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2015 北東アジア地域環境体験プログラムの開催結果
2015 北東アジア地域環境体験プログラムの開催結果 北東アジア地域の青少年に対して北東アジア地域における海洋環境の現状や保全活 動を直に体験する機会を提供し、国際交流を通じて、自ら考えて行動できる人材を育 成するとともに、本県で開催する全国豊かな海づくり大会の機運醸成を図ることを目 的として、富山県及び公益財団法人環日本海環境協力センターの主催により「北東ア ジア地域環境体験プログラム」を開催しました。 1 開催期日:2015 年 8 月 19 日(水)∼20 日(木) 2 開催場所:日本国富山県 3 主 4 参加者:北東アジア地域の中高生等 63 名(4か国9自治体) ・日 本:18 名(山形県 4 名、富山県 14 名 ※ ) 魚津市「金太郎温泉」ほか 催:日本国富山県、公益財団法人環日本海環境協力センター ※滑川高校(4)、高岡高校(2)、伏木高校(4)、射水市立射北中学校(4) ・中 国:14 名(遼寧省 10 名、黒竜江省 4 名) ・韓 国:20 名(江原道 6 名、忠清南道 8 名、慶尚南道 6 名) ・ロシア:11 名(沿海地方 7 名、ハバロフスク地方 4 名) 5 6 テーマ:「海洋環境保全 ∼豊かな海づくりに向けて∼」 プログラム内容 (1) 開会挨拶 ・富山県生活環境文化部長 村椿 晃 (2) 参加者による活動発表 ・Act for SEA!(富山県) ※滑川高校生による発表 ・遼東湾魚類資源の調査(遼寧省) ・テサモ(太白機械工業高校を愛する集まり)(江原道) ・人と海洋生物は海岸の掃除屋さん(沿海地方) ・美しい海岸を取り戻すための海岸漂着ごみ対策活動(山形県) ・海岸環境の保全は一滴の水から(黒竜江省) ・ 惜しみなく与えてくれる海−愛している海、ごめんね海、ありがとう海! (忠清南道) ・ ハバロフスク地方はきれいな水域のため力を入れています! (ハバロフスク地方) ・さまざまな海洋体験活動を通した海の理解と環境保全(慶尚南道) (3) ポスターセッション (活動発表内容に関するパネル展示、フリーディスカッション) (4) 体験活動①(魚津水族館) ・魚津水族館の取り組みについて、学芸員の同行説明による視察 ・水族館サポーター2名との交流(活動発表、質疑応答) (5) 体験活動②(黒部市荒俣海岸ほか) ・グループに分かれて海岸漂着物調査及び海岸清掃活動を実施 (6) 体験活動③(金太郎温泉) ・グループに分かれ、各テーマに沿ったクラフト(フォトフレーム)を制作 (7) 環境宣言文発表 ※高岡高校生による宣言 2015 富山環境宣言文 「北東アジア地域環境体験プログラム」に参加した日中韓露4か国の代表である私 たちは、海洋環境保全のための意見交換や漂着物調査等の体験活動を通じて、海、川、 森、そして空がつながっていることや、私たちの共有財産であるこの豊かな地球環境 を将来の世代に引き継いでいくことの大切さを理解しました。 この北東アジア地域の素晴らしい環境をこれからも守っていくためには、地域や国 の境界を越えて、多くの人々が連携・協力して行動することが必要だと私たちは認識 しました。 私たちは、今後も相互交流を行いながら、各国・地域において環境保全活動に積極 的に参加するとともに、北東アジア地域の豊かな海と美しい自然環境の大切さをこの 地域で生活する幅広い世代に発信していくことを、ここ富山県において宣言します。 2015 年8月 20 日 北東アジア地域環境体験プログラム参加者一同 (8) 閉会式挨拶 ・公益財団法人環日本海環境協力センター専務理事 熊谷 和哉 2015 北東アジア地域環境体験プログラムの開催状況 【会場風景】 【開会挨拶】 【活動発表】 【ポスターセッション】 【水族館視察・交流】 【海岸清掃活動・漂着物調査】 【漂着物クラフト制作】 【環境宣言・リレー清掃寄せ書き】