Comments
Description
Transcript
事業系ごみの 減量と適正処理の手引き
事業系ごみの 減量と適正処理の手引き ~循環型社会の実現を目指して~ ごみ減量・リサイクル推進 キャラクター 「クリーンクル」 和 光 市 -平成28年度版- はじめに 近年、これまでの大量生産、大量消費に伴う大量廃棄の社会構造が見直され、現在では資源 の浪費を止め、資源を大切に利用することで環境への負荷を減らす「循環型社会」の実現が急 務となっています。これまでの廃棄物の処理は、公衆衛生や公害防止のため「いかに適正処理 するか」に重点が置かれてきましたが、現在は最終埋立処分場の環境問題や焼却時に排出され る CO2 など地球温暖化に及ぼす影響、有限な資源有効活用の観点から「いかにごみを減らすか」 に重点が移っています。事業者の方々も「地球にやさしい行動」をとり、限りある資源を有効 活用し、美しい地球を次世代に引き継ぐために、この手引をご活用いただき、より一層のごみ の減量、再資源化に取組んでいただき、循環型社会構築の推進をお願いします。 目 次 1.事業系ごみ(事業系一般廃棄物)の現状・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 2.事業系ごみとは ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 3.事業系ごみ(事業系一般廃棄物)の処理方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 事業系ごみ有料シール券の貼り方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 ① ② ③ 一般廃棄物収集運搬許可業者 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 事業系ごみを清掃センターへ持ち込む方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 有料シール券販売店・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 4.事業系ごみ(事業系一般廃棄物)の減量方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ① ごみ減量のメリット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ② ごみ減量のポイント!3R・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ③ ごみ減量の実現には・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 5.循環型社会の構築のため・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 ① 効率よく資源を集めるために・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 ② リサイクルの輪を回転させるために・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 6.産業廃棄物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 ・主な産業廃棄物一覧表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7~9 7.事業系ごみQ&A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 1 1 事業系ごみ(事業系一般廃棄物)の現状 当市における平成27年度のごみ総搬入量は、21,559tでした。そのうち事業 系ごみ(事業系一般廃棄物)は3,589tで総排出量の約17%となっています。 事業系ごみ(事業系一般廃棄物)の排出量は、依然として多く、現在のごみ行政は、「循環 型社会形成推進基本法」や「資源の有効な利用の促進に関する法律」にみられるように「大量 生産、大量消費、大量廃棄」という考えではなく、ごみの発生を抑えることが第一という考え になっています。 また、「拡大生産者責任」も重視されるようになってきており、事業者がごみについての責 任を持つ範囲も拡張しています。言いかえれば、製品の原料調達から生産、消費、廃棄に至る まで、それぞれの段階で3R【ごみの発生を抑制(リデュース)、不用になったものは再使用 (リユース)、再使用できないものは資源として再生利用(リサイクル)】を求める政策姿勢に 転換しています。当市では人口の増加に伴う廃棄物量やごみ処理コストの増加が続いている一 方、廃棄物の焼却灰等の埋め立ては他県等の山野に依存している状況です。このことから増加 している事業系ごみ(事業系一般廃棄物)の減量対策を行うことが急務となっています。 区分年度 家庭系ごみ 事業系ごみ 合計 2 年度別ごみ搬入量の推移(単位:t) 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 18,487 18,435 18,258 18,000 3,654 3,554 3,634 3,724 22,141 21,989 21,892 21,724 27 年度 17,969 3,589 21,558 事業系ごみとは? 事業系ごみとは、事業所から出るすべてのごみのことを言います。例えば、事務所の伝票類、 飲食店での残飯等、また、従業員の弁当の残りなどもすべて事業系ごみとなり、自らの責任で 処理することになります。事業系ごみには、一般廃棄物と産業廃棄物に分類され、それぞれ定 められた処理が義務づけられており、このパンフレットは市で取扱う事業系一般廃棄物の減量 化を目指していただくために作成しています。なお、産業廃棄物(7 ページ参照)は市で処理 できませんので、ご確認のうえ、産業廃棄物処理業者に処理を依頼してください。 家庭から出るもの 家庭系ごみ 会社、商店、飲食店などの事業 所から出るもので、 産業廃棄物以外のもの 事業系ごみ 一般廃棄物 廃棄物 産業廃棄物 (7 ページ参照) 市では処理できません。 産業廃棄物処分業者に 処理を依頼してください。 ※和光市で処理できるごみは、和光市内で発生したごみのみです。 2 3 事業系ごみ(事業系一般廃棄物)の処理方法 事業系ごみも家庭ごみと同様、分別ルールに従って出してください。 ※処理困難ごみ、産業廃棄物及び分別が適正でないものは市での受け入れはしません。 事業系ごみ(事業系一般廃棄物)処理フロー 許 可 業 者 ① 事 商 務 所 ② 直 接 搬 入 店 ③ 有 料 清 掃 セ ン タ ― ご シール券 み 集 積 所 事業系ごみ(事業系一般廃棄物)は、自己処理(有料)が原則です。 ■ 自己処理には次の方法があります。 ① 市の許可業者に委託する ごみの量★★★ 定期的にごみが発生する事業者、大量にごみが発生したときなど 許可業者一覧は 4 ページ参照 ② 自分で清掃センターに運んで処理をする ごみの量★★ 不定期にごみが発生する事業者、少量のごみが発生したときなど ③ 事業系ごみ有料シール券を貼ってごみ集積所に出す ごみの量★ 定期的に少量のごみが発生する事業者など ※ごみ集積所を管理している市民、自治会等に許可を得てから出してください。 事業系ごみ有料シール券の貼り方 ・シール券は10枚つづり3,000円です。販売所は4ページを参照してください。1回の収 集につき各種3枚分まで出せます。 ・45リットル袋1つにつき1枚有料シール券が確認できるように貼ってください。 ・紙類のシール1枚分の基準は、新聞4つ折りで高さは40センチ、2つ折りでは高さ20セン チ、雑誌は高さ40センチ、ダンボールはミカン箱大で10枚、品目ごとにひもで束ねてそれぞ れシール1枚ずつ貼ってください。 ・びん、かん、ペットボトルは品目ごとに透明・半透明の袋に入れそれぞれシールを1枚貼って 出してください。 3 ① 一般廃棄物収集運搬許可業者 業者名 (平成 28 年 6 月現在) 所在地 電話番号 ㈱勤労衛生 和光市下新倉 6-13-15 461-1577 日本興業㈱ 和光市本町 20-14 463-1017 ㈲大和清掃 和光市白子 3-21-14 461-1858 和光リサイクル事業協同組合 和光市下新倉 4-19-25(鍋島商店) 463-3664 斉藤興業㈱ 和光市下新倉 5-10-70 466-1055 片山商事㈱ 朝霞市栄町 5-6-19 461-4126 大村商事㈱ 志木市下宗岡 2-18-20 472-0328 ㈱アシスト 朝霞市上内間木 407-5 456-3356 ㈱ユーポライト 練馬区土支田 4-13-10 03-3978-8826 ㈲志木リサイクル 志木市中宗岡 5-14-27 471-1931 ㈲野島商事 新座市本多 1-6-7 478-2049 ※業者により取り扱いできない商品もあります。また、収集費用や処理費用などもそれぞれ異な りますので事前にご確認下さい。 ※処理委託する前に、ごみの分別、減量・リサイクルにご協力お願いいたします。 ② 事業系ごみを清掃センターへ持ち込む方法 和光市清掃センター 場 所 和光市下新倉 6-17-1 時 間 月曜日~金曜日 午前 8:30~12:00、午後 1:00~4:00(土日祝日・年末年始を除く) 持ち物 市内の事業所であると証明できるもの、ごみが出た場所が市内であると証明できるもの ※ごみは分別してから搬入してください。分別していない場合、搬入をお断りさせていただきま す。 ※場内が狭いため、大型車輌での搬入はできるだけご遠慮ください。 ③ 事業系ごみ有料シール券販売店 取扱所 住所 取扱所 電話番号 住所 電話番号 ㈲中央電化 本町 11-1 467-2611 和光リサイクル事業協同組合 下新倉 4-19-25 463-8634 ㈲岡田商店 本町 17-56 461-2067 ㈲リカアショップ河村屋 下新倉 4-20-2 462-0269 ㈲並木商店 本町 17-3 461-2112 ㈲柳屋商店 下新倉 5-6-55 461-1262 日本興業㈱ 本町 20-14 463-1017 ㈱勤労衛生 下新倉 6-13-15 461-1577 和光市商工会 本町 31-2-109 464-3552 冨澤屋酒店 白子 1-4-8 464-4579 ㈲牧島酒店 中央 2-3-22 461-6585 ㈲加登屋商店 白子 1-24-8 461-2036 セブンイレブン和光新倉店 新倉 1-8-59 466-3211 ㈲富澤薬局 白子 2-15-60 461-2031 ㈲石田商事 新倉 2-5-12 462-0617 ㈱米安商店 白子 2-22-26 461-2122 ㈲加藤米穀店 新倉 2-29-23 466-5001 ㈲大森商店 白子 3-19-5 461-1561 ローソン和光新倉細田店 新倉 8-1-1 468-3566 ㈲大和清掃 白子 3-21-14 461-1858 南 1-20-1 461-1683 ㈱柳下商店 4 4 事業系ごみ(事業系一般廃棄物)の減量方法 ① ごみ減量のメリット ◆ 地球環境の保全! 地球上の限りある鉱物資源や森林資源等を失わずにすみます。また、最終処分場の延命による環 境保護など地球環境を守ります。 ◆ 経費の節減! 職場での体系的なごみ減量は処理経費の節減に繋がります。また、経営の合理化にも繋がります。 古紙やアルミ缶などは量がまとまれば、売却による利益を出すこともできます。 ◆ 会社のイメージアップ! 地球環境問題への関心が高まるなか、企業が環境問題にいかに取り組んでいるかが社会の注目を 集めています。 ② ごみ減量のポイント!3R ◆ ごみを出さない(Reduce:無駄を無くし廃棄物の量を減らす) まず、ごみの発生抑制(ごみをつくらないこと)に努めましょう。ごみを減らすには、発生源 での取組みが大切です。ごみが減るだけでなく経費の節約にもなります。 ≪職場でできること≫ ・ 紙類 :両面コピーを心掛ける。使用済み用紙はメモ用紙など裏紙使用を徹底する。必要以上の資料 は作らない。書類の共有化を図り、個人の資料として持たない。 ・ ダンボール : 納入業者へ返却する。ダンボールの代わりにコンテナなどを使用する。 ・ 生ごみ : 仕入や調理の工夫により減量するとともに、排出する時は水切りをしっかり行う。 ・ 容器類 : 詰め替え商品を使うことにより空容器の排出を減らす。 ・ かん・ペットボトル : 自動販売機を設置している場合は、納入業者に回収してもらう。 再使用に努める(Reuse:再使用できるものは繰り返し使う) ◆ 職場でできること ・ 紙類:封筒類は内部交換文書等に使用する。 ・ ダンボール:空ダンボールを有効利用する。 リサイクルの推進(Recycle:資源となるものの分別、リサイクルを推進する。) ◆ 職場でできること ・ 各種リサイクル法に基づく適正なリサイクルを推進する。使用した紙は燃やすごみには入れずに資源 となるものの分別を徹底する。また、重要書類等の古紙再生事業者を利用して可燃ごみから資源ごみ に変換するなど資源化に取組む。 ・ 事業者同士の連携を図り、共同で資源回収を行うなど効率的なリサイクルを推進する。 事務所等から排出されるごみのうち、大きな割合を占めているのは古紙です。新聞、ダンボール、コピー 用紙などは、紙をつくる原料となり再生紙として生まれ変ります。古紙を原料として使うと、バージンパル プからつくる紙に比べて、エネルギーが約3分の1ですみます。1tの古紙は、高さ8m、直径14cmの 立木20本分に相当します。びんにはビールびんや一升びんのように、洗浄され何回も繰り返し使われる、 『リターナブルびん』(生きびん)と使い捨ての『ワンウェイびん』の2種類があります。リターナブルび んは、 販売店にびん代引換えで引き取ってもらえますので販売店に返すようにしましょう。 ③ ごみ減量の実現には ごみは事業内容によってごみの組成が異なります。ごみ量は事業所の規模で変わってきます。 それぞれの職場の実態にあったごみ減量システムをつくりましょう。 5 ●ごみ減量システムを検討するときの手順● ステップ1 現状調査 まず現状を調べてみましょう。 ・どのようなごみが発生しているか。 ・ごみの発生量はどのくらいか。 ・発生したごみはどのように処理されているか。 ステップ2 発生抑制と資源化の研究 ・発生抑制が可能なものはないか、その方法は何か。 ・資源化が可能なものはないか、その方法は何か。 ・排出抑制と資源化によりどの程度の量が減量できるのか。 ・資源化できないごみの適正な処理方法は何か。 ごみを減らすには、減量効果の大きいものから取り組むと良い効果が早く現れます。 1人ひとりの手元分別が最も効果的で、習慣化すると手間ではなくなります。 今のごみ箱の半分を資源箱に転用してみましょう。ごみは確実に減ります。 ステップ3 減量計画の作成 ・資源物やごみの保管場所を確保する。 ・資源物の分別方法や引き渡し方法を決める。 ・減量化の目標値を定める。 ・必要経費の予算化を図る。 ステップ4 実行と問題点の抽出 ・ごみ減量システムを実行し、定期的に検証して問題点が出ればシステムの改善を行う。 5 循環型社会の構築のために スーパーやコンビニなどは、利用者がごみを持ち込みます。当然、新聞などの資源物を持ち 込む場合もあります。地球環境保全への協力を呼びかけ、分別ごみ箱を設置しましょう。また、 簡易包装や買い物袋持参の協力を求めることは、決してサービス削減ではなく、「環境にやさ しい企業」であることを示しています。 ①効率よく資源を集めるために 「まとまった量を一度に」が回収業者の理想です。会社にとっても回収コスト削減になりま す。テナントなどの場合、日を決めて排出する、近くの会社が集まってルールを決め、まとま って回収してもらうなどの工夫により、それぞれの会社が効率的、経済的に資源化できます。 ②リサイクルの輪を回転させるために リサイクルの輪を回転させるためには、再生品の利用が不可欠です。再生された製品需要が 伸びれば、経費節減にもなります。回収→再生→利用・・・この繰り返しが輪となって回らな いとリサイクルは進みません。コピー用紙やトイレットペーパー、文房具など再生品を積極的 に利用することが重要です。 6 6 産業廃棄物 産業廃棄物は、事業活動に伴い、排出される廃棄物であり、以下のものがあります。産業廃棄 物は市で処理できませんので、産業廃棄物処理業者に処理を依頼してください。 主な産業廃棄物一覧表 区分 紙くず 排出限定業種 内容 建設業(工作物の新築、改築、 左記の事業活動に伴って生ずる紙くず。 除去)、パルプ・紙・紙加工 例:印刷くず、製本くず、裁断くず、建材の包装紙、板紙、建 設現場から排出される紙くずなど 品製造業、新聞業、出版業、 製本業及び印刷物加工業 木くず 建設業(工作物の新築、改築、 左記の事業活動に伴って生ずる木くず。 除去)、木材・木製品・パル 例:建物・電柱・工事現場などから排出される廃木材やおがく プ製造業、輸入木材卸売業 ず、梱包材くず、板きれ、廃チップなど 繊維くず 建設業(工作物の新築、改築、 左記の事業活動に伴って生ずる繊維くず。 除去)、繊維工業(衣服その他 例:木綿くず、羊毛くず、麻くず、糸くず、布くず、不良くず、 レーヨンくずなど建設現場から排出される繊維くず、ロープな の繊維製品製造業を除く) ど ※畳は繊維くず、紙くず、廃プラスチック類、木くずの 4 品目 の混合品 ※合成繊維くずは廃プラスチック類 動植物性残さ 食料品製造業、飲料・飼料製 造業(たばこ製造業を除 く。 )、医薬品製造業、香料製 造業 (市場、飲食店等から排出さ れる動植物性残さ又は厨芥 類は事業系一般廃棄物) 左記の事業活動において原料として使用した動物又は植物に係 る固形状の不要物。 例:動物性残さ:魚・獣の骨、皮、内臓等のあら、ボイルかす、 うらごしかす、かんづめ、瓶詰め不良品、乳製品精製残さ、卵 から、貝殻、羽毛等 例:植物性残さ:ソースかす、しょう油かす、麹かす、酒かす、 ビールかす、あめかす、糊かす、でんぷんかす、豆腐かす、あ んかす、茶かす、米・麦粉、大豆かす、果実の皮・種子、野菜 くず、油かす等 動物系固形不要物 と畜場、食鳥処理場 とさつ又は解体した獣畜(牛、馬、豚、めん羊及び山羊)及び食 鳥処理し食鳥(鶏、あひる、七面鳥等)に係る固形状の不要物 ゴムくず 天然ゴムくず。(合成ゴムは廃プラスチック類) 例:切断くず、裁断くず、ゴムくず、エボナイトくず等 廃タイヤは合成ゴムのため廃プラスチック類) 金属くず 例:鉄くず、空き缶、スクラップ、ブリキ、トタンくず、箔く ず、鉛管くず、銅線くず、鉄粉、切削くず、研磨くず、ダライ 粉、ハンダかす、溶接かす等 ガラスくず・コン クリートくず及び 陶磁器くず 例:ガラスくず:廃空き瓶類、板ガラスくず、アンプルロス、 破損ガラス、ガラス繊維くず、カレットくず、ガラス粉等 例:コンクリートくず:製品の製造過程で生じるコンクリート ブロック、インターロッキングブロック、モルタルくず及びア スファルト・コンクリートくず(いずれもがれき類を除く。) 例:陶磁器くず:土器くず、陶器くず、石器くず、磁器くず、 耐火レンガくず、廃石膏型等 7 鉱さい 例:高炉・平炉・転炉・電気炉からの残さい(スラグ)、キュー ポラ溶鉱炉のノロ、ドロス・カラミ・スパイス、不良鉱石、粉 炭かす、鉱じん、鋳物廃砂、サンドブラスト廃砂(塗料かす等 を含むものを除く。) 工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたコンクリート破片、 その他これに類する廃材。 例:コンクリート破片、レンガ破片、ブロック破片、石類、瓦 がれき類 破片等 動物のふん尿 畜産農業 左記の事業活動に伴って生ずる家畜のふん尿。 例:牛、馬、豚、めん羊、山羊、鶏、あひる、がちょう、うず ら、七面鳥、兎及び毛皮獣等のふん尿等 動物の死体 畜産農業 左記の事業活動に伴って生ずる家畜の死体。 例:牛、馬、豚、めん羊、山羊、鶏、あひる、がちょう、うず ら、七面鳥、兎及び毛皮獣等の死体 ばいじん ばい煙発生施設又は汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラス チック類等の焼却施設において発生するばいじんであって、集 じん施設によって集められたもの。 例:電気集じん機捕集ダスト、バグフィルター捕集ダスト、サ イクロン捕集ダスト等 燃え殻 事業活動に伴い生ずる石炭がら、灰かす、焼却残さ、炉清掃廃 棄物等 例:廃棄物焼却灰、重油燃焼灰、石炭がら、灰かす、炉清掃廃 棄物、コークス灰、すす、廃カーボン類、廃活性炭等 汚泥 廃油 工場廃水等の処理後に残る泥状のもの、各種製造業の製造工程 などにおいて生ずる泥状のもので、有機性及び無機性のすべて のもの。 例:有機性汚泥:製紙スラッジ、下水汚泥、ビルピット汚泥(し 尿の混入しているものを除く。)、洗毛汚泥、活性汚泥(余剰汚 泥)、消化汚泥、糊かす、うるしかす等 例:無機性汚泥:浄水場沈殿汚泥、中和沈殿汚泥、凝集沈殿汚 泥、建設工事汚泥、メッキ汚泥、砕石スラッジ、ベントナイト 汚泥、キラ、カーバイトかす、石炭かす、ソーダ灰かす、ボン デかす、塩水マッド、廃ソルト、不良セメント、けい藻土かす、 活性炭かす、各種スカム(油性スカムを除く。)、廃脱硫剤、ニ カワかす、脱硫いおう、ガラス・タイル研磨かす、バフくず、 廃サンドブラスト(塗料かすを含むものに限る。)、スケール、 スライム残さ、排煙脱硫石膏、赤泥、転写紙かす等 鉱物性油及び動植物性油脂に係るすべての廃油、廃溶剤類等 例:潤滑油系廃油(スピンドル油、冷凍機油、ダイナモ油、焼 入油、タービン油、マシン油、エンジン油、グリース等)、切 削油系廃油(水溶性、不水溶性)、洗浄油系廃油、絶縁油系廃油、 圧延油系廃油、作動油系廃油、その他の鉱物油系廃油(重油等)、 動植物油系廃油(魚油、鯨油、なたね油、やし油、ひまし油、 大豆油、豚脂、牛脂等)、廃溶剤類(アルコール等)、廃可塑剤 類(脂肪酸エステル、リン酸エステル、フタル酸エステル等)、 消泡用油剤、ビルジ、タンカー洗浄排水、タールピッチ(廃油 と廃酸の混合物)、廃白土(廃油と汚泥の混合物)、タンクスラ ッジ、油性スカム・洗車スラッジ(廃油と汚泥の混合物)等 8 廃酸 廃硫酸、廃塩酸、有機廃酸類をはじめとするすべての酸性廃液 のうち、pH2.0 以下でないもの。 例:無機廃酸(硫酸、塩酸、硝酸、フッ酸、スルファミン酸、 ほう酸等)、有機廃酸(ギ酸、酢酸、シュウ酸、酒石酸、クエン 酸等)、アルコール発酵廃液、アミノ酸発酵廃液、エッチング 廃液、染色廃液(漂白浸せき工程、染色工程)、クロメート廃液、 写真漂白廃液等 廃アルカリ 廃ソーダ液をはじめとするすべてのアルカリ性廃液のうち、p H12.5 以上でないもの。 例:洗びん用廃アルカリ、石炭廃液、廃灰汁、アルカリ性めっ き廃液、金属石鹸廃液、廃ソーダ液、ドロマイト廃液、アンモ ニア廃液、染色廃液(精錬工程、シルケット加工)、黒液(チッ プ蒸解廃液)、脱脂廃液(金属表面処理)、写真現像廃液、か性 ソーダ廃液、硫化ソーダ廃液、けい酸ソーダ廃液、か性カリ廃 液等 廃プラスチック類 合成高分子系化合物に係る固形状及び液状の廃プラスチック 類。 例:廃ポリウレタン、廃スチロール(発砲スチロールを含む)、 廃農業用フイルム、各種合成樹脂系包装材料のくず、合成紙く ず、廃写真フイルム、配合成皮革、配合成建材(P-タイル、断 熱材、合成木材、防音材など)、合成繊維くず(ナイロン、ポリ エステル、アクリルなどで混紡も含む)、廃ポリ容器類、電線 の被膜くず、廃タイヤ、ライニングくず、廃ポリマーなど 法施行令第 2 条第 13 号に規定する産 産業廃棄物を処分するために処理したもの。 例:有害汚泥のコンクリート固形物、焼却灰の溶融固形化物 業廃棄物 9 7 事業系ごみQ&A Q1 A1 事業所とは? 飲食店、店舗、事務所、病院、スーパ-マーケット、学習塾、ホテル、銀行及び公共機関 などの事業活動を営む方々が該当になります。 {事業所とお住まいが一緒の場合については、事業活動から出たごみは事業系ごみ(産業廃 棄物/事業系一般廃棄物)、家庭から出たごみは家庭系ごみとして区別をしてください。} Q2 事業者自らの責任とは? A2「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」では、事業者は、事業活動に伴って 生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない。と明記されています。 Q3 A3 事業から出たごみの処理はどうすればいいのか? 事業ごみの区分(産業廃棄物/事業系一般廃棄物)によって方法が異なります。 ・産業廃棄物の場合 市では、産業廃棄物の収集は行っていません。専門の業者で処理をするようお願いします。 産業廃棄物処理業者が分からないという場合は、埼玉県環境産業振興協会(TEL:048-822 -3131)に問い合わせてください。 ・事業系一般廃棄物の場合 ①事業者が自ら清掃センターへ搬入する。(和光市清掃センター/TEL:048-464-5300) ②和光市から許可を受けている一般廃棄物処理許可業者に委託する。 ③ごみが少量の場合(45ℓ×3 袋)は、事業系ごみ有料シール券(詳しくは本誌 P.3~4 参照) を購入し、袋に貼って集積所に出してください。ただし、その場合は、集積所を管理・ 使用している市民に事前に断りを入れてから出してください。 ※資源化できるものはリサイクル業者と相談して資源化してください。 Q4 A4 従業員が出した弁当ごみはどうしたらいいですか? 従業員が出した弁当ごみ(弁当箱や残りくず)は、事業活動に伴っていないため、事業系一 般廃棄物となります。処理方法は、上記(Q3)の内容を参考にして出して下さい。 Q5 A5 一般のごみ集積所に出しても良いですか? 事業系一般廃棄物は可能です。産業廃棄物は出すことが出来ません。尚、事業系一般廃棄 物として出す際は、少量(45ℓ×3 袋)の場合に限ります。この際、使用する集積所を管理し ている市民に必ず事前に断りを入れてから出してください(上記Q3参照)。 Q6 A6 事業系ごみを一般のごみ集積所へ不適正に出したら、罰則がありますか? この場合不法投棄に該当し、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」により処罰されます。 10