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2012年:平成24年4月15日朝日新聞

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2012年:平成24年4月15日朝日新聞
30
一砿
甑
睦雲
の
塑篠
女
霊鴬
の神像の特徴がよく出てい
るという。長谷教授は﹁神
さを一立てる座り方.厚い着
僧形八幡神坐像は計6体。
っだ粟安期の男神・女神・
地方最古の板絵﹁三十六歌
神社ではこれまでに、中国
齢蝿蕊韓濡餓蕊崎垂雛撰難儀
道美術の研究でも価値のあ
る発見だ﹂と評価する。今
回見つかった一部には時代
不詳か、江戸∼明治時代の
作もあった。
神像などは昨年狸月、神
入っ●ているのを内藤和比古
社太殿の床下から、木箱に
衣砂表現ぼどが根拠。類似
見つかっている。内藤さん
仙額﹂など貴重な文化財が
宮司︵Ⅶ︶が見つけた。八幡
作膳球広島・御識八幡宮の
このうち5体は廻世紀の作
のうち:平安期の作とみられるのはu体で、同期の神像と仏像がこれだけまとま
神像・︲仏像塑体と見つかる
と話している。︵佐藤慧敬︶
みをぜひ見に来て下さい﹂
は﹁女神像はふっくらと柔
ずまいだ。奥行きが狭く、
財︶や奈良?大和文華館女 さ部・〃壱の男神坐像は小
肩幅が広い造形から平安期
る心頭部は髪を結い上げ、
女禰坐像を含め、見つか
術品︶鰯あるという。
和な表情ロ千年前のほほえ
〃平安中期どみられるの
槻 像 ︵ 卿 f n 世 紀 、 重 要 美 ぶりながら威厳のあるたた
は、立体感にあふれ、片ひ
丸みのある豊かな表情だ。
女神 坐 像 は 、 像 高 記 ・ 2
内部中央にあるため、大き
いぢ聴くづくり
なひび割れがある。髪に
垂ン
ノキとみられる。 木芯が像
墨、衣には赤︵ベンガラ︶
の一 木 造 。 使 用 材 は ク ス
:まって見つかった神像や仏像など
︽一て見つかるの健全国的にも珍しいという。握日、八幡神社で一股公開される︽
や緑青の彩色がかすかに残 女 神 像 ︵ 9 世 紀 、 重 要 文 化 とみられる。中でも、大き
洋一教授︵日本彫刻史︶によると、女神坐像ほ山陰最古級どみら加るrま︾た、羽体
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唖域篭査]2012年(平成24年)4月15日
(25
みられる。
長谷教授は﹁平安
代の神像がまとまって
確認されるのは全国で
ている。
かもしれない﹂と話し
り方などを想定できる一
の信仰や神仏習合の在
も珍しい。当時の
時
蓋
ポの家堵彦塞の震暮らし″
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鳥取市相﹂
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ご相談ください。
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参 一 守 一 一 、
八幡神社所蔵女神像解説
高さ五○・四センチをはかる女神像は、髪を束ねて頭上で結い上げ、さらに左右
に振り分けている。丸い顔に目鼻立ちをあらわし、左の襟を内側にして内衣を着し、
その上から外套衣︵がいとうえ︶を着しており、幅広い帯を腰で締めている。右足
を曲げ、左足は膝を立てて坐し、右手は右膝の上に置き、左手も立てた左膝の上に
置いている。|両妻手先は失われている。
女神像は広葉樹の一木から彫り出しており、像底からの観察では木心が左右に二
つ認められる。このことから神像製作に使った木材は枝分かれした部分か、こぶ状
の隆起があるものと推測でき、彫刻用には不向きなこうした一・.クセ﹂のある木をあ
えて使用していることから一,御神木﹂など由緒のある木を使ったと考えられる。表
面には白の地色に赤の花柄模様や緑の彩色、頬などに墨線で髪の毛などをあらわし
ているが、花柄の輪郭が墨線であることや花弁に金泥︵金粉をニカワで溶いたもの︶
を使用していることから、後の時代︵江戸時代︶に施されている.ただ右すねに当
たる部分には制作当初の朱色が残っている。
ふくよかな体のボリューム感からは威厳が感じられ、また丸い豊かな顔に小ぶり
な目鼻立ちからは親しみやすさが感じられ、両者が調和した点が、この神像の大き
な魅力となっている。
片膝を立てる神像は全国で十二例ほど認められ、いずれもが九世紀から十一世紀
までの製作と考えられている。一昨年暮に発見された女神像は大胆で豪快な作風を
示しており、一○世紀後半から末頃の作品とみられる。それと比べると、今回の女
神像は表情が穏やかで、全体に丸みを帯びた造形で、制作時期としては先の女神像
よりわずかに降る一○世紀末頃と考えたい。
鳥取県の神像は、これまで三仏寺宝物館にある女神像︵鎌倉時代︶と一昨年の八
幡神社の神像群以外には知られないが1同じ八幡神社から県下最古級の神像がさら
︵関西大学教授長谷洋一︶
に発見されたことから、八幡神社の歴史や山陰地方での神道の歴史を明らかにする
上で、重一要な資料であると考えられる。
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