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第6回 子どものことば 友人が、学童保育の指導員をしています。彼女は

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第6回 子どものことば 友人が、学童保育の指導員をしています。彼女は
第6回 子どものことば
友人が、学童保育の指導員をしています。彼女は、毎日の子どもたちとのやりとりのな
かで「ことば」を集めることを趣味?にしているのですが、今回は、そのなかでも同人誌
『子ども』に掲載された三つをご紹介します。
■気持ち
母
できない子に、いじわるとか
子
いってない。
いってない?
ぼくには
できない子どもの
気持ちがわかる。
(小学五年
男子)
■ぜいたく
おれの
おかあちゃん
ぜいたく
おにぎりの
うめぼし
してくれる
なかに
いれてくれる
それも
タネぬきやで!
(小学一年
男子)
■いちだいじ
子ども
先生
よしお君
先生
小さいことで
泣いてる!
なんでも言ってこずに
自分たちで
子ども
解決しなさい
ちっちゃくない
めっちゃ
おっきい!
(小学二年
男子)
子どもがいるからこそ、決してラクでない大忙しの日々。しかし子どもがいるからこそ、
思わず笑ったり、ほぉーと感心したり、なるほどと納得したり・・することばにも出会え
ます。子どもとの暮らしだからこそ生まれる彩り豊かな愛おしい瞬間を、時折ゆるり味わ
うのも悪くないかもしれません。
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