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世田谷南宣教協力体合同堅信式講話

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世田谷南宣教協力体合同堅信式講話
世田谷南宣教協力体合同堅信式講話
2015年10月18日、上野毛教会
復活したイエスは弟子たちに言われました。「あなたがたは行って、
すべての民をわたしの弟子にしなさい。」( マタイ28・18) この言
葉は今の教会のメンバーであるわたしたちにも向けられています。
このメッセージを聞くあなたも福音宣教者です。
堅信の秘跡は、洗礼を受けて神の子となり、教会のメンバーになっ
ている人々を、聖霊降臨の恵みに与らせ、福音宣教の使命に生きる
者とする、という秘跡です。
皆さんはきょう堅信の秘跡を受け、福音宣教者となるのです。そこ
できょうは、自分はどのようにしたら福音宣教の務めを果たすこと
ができるか、ということを考えてみてください。以下に、そのため
にヒントとなるようにと考えて、皆さんに2つの課題を贈ります。
1. あなたにとってイエス・キリストはどんな方ですか、という問
いに答える。
イエス・キリストの弟子とはどんな人でしょうか。それはイエス・
キリストを信じ、イエス・キリストに従って生きる人です。
それでは、イエス・キリストを信じるとはどういうことでしょうか。
キリストに従って生きる、とはどんなことでしょうか。わたしたち
は自分の言葉と行動で、自分の信仰、イエス・キリストへの信仰を
どのように現し伝えることができるのでしょうか。
福音宣教者は、借り物でない、自分の言葉と行動で、自分の信仰を
表現し伝達する人でなければなりません。信じていることを自分の
言葉にし、信じていることを生活のなかで実行する人でなければな
りません。自分の口にする信仰の深い意味を絶えず探究する人であ
るはずです。
信仰の理解とその表現は人によって異なる部分があります。しかし
自分の信仰を表現し、また同時にほかの人の信仰告白の言葉に学ぶ
ことも大切であると思います。
2. あなたにとって特に心に響く聖句と祈りは何でしょうか。
毎日聖書を読み、祈りをささげていますね。この機会に、深く心に
響く聖書の言葉、あるいは祈りの文言は何であるか、を確認するこ
とも大切です。
ちなみに、このわたしの場合、今の時点で特に心に強く感じる聖句
と祈りの文言を以下に記します。
すべてを愛おしまれる神。
「あなたは存在するものすべてを愛し、お造りになったものを何一
つ嫌われない。憎んでおられるのなら、造られなかったはずだ。あ
なたがお望みにならないのに存続し、あなたが呼び出されないのに
存在するものが果たしてあるだろうか。 命を愛される主よ、すべて
はあなたのもの、あなたはすべてをいとおしまれる。」(知恵の
書11
24-26)
悪に打ち勝つよう祈る祈り。
「いつくしみ深い父よ、すべての悪からわたしたちを救い、現代に
平和をお与えください。あなたのあわれに支えられ罪から解放され
て、すべての困難にうち勝つことができますように。わたしたちの
希望、救い主、イエス・キリストが来られるのを待ち望んでいます。
」(ミサ中の主の祈りの副文)
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