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平成28 年度 佐賀県立佐賀北高等学校通信制 学校評価計画
平成28 年度 佐賀県立佐賀北高等学校通信制 1 学校教育目標 自主・自立の校風のもとで学習の充実と人格の陶冶を目指す。 ① 働きながら学ぶことの喜びと誇りを持つ生徒を育成する。 ② 高校生としての自覚を促し、品位ある人間性を育成することに よって、互いに思いやりのある学校生活を実現する。 ③ 社会の進展を支える力となる人材を育成する。 学校評価計画 2 本年度の重点目標 ① 個別指導をさらに充実させ、学習意欲の向上を図り、単位修得率 のアップを目指す。 ② 就職進学面における個別のニーズに応じた進路指導の充実を図 る。 ③ 交通安全指導・防犯教育を充実させ、規範意識の養成と安全教 育の徹底を図る。 ④ 教育相談部を中心として、人権・同和教育及び特別支援教育の 充実を図る。 3 目標・評価 ① 個別指導を充実させ、学習意欲の向上を図り、単位修得率のアップを目指す。 領域 学 校 経 営 評価項目 ○学校経営方針 評価の観点 具体的目標 スクーリング、学校行事への出席 出席率の向上 率を向上させる。年度当初、出席 (スクーリング出校者と 率は高いが、年間を通じて維持で 行事参加者の増加) きるように、特に後期の出席率が 著しく低下しないよう配慮する。 学習意欲の向上 単位修得率の向上を目指す。 自主的・計画的な学習を促す。 低学力生徒への 指導強化 学力向上のための講座を充実さ せ、広報活動をおこない参加を促 す。 地区学習会の活性化 地区学習会参加者の増加。 新規地区学習会の開設。 現在行われていない地区学習会 の復活。 ●学力向上 教 育 活 動 校務処理の効率化 具体的方策 ・ 4月に配布するスクーリングカレンダーを有効に活用する。 ・ホームルームでスクーリング連絡の「今後の行事予定」をこまめ に連絡し出校を促す。 ・機関紙「樟蔭」で学校行事の予告を確実におこなう。 ・連続して 欠席した者には連絡する。 ・出席やリポート提出状況については、「教務支援システム」で担 任と教科担当者がリアルタイムに把握し、こまめに生徒に連絡を とって指導する。 ・学力面で二極化した生徒へ対応するために、各教科で生徒の 意欲向上を図る教科指導の工夫・改善を続け、面接指導・添削 指導の研究をおこなう。 ・生徒の予習、復習の定着を図る。 ・「学習のしおり」を年度当初に配布し、ホームルームで通信制の 学習システムについて指導する。 ・毎月1回、学習状況を各クラス担任から連絡する。 ・期限切れのリポートについては、返送時に警告する。 ・「樟蔭」「学習のしおり」等を活用するよう指導する。 ・不登校傾向生徒には担任から声かけをする。 ・勉強会(「佐賀木曜講座」「唐津水曜講座」)の参加を促し、リ ポートの完成を通じて基礎学力の向上を図る。 ・スクーリング時などに講座の説明及び参加を促すためのプリント を作成し、配布して生徒への周知徹底を図る。 ・「樟蔭」、スクーリング連絡などを利用して、実施日の周知を図 り、学習会の参加者の増加に努める。 ・地区のリーダーとの連絡を密に取り、会場の確保並びに派遣教 師の調整を図る。 ・リポートの受付時に、バーコード読み取り機能を利用して入力の 効率化を図る。 リポートの提出、出席の管理等に ・リポートの受付を一元化することで、リポート処理の確実性を高 ●教育の質の向上に 向けたICT利活用 教育の実施 校務処理の効率化 個別指導への活用 ・リポートの受付時に、バーコード読み取り機能を利用して入力の 効率化を図る。 リポートの提出、出席の管理等に ・リポートの受付を一元化することで、リポート処理の確実性を高 活用し、校務処理を効率化する。 め、返送までの時間短縮を図る。 ・各科目の出席状況等を入力し、出席管理の一元化を図る。 ・個別指導へのICT利活用について研究する。 ICTを利活用した指導方法改善 を目指す。 ② 進学就職両面における個別のニーズに応じた進路指導の充実を図る。 領域 評価項目 評価の観点 具体的目標 具体的方策 ・進路アンケートを実施し、その結果を担任面談に活用する。 進路アンケートおよび卒業生アン ・卒業生アンケートを実施し、卒業後の進路決定先を集約して生 ケートを実施する。 徒の進路動向を把握し、次年度の指導に役立てる。 ○現状分析 実態とニーズの把握 卒年次担任団を中心として生徒 情報を共有する。 ・担任面談の結果を集約し、担任団や各教科担当者と進路指導 部で生徒情報を共有し、複数体制での支援を行う。 ・進学や就職に関する情報を提供し、進路に関する基本的知識 の定着を図り、進路について考える機会を与える。 ・先生方や先輩方からの進路に関する情報を掲載した進路便りを 発行し、進路意識を高める。 ・樟蔭を通じ、外部に対して通信制の取り組みや活動内容を発信 する。 ・模擬試験や適性検査等の結果を踏まえて、個別の進路相談に 対応するとともに、次年度への見通しに役立てる。 進学相談会および進路講演会を ・外部講師による進路講演会を通して、進学および就職の意欲を 実施する。 高める。 進路便りを月1~2回発行する。ま た樟蔭に進路関連の情報を掲載 する。新年度スタート時に進路の しおりを発行する。 ○進路意識の涵養 進路情報発信の充実 進 路 指 導 ・スクーリング日以外の日に補習や添削指導を行い、模擬試験を 補習・添削指導、模擬試験を実施 活用して学力向上を図る。 する。 各種説明会を実施する。 ○進路保障 進路指導の充実 ・奨学金説明会を開き、奨学金取得に関する情報を提供する。 ・推薦入試説明会を開き、生徒の学力を最大限に生かした進路 指導を実践する。 ・保護者説明会を開き、進路決定に関する情報を保護者と共有 する。 ・週に1~2回講座を開き、就職に必要な知識や技能の習得を目 指す。 キャリアアップ講座を実施する。 ・進学ガイダンスや大学訪問への引率、出前講義等を行い、進路 意識を高める。 外部機関と連携した取り組みを行 ・ジョブカフェSAGAやヤングハローワークへの生徒引率、ジョブ う。 ・進学ガイダンスや大学訪問への引率、出前講義等を行い、進路 意識を高める。 外部機関と連携した取り組みを行 ・ジョブカフェSAGAやヤングハローワークへの生徒引率、ジョブ う。 サポーターの招聘等、就職活動のサポートを行う。 ③ 交通安全指導・防犯教育を充実させ、規範意識の養成と安全教育の徹底を図る。 領域 評価項目 ○規範意識 生 徒 指 導 ●いじめの問題への 対応 評価の観点 モラル・マナーの向上 具体的目標 具体的方策 ・「樟蔭」、HRなどを利用し、モラル意識を涵養する。 ・全職員共通理解のもと、違反者に対しては機会を捉えて確実 に注意指導する。 校内喫煙者・校舎内土足者を限り ・校舎内外に「禁煙」「土足禁止」の貼り紙をする。 なく0に近づける。 ・サンダル、シューズの上履きを禁止する。 ・スクーリング時の校内巡視を全職員で行い、モラル意識を喚起 する。 いじめの問題に関する いじめの問題件数をかぎりなく0 関心・意識の向上 に近づける。 ・HRの時間を利用し、いじめの問題のアンケートを実施する。 ・HRの時間を利用し、いじめの問題に関わる講話を設定したり、 読み物などを用意し、いじめの問題撲滅のための意識を高めさ せる。 ・「樟蔭」、HRなどを利用し、行事開催の周知を図る。 ・生徒会役員が率先して行事に関わっていく。 ・生徒会役員との連絡を密にして、生徒会長を中心に活動を充 実させる。 生 徒 指 導 学校行事へ積極的に参加させ る。 ○生徒会活動 生徒会活動の充実 ○安全教育 ・バイク・自動車通学許可証を発行し、安全意識の高揚を図る。 本校生の交通事故0を目指す。 ・「樟蔭」、スクーリング連絡などを充実させ、安全運転意識を高 防犯・交通安全意識の 関係者以外の学校への侵入を阻 める。 向上 止する ・防犯・交通安全教室を開いて、防犯・安全意識を涵養する。 ・スクーリング時の校内巡視を全職員で行う。 ④ 教育相談部を中心として、人権・同和教育及び特別支援教育の充実を図る。 領域 教 育 相 談 評価項目 ○人権・同和教育 ○特別支援教育 評価の観点 具体的目標 具体的方策 ・スクールカウンセラーと連携して、教育相談の充実による不登校 解消や学習支援などを目指す。 ・高校生活支援カードやアンケートを活用して生徒理解を進め、 発達障害や不登校などこまり感の 特別支援教育委員会の活用を含め、担任・保護者などとともに問 人権・同和教育と特別 ある生徒への対応のスキルアップ 題解決を図る。 支援教育体制の理解と と、人権・同和教育の理解と充実 ・木曜講座などを活用し支援を必要とする生徒の学習保障を図 充実 を目指す。 る。 ・特別支援教育校内研修会開催により、職員のスキルアップと共 通理解を深め、個別の教育支援につなげる。 ○特別支援教育 談 と、人権・同和教育の理解と充実 ・木曜講座などを活用し支援を必要とする生徒の学習保障を図 を目指す。 る。 ・特別支援教育校内研修会開催により、職員のスキルアップと共 通理解を深め、個別の教育支援につなげる。 ・人権問題などをテーマとしたLHRに向けて、職員研修を行う。 充実 本年度の重点目標に含まれない共通評価項目 領域 評価項目 ●心の教育 教 育 活 動 ●健康・体つくり 評価の観点 ボランティア活動の普 及 具体的目標 ボランティア活動への参加を募 る。 具体的方策 ・スクーリング登校時の挨拶運動を継続する。 ・スクーリング後のゴミ拾いボランティアに誰にでも参加できる雰囲 気づくりに努める。 ・バルーンボランティアへの参加を募る。 ・体育大会、校内球技大会などを通じて運動に親しみ、健康な体 つくりを奨励する。 身体を動かす機会を増 身体を動かすことにより体力の維 ・生徒の参加しやすい種目を採り入れる。 やす 持向上を図る。 ・HRや朝の挨拶運動の際に生徒に周知し、参加を促す。 ●は共通評価項目、○は独自評価項目