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可視化ツール・ ソリューション 製品紹介
特集2 Features 2 Part 2- 可視化ツール・ ソリューション 製品紹介 製品・ソリューション名 会社名 導入会社事例 ❶可視化ツール・ 2-IIのアンケート結果は、 ベンダー各社にフォーカスして いる。 各ベンダーは顧客の可視化目的や規模などに応 じて、 さまざまなツールやソリューションを提供している。 ここでは可視化に対する顧客ニーズ、 導入する際のポイ ント、 各社の強みを紹介する。 自社ですでに可視化ツールを運用中の方も、 今後可視 化をすることで業務効率を上げたいと検討中の方も、 この紹介を経営運用にぜひ役立ててほしい。 (50音順) BI CPM BSC 他 DWH ウイングアークテクノロジーズ 未回答 ❶・BI ツールとの連携環境を提供。 ・ 容易な操作でツールが利用できる、 チームベースの開発環境の提供。 ・メタデータ管理の構築による、将来 の利用価値とニーズを発掘(利用統 計・セキュリティ) 。 ・高度なデータ分析とクレンジング・ ソリューションの提供。 ・異種処理マシンで、大量データを高 速 に処理できる。 ・異種アプリケーションとの統合がで きる。 ❶・短期、低コストの情報システムが構 築できる。 ・ユーザの利用環境を制限しなくてす む。 ・システムの運用やメンテナンスに負 担がかからない。 ・ペーパーレス化が実現できる。 ・利用者に習得の時間をかけずにすむ。 ・部門から全体的な運用まで幅広く活 用できる。 ・HP、SUN、IBM、64 ビットマシン、 さらに、Linux などに対応。 ❷企業規模レベルで異種データベースを 統合する環境を提供、ビジネスの最前線 に必要な情報をリアル・タイムに提供す る(BI ツールに欠かせない、データ可視 化のインフラ・業界標準として世界ブラ ンドで流通) 。AXA 生命など米国本社標 準採用として、グローバルでの顧客情報 の活用に欠かせない、BI ツールの必須イ ンフラとなっている。 ❸最近日本でも、ようやく IT インフラ整備が始まった。IT 投資コストを抑え、顧客 の基調データに付加価値を加え、データが散在している環境にメスを入れる。グロー バル競争に欠かせないリアル・タイムで情報を提供できるインフラを持つことで、競 合他社に先んじて新しいサービス・ビジネスを提案している。大手企業は既に導入を 始めているところも多く、未導入の企業は顧客へのサービス提供に遅れをとっている。 INFORMATICA の採用が、グローバル企業への成功の切符となる。 SAP Business Intelligence および SAP SEM (Strategic Enterprise Management) BI CPM BSC DWH BAM 味の素、 大塚製薬、 沖データ、 日本郵政公社、 パイオニア など ❶・予算編成プロセスの高速化 ・効果的な予算統制および内部統制 ・経営情報の可視化 ・迅速なフィードバックによるマネジメ ント層の意思決定支援 ・BI ツールの標準化による TCO 削減 ・業務アプリケーションユーザの高度 な分析活動の支援 ❷・ 「業務改善のために、何を分析するべ きか ?」 「この情報は誰が見て、その 人がどんな対策がとれるか ?」など 具体的な業務要件、導入目的の明確 化が必要。 ・情報系システム構築全体を統括する リーダーと方針があること。 ・ユーザ側に情報系システムのスタッ フの育成(本稼動後の継続的な開発 が重要なため) 。 ❸①顧客の真のニーズを理解した製品・サービスの提案ができる営業体制(ライセ ンス直販をメインに事業展開してきたため) 。②包括性(End to End) :ETL、DWH、 OLAP、データマイニング、計画フレームワーク、レポーティングツールなど BI に関 する総合ソリューション。③アプリケーションとの親和性が高い豊富な標準テンプ レート。④アプリケーション(ERP など)のユーザ顧客基盤。 30 ビジネスインパクト Vol.6 CPM BSC DWH 他 [BI]ビジネスインテリジェンス [BSC]バランススコアカード[他]その他 ❷ 製品導入にあたり、 より効果をあげるための ポイントとは CPM BSC DWH 他 ❷・エンドユーザの利用環境に制約がな いこと(クライアントフリー) 。 ・システム構築がシンプルで短期実現 が可能なこと。設計に複雑な構造を 必要としないこと。 ・一つの高速な多次元集計エンジンか らデータ活用の用途に応じたデータ のアウトプットができること。 ・環境投資をおさえられること。 ・分かりやすい操作性が一貫している こと。 DWH 他 BI CPM BSC DWH 他 NEC ソフトでの BSC 導入展開、および IT ツール「QPRScoreCard」導入展開の実 戦経験に基づくコンサルテーション。 ほかコンサルティングサービスとして…… より導入スケジュールが長引くことが 多くなってきている。最終的には経営 TOP のリーダシップにより、スクラップ アンドビルドを実施しながらシステムを 育てていくと言う DWH 展開当初と同様 なポイントがクローズアップされている。 ❸システム導入に向けたコンサルティングから SI 構築 , 導入後保守を一貫して 対応できる総合力。特に BusinessObjects に関しては日本最古参の代理店とし て長く活動しており、製品導入に向けたノウハウが多数蓄積されている。 Enterprise Intelligence Platformおよびソリューション SAS Institute Japan BI CPM BSC DWH 他 Analytic Intelligence、 リスク管理、 需要予測など ジュピタープログラミング、 泰道リビング、MHDディアジオモエヘネシー、 日本ベーリンガーインゲルハイム、 コニカミノルタグループ、 マスミューチュアル生命保険 など イオンクレジットサービス、 三共、 三井トラストフィナンシャルグループ、 帝国データバンク、 慶応義塾大学、 スルガ銀行 など ❶・東証宣誓書、確認書の制度適用、個 人情報の施行をはじめ、企業の内部 統制の有効性が求められる一方、法 令順守の必要性から、適した企業内 の情報管理の実現に応えられるシス テムを構築。 ・SCM、CRM といった他モジュール から生成されるデータと会計データを 組み合わせた多面的な分析。部分最 適でベンダーの違うアプリケーション を複数採用するなど、属性の違うデー タを組み合わせ、分析から帳票作成、 ❶・企業情報系システム(基盤)構築。 ・データから未来予測を行なう。戦略的な アクションにつなげるための真のBI 構築。 ・合併、業務統合などによる複数デー タの統合およびシステム統合。 ・海外規制への対応によるリスク管理。 ・BSC などによるレポーティングや業績管 理。マーケティング・キャンペーンなど の効率化・自動化による売上の最大化。 ITリソース・マネジメントなどによる TCO 削減。 ・リテンション率向上・解約防止 (通信業・ 保険業) 、 品質保証・需要予測 (製造業) 日本NCR テラデータ事業本部 現状結果の評価を基に迅速な経営判 断が行えるシステムの実現。 ❷製品導入の目的・効果の明確化、それ らへの関係部門間でのコンセンサスの構 築。ユーザーニーズ、特に経営者側が望 む分析内容を具現化、その内容がハード・ ソフトの両面で実現可否の見極めを行う。 有効活用するためにも社内ユーザー教育 に力を入れ、使い勝手の良い製品を選択 するため幅広い意見収集を行う。 などリスクの最小化と売上の最大化。 ・新薬開発期間の短縮や臨床データの 解析(医薬品製造業) 。 ❷・SAS の国内、海外での豊富な成功事 例を有効に各顧客の課題解決の参考 とすること。 ・情報系のプラットフォームからソ リューション群までを一括提供でき る SAS の製品ラインアップを有効活 用し、緊急度の高い課題を解決する ソリューションから逐次導入していく アプローチを行なうこと。 ❸ SAS は EIP(エンタープライズ・インテリジェンス・プラットフォーム = 企業情報 系基盤)と BI のソリューションのソフトウエア群を一気通貫で提供できるベンダー。 豊富な国内・国外の成功事例をもとに、全世界約 1 万名の社員と協力して日本国内で の顧客へ向けてソフトウエアの提供、導入コンサルティング、サポートをする。 BusinessObjects XI BI CPM BSC DWH 他 日本ビジネスオブジェクツ BI CPM BSC DWH EAI・ETL 未回答 東京三菱銀行、 ブリヂストン、 三井石油、 あいおい損害保険、 シャープ、 住友商事 など ・DWHに、 過去情報に基づいた分析ツー ❶・企業内 ERP のさらなる活用のためにも、 ルとしてだけでなく、そこから得た情 データマートの物理的な環境整備とと 報を今後の予測、経営の舵取りに生か もに、マート内のデータのインテグリ す能動的な役割を求めている。 ティも重要な要素ととらえられている。 ・情報を一元管理し、部門やレベルにか ❷トップマネジメント(CEO、CIO)の かわらず、同じ情報に基づいて的確な 理解と協力およびデータのインテグリィ 意思決定を迅速に行いたい。同時にコ ティ。 ストも減らしたい。 ・DWH に過去の明細データとともに、 業 務系や POS / ATM などの ライン から入ってくる新鮮な情報も取り込む ことで、分析の精度と鮮度を高めたい。 ❶・全社規模での BI の標準化 : 現場から 経営者まで、情報を必要とする人に 的確に分析した情報を迅速に提供。 ・BI プラットフォームの統合 : 多種ベ ンダーツールを使ったマルチプラット フォーム運用の管理の複雑さ、非効率 性を、単一プラットフォームによるトー タル BI、EPM を実施することで改善。 ・シングルベンダーからの BIトータルソ リューションの導入 : 正確かつ信頼性 のあるデータを利用し、End to End 統合 BI 環境を構築・運用。 ❸従来の縦割りで運営されてきた情報システムでは、情報が一元化されておらず、複 雑化した意思決定環境において、 迅速に正確に対応することができない。Teradata は、 企業の内外で発生する膨大な情報を一元的に管理し、過去の履歴データとともにライ ン(POS、ATM、インターネット等)や業務系から入ってくる新鮮なデータを合わせ て分析し、次のアクションに導くような意思決定基盤を提供することができる。 ハイペリオン ❶・BSC の導入展開方法がわからないユーザーに。 ・BSC 運用を効率化するための IT ツールの導入。 ❷全社システム基盤の一環として検討 される場面が多く、部門間の調整等に BSC Hyperion Essbase、 Hyperion Financial Management BSC運用ツール「QPR ScoreCard」 BSC導入展開コンサルティングサービス ❶ ・汎用機を中心としてレポート文化 の改善 ・経営マネジメントツール ・ERP システムの情報活用 CPM テラデータDBMS BI ❸ウイングアークテクノロジーズは企業システムに蓄積されるデータを動的に多次元 高速集計するために、新しいテクノロジーによって開発した Dr.SumEA を中核の製品 としている。Dr.SumEA をコアにして、経営者層からマーケティング、経営管理、業 務のマネジメント層、購買や営業などの業務の現場まで幅広く、企業のデータを活用 できるソリューションを最善の投資で提供が可能。 NECソフト BI ❸製品は CPM ビジョンに基づいて開発され、企業経営に必要なプラン・モニター・ 分析・レポーティングの統合的な実装を実現。OLAP のデファクトスタンダードであ る PowerPlay をはじめ、ReportNet 等全世界 2 万 2,000 社、国内 2,600 社の導入 実績を誇る。製品には最先端のアーキテクチャを採用、ピュア Web、高セキュリティ、 オープンプラットフォームで稼動するため環境に応じて導入が可能。 ❸ 特徴・強み。どんなビジネスインパクトを与えられるのか 東京三菱銀行、AXA 生命、 あおぞら銀行、 日本の電力会社すべて、 政府官公庁 など SAPジャパン BI コグノス Dr.SumEA ドクターサムEA Informatica PowerCenter7 日本語版 インフォマティカ・ジャパン ソリューションに 求められているニーズ PowerPlay、 ReportNet、 Metrics Manager、 Notice Cast ➡対応ジャンル BI CPM BSC DWH 他 オリンパス、NTTドコモ、 ボーダフォン、 サザビー、 日本板硝子 など ❶・Hyperion Essbase は主に多次元分 析が主なニーズ。特に財務データや、 多数の属性データを含んだ顧客デー タ、製品データを含めた情報をさま ざまな視点からの高速分析が必要な 場合に適している。 ・Hyperion Planning は 主 に 予 算 編 成、予測、および予実管理を組織 全体で展開したい場合、Financial Management は主に連結経営管理を グループ全体またはグローバルで導 入が必要する場合に適している。 ❷ BI 製 品(Hyperion Essbase および Hyperion Performance Suite)について は情報をどのように分析し、どのような観 点から見るべきか、またはユーザが必要と しているか、というビジネス要件をあらか じめきちんと定義することがより導入効果 をあげるポイントになる。また Hyperion Financial Management および Hyperion Planning については、経営層レベルだけ でなく現場レベルでも共有、活用できる 経営管理システムの構築を行うことで、よ り生きたシステムの導入を実現できる。 ❸ Essbase は多次元分析のパフォーマンスが他社製品よりも圧倒的に優れており、 また財務や経理データに特化した計算ロジックを備えているのが特徴。Planning は 単なる予算編成だけでなく、予測、シミュレーション、複数バージョンの管理、承認 プロセスの管理、組織における承認プロセスの管理、予実分析まで。予算プロセス全 体を総合的に管理ができる。Financial Management は管理連結と制度連結の両方実 現でき、柔軟なレポーティング機能により組織全体の経営情報が共有できる。 ❷・全社レベルで、製品導入目的を明確 にし、システムを利用する各ユーザ 要件にマッチする形式にて情報を提 供(例 : 経営層には、ダッシュボード、 パワーユーザーにはクエリー・分析、 現場には、帳票・レポートなど) 。 ・マルチベンダー製品を組み合わせて 運用するのではなく、単一 BI ポータ ルから、データ統合、レポーティング、 分析、EPM を正確なデータを利用し て実施することで、経営可視化が実 現でき、最大の効果を得る。 ❸ BusinessObjects 製品と Crystal 製品ラインを完全に統合し、SOA を採用した拡 張性の高い業界初包括的 BI 統合スイート製品。Microsoft Office とのデータ連携の 親和性を高め、ビジネス用語を定義した「BI Encyclopedia」を組み込むなど、統合 的プラットフォームを提供。データ統合からレポート、クエリー・分析、EPM にい たる BI に必要なすべてのソリューションを兼ね備える。中堅 / 中小向けに「Crystal Reports Server XI」 、エンタープライズ向けに「BusinessObjects XI」をラインアップ。 EPM導入ソリューション・導入サービス 日立システム BI CPM BSC DWH EAI・ETL 未回答 ❶・BSC 導入にあたってのコンサルティ ング、各種データ収集、モニタリン グの環境構築。 ・財務会計、SOX 法への対応。 ・コンプライアンス、内部統制のリス クマネジメント・システム構築。 ・ERP と連携した情報収集と分析。 ・情報システム部門のプロジェクトマ ネジメント。 ・グループ連結経営。 ❷・BI、EPM 導入の目的、狙いを明確に する(対象分野、ユーザ層、運用方法、 など) 。 ・IT 導入だけでなく、経営、業務マネ ジメントから取り組む。 ❸・個々の BI 製品特長を生かし、EPM(企業パフォーマンス管理)として体系立てた ソリューションとして提供できる。 ・アライアンスによるコンサルティングファームの活用(経営診断、業務分析、他) 。 ・ 「BusinessObjects」 、 「Hyperion」 、 「DataStage」 、 「Oracle」などを使った、これ までの豊富な BI 構築経験(特に BusinessObjects 販売実績は、日本提携代理店 では NO.1) 。 ・メーカー系なので、基幹システムとの連携技術が強い。レガシー連携、EAI など の開発も一括で実現できる。 ビジネスインパクト Vol.6 31