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事業系ごみの処理方法
事業主の皆様へ 商店・オフィス・飲食店などから出る 事業系ごみの処理方法 (事業系一般廃棄物) 平成 23 年 4 月 高槻市 環境部 減量推進課 事業系ごみの区分 家庭系廃棄物 廃棄物 事業系一般廃棄物 事業活動に伴って発生す る廃棄物のうち、産業廃棄 物以外のもの 産業廃棄物 事業活動に伴って発生す る廃棄物のうち、法律で定 められているもの 事業系廃棄物 産業廃棄物とは 産業廃棄物の種類(★印については業種の限定があります)〔法第2条第4項・施行令第 2 条〕 種 類 例 1 燃え殻 使用済み活性炭や炭・その他の焼却残渣 2 汚 泥 製造工程・排水処理等で出る泥状のもの 3 廃 油 てんぷら油・自動車オイル・ミシン油・溶剤・タールピッチ等 4 廃 酸 廃硫酸・廃塩酸・写真定着液等、全ての酸性廃液 5 廃アルカリ 廃ソーダ液・写真現像液等、全てのアルカリ性廃液 6 廃プラスチック類 合成樹脂くず・廃タイヤ・プラスチック製品 7 紙くず ★ 8 木くず ★ 9 繊維くず ★ 10 動植物性残渣 ★ 11 動物系固形不要物 と畜業・食鳥処理業等に係る固形状不要物 12 ゴムくず 天然ゴム(合成ゴムは「廃プラスチック類」 ) 13 金属くず 金属製品・金属研磨くず・空缶・一斗缶・調理器具類 14 ガラス・コンクリート・陶器 ガラス類(板ガラス等)・コンクリートくず(工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたもの を除く)インターロッキングブロックくず・レンガくず・石膏ボード・セメントくず・モルタルくず・スレートくず・陶 くず 磁器くず等 15 鉱さい 高炉・電気炉等のスラグ等 16 がれき類 工作物の除去等に伴って生じたコンクリートの破片等 17 家畜のふん尿 ★ 畜産農業に係るもの 18 家畜の死体 ★ 畜産農業に係るもの 19 ばいじん 産廃焼却施設から発生するばいじん等 20 輸入廃棄物 輸入された廃棄物で上記以外のもの 21 上記 1~20 に掲げる産業廃棄物を処分するために処理したものであって、これらの産業廃棄物に該当しないも の(コンクリート固形化物など) 「第 13 号廃棄物」 建設業に係るもの(工作物の新築、改築または除去により生じたもの) 、パルプ製造業・ 製紙業・紙加工品製造業・新聞業・出版業・製本業・印刷物加工業から生ずる紙くず及び PCB が塗布され、又は染みこんだもの 建設業に係るもの(工作物の新築、改築または除去により生じたもの)、木材または 木製品製造業(家具の製造業含む)・パルプ製造業・輸入木材卸売業から生ずる木材片・ おがくず・バーク類等 PCBが染み込んだもの、貨物流通の為に使用したパレットに係る 木くず、物品賃貸業に係る木くずに限る 建設業に係るもの(工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたものに限る。 ) 、繊維 工業(衣服その他の繊維製品製造業を除く。 ) PCBが染み込んだもの (食料品製造業,医薬品製造業,香料製造業)原料として使用した動物又は植物に係 る固形状の不要物-醸造かす・発酵かす・ぬか・ふすま・パンくず・おから・コーヒーかす・ハム くず、その他の製造くず、原料かす 事業所から出るごみは、 自ら処理をする責任があります ★事業活動から発生したごみは、事業者自らの責任において適正に 処理することが義務付けられています。 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(第 3 条) (事業者の責務) 第三条 事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなけれ ばならない。 2 事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物の再生利用等を行うことによりその減量に努 めるとともに、物の製造、加工、販売等に際して、その製品、容器等が廃棄物となったた場合 における処理の困難性についてあらかじめ自ら評価し、適正な処理が困難にならないような製 品、容器等の開発を行うこと、その製品、容器等に係る廃棄物の適正な処理の方法についての 情報を提供すること等により、その製品、容器等が廃棄物となつた場合においてその適正な処 理が困難になることのないようにしなければならない。 3 事業者は、前二項に定めるもののほか、廃棄物の減量その他その適正な処理の確保等に関し 国及び地方公共団体の施策に協力しなければならない。 事業系ごみは、高槻市では収集しません。 ★事業活動に伴って出るごみ(一般廃棄物)は,自分で処理施設へ 運ぶか、市の許可する業者に処理を委託してください。 ★ 事業系ごみは少量であっても、家庭ごみの集積場所に出すことは できません。このような行為は、不法投棄にあたり違反者は、 5 年以下の懲役若しくは 1,000 万円以下の罰金、又はこれを併 科されます。 事業系ごみは、一般廃棄物か産業廃棄物に分かれます おなじ店舗から 出るごみでも、 処理の委託先は 変わります 産廃 一廃 事業系廃棄物の分別のしかた 古紙類 一 般 廃 棄 物 ●新聞・雑誌 ●段ボール ●紙パック・雑がみ 生ごみ ●食品の食べ残し ●売れ残り ●調理残渣 一般ごみ ●汚れた紙 ●リサイクルできな い紙 産 業 廃 棄 物 プラスチック類 ●弁当の容器 ●ビニール袋 ●発泡スチロール ●古紙のリサイクル業者か一般廃棄物の許 可業者へ委託しリサイクルしてください。 ●機密文書もリサイクル可能です。 ●食品関連事業者は食品リサイクル法に従 ってください。 ●リサイクルできない場合は一般廃棄物許 可業者に委託してください。 ●これらのどうしてもリサイクルできない ごみは、処理場へ自己搬入するか、一般廃 棄物許可業者へ委託してください。 ●できるだけリサイクルしてください。排出 する場合は、産業廃棄物許可業者へ委託し てください。 缶 ●飲食用の缶 ●その他の缶 ●一斗缶 びん ●市 の 処 理 場 に は 搬 入 で き ま せ ん ●飲食用のびん ●商品の入ってい たびん ●できるだけリサイクルしてください。汚 れなどによりやむを得ず廃棄する場合は、 産業廃棄物許可業者へ委託してください。 ●自動販売機で購入したものは、飲料品の 納入業者に引取りを依頼してください。 ペットボトル ●飲料用ペットボトル ●調味料ペットボトル 金属類 ●ハサミ・刃物類 ●スプレー缶 ●できるだけリサイクルしてください。排 出する場合は、産業廃棄物許可業者へ委 託してください。 不燃物 ●コップ等ガラス類 ●陶器・蛍光灯 一般廃棄物 産業廃棄物 大型ごみ ●机・椅子・ロッカー ●家電製品 ●できるだけリサイクルしてください。排 出する場合は、金属・プラスチック・ガラ ス製品等は産業廃棄物許可業者へ委託し てください。 ●家電リサイクル法対象物はそのルールを 守り処理してください。 ●できるだけリサイクルしてください。木 製品は一般廃棄物許可業者へ委託してく ださい。 ●建設工事に伴う木くず等は産業 廃棄物です。 排出事業者の処理責任 1 事業者はその事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正 に処理しなければならない。(法第 3 条、11 条) 2 事業者はその事業活動に伴って生じた廃棄物を再生利用することにより 減量に努めるとともに、適正な処理が困難にならないような製品の開発を おこなうこと。(法第 3 条第 2 項) 3 事業者はその産業廃棄物を自ら保管したり処理を行う場合は処理基準に 従わなければならない。(法第 12 条第 1 項、2 項) 4 他人に処理を委託する場合は、委託基準に従わなければならない。(法第 12 条第 5 項、6 項) 5 他人に処理を委託する場合は、最終処分が適正に終了するまで必要な措置 を講じなければならない。(法第 12 条第 7 項) 6 マニフェストの交付、確認、報告及び保存の義務(法第 12 条の 3) 高槻市のごみの現状 ごみ量の推移 年 平成 18 年 平成 19 年 平成 20 年 平成 21 年 家庭系ごみ 81,684 78,856 77,289 75,595 事業系ごみ 76,658 76,199 72,624 55,482 159,342 155,055 149,913 131,077 合 度 (t) 計 高槻市のごみ量は、年々減少していますが、 平成21年度大阪府下各市の総排出量で比較すると、 33市中、8番目にごみの多い市となっています。 引き続き、ごみの減量にご協力ください