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東春近小学校の取り組み(PDF:10701KB)

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東春近小学校の取り組み(PDF:10701KB)
平成27年度
食育の取組 実践発表
東春近小学校
東春近小学校
【学校教育目標】
 たくましく 思いやりのある子ども
めざす子どもの姿へのアプローチ
「知恵・心・体をみがき合う子ども」にむけて
命・食を大切にする(健康教育・食育)
命の学習と本格的な農業体験・給食への食材提供
の取組を行う。
【東春近小学校の食育目標】
「命をいただき、わたしたちの命をつ
なぐ食」に感謝

郷土食、旬の食、行事食を大切にし、感謝
の気持ちをもっていただく心を育てる

農業体験を通して、作物への関心や知識を
育てる

栄養バランスのとれた食事のとり方を理解
し、自己管理していく能力を身につける
各学年の食育取組

1年 生活科でさつまいも、ポップコーンを
栽培。草取りや収穫した作物のスケッチ。お
店屋さんを開いて保育園交流の予定。

2年 生活科で大豆とさつまいもを栽培。味
噌や豆腐づくり。大豆の生長絵日記づくり。

3年 総合的な学習の時間で、じゃがいも、
ミニトマト、すいか、さつまいも、大根、
きゃべつ、人参の栽培。収穫した野菜を使っ
てお好み焼き、カレーライスづくり。

4年 総合的な学習の時間で、りんご栽培体
験。摘果、葉摘み、収穫体験。大根づくり。

5年 総合的な学習の時間で、うるち米とも
ち米の栽培。収穫祭を予定。

6年 総合的な学習の時間で、老松場の活動。
きゅうり、トマト、なす、じゃがいも、さつ
まいも、ねぎ、かぼちゃ、小かぶ、ズッキー
ニの栽培。老松場の会や保育園と農業体験交
流。

南組・北組 生活単元等で、さつまいも、と
うもろこし、かぼちゃ、ズッキーニ、人参、
ミニトマトの栽培。調理や校内販売。
1年 よもぎホットケーキ
ポップコーン
2年 味噌づくり
5月21日
大豆づくり 種まき 6月
大豆栽培指導 JA吉原さん
7月7日
大豆の観察
6月~9月
3年
じゃがいもづくり
4年
りんご学習摘花作業
4月27日
りんごの摘花作業
6月8日
りんご葉摘み
10月5日
5年 米づくり
田植え
草取り
稲刈り
6年
老松場畑づくり
老松場の会の皆様、保育園の園
児と農業体験交流
南組
とうもろこしを収穫したあと、
ゆでて試食
収穫した野菜を校内販売
課題1 農作業の時間確保
・「生活科」「総合的な学習の時間」のな
かに位置づける
・ヒガハルタイムや朝の学級活動で行う
夏休み中は
①プール利用の際に草取りや収穫
②畑当番を決めて管理。必要に応じて安心
メールで草取りと収穫をお願いする
学校職員が放課後等を利用して草取りや畑づ
くりを行った。
課題2 地域や保護者との連携
大豆の栽培指導
JA吉原さん
米づくり 下平さん
りんご栽培体験指導
田原の伊藤さん
老松場の整備指導
老松場の会の皆さん
課題3 給食献立に、安全に配慮し
て、収穫した野菜を入れること
9月中旬までに給食献立に入れた作物と量
[校長講話で紹介]
 3年生 ジャガイモ
23kg
 3年生 ダイズ
3kg
 3年生 みそ
4kg
 6年生 ジャガイモ
38kg
 6年生 ナス
43kg
 6年生 キュウリ
61kg
 南組
カボチャ
2.3kg
 南組
ニンジン
0.5kg
・収穫した野菜を優先して献立に入れ
込む
・安全に気をつけ、虫や枯葉が混ざっ
ていないかチェックする
・学年で野菜を収穫するときは、栄養
士は担任から事前に情報を入れてもら
う
「ぷるぷるサラダ」
「肉じゃが」
3年生が収穫し
た、じゃがいも
6年生が収穫した、
なす
「チキンビーンズ」
「海草サラダ」
6年生が収穫した、
なす・じゃがいも・
きゅうり
「大根葉の油炒め」
田原の伊藤さんから
いただいた大根葉
「鉄火みそ」
「わかめスープ」
「ピリ辛もやし」
6年生が収穫した、
なす、じゃがいも、
きゅうり
課題4 食育のねらいにせまっ
ているか
校長講話
「食」について。
人間の体は、すべて口
から入った食べ物で出来
ています。また、毎日体
を動かすこともすべて口
から入ったものがエネル
ギーになっています。
「食」は、人間にとって
とっても大切なことなの
です。
日本の食料自給率
外
国
日
本
日本の「食」は、日本で作ら
れているものは、40%しか
ありません。60%は、外国
から買っているんですよ。
毎日の給食を一生懸命心をこめ
て作ってくれる先生方です。感
謝です。
給食の先生方の紹介
「今日の給食」
職員研修
アンケート結果から:50%以
上の児童はバランスのよい朝食
を食べています。
学校保健委員会
食べ物アレルギーは昔と比べると
増えている。医師の指導のもと治
療を行う。
食事のマナーが気になる。箸の持ち方、肘をつい
て食べる等。家庭、学校、地域など全体で考えて
いきたい。
子どもたちの学び
1年
・季節を感じながら楽しんでよもぎ摘みをして、よもぎ入り
ホットケーキをつくり、友だちと協力しながら調理の楽しさ
を感じることができた。
・ポップコーン屋さんを開くことを通して、友だちと協力する
ことや他者に喜んでもらうことで相手意識を育てることがで
きる。
2年
・普段、自分たちが口にしているものが、どのように作られて
いるのか、苦労して作られているのか、どのような材から作
られているのか知ることができた。
・材を食にする過程を学ぶことで、調理の知識と技術が向上し
た。また、食材の大切さを学んだ。給食調理員の苦労が想像
しやすくなり感謝の気持ちをもつことができた。
・給食に育てた野菜が入ることで、食への関心が高まった。ま
た、給食に入っている食材について意識するようになった。

3年
・昨年度、大豆や味噌が給食で利用され、今年度もジャガイモを利用しても
らい、学校に役立った喜びを感じることができた。これからも農作業を一生
懸命取り組もうとする気持を高めることができた。
・色々な野菜を使った料理に親しみ、家庭でも食材に興味をもち調理するよ
うになった。家の人と一緒につくる喜びを感じる子が増えてきた。

4年
・りんごの栽培には、摘花や摘果、葉摘み等多くの作業があり、農家の方は、
そのほとんどを手作業で行っていて、とても苦労してりんごを育てているこ
とに気づけた。
・「手が疲れた」「農家の人は大変だ」と体験を通して農業の大変さを感じる
ことができた。
・自分たちが関わったりんごを収穫させてもらうのをとても楽しみにしている。
手をかけて育てた食べ物を収穫できることの喜びを感じている。
5年
・田植え、草取り、水見当番、稲刈り、脱穀と体験する中でお米を作る苦労を
知った。特に農薬をほとんど使用しなかったので草取りを何度もした。稲に
かぶれてしまったり、泥に足を取られたり苦労する姿があった。
・毎回の作業に保護者や祖父母の協力があり、農作業の技術を学ぶことができ
た。
6年
・野菜を育てて自分たちで調理したり、給食に出された
りして食べる活動を通して、日々食べることができる
ありがたさを実感できた。
・日々の草取りや水やりから汗を流して働くことの大切
さ、苦労を実感し、食べ物をつくる人たちの苦労を感
じることができた。また、収穫の喜びを感じることが
できた。

南組・北組
・お店で売っている野菜の状態しか知らなかった子ども
たちが、畑で実際に育つ様子を見て成長していく過程
(種・芽など)を学ぶことができた。
・友だちと一緒に料理する喜びや調理した料理を食べて
くれる方の喜びの声を聞くことで、また畑で野菜を作
りたい気持ちが育った。

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