑩―山岡鉄舟研究(1)(剣禅修業道) 11 〃 PPS授業 日本のこころ⑪―山岡鉄舟研究(2)(剣禅修業道) 12 〃 PPS授業 日本のこころ⑫―山岡鉄舟研究(3)(剣禅修業道) 13 〃 PPS授業 日本のこころ⑬―山岡鉄舟研究(4)(道徳・宗教としての武士道) 14 〃 PPS授業 日本のこころ⑭―山岡鉄舟研究(5)(道徳・宗教としての武士道) 15 〃 PPS授業 日本のこころ⑮―山岡鉄舟と勝海舟 16 〃 総括と評価