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スイス インターナショナル エアラインズ、2016 年上半期の調整後利払い

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スイス インターナショナル エアラインズ、2016 年上半期の調整後利払い
プレスリリース
2016 年 8 月 8 日
スイス インターナショナル エアラインズ、2016 年上半期の調整後利払い・税引き
前利益(EBIT)は 1 億 5,300 万スイスフランに
スイス インターナショナル エアラインズ(以下、「SWISS」)の 2016 年上半期営業活動収入は、23 億 5,600 万ス
イスフランだった前年同期から 3% 減少し、22 億 7,800 万スイスフランでした。EBIT は 2 億 1,400 万スイスフラ
ンだった前年同期を 28% 下回る 1 億 5,300 万スイスフランでした。収益が前年同期を大幅に下回ったのは、主と
して 2015 年上半期に締結された操縦士および客室乗務員組合との新たな労働協約や、為替ヘッジ取引による押し
上げといった経常外損益の影響が今期はなかったことによるものです。
SWISS の 2016 年上半期営業活動収入は、23 億 5,600 万スイスフランだった前年同期から 3% 減少し、22 億 7,800
万スイスフランでした。これは主として為替に起因しています。現在のスイスフラン高によりスイス企業の実績
に不利な影響が強まっています。SWISS と競合する航空会社はスイスフラン高によってもたらされた新たな余剰
を最大限に活用して運賃を値下げしており、このことが利益率を押し下げています。
SWISS の上半期決算では、EBIT も前年同期を 28% 下回る 1 億 5,300 万スイスフランと低調でした(前年同期は 2
億 1,400 万スイスフラン)。前年同期を大幅に下回った背景は、主として 2015 年上半期に締結された操縦士およ
び客室乗務員組合との新たな労働協約や、為替ヘッジ取引による押し上げといった経常外損益の影響を今期は受
けなかったためです。
SWISS の最高経営責任者(CEO)を務めるトーマス・クリュアは次のように述べています。
「スイスを拠点とする他の多くの企業と同様、われわれは明らかにスイス国立銀行がスイスフランの対ユーロ相
場に設定していた上限を撤廃したことで負の影響を受けています。しかしながらわれわれは同時に、ルフトハン
ザ グループにおいて計画されている戦略的提携とより密接な連携により、この困難な市場環境においても優位に
立ち、事業の成功を維持できると確信しています」
第 2 四半期売上高は増加
SWISS は 2016 年第 2 四半期に入り、収益に対する圧力は確実に弱まっていると感じています。営業活動収入は
前年同期の 12 億 200 万スイスフランを 0.4% 上回る 12 億 800 万スイスフランでした。一方で EBIT は前年同期の
1 億 6,300 万スイスフランから 20% 減少、1 億 3,100 万スイスフランとなっています。
損益計算書の主要数値
上半期
第 2 四半期
(百万スイスフラン)
2016
2015
増減
2016
2015
増減
事業活動総収入
2,278
2,356*
-3%
1,208
1,202
+0.4%
153
214
-28%
131
163
-20%
調整後 EBIT
* 2015 年時点の決算報告における上半期および第 2 四半期の事業活動収入は、それぞれ 24 億 4,100 万スイスフラン、12 億 4,700 万スイスフ
ランでした。損益計算書におけるエーデルワイス航空の座席当たり収益の計算を国際財務報告基準(IFRS)第 15 号に基づいて変更したこと
に伴い、修正の上再表示します。
今後の展望
SWISS は計画通り、機材の近代化を進めていきます。2018 年末までにボンバルディア C シリーズ計 30 機が当社
機材に加わり、主に既存の短〜中距離機材と入れ替えられます。現在納入予定のボーイング 777-300ER 型機計 9
機は、既存のエアバス A340 型機の一部と入れ替えられることになります。一連のリニューアルにより、SWISS
は 2018 年までに保有機材が欧州で最も新しい航空会社の一つとなります。継続するスイスフラン高とこれに伴う
競争上の不利益は、今後も収入と収益の下押し要因となる見込みです。SWISS は 2016 年通年の EBIT は前年の水
準を下回ると予想しています。
上半期旅客数、おおむね好調
2016 年度第 2 四半期の旅客数は、前年同期の 424 万 6,000 人をわずかに下回る 421 万 2,000 人でした。総座席利
用率は前年同期を 2.6 ポイント下回る 81.0% で、キャパシティーは ASK 換算で前年同期を 5.7%、旅客輸送量は
RPK 換算で 2.4 ポイント上回っています。貨物売上高は有償トンキロ換算で 4.3% 増加し、貨物積載率は 0.5 ポイ
ント減少しました。
機材のリニューアル、順調に進行
厳しい市場環境にも関わらず、SWISS は上半期を通じて機材近代化プログラムを着実に進めてきました。現時点
でボーイング 777-300ER 型機計 6 機が運航しており、この新しい長距離向けツインジェット機では、お客様に機
内でのインターネット・電話接続を提供しています。短・中距離ネットワークでは、新しいボンバルディア C シリー
ズ機材が 7 月から導入され、既存のアブロ RJ100 型機と入れ替わり始めています。発注済みの同機材 30 機のう
ち 9 機が年内に納入される見込みです。
SWISS はハブ空港であるチューリッヒ空港で新たなファーストおよびビジネスクラス、セネター(マイレージ上
級会員)のお客様のためのラウンジを開設。プレミアムなお客様のための地上サービスについてもさらに拡充し、
より洗練されたものにしています。
さらなる展開の一環として、SWISS は 8 月 1 日から、ポリメカニックおよびオートメーションに係わる全てのエ
ンジニアに対して、SR テクニクスによる研修を実施しています。これはチューリッヒにおける機材メンテナン
ス業務の拡大を受け、スペシャリストの人材需要が社内で拡大していることを受けたものです。 ボーイング 777300ER 型機と新しいボンバルディア C シリーズの納入に伴い、SWISS は 2018 年末までに約 500 人規模の新規雇
用を創出する予定です。
このプレスリリースの原文(英語、ドイツ語、フランス語)は www.swiss.com/media よりご覧いただけます。
スイス インターナショナル エアラインズ (SWISS) 概要
日本とスイスを結ぶ直行便(成田=チューリッヒ)を毎日運航しているスイス インターナショナル エアラインズは、世界
46 カ国 102 都市に就航し、チューリッヒをハブ空港とし、ジュネーブの国際空港も拠点として、エアバス A340 型機など
94 機を運航しています。スイスのナショナル・フラッグキャリアとして伝統的なスイスらしさ「パーソナル・サービス」
「品質の追及」「スイスらしいおもてなし」をお届けし、搭乗されたお客様一人ひとりにアットホーム感が得られるよう努
めております。SWISS は資源活用を心がけ、企業文化の本質部分として環境問題に取り組んでいます。
そしてルフトハンザ グループ、またスター アライアンスの一員として、日本とスイス、そして世界を結ぶ使命を担って
います。
本件に関するお問い合わせ先
スイス インターナショナル エアラインズ PR 担当(井之上パブリックリレーションズ内)
担当:小笠原、妹尾、横田 TEL:03-5269-2301 FAX:03-5269-2305 E-mail:[email protected]
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