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「自動車の燃費性能の評価及び公表に関する実施要領 の一部を改正する
「自動車の燃費性能の評価及び公表に関する実施要領 の一部を改正する告示案」について 平成19年5月 自動車交通局技術安全部環境課 1.改正の背景 国土交通省では、自動車の燃費性能に対する一般消費者の関心と理解を深め、燃費 性能の高い自動車の普及を促進することを目的とし、実施要領を定め、乗用自動車及 び貨物自動車の燃費性能に関する評価を行い、その結果を公表している。現在のとこ ろ、エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)に基づく現行の燃費基準に 対して、①燃費基準達成レベル、②燃費基準5%向上達成レベル、③燃費基準10% 向上達成レベル、④燃費基準20%向上達成レベルの4つの評価指標を設けて、個々 の自動車の燃費性能を評価・公表している。 本年2月、交通政策審議会陸上交通分科会自動車交通部会自動車燃費基準小委員会 及び総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会自動車判断基準小委員会によ り、平成27年度を目標年度とする乗用車等の新しい燃費基準について最終取りまと めが行われたことから、国土交通省及び経済産業省は、本年夏頃を目途に省エネ法の 関係法令を改正することとしている。 これを受けて、乗用車等の新しい燃費基準を評価指標として追加する等、所要の改 正を行う。 2.改正の概要 (1)評価方法の改正(第3条関係) 平成27年度を目標年度とする乗用車等の新しい燃費基準について、その達成レベ ルを評価指標に追加し、評価・公表を行うこととする。 (2)公表項目の改正(第4条関係) 評価が行われた自動車の公表項目として、省エネ法に基づく表示事項との整合を図 り、最大積載量(貨物自動車に限る。)及び乗車定員(乗用自動車に限る。)を追加 する。また、評価が行われた自動車の基準に対する適合性を自動車検査証の備考欄に 記載するものとする。(※) なお、公表の対象となる自動車の種別について、車両総重量2.5トン超3.5ト ン以下の貨物自動車及び小型バス(乗車定員11人以上かつ車両総重量3.5トン以 下の乗用自動車)を追加する。 (3)その他 省エネ法の関係法令の改正に伴う用語の修正等、所要の改正を行う。 3.今後のスケジュール 7月上旬:公布・施行(予定) (2(2)※の規定は、平成20年4月1日から施行。)