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ひろがれ絵手紙の輪、折おりの花~狛江の植物、狛江の肖像
旬菜食堂 山 ☎3430-2284 東 和泉1-19-6 営 業=午 後5時30分 ∼12時 (入店10時30分) 日曜休み 創作料理 吹 小田急線 狛江駅 すさまじい繁殖力で猛威振るう多摩川の暴れ者 北口 郵便局 いちおしグルメ いちおしグルメ 至登戸 信金 新 南口 と、ぎっしりとウリ状の 青森から九州にかけて林 花と、少し小型の薄緑色の 縁や河川敷などに繁殖中 葉に覆われた姿を見る 雌花を咲かせる。花の表面 で、すさまじい繁殖力で他 ニューはバラエティーに富ん を開店した。平成15 ことができるアレチウ には鋭いが軟らかいトゲが の植物を駆逐してしまうた でいるが、おすすめは10種 年に気軽に楽しめる串 リはウリ科の一年草で、 生えている。花の下部(子 め、駆除すべき特定外来生 物に指定されている。 山吹 手間と工夫施し素材の持ち味引き出す きたと考えられている。 揚げ屋に変えたが、串揚げのほかに出 暴れ者と言っても差し 房)が丸く膨らんでいるの 口 ロ ー タリ から3種を選べ していた創作料理が好評で、店の老朽 支えないほどの有害植 が雌花で、すぐ見分けられ 駆除方法も検討されてい ー近くの「旬 る前菜盛と串揚 物の代表だ。 る。果実のトゲは冬を迎え るが、いまのところ結実前 狛江駅南 以 上 ある前 菜 生姜アイス 化にともなって店内を改装、ことし3月 菜食堂山吹」 げ、焼カレーラ にリニューアルオープンした。 は、四季折々 イスのほか、主 近くの店に呼びかけて10年前から 菜とサラダ、み 割りばしと食用油のリサイクルに取り組 焼カレーライス の 食 材を使 アレチウリ 花と言っても、美しく、 茎 はツル 性 で 長 さ ても褐色に色を変えるだけ にツルごと手作業で抜き取 10mにもなる。葉は3 で衣類さえ突き通してしま る方法しかないようだ。狛 ∼ 4裂し、表面は著しくざ うほど鋭い。トゲのある果 江市でも野川の調布市との らつき、巻きひげで他の植 実は小鳥に食べられること 境界、多摩川の五本松か ら下流の河川敷に多く見ら った 創 作 料 そ 汁、 ご 飯 が んでいる星川さんは「お客さんに喜ん かわいらしいものとは限ら 理の店。 セットになった でもらって仕事が続けられることが、い ないのが、自然界の道理で 物に巻きつき、覆ってしま もなく繁殖する。ツルに生 夜定食もある。 ちばんうれしい。気軽 もある。 う。繁殖力の強いセイタカ えている白毛も鋭く、ほぼ れ、自然観察会などの時、 アワダチソウやヒメジョオン 全身をトゲで覆い、身を守 ボランティアを募って抜い などでさえ生育を阻害され っているかのようだ。 ているのが現状だ。 ひと手 間 理を出 すの がオー ナ ー 多摩川の河川敷を歩く 生姜アイスなど に立ち寄って楽しんで」 をかけた 料 前菜盛 串揚げ各種 十 一月 妻 の 美 紀さん と話している。 るほどである。 手製のデザート 焼カレーライス¥580、 串かつ盛オールスターズ 素材の持ち味を生かすため、料理は季 星川さんは大学卒業後、さまざまな (串 揚 げ3本 )¥444、 前 菜 盛¥580、 生 姜 節やその日の仕入れによって変わる。 店で修行し、学生時代に塾教師をして アイス¥320、夜定食 温かい料理や魚料理、ご飯ものなどメ いた狛江で13年前に小料理屋「豆八」 ¥933(消費税別) シェフ星川健さん(46)のモットーで、 も人気がある。 狛江の植物 星川さん ひろがれ 絵手紙の輪 ま た、9月19日 か ら10月8 日まで川口体験交流館「アー 狛 江 市と新 潟 県 長 岡 市 川 口 トギャラリー」 で小池さんの 地域のふるさと友好都市提携 作品を展示した「花の絵手紙 「狛江−絵手紙サポー 25周 年 記 念 事 展」 が開催さ ター」から寄せられた 業 と し て、9月 れた。 会 場で 絵手紙とコメントをご 22日 に 川 口 公 は「長岡市民 紹介します。 民 館2階 ホ ー ル 心をつ なぐ 問い合わせ☎3430で「絵手紙のす 絵手紙展」も 1111狛江市地域 活 すめ」と題した 同時開催さ 性課市民文化係 講演会が開かれ れ、 多くの 人 重水京子さん (和泉本町) た。 講師は、日 が熱心に見入 絵手紙の魅力「私が絵手紙を始めたのは6年前。当時入退院 本絵手紙協会会 っていた。 講演する小池邦夫さん を繰り返していた母に、お見舞いの気持ちを込めて毎日出しま 長の小池邦夫さ こ の イ ベ ント んで、会場につめかけた278 は川口地域の人の心を打ち、 した。つたない絵でも枕元に飾って喜んでくれていたようです。 今では、仕事仲間に『田舎のお母さんに出してあげなさい』と 人は小池さんのユーモアをま 今後の交流にもはずみがつき 勧めている私です。もうすぐ母の4回目の命日が来ます」 じえた話に耳を傾けていた。 そうだ。 川口地域で絵手紙講演会 Monthly わっこ 狛江市民活動・生活情報誌 アレチウリは北アメリカ原 文と写真=倉持通夫(日 夏から秋にかけて同じ株 産の帰化植物で、輸入大豆 本植物友の会参与、狛 に直径約10mmの白い雄 に混じってわが国に入って 江植物同好会幹事) 狛江で初のボーイスカウト発団式 写真は昭和36年2月に が活発化し始めており、他 狛江駅前にあった狛江第一 地域の活動を見た子どもや 小学校校庭で行われたボー 親の間で狛江にも結成を イスカウト東京北多摩第6 望む声が上がってきて、小 ボ ル の ネッカ 団の発団式。 中学生を持つ親たちがスカ チーフは風呂 同団は狛江初のボーイス ウト運動に向けて動き出し 敷で代用した。 カウト。当時はボーイスカ た。35年にひと足先にガ ウトとガールスカウトの活動 ールスカウトが結成され、 結成時の隊員はボーイス カウト15人、小学5年生以 集会を開いた。 この時隊員だった岡川恵 同年にはボーイ 下のカブスカウト11人で、 一さん(63)は「発団式は スカウトの 予 備 班ごとに自宅や空き地で訓 真冬で、制服は半袖、半ズ 訓練が始まった。 練をしたほか、初代ボーイ ボンだったが、うれしくて寒 発団前はまだ制 隊長岡本亘弘さんの勤務先 くなかった」と話している。 服がなく、ボー で、当時狛江にあった東京 取材・写真協力=岡川恵一 イスカウトのシン 航空計器の社宅の庭で全体 さん、湯沢英男さん 毎月 1 日 狛江市発行 NO.111 NOV 2012