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テレマティクスサービスにおけるオンラインポータル利用
テレマティクスサービスにおけるオンラインポータル利用 ~ 自動車業界のトレンドとベストプラクティス OEM ポータルの比較 機 能 の 数 操作性のスコア が最も高い 操作性のスコア 自動車メーカー各社は自社のウェブサイトに多額の投資を行っています。ウェブサイトは Web プレゼンス 確立の主たるツールであり、各社の品質に対する取り組みなどを発信しています。 しかしながらこうしたサイトでは、潜在的顧客の獲 得を優先し、既存顧客 にとっての利便性が後回し にされているようです。 多くの場合、既存顧客は契約した有料のコネクテッ ドサービスの利用にあたり、後付的な位置付けが強 く機能性・操作性の乏しいポータルサイトを使わざ るを得ません。 こうした背景も鑑み、SBD では車両メーカー 7 社の ポータルサイトを比較検証し、機能性・操作性に関 する評価を行いました。 調査では、多くのメーカーが、こうしたメインウェ ブサイトの真の目的を離れて、ブランドイメージを 確立するためのマーケティング手段として利用して いることがわかりました。また、テキストが冗長で 画像が少ないため見づらいといったサイトも散見し ました。 ユーザーフレンドリーな設計に長けたチームを設置 していれば、機能性や操作性は大きく改善され、既 存顧客にとって利便性の高いサイトが構築されてい たでしょう。 例えば車両メーカーでは、ウェブベースのポータル と同様の機能を持つスマートフォン向けアプリの分 野にも投資を行っています。こうしたアプリの設計 者は、多機能/画面に対応可能なシンプルで直観的 なインターフェースの開発に成功しており、同じこ とがウェブベースのユーザーポータルサイトでも実 現可能なはずだと考えられます。 確かに、スマートフォンアプリは小さな画面とタッ チインターフェースに対応するため、シンプルなレ イアウトでなければなりません。だからと言って、 同じ原理がウェブベースのポータルサイトに当ては められないという理由にはなりません。 SBD の最新調査では、車両メーカー 7 社 (BMW、Hyundai、Citroen、Lexus、 Toyota、Fiat、Audi) が提供するユーザー向けポータルサイトを比較分析して います。 テレマティクスサービスにおける オンラインポータル利用 ~ 自動車業界のトレンドとベストプラクティス レポート番号: ARD/ CON/515 発行日 : 2013 年 6 月 現在、車内利用向けのコネクテッドサービスを提供する自動車メーカーが増えており、 ユーザーが車外からでもサービスを管理、利用できるように多くの自動車メーカーが ユーザー用のポータルを開設しています。 本書では以下の自動車メーカーのユーザー用ポータルを比較検証し、ポータルで 成功するための条件を分析します。 ポータルで提供されている機能 機能をカテゴリ別に一覧にまとめ、それぞれの 機能について解説 >> ポータルの登録・設定方法 登録方法を画像付きで説明 >> ポータルの全体的な操作性 SBD による操作性の評価をそのベースとなる 評価基準とともに提供 >> ポータルの構造 ポータルサイトの構造を画像付きで解説 >> 詳細に関するお問い合わせは、下記にて承っております。 SBD ジャパン e-mail: [email protected] Tel: 052-253-6201