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事業系廃棄物の適正処理と減量・リサイクルの手引き(1069KB

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事業系廃棄物の適正処理と減量・リサイクルの手引き(1069KB
~循環型社会形成に向けて~
恵庭市ごみ処理場
恵庭市生ごみ・し尿処理場
恵庭市リサイクルセンター
目次
1.はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2.廃棄物の種類・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
3.事業者の責務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
4.廃棄物の処理方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
5.恵庭市の廃棄物処理施設・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
6.恵庭市ごみ処理場への搬入方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
7.恵庭市生ごみ・し尿処理場への搬入方法・・・・・・・・・・・・・・・・・12
8.恵庭市リサイクルセンターへの搬入方法・・・・・・・・・・・・・・・・・14
9.禁止事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
10.資源化・リサイクル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
1.はじめに
恵庭市では、恵まれた環境を後世に引き継いでいくための持続可能な循環型社会を形成するため
に、市民・事業者・市の各主体が環境の保全や資源の有効活用について正しく理解するとともに、それ
ぞれの責任と役割を意識した中で情報を共有し、自主的にごみの減量につながるような取組みを実行
していかなくてはなりません。
廃棄物処理法第 3 条では、「事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において
処理しなければならない。」と定めています。本市内の事業所から発生する事業系一般廃棄物及び産
業廃棄物は、家庭ごみと同様に分別排出することで、市のごみ処理施設への受入を行っておりますが、
まず事業者が独自に可能な限り資源化・リサイクルを行うことが前提であり、その上で残ったごみを市の
ごみ処理施設で受け入れることとしております。
基 本 理 念
進めよう3R と適正処理~みんなでつくる循環型都市えにわ~
基 本 方 針
1. 発生から処分まで総合的にごみの減量の取組み
ごみ発生・排出量の削減を行うとともに、リサイクル品目の拡大や資源化処
理等によりリサイクル率を向上させます。減量化・資源化後に、なお、排出さ
れるごみについては、適切に処理を行うとともに、可能な限り埋立量の低減
を推進していきます。
2. 安全・安心なごみ処理システムの構築
ごみの処理・処分においては、法に則り、適正に処理・処分を行います。適
正なごみ処理を行うために、必要な施設の整備及び維持に努め、安全・安
心なごみ処理システムを構築します。
3. ごみの処理・処分に伴う環境負荷の低減
ごみの収集運搬・中間処理・最終処分の各段階において、環境保全に十
分に配慮します。特に、ごみの処理には、多くのエネルギーが消費されてお
り、二酸化炭素などの温室効果ガスが発生しています。ごみ処理において
は、ごみのもつエネルギーの有効利用と温室効果ガスの排出抑制に配慮し
ます。
この目標達成に向けて、市民・事業者・市がそれぞれ役割を果たし、協働して廃棄物の減量化・資源
化等を行い、廃棄物を適正処理することで循環型社会の構築が可能となります。
限りある資源を有効に活用し、廃棄物の減量化・資源化に向けた取り組みを実践し、廃棄物を適正
に処理するための手引きとしていただけたら幸いです。
1
2.廃棄物の種類
事業所から出る廃棄物は、事業系一般廃棄物と産業廃棄物に分類されます。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)では、廃棄物は「一般廃棄物」と「産業廃棄
物」に区分され、「一般廃棄物」は家庭系と事業系に分類されます。また、爆発性、毒性、感染性その他
人の健康又は生活環境に係る被害を及ぼす性状を有するものは、特別管理廃棄物に指定されます。
廃棄物の種類
家庭系ごみ(家庭系一般廃棄物)
※一般家庭の日常生活に伴って出るもの
一般廃棄物
事業系ごみ(事業系一般廃棄物)
廃
棄
物
※事業活動に伴って出るものの内産業廃棄
物以外のもの
※事業活動に伴って出るもので法律に定める
20 種類のもの
産業廃棄物
特別管理
廃棄物
※一般廃棄物と産業廃棄物のうち、爆発性、毒性、感染性その他人の健康又は生活環
境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有するものは、特別管理一般廃棄物及び特
別管理産業廃棄物に分類され、より厳しい基準に従って処理しなければなりません。
営利を目的とするか否かによらず、全ての事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、次頁の20種類が
産業廃棄物として法律で定められています。産業廃棄物以外の廃棄物を一般廃棄物と言います。
参 考
■廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和46年9月24日施行)
(事業者の責務)
第3条 事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければ
ならない。
2 事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物の再生利用等を行うことによりその減量に努めるとと
もに、物の製造、加工販売等に際して、その製品、容器等が廃棄物となった場合における処理の困難
性について、あらかじめ自らが評価し、適正な処理が困難にならないような製品、容器等の開発を行うこ
と、その製品、容器等に係る廃棄物の適正な処理の方法についての情報を提供すること等により、その
製品、容器等が廃棄物となった場合においてその適正な処理が困難になることのないようにしなければ
ならない。
3 事業者は、前2項に定めるもののほか、廃棄物の減量その他適正な処理の確保等に関し国及び地
方公共団体の施策に協力しなければならない。
2
産業廃棄物の種類と具体例
区分
種類
➀燃え殻
②汚泥
あ
ら
ゆ
る
事
業
活
動
に
伴
う
も
の
具体的な例
区分
種類
活性炭、焼却炉の残灰などの
各種焼却かす
排水処理の汚泥、建設汚泥な
どの各種泥状物
③廃油
グリス(潤滑油)、大豆油など鉱
物性、動植物性を問わず、す
べての廃油
④廃酸
廃写真定着液など、有機性、無
機性を問わず、全ての酸性廃
油
⑤廃アルカリ
廃写真現像液、廃金属石けん
液など有機性、無機性を問わ
ず全てのアルカリ性廃液
⑥廃プラスチック
発泡スチロールくず、合成繊維
くずなど、固形液状を問わず、
すべての合成高分子系化合物
(合成ゴム含む)
※
排
出
す
る
業
種
が
指
定
さ
れ
て
い
る
も
の
具体的な例
⑬-②木くず
以下の業種からの木くず、おが
くず、バーク類等に限る。
建築業(工作物の新築、改築
又は除去により生じたもの)、木
材又は木製品製造業(家具製
品製造業)、パルプ製造業、輸
入木材卸売業、物品賃貸業
注:これ以外の業種から発生す
る不要な木材家具などは、事業
系一般廃棄物
⑭紙くず
以下の業種からの紙くずに限
る。
建設業(工作物の新築、改築
又は除去により生じたもの)、パ
ルプ製造業、製紙業、紙加工
品製造業、新聞業、出版業、製
本業、および印刷物加工業
⑮繊維くず
以下の業種から発生する天然
繊維くずに限る。
建築業(工作物の新築、改築
又は除去により生じたもの)、衣
服その他繊維製品製造業以外
の繊維工業
注:これ以外の業種から発生す
る不要な衣類やウエスなどは、
事業系一般廃棄物
⑯動植物固形物
と畜場で解体等をした獣畜、食
鳥処理場で食鳥処理した食鳥
に係る固形状不要物
⑰動植物性残渣
食料品製造業、医薬品製造
業、香料製造業で原料として使
用した動物や植物に係る不要
物
魚や獣のあら、醸造かす、発酵
かすなど
⑦ゴムくず
天然ゴムくず(注:合成ゴムは廃
プラスチック)
⑧金属くず
鉄くず、アルミくずなど、不要と
なった金属の研磨くず、切削く
ず
⑨ガラスくず
コンクリートくず
陶磁器くず
板ガラス、耐火レンガくず、石
膏ボードなど、コンクリート製品
製造工程からのコンクリートくず
など
⑩鉱さい
鋳物砂、サンドブラストの廃砂、
不良石炭、各種溶鉱炉かすな
ど
⑪がれき類
工作物の新築、改築、除去に
伴って生じたコンクリ ートの破
片、レンガの破片など
⑱動物のふん尿
畜産農 場 から排 出される 牛、
馬、めん羊、にわとりなどのふ
ん尿
⑫ばいじん
大気汚染防止法のばい煙発生
施設、または産業廃棄物焼却
施設の集じん施設によって集
められたばいじん
⑲動物の死体
畜産農 場 から排 出される 牛、
馬、めん羊、にわとりなどの死
体
-➀
⑬ 木くず
貨物の流通のために使用した
パレット(パレットへの貨物の積
付けのために使用した梱包用
の木材含む)
⑳汚泥のコンクリ ート固形
化物など
3
➀~⑲の産業廃棄物を処分す
るために処理したもので➀~⑲
に該当しないもの
3.事業者の責務
事業活動に伴い事務所や店舗から排出される廃棄物は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」第
3条第 1 項及び「恵庭市廃棄物の処理及び清掃に関する条例」第4条第2項の規定により、事業者自ら
の責任において処理しなければならないと定められています。
さ ら に 、 近 年 で は 企 業 の 社 会 的 責 任 ( Corporate Social Responsibility ) と し て 、 法 令 遵 守
(Compliance)はもちろんのこと、3R(発生抑制:Reduce、再使用:Reuse、再資源化:Recycle)の取り組
みや、資源循環型社会への貢献などが求められてきています。
※事業活動とは、製造業や建設業に限定されるものではなく、オフィス、商店等の商業活動や水道事
業、学校等の公共事業を含めた広義の概念となります。
❶事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理すること。
❷事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物の再生利用等を行うことによりその減量を図ること。
❸事業者は、廃棄物の減量その他その適正な処理の確保等に関し国及び市の施策に協力すること。
廃棄物処理の流れ
注)リサイクル可能
な一般廃棄物
事業系
一般廃棄物
事業系
廃棄物
一般廃棄物
処分許可業者
市収集運搬
業許可業者
市の処理施設
(リサイクル可)
自社持込み
上記以外の
一般廃棄物
産業廃棄物
自社持込み
委託契約締結
産業廃棄物
管理票の交付
(マニフェスト)
4
市収集運搬
業許可業者
自社持込み
道収集運搬
業許可業者
市の処理施設
(リサイクル不可)
産業廃棄物
処分業
許可業者
4.廃棄物の処理方法
事業活動から発生する廃棄物は、市では収集していません。廃棄物は以下の方法に
より処理施設へ搬入してください。
(1)恵庭市が受入れしている事業系一般廃棄物と産業廃棄物
●受入れする廃棄物は、恵庭市内で発生し、事業者でリサイクル
できない廃棄物に限ります。
●分別の徹底・ごみの減量・リサイクルの推進を図り、適正な処理
をお願いします。
注)事業活動に伴って出るごみは、家庭ごみ集積場所に出すことはできません。
(2)一般廃棄物を収集運搬許可業者に依頼して搬入する方法(有料)
●一般廃棄物の収集運搬を委託する場合は、市が許可している一般廃棄物収集運搬許可業者と契約
してください。無許可業者に委託すると事業者も罰せられます。
●収集時間、収集回数、収集場所などは、一般廃棄物収集運搬許可業者と相談して下さい。
●資源物については、廃棄物再生利用事業者に引き取りを依頼して下さい。
一般廃棄物収集運搬許可業者
●㈱恵庭クリーンサービス 32-1122
●㈲野田容器
●㈳恵庭市シルバー人材センター 34-0311
●㈲荷興物流
●㈲恵庭清掃社
34-5288
●リサイクルファクトリー㈱
●嘉屋興業㈱
33-5069
●北海道建設サービス㈱
※順不同 ※許可業者は平成29年2月1日現在
33-3570
33-5525
32―5440
32-0358
(3)直接、一般廃棄物及び産業廃棄物を処理施設に搬入する方法(有料)
●搬入する施設によって必要な手続きが異なります。手続き方法・注意事項などについては、P8~14
の各施設への搬入方法をご覧下さい。
(4)産業廃棄物を収集運搬許可業者に委託して搬入する方法(有料)
●産業廃棄物の収集運搬を委託する場合は、北海道、政令市(札幌市)又は小樽市、函館市、旭川市
の許可を受けた産業廃棄物収集運搬許可業者と契約してください。無許可業者に委託すると事業者も
罰せられます。
●産業廃棄物の委託処理に際しては、法で定められた委託基準を遵守しなければなりません。
北海道産業廃棄物処理業者名簿
検索
●北海道環境生活部 環境局 循環型社会推進課
〒060-8588 北海道札幌市中央区北3条西6丁目本庁舎12F
TEL(011)204-5196 FAX(011)232-4970
E-Mail [email protected]
5
※産業廃棄物収集運搬許
可業者及び処分業者につ
い ては、北 海道 産業廃 棄
物処理事業者名簿から確
認できます。
5.恵庭市の廃棄物処理施設
●恵庭市ごみ処理場(最終処分場)
搬入できるもの
処分手数料
H29.4.1~
事業系一般廃棄物
112円/10kg
施設名
産
業
廃
棄
物
168円/10kg
恵庭市ごみ処理場
含水率30%以下の汚泥
産
業
廃
棄
所在地
恵庭市
盤尻
255-4
物
含水率30%~85%以
下
の
汚
泥
開場日時
月~金
8:45~17:00
土及12/31
8:45~12:00
休日
土曜日午後、日曜
日及び 1 月 1 日~1
月 3 日(12/31 が日
曜日の場合は休
日)
201円/10kg
※産業廃棄物を搬入した場合、循環資源利用促進税(北海道税)が1,000円/t かかります。
●恵庭市し尿・生ごみ処理場
施設名
搬入できるもの
恵
庭
市 事業系一般廃棄物
生ごみ・し尿処理場 の う ち 生 ご み
処分手数料
H29.4.1~
所在地
112円/10kg
恵庭市
中島松
460-1
開場日時
休日
月~金
8:45~16:00
土及12/31
8:45~12:00
土曜日午後、日曜
日及び 1 月 1 日~
1 月 3 日(12/31 が
日曜日の場合は
休日)
開場日時
休日
※産業廃棄物の受入れはできません。
●恵庭市リサイクルセンター
施設名
恵
庭
市
リサイクルセンター
搬入できるもの
事 業 系一 般 廃棄 物
① プラスチック製
容器包装
② ペットボトル
③ アルミ缶
④ スチール缶
⑤ びん
⑥ 紙パック
⑦ シュレッダー
⑧ ダンボール
⑨ 新聞・チラシ
⑩ 雑誌・本
⑪ 蛍光管
⑫ 電池
処分手数料
所在地
無料
恵庭市
島松沢
131-8
112円/10kg
※産業廃棄物の受入れはできません。
6
月~金
8:45~17:00
土及12/31
8:45~12:00
土曜日午後、日曜
日及び 1 月 1 日~1
月 3 日(12/31 が日
曜日の場合は休
日)
処理施設の位置図
7
6.恵庭市ごみ処理場への搬入方法
(1)事前の手続きについて
恵庭市ごみ処理場で産業廃棄物を処分する場合には、必ず、事前に委託する側(排出事業者)と請
負う側(市)の二者間で委託契約を交わす必要があります(別紙:産業廃棄物処分委託契約書)。
この委託契約は収集運搬許可業者を使う場合、自己で直接搬入する場合、どちらでも必要となります。
また、排出事業者は、廃棄物の運搬及び処分を委託する際には、廃棄物の引渡し時に委託する業者
に対してマニフェストを交付する必要があります。マニフェストは委託する度に、また、委託する廃棄物
の品目毎に交付する必要があります。ただし、恵庭市ごみ処理場へのマニフェストの交付は必須ではあ
りません(マニフェストの交付があった場合は、通常通り処理いたします)。
※市外事業者が恵庭市ごみ処理場へ廃棄物を搬入する場合にはマニフェストの交付をお願いしており
ます。
(2)産業廃棄物処分委託契約書について
産業廃棄物処分委託契約書を2通作成し、恵庭市役所廃棄物管理課へ提出してください。
<委託契約書に記載すべき事項>
○委託する産業廃棄物の種類及び数量
○受託者が処理業者の場合はその事業の範囲
○運搬を委託するときは、運搬の最終目的地の所在地
○処分又は再生を委託するときは、処分又は再生場所の所在地、方法、施設の処理能力
○処分(中間処理)を委託するときは、その産業廃棄物の最終処分場所の所在地、方法、施設の処理能力
○産業廃棄物の処分・再生を委託する場合において、当該産業廃棄物が許可を受けて輸入された廃棄物で
あるときは、その旨
○委託契約の有効期間~委託契約の開始年月日及び終了年月日を明らかにすること
○委託者が受託者に支払う料金~委託料金は一月当り又は単位当りの料金を記載すること
○積替保管を行う場合には、その場所の所在地、保管できる産業廃棄物の種類、保管上限
○安定型産業廃棄物の積替え又は保管を行う場合には、積替え保管場所において他の廃棄物とを混合する
ことの許否等に関する事項
○適正な処理のために必要な次の事項に関する情報
①性状及び荷姿に関する事項
②通常の保管状況下での腐敗、揮発等産業廃棄物の性状の変化に関する事項
③他の廃棄物との混合等により生ずる支障に関する事項
④当該産業廃棄物が次に掲げる産業廃棄物であり、日本工業規格C0950号に規定する含有マークが付さ
れたものである場合には、当該含有マークの表示に関する事項
廃パーソナルコンピュータ、廃ユニット形エアコンディショナー、廃テレビジョン受信機、
廃電子レンジ、廃衣類乾燥機、廃電気冷蔵庫、廃電気洗濯機
⑤石綿含有産業廃棄物が含まれる場合は、その事項
⑥その他産業廃棄物を取扱う際に注意すべき事項
○委託契約の有効期間中に当該産業廃棄物に係る前号の情報に変更があった場合の当該情報の伝達方法
に関する事項
○委託業務終了時の委託者への報告に関する事項
○委託契約解除時の処理されない産業廃棄物の取扱い関する事項
○委託契約書に添付する書類(収集にあたっては、産業廃棄物収集運搬業の許可証の写し等を、処分にあっ
ては、産業廃棄物処分業の許可証の写し等を添付)
8
産業廃棄物処分委託契約の例
①自ら運ぶ場合
②収集運搬許可業者に依頼する場合
(3)産業廃棄物管理票(マニフェスト)制度
廃棄物処理法に基づき、平成20年度から産業廃棄物管理票「マニフェスト」交付等状況報告書が義
務付けられています。産業廃棄物を運搬、処分した業者名などを記入し、業者から業者へ、産業廃棄
物とともにマニフェストを渡し、処理の流れを確認する制度です。排出事業者は、7枚複写の伝票に必
要事項を記載し、産業廃棄物とともに7枚全部を収集運搬業者に渡し、処理終了後に各事業者から処
理終了のマニフェストを受け取ることで、委託内容どおり廃棄物が処理されたか確認します。
参 考
■廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和46年9月24日施行)
(産業廃棄物管理票)
第12条の3 その事業活動に伴い産業廃棄物を生ずる事業者(中間処理業者を含む。)は、その産業
廃棄物(中間処理産業廃棄物を含む。第12条の5第1項において同じ。)の運搬又は処分を他人に委
託する場合(環境省令で定める場合を除く。)には、環境省令で定めるところにより、当該委託に係る産
業廃棄物の引渡しと同時に当該産業廃棄物の運搬を受託した者(当該委託が産業廃棄物の処分のみ
に係るものである場合にあっては、その処分を受託した者)に対し、当該委託に係る産業廃棄物の種類
及び数量、運搬又は処分を受託した者の氏名又は名称その他環境省令で定める事項を記載した産業
廃棄物管理票(以下単に「管理票」という。)を交付しなければならない。
※マニフェストの購入先
公益社団法人 北海道産業廃棄物協会(Tel011-241-7611 FAX011-241-7612)
産業廃棄物管理票(マニフェスト)の流れ
9
(4)ごみ処分手数料の支払いについて
ごみ処分手数料は、原則、ごみ処理場受付での現金納付となります。継続して搬入する事業者の方
で、口座振替をご希望される方は所定の手続きを行ってください。
●事前手続きを済ませたのち、恵庭市収納代理金融機関へ口座振替依頼書の届出をすること。
●排出事業者名義の口座振替とすること。
●金融機関及び口座番号等が変更になった場合は、速やかに市長に報告すること。
●口座振替による処分手数料は、月締めとし、翌月25日払い(振替日が休日の場合翌営業日)とする。
※口座振替依頼書の提出日によっては振替が2ヵ月後になることがあります。
※収集運搬許可業者による搬入の場合は、当該業者へ請求しますので口座振替手続きは不要です。
(5)受入について
<留意事項>
●資源の有効活用を前提とし、資源化・リサイクル等できないもの又は、その残渣について受入れします。
●市施設で受入れしているものでも、古紙、くず鉄、あきびん類、古繊維など資源回収業者や北海道に登
録している廃棄物再生事業者が処理できるものは、各事業者での処理を行ってください。
●搬入は、自己搬入するか、一般廃棄物は恵庭市の許可を持つ(産業廃棄物は道の許可を持つ)収集運
搬業者に依頼して搬入してください。
●搬入に際し、金属類は別下ろしになりますので、分別して搬入してください。
●長さは 1.5m 以下にし、飛散しそうなものや作業重機に絡みそうなものは袋に入れて搬入してください。
●恵庭市ごみ処理場では、搬入車両番号により搬入者を確認します。
●受入れしない廃棄物及び資源化・リサイクルできるものを搬入した場合は持ち帰りしていただきます。
<受入している産業廃棄物>
恵庭市廃棄物の処理及び清掃に関する条例第19条第2項に基づく、市が処分する産業廃棄物
産業廃棄物の種類
1.燃え殻
内
容
焼却炉の残灰などの各種焼却かす
有機性汚泥で含水率30%以下に脱水され、資源化できないもの
2.汚泥
無機性汚泥で含水率50%以下に脱水され、資源化できないもの
発泡スチロールくず、合成繊維くずなどの合成高分子化合物で資源化でき
3.廃プラスチック
ないもの
建築業(工作物の新築、改築又は除去により生じたもの)、パルプ製造業、
紙又は紙加工品製造業、新聞業(新聞巻取紙を使用して印刷発行を行うも
4.紙くず(業種指定有り)
のに限る)、出版業(印刷出版を行うものに限る)、製本業及び印刷物加工
業に係るもので資源化できないもの
建築業(工作物の新築、改築又は除去により生じたもの)、木材又は木製品
5.木くず(業種指定有り)
製造業(家具製品製造業)、パルプ製造業、輸入木材卸売業、物品賃貸業
に係るもので資源化できないもの
建築業(工作物の新築、改築又は除去により生じたもの)、衣服その他の繊
6.繊維くず(業種指定有り)
維製品製造業以外の繊維工業に係るもので資源化できないもの
鉄くず、アルミくず、不要となった金属くず、切削くずなどで資源化できない
7.金属くず
もの
8.ガラスくず・陶磁器くず・コン 板ガラス、耐火レンガ、コンクリート製品製造工程からのコンクリートくずなど
クリートくず
で資源化できないもの
工作物の除去に伴って生じたコンクリート破片、その他これに類する不要物
9.がれき類
で資源化できないもの
10
<受入しない廃棄物>
●条例第16条に準じるものは受入規制がされています。(毒性、感染性等のもので測定等し、受入れし
て問題がないと判断できる場合は除く)。
●許可を受けていない輸入された廃棄物は受入れしていません。
●特別管理産業廃棄物及び特別管理一般廃棄物
●ばいじん等の受入れはできません。ただし、ダイオキシン類の量がばいじん等1gにつき3ng を超えな
いものは受入れします。その際、搬入前に検査機関での測定結果の提示が必要です。
●各リサイクル法によりリサイクルを前提としたものは受入れできません。
●PCBが付着又は封入されたもの及び自動車等破砕物は受入れできません。
●遮断型最終処分場での処分に該当するものは受入れできません。
●汚泥の搬入は、事前調整を要します。
●毒性、感染性等の廃棄物は、受入れしません。
●処理施設の機能に支障が生じるものは、受入れしません。
○受入れしない廃棄物の具体例
許可業者
テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、エアコンディショナー、パソコン、タイヤ、自動車、スクーター、オート
バイ、バッテリー、ボタン電池、ニカド電池(カメラ・ビデオ用等)、LPガスボンベ、廃油、廃酸、塗料、化学
薬品、農薬、医療品、注射器、注射針等、土、石、アスファルト、石膏ボード、消火器、動物の死体、農業
用塩化ビニール、パチンコ遊戯台(回胴式遊戯機含む)、ヒ素化合物を含むもの(防腐剤)等
参 考
■恵庭市廃棄物の処理及び清掃に関する条例(平成6年3月30日施行)
(排出禁止物)
第16条 占有者等は、市が行う一般廃棄物の収集に際して、次に掲げる一般廃棄物を排出してはならない。た
だし、規則で定める処理を施した物については、この限りでない。
(1)法第2条第3項に規定する特別管理一般廃棄物
(2)毒性、感染性、爆発性、引火性等危険性のある物又は著しく悪臭を発する物
(3)適正処理困難物
(4)前3号に掲げるもののほか、一般廃棄物の収集、運搬及び処理施設等の機能に支障を生ずるもので、規則
で定めるもの
2 占有者等は、前項各号に掲げる一般廃棄物を処理しようとするときは、市長の指示に従わなければならない。
(6)搬入の流れ及び搬入経路図
入場→受付→搬入物確認・計量・埋立地へ案内
金属置場へ廃棄物を荷卸
埋立地へ移動→係員の指示→廃棄物を荷卸
廃棄物を捨てて下さい。
再受付→廃棄物荷卸後計量・手数料支払い→退場
11
7.恵庭市生ごみ・し尿処理場への搬入方法
(1)事前の手続きについて
生ごみを恵庭市生ごみ・し尿処理場へ直接搬入する場合、事前に登録が必要になります。別紙「一
般廃棄物の搬入等に関する申請書」に必要事項を記入の上、市役所廃棄物管理課へ提出してくださ
い。審査終了後、市から「一般廃棄物の搬入等受入れ承諾書」及び「搬入カード」を交付いたします。
※搬入する際は必ず搬入カードが必要になります。
(2)ごみ処分手数料の支払いについて
事業系一般廃棄物(生ごみ)の受入れに係る「ごみ処分手数料」については、原則、口座振替とな
っています。口座振替について所定の手続きを行ってください。
●恵庭市収納代理金融機関へ口座振替依頼書の届け出をすること。
●排出事業者名義の口座振替とすること。
●金融機関及び口座番号等が変更になった場合は、速やかに市長に報告すること。
●口座振替による処分手数料は、月締めとし、翌月25日払い(振替日が休日の場合翌営業日)とする。
※口座振替依頼書の提出日によっては振替が2カ月後になることがあります。
(3)受入について
●事業系一般廃棄物である生ごみのみ受入れします。
※流通段階から発生する売残商品、レストランや飲食店、事務所から発生する調理くずや食べ残し
(残飯)をいう。
※産業廃棄物となる生ごみ(食料品製造業、医薬品製造業、香料製造業で原料として使用した動物
や植物に係る不要物。魚や獣のあら、醸造かす、発酵かすなど)は受入しません。
●生ごみとして処理できない卵の殻、貝殻、とうもろこしの皮、たけのこの皮は受入しません。混入し
ている場合は持ち帰っていただき、再度分別してから搬入いただくことになります。
●その他処理施設の機能に支障が生じると判断したものは、受入れしません。
●搬入は、自己搬入するか恵庭市が許可した一般廃棄物収集運搬許可業者に依頼して搬入してく
ださい。
●搬入に際して、袋(ビニール・ポリ袋)に入れて搬入してください。
●搬入する際に使用する袋の規格
・袋 の 色:透明又は半透明の袋
・袋の容量:60リットル以内
・袋 の厚 さ:0.05mm 以内
●搬入する生ごみは、1 つの大きさが15センチ以内としてください。
●多量に同一種類の生ごみを搬入する場合は、事前に市の担当窓口(2F10番窓口)に相談くださ
い。
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事業系生ごみ(一般廃棄物)処理フロー
流通段階
(小売店・コンビニ等)
消費段階
(飲食店・事務所)
売残商品・廃棄食品
(弁当・パン等)
調理くず・食べ残し
(野菜端・残飯等)
事業系一般廃棄物
(生ごみ)
●搬入の流れ及び搬入経路図
入場→計量棟で計量(搬入カード挿入)→搬入口へ
搬入口→搬入ホッパへ廃棄物(生ごみ)を荷卸
生ごみ荷卸後の再計量(搬入カード挿入)
廃棄物を捨てて下さい。
計量伝票兼請求書受取(計量器より受取)→退場
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生ごみ・し尿処理場
(恵庭市)
8.恵庭市リサイクルセンターへの搬入方法
(1)事前の手続きについて
恵庭市リサイクルセンターでは、ごみ処理場や生ごみ・し尿処理場のように事前の手続きは必要あり
ません。収集運搬許可業者か自己で直接搬入してください。
(2)ごみ処分手数料の支払いについて
ごみ処分手数料については、原則、リサイクルセンター受付での現金納付となります。継続して搬入
する事業者の方で、口座振替をご希望される方は所定の手続きを行ってください。
●恵庭市収納代理金融機関へ口座振替依頼書の届け出をすること。
●排出事業者名義の口座振替とすること。
●金融機関及び口座番号等が変更になった場合は、速やかに市長に報告すること。
●口座振替による処分手数料は、月締めとし、翌月25日払い(振替日が休日の場合翌営業日)とする。
※口座振替依頼書の提出日によっては振替が2カ月後になることがあります。
※収集運搬許可業者による搬入の場合は、当該業者へ請求しますので口座振替手続きは不要です。
(3)受入について
●搬入は、自己搬入するか恵庭市が許可した一般廃棄物収集運搬業者に依頼して搬入してください。
●資源物は必ず汚れを落としてから各保管場所へ置いてください。
●多量に搬入する場合は、受入れ規制を行う場合がありますので、事前協議を要します。
●リサイクルセンターで受入れしている資源物以外は受入れしません。
●産業廃棄物となる資源物(事業活動から生じるプラスチック製容器包装、ビン、缶、ペットボトルなど)は
受入しません。
●搬入の流れ及び搬入経路図
入場→受付→搬入物の確認・計量・資源物置場へ案内
各資源物置場へ移動→係員の指示→資源物荷卸
廃棄物を捨てて下さい。
再受付→資源物荷卸後の計量・手数料支払い→退場
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ス
ト
ッ
ク
ヤ
ー
ド
旧焼却場
9.禁止事項
廃棄物処理法では、許可のない焼却や埋立を禁止しています。違反した場合は罰せ
られますので絶対に許可なく自家処理を行わないでください。
●投棄禁止違反
廃棄物をみだりに捨てた者若しくは未遂の者
※廃棄物処理法第16条、第25条第1項第15号、第25条
第2項
※5年以下の懲役若しくは1千万円以下の罰金、又はこれらが
併科され、法人の場合は 3 億円以下の罰金が科せられます。
●廃棄物焼却違反
処理基準に違反して廃棄物を焼却した者若しくは未遂の者
※廃棄物処理法第16条、第25条第1項第15号、第25条
第2項
※5年以下の懲役若しくは1千万円以下の罰金、又はこれらが
併科され、法人の場合は 3 億円以下の罰金が科せられます。
参 考
■廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和46年9月24日施行)
(投棄の禁止)
第16条 何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。
(焼却禁止)
第16条の2 何人も、次に掲げる方法による場合を除き、廃棄物を焼却してはならない。
1 一般廃棄物処理基準、特別管理一般処理基準、産業廃棄物処理基準又は特別管理産業廃棄物
処理基準に従って行う廃棄物の焼却
2 他の法令又はこれに基づく処分により行う廃棄物の焼却
3 公益上若しくは社会の慣習上やむを得ない廃棄物の焼却又は、周辺地域の生活環境に与える影響
が軽微で廃棄物の焼却として政令で定めるもの
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10.資源化・リサイクル
1.資源化・リサイクルできる木くず(廃材・剪定木・枝)・刈り草・すきとり物・がれき・食品
残渣(多量排出)の処理
●一般廃棄物の場合
※対象物毎に搬入先が異なります。
①木くず(廃材)・剪定枝(木)・刈り草及びがれき~恵庭市内事業者
●クリーン産業(株) 恵庭市盤尻49-1 TEL34-1259
注)搬入前に搬入方法や料金等をご確認ください。
②すきとり物~恵庭市外の事業者
●リサイクルファクトリー(株) 千歳市中央690-42 TEL29-2030
注)千歳市との事前協議を要しますので、10日間程度の時間を要します。
注)事前に恵庭市に搬入計画書の提出が必要です。
注)搬入後は搬入報告書の提出が必要です。
注)搬入前に搬入方法や料金等をご確認ください。
③食品残渣(多量排出)~恵庭市外の事業者
●ばんけいリサイクルセンター 石狩市新港中央2丁目 TEL0133-64-5311
注)石狩市との事前協議を要しますので、10日間程度の時間を要します。
注)事前に恵庭市に搬入計画書の提出が必要です。
注)搬入後は搬入報告書の提出が必要です。
注)搬入前に搬入方法や料金等をご確認ください。
④金属類~恵庭市内の事業者
●金本スクラップセンター 恵庭市恵南24-388 TEL33-6021
注)搬入前に搬入方法や料金等をご確認ください。
⑤紙類・機密書類裁断処理
●資源回収業者・廃棄物再生事業者へ依頼してください。
●産業廃棄物の場合
※資源化・リサイクル処理している業者へ問い合わせのうえ、搬入してください。
※北海道石狩振興局(011-231-4111)にお問い合わせいただくか、北海道のホームページをご覧くだ
さい。
※廃棄物再生事業者とは、北海道に古紙、あきびん、古繊維などを資源活用している登録業者です。
(北海道のホームページをご覧ください。
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